コンビニなどの市販の職務経歴書を使用してもよい?買える場所や書き方を紹介
市販の職務経歴書を使いたい方の中には、「どこで買える?」「市販のものを使用してもいいの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。結論、コンビニなどで購入できる市販の職務経歴書を使用しても問題ありません。
本記事では、職務経歴書が買える場所や市販のメリット・デメリットについて解説していきます。
書き方のポイントや基本マナーも紹介しますので、市販の職務経歴書を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
市販の職務経歴書はどこで買える?
市販の職務経歴書は、コンビニなどの全国チェーンの小売店や100ショップ、大手ネット通販であれば比較的簡単に手に入ります。
コンビニ・100円ショップ・大手文房具店
市販の職務経歴書は、コンビニではセブンイレブンやファミリーマート、100円ショップではダイソーやセリアなどに置いてあることが一般的です。
丸善などの大手文房具店をはじめ、生活雑貨を広く扱っている東急ハンズやLOFTは職務経歴書の種類が豊富なので、自分に合ったものを選びやすいでしょう。
ネット通販
下記のようなネット通販でも職務経歴書を購入できます。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- 価格.com
- 家電量販店の通販サイト(ビックカメラ.com、ヨドバシ.comなど)
ネット通販は手軽に注文できるのがメリットですが、商品の到着までに時間がかかってしまうことも。
職務経歴書がすぐに必要な場合は、まずは自宅近くのコンビニなどを確認してみましょう。
web作成ツールやテンプレートの活用も◎
スマホやパソコンでの作業に慣れている方は、職務経歴書のテンプレートを無料でダウンロードできるサービスの利用もおすすめです。
職務経歴書をスマホで作成できるツールも増えているため、費用をかけず手軽に作成したい方は活用してみましょう。
たとえば「ミライトーチ」は、スマホやパソコンを使って職務経歴書を無料で簡単に作成できます。
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市販の職務経歴書のおもな種類【転職・アルバイト用】
市販の職務経歴書を買うときによく目にするのが、大手メーカーの日本法令とコクヨのフォーマットです。
日本法令の職務経歴書にはアルバイトやパートでも使いやすい「一般用」があり、コクヨはおもに「転職用」を販売しています。
日本法令の職務経歴書
日本法令は、各種法令や資格に関わる書類の製造・販売を行っている会社です。
転職用の書類も複数販売しており、職務経歴書のみのものと、履歴書とセットになっているものから選べます。
- 職務経歴書(B5・A4)
- 複写式職務経歴書(A4)
- 履歴書(一般用)※(A3・B4)
- 履歴書 ※職務経歴書・自己紹介書付き(A3)
- 履歴書(徳用)※職務経歴書付き(A4)
- 中高年のための履歴書 ※職務経歴書付き(A3)
※2024年6月時点
日本法令の職務経歴書は、どれも罫線(けいせん)が引かれており、氏名・期間・職務経歴のみを記入するものや、希望職種や自己PRが書けるものがあります。
職務経歴書・複写式職務経歴書では、職種別の記入例や書き方がわかる「説明書」も同封されています。
コクヨの職務経歴書
大手文房具メーカーのコクヨは、履歴書と職務経歴書がセットになっているタイプを4種類販売しています。
- 履歴書用紙※職務経歴書付き(B5・A4)
- 履歴書用紙(手引き付き)※職務経歴書付き(B5・A4)
- 履歴書用紙(多枚用 10枚セット)※職務経歴書付き(B5)
- 自分を活かす履歴書セット ※職務経歴書付き(A4)
※2024年6月時点
職務経歴書には、職務概要を記載できる欄のほかに、自己PRと特記事項などが設けられています。
自分自身の強みやスキルを自由にアピールしたい方は、下記のように罫線がない職務経歴書(自分を活かす履歴書セット(職務経歴書付き))の利用がおすすめです。
職務経歴書はコンビニで購入できる市販のものを使用してもよい?
市販の職務経歴書に対する懸念やメリット、デメリットについて解説していきます。
市販の職務経歴書に手書きで提出しても問題ない
「パソコンやスマホで作成してください」という指示がなければ、市販の職務経歴書で提出しても問題ありません。
企業は職務経歴書のフォーマットではなく、あくまでも記載内容をもとに書類選考をするからです。
とはいえ複数の企業に応募する場合は、職務経歴書を1社ずつ手書きすると時間がかかってしまう可能性があります。
作成の手間を少しでも減らしたい方は、企業ごとにパソコンやスマホで職務経歴書を作成するのがおすすめです。
市販の職務経歴書でつくるメリット2つ
- 自分でレイアウトを考える必要がない
- パソコンを持っていなくても作成ができる
市販の職務経歴書はフォーマットが決まっているため、自分でレイアウトを一から考える必要もなく、すぐに執筆に移れます。
特にパソコンを持っていない方にとっては、手書きで提出できる市販の職務経歴書を使うメリットは大きいでしょう。
市販の職務経歴書でつくるデメリット3つ
- レイアウトデザインを変更できない
- 書き間違えたら書き直さなくてはいけない(修正ペンを使うのはNG)
- 複数応募する場合は、何枚も書く手間がある
市販の職務経歴書はフォーマットが固定されているため、自分好みのレイアウトに調整したい方にはあまりおすすめできません。
なお、誤字脱字があった場合に修正ペンで直すのはマナー違反のため、職務経歴書をはじめから書き直す必要もあります。
複数社に応募するときに、何枚も手書きをする手間があるのもデメリットといえるでしょう。
市販の職務経歴書を書く際のポイント3つ
市販の職務経歴書を使うときの基本マナーと書き方を紹介します。
【書く前に】基本マナー
- 応募先から書き方の指定がないかチェックする
- 9割以上は埋め、できるだけ空欄をつくらない
- 0.5~0.7mmの油性の黒ペンで書く
- 消せるペンは使用しない
- 修正液・修正テープは使用しない
- コピーして使い回しをしない
まずは職務経歴書の作成方法に指定がないか、応募企業からの連絡を確認しましょう。
筆記具は0.5~0.7mmの油性の黒ペンを使い、内容は9割以上埋めることを目標にします。手書きをするときは、改ざんを疑われる可能性があるため消せるペンや、修正液・修正テープを使うのは避けましょう。
手書きの職務経歴書をコピーして使い回すと、入社意欲を疑われる可能性があるため、必ず応募先ごとに作成しましょう。
職務経歴書を手書きする方は次の記事もおすすめです。
職務経歴書は手書きとパソコンどちらがよい?書き方とマナーを紹介
1.経歴に合った職務経歴書の種類を選ぶ
たとえば転職回数が多い方は、一般的な職務経歴書よりも記載スペースが多く取られている「転職用」の職務経歴書を選ぶのがおすすめです。
自分が書きやすいものを選ぶのはもちろん、購入したあとに「書くスペースが足りなくなった…」という事態を防ぐためにも、経歴がすべておさまるかどうかもチェックしましょう。
2.職歴や自己PR欄には資格・スキルを含めて書く
市販の職務経歴書には資格やスキルの記入欄がないことