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職務経歴書は手書きとパソコンどちらがよい?書き方とマナーを紹介

特に指定がないかぎり職務経歴書を手書きで作成しても問題ありませんが、もし複数の企業に応募する場合はパソコンで作成した方が効率的に作成ができます。

本記事では、職務経歴書を手書きで作成する場合のマナーや書き方、メリット・デメリットなどを解説します。

職務経歴書は手書きで作成しても問題ない

職務経歴書は手書きで作成をしても問題ありません

職務経歴書を手書きで作成するための用紙も市販されており、文具店やECサイトなどで購入できます。

ただし複数の企業に応募する場合は、パソコンでの作成が効率的です。

もしパソコンを所有しておらず、手書きで作成したい場合はマナーに従って書くとよいでしょう。

【4ステップ】職務経歴書を手書きする際の書き方と提出方法

手書きで職務経歴書を作成する方法と、提出までの手順について解説します。

職務経歴書を手書きする際の4つのステップ

職務経歴書 手書き

ステップ1.応募先から書き方の指定がないかチェック

まず応募先の求人を見て「職務経歴書はパソコンやスマホで作成」といった指定がないか確認してみましょう。

応募先によっては専用の応募フォームを使用するなど、応募先から書類の提出方法について指定されることがあります。

指定がない場合は、手書きでもパソコン・スマホでの作成でもどちらでも問題ありません。

なお、パソコンで作成したいのに所有していない場合は、下記の記事に対処方法を紹介しています。

紹介している方法を参考に職務経歴書を作成しましょう。

https://www.hop-job.com/resume/059/

ステップ2.経歴に合う用紙とボールペンを準備

職務経歴書が手書きでも問題ないことが確認できたら、用紙とボールペンを準備します。

市販の職務経歴書には、職種別の書式もあるため分の経歴に合った用紙を選ぶようにしましょう。

社会人経験が長かったり、職歴が複数あったりする場合は記載する文字量が増えるため、けい線幅が細い用紙を選ぶと枚数を抑えられます。

職務経歴書を購入できる場所

職務経歴書は、下記のように通販サイトや文具店、コンビニエンスストアや100円均一ショップなどで手に入ります

自分に合った職務経歴書の用紙を探してみましょう。

<職務経歴書が購入できる場所>

  • 通販サイト
  • 文具店
  • コンビニ
  • 100円均一ショップ

市販の用紙は職務要約や資格・スキル欄がないものが多い

市販の職務経歴書用紙には、職務要約や資格・スキル欄が設けられていないものも多いようです。

資格やスキルをアピールしたい場合は、市販の用紙を使用せず、自分に合った職務経歴書をダウンロードするとよいでしょう。

また、WordやGoogleドキュメントなどを使って自分で作成するという方法もあります。

ペンは0.5mm~0.7mmの油性の黒ボールペンを選び、消せるペンは使用しない

職務経歴書の筆記用具選びに迷ったら、0.5mm~0.7mmの油性の黒ボールペンを選ぶとよいでしょう。

文字がつぶれない太さのため読みやすく、油性であればにじまずに書けます。

また、ペンに付属する専用のゴムでこすると消せるペンの使用は避けましょう。

消せるペンは書き直しができるので便利ですが、改ざんもできるため、履歴書や職務経歴書などの重要書類で使用するのは不適切です。

ステップ3.下書きをしてから本番へ

手書きで作成する場合は、下書きをしてから油性の黒ボールペンで清書します。

職務経歴書の用紙に鉛筆やシャープペンシルなどで下書きをして、ペンで清書したあとインクが十分に乾いたら消しゴムで下書きを消します。

下書きは強い筆圧で書くと筆跡が残ってしまうので、力を入れすぎずに書くのがポイントです。

または下書き用の用紙に鉛筆やシャープペンシルなどで下書きをして、下書きを見ながら本番用の用紙に書き写すという方法もあります。

職務経歴書の書き方を詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考に作成してみましょう。

https://www.hop-job.com/resume/063/

<注意>修正液・修正テープは使用しない

間違えても、修正液や修正テープは使用しないのがマナーです。

消せるペン同様に、「誰かが改ざんした可能性がある」と捉えられるかもしれません。

改ざんの可能性以外にも、修正液や修正テープを使った職務経歴書は、おおざっぱな印象を与えてしまいます。

書き損じた場合は、新しい用紙に書き直すようにしましょう。

ステップ4.メールまたは郵送で提出

手書きの場合、応募先への送付には2つの方法があります。

メール送付と郵送のケースに分けて解説します。

メール添付ならスキャンでPDFに変換する

応募先企業からメールでの送付を指示された場合は、手書きの職務経歴書をスキャンしてPDFファイルにします

職務経歴書のスキャンは、自宅またはコンビニのプリンターや印刷サービスを提供している店舗で実施可能です。

スマホでスキャンしたい場合は、下記の方法から実践できます。

  1. スマホアプリ「Adobe Scan」をインストール
  2. 応募書類を真上から撮影
  3. 上部のファイル名を選択し、ファイルの名前を変更
  4. スキャンを続けたい場合は、〈続行〉ボタンを選択
  5. スキャンとファイル名の変更が完了したら、〈PDFを保存〉ボタンを選択

