履歴書・職務経歴書の「以上」を入れる位置と入らないときの書き方を紹介
履歴書・職務経歴書に書く「以上」の位置は?
履歴書と職務経歴書に書く「以上」の位置について具体的に解説していきます。
【履歴書】職歴欄での「以上」の書き方
在職中の場合
在職中の場合は、「現在に至る」から一行下に、右寄せで「以上」と書きます。
離職中の場合
離職中の場合は、「〇〇により退職」から一行下に、右寄せで「以上」と書きます。
改行できない場合
改行できない場合は、最終行と同じ列に「以上」を詰めて書きます。
【職務経歴書】最後の一文から一行下の右端に「以上」と入れる
職務経歴書に記載するべきすべての内容を書き終えたら、改行して右端に「以上」と入れます。
【職務経歴書】「以上」が入らない場合は改行しない
職務経歴書の最後に「以上」を記載する際、記載場所が用紙ぎりぎりになったら、改行せずに右端に「以上」と入れます。
ただし、職務経歴書は見栄えも重要になるため、できるだけ改行して「以上」と入れられるようにレイアウトや文章を工夫しましょう。
職務経歴書の「以上」に関するよくある質問2つ
職務経歴書の「以上」において、よくある質問に回答していきます。
Q1.職務経歴書に「以上」を入れる理由は?
A1.「以上」には2つの意味があるからです。
- 「これ以上書くことはありません」の印(記号)
- 職務経歴書の書き足し、改ざんを防ぐ
職務経歴書は書式が決まっていないため、どこで終わりなのか読み手に伝わりにくくなることも。
そこで、最後に「以上」があると読み手が「職務経歴はここまで」ということを理解しやすくなります。
また、「以上」を書くことで書き足しや改ざんによる不正から書類を保護する役割もあります。
Q2.「以上」の書き忘れだけで不採用になる可能性は?
A2.職務経歴書に「以上」を記入していないからという理由で不採用にはなりません。
しかし、採用担当者が職務経歴書を理解する上で少し迷ってしまうこともあるため、すべて記載し終えた後は「以上」を入れておきましょう。
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まとめ
職務経歴書や履歴書に「以上」を入れ忘れたからといって、選考結果に影響することはありません。
しかし、すべて記載し終えたことを伝えたり改ざんを防いだりなどの大切な役割をもっているため、すべて記載し終えた後は必ず「以上」を書くようにしましょう。