パソコンを持っていない場合の職務経歴書のつくり方|スマホ・手書きの作成方法
職務経歴書は記載する内容が履歴書よりも多く、パソコンで作成することが一般的です。
しかしパソコンを所持していない場合でも、手書きやスマホで作成した職務経歴書を使用しても問題ありません。
本記事では、パソコンがない場合の職務経歴書の作成方法についてまとめました。
目次
パソコンがないときに職務経歴書をつくる方法5つ
パソコンがなくても職務経歴書を作成することは可能です。
5つの方法について解説します。
1.スマホ
パソコンがない場合には、スマホを使用して作成しましょう。
画面の小さいスマホはパソコンに比べてレイアウトが調整しにくいというデメリットがありますが、スマホを使用して作成した職務経歴書も問題なく就職活動に使用できます。
Google DocsやWordなどのテキストツールのフォーマットを使用すると良いでしょう。
また本サービスミライトーチでも職務経歴書の作成ができます。フォーマットを選んで記入していくだけで職務経歴書を作ることができます。
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2.手書き
パソコンがない場合は、手書きで職務経歴書を作成するという選択肢があります。手書きの注意点は下記のとおりです。
手書きする際の注意点
- 経歴に合う用紙を選ぶ
- 0.5mm~0.7mmの黒のボールペンで書く(※消せるペンはNG)
- 綺麗で読みやすい字を意識する
- 修正液の使用はNG
- メール添付の際はスキャンしてPDFにする
手書き用の職務経歴書が販売されているので、経歴に合う用紙を選べば手書きでも作成しやすくなります。
0.5mm~0.7mmの黒のボールペンを使用し、綺麗で読みやすい文字を心掛けましょう。なお、消せるペンは温度変化で色が変わるため応募書類への使用は不向きです。
また、履歴書同様に書き間違えてしまっても修正液は使わず新たな用紙に書き直しましょう。
企業からメールでの送付を指示された場合は、スキャンしてPDF形式に変換してから送ります。
https://www.hop-job.com/resume/045/
3.ハローワークのパソコンを借りる【無料】
ハローワークでは、応募書類作成用のパソコンを設置しています。
無料で使えるため、パソコンがなくても職務経歴書を作成できます。
使い方や印刷、データの持ち出し方法などはハローワークによって異なるため、使用したい場合は近くのハローワークに問い合わせてみましょう。
4.ネットカフェでパソコンを借りる
ネットカフェのパソコンを利用して職務経歴書を作成するという方法もあります。
Microsoft Officeが使えてプリンターも利用可能なネットカフェを選べば、作成から印刷まで一気に済ませられるでしょう。
周囲を気にせずに取り掛かれるので、キャリアの棚卸しから始めたい人は集中しやすい環境です。
5.パソコンレンタルサービスを利用する
自分が必要な期間だけパソコンをレンタルできるサービスがあります。
レンタル期間は最短1日から長くて数カ月と、サービスによって異なります。
職務経歴書を作成するだけであれば数日借りるだけで十分でしょう。
しかし、転職活動中には職務経歴書を修正したり、オンライン面接を受けたりなど、頻繁にパソコンを使用する可能性があります。
そのため、転職活動中だけ自分のパソコンを持っておきたい方にはとても便利なサービスといえるでしょう。
職務経歴書をパソコン以外で作成する際のデメリット3つ
職務経歴書はパソコン以外でも作成する手段がありますが、いくつかのデメリットも考えられます。
自分にマッチした方法を選択するようにしましょう。
1.作成や修正に時間を要する
自分のパソコン以外で作成する最大のデメリットは、作成や修正に時間がかかることです。
スマホは画面が小さいため、入力するのに手間がかかることからパソコンに比べて時間を要します。
なお、手書きで作成する場合は、調整・修正の際に新たに書き直す必要があるため、スマホよりもさらに時間がかかる可能性があります。
ハローワークやネットカフェのパソコンを利用した場合でも、修正や新規作成する度に足を運ばなければなりません。
転職活動中はやるべきことがたくさんあるため、提出書類の作成に必要以上の手間がかかるのはデメリットといえるでしょう。
2.フォーマットの種類が少なく編集ができない場合も
スマホや手書き用の用紙はフォーマットの種類が少なく、自由に編集ができないといった不便さがあります。
ネット上でダウンロードできる職務経歴書のテンプレートは主にパソコン向けのもので、企業に自分の強みを伝えられるようレイアウトを調整できるようになっています。
そのため、スマホや手書きで作成するとフォーマットが調整できず、経験・スキルを十分にアピールできない可能性がある点に注意が必要です。
3.複製ができない
手書きなどで作成した職務経歴書は、複製ができません。
転職活動では、複数の企業に応募するケースが一般的です。
応募する企業の数だけ手書きで作成しなければならないため、パソコンでの作成に比べると大きな負荷がかかります。
スマホや手書きで作成した職務経歴書だと選考結果に影響する?
職務経歴書は、スマホや手書きの作成でも応募することは可能です。
ただし、パソコンスキルを重視する職種の場合は、「なぜパソコンで作成しないのだろう?」と疑問を与える可能性が考えられます。
【スマホの場合】選考に影響することは少ない
スマホ作成の場合は、手書きに比べると選考に影響する可能性は少ないでしょう。
ただし、不自然な改行や文字量が極端に少ないなど、体裁が整っていない職務経歴書は選考に影響するかもしれません。
【手書きの場合】パソコンスキルを重視する職種では懸念材料となる可能性がある
事務やIT系職種・コンサルタントなどパソコンスキルを求められる職種では、手書きの職務経歴書に対して採用担当者に疑問を抱かれる可能性があります。
近年は、多くの企業や自治体などでDX(デジタル・トランスフォーメーション)が推進されています。
そんな中、手書きの職務経歴書を提出すると「パソコンが苦手なのでは」「効率に無頓着なのでは」と、デジタル化や生産性に対する意識が低い人物と捉えられてしまうかもしれません。
手書きの職務経歴書は、企業にとって読みにくく作成する側も手間がかかるため、できるかぎりパソコンやスマホツールを利用して作成するようにしましょう。
まとめ
経験・スキルや人柄を重視する中途採用では、職務経歴書の内容が書類選考で重要となります。
自分の経歴や人物像をアピールするために、職務経歴書はパソコンで作成し、自信を持って転職活動に臨みましょう。
スマホで職務経歴書を作るなら【職務経歴書Web作成ツール】が便利
パソコンやスマホで職務経歴書を作る場合は、簡単に職務経歴書が作成できる職務経歴書Web作成ツールがおすすめ。
株式会社キュービックが開発したミライトーチは、情報を入力していくだけで、履歴書だけではなく職務経歴書も作成することができます。
煩わしい職歴の表作成なども自動で行ってくれるため、とても簡単に職務経歴書の作成ができますよ。
また完成した職務経歴書はPDFでダウンロードもできるため、メールでの添付はもちろん、コンビニ等で印刷するのも便利です。