なお、職務経歴書を撮影して写真データを送付するのはやめましょう。

https://www.hop-job.com/resume/015/

郵送なら送付状をセットに

封筒

応募先企業から郵送を指示された場合は、送付状を同封して送ります

可能であれば、送付状、履歴書、職務経歴書の順に重ねてクリアファイルに挟んでから封筒に入れるとていねいな印象になります。

送付状の書き方は、以下の記事を参考にしてください。

https://www.hop-job.com/resume/022/

職務経歴書はコピーして使い回しをしない

手書きの職務経歴書をコピーして、他の企業に使い回すことは避けましょう。

複数企業に同じ内容で提出する場合も、毎回新しいものを作成し常に原本を提出する方のがマナーです。

職務経歴書を手書きで作成する場合のメリット・デメリット

手書きの職務経歴書には、メリットとデメリットがあります。

良し悪しを理解し、手書きで作成するかを判断しましょう。

職務経歴書を手書きするメリット

  • 字のていねいさをアピールできる
  • 個性や人柄を伝えられる
  • 印象を残せる可能性がある

手書きのメリットは、文字のていねいさがアピールポイントになり、個性や人柄も伝えられる点です。

また、職務経歴書を手書きするのは手間がかかるため、パソコンで作成する人がほとんどです。

そのため、採用担当者に「手書きの職務経歴書を作成した人」という印象を与えることができるかもしれません。

一方で、手書きの文字に自信がない場合は、パソコンで作成した方がよいでしょう。

職務経歴書を手書きするデメリット

  • レイアウトを調整できない
  • ミス(誤字脱字など)するたびに書き直しが必要
  • 複数応募する場合は、何枚も書く必要がある
  • 応募する職種によっては懸念材料となる可能性がある

手書きのデメリットは、パソコンで作成した職務経歴書に比べると、レイアウト調整が利かず、ミスした場合に書き直しが必要になる点です。

複数の企業に応募する場合は、何枚も書く必要があるため作成の手間や時間もかかるでしょう。

なお、ITエンジニアやWebデザイナーなど、高度なパソコンスキルや生産性を求められる職種では、スキルや効率化への意識に疑問を抱かれる可能性があります。

職務経歴書を手書きする場合によくある質問2つ

手書きの職務経歴書に関するよくある質問にお答えします。

職務経歴書の手書きに関する質問

  1. パート用の職務経歴書を手書きする際の書き方は?
  2. 職務経歴書を手書きにしたら履歴書も統一すべき?

Q1.パート用の職務経歴書を手書きする際の書き方は?

A1.パートに応募する場合も、手書きの職務経歴書は前述で解説した書き方で問題ありません。

ただし、パートの場合は職務経歴書を求められることは少なく、履歴書で十分なケースがほとんどです。

Q2.職務経歴書を手書きにしたら履歴書も統一すべき?

A2.職務経歴書を手書きにした場合、履歴書も統一した方がよいでしょう。

明確なルールはありませんが、どちらか片方が手書きでもう片方はパソコン作成だと、採用担当者が違和感や疑問を抱く可能性があります。

応募書類は、経歴や自己PRなどのアピール項目を読んでもらいたいもの。

採用担当者が書式に気を取られてしまわないように、手書きかパソコン作成に統一した方がよいでしょう。

スマホで職務経歴書を作るなら【職務経歴書Web作成ツール】が便利

パソコンやスマホで職務経歴書を作る場合は、簡単に職務経歴書が作成できる職務経歴書Web作成ツールがおすすめ。

株式会社キュービックが開発したミライトーチは、情報を入力していくだけで、履歴書だけではなく職務経歴書も作成することができます。

煩わしい職歴の表作成なども自動で行ってくれるため、とても簡単に職務経歴書の作成ができますよ。

また完成した職務経歴書はPDFでダウンロードもできるため、メールでの添付はもちろん、コンビニ等で印刷するのも便利です。

まとめ

応募先から指定がないかぎり、職務経歴書は手書きで作成しても問題ありませんが、手書きだと作成の手間がかかります。

Web作成ツールを活用すればパソコンがなくても職務経歴書が作成できるため、スマホの活用も検討してみるとよいでしょう。

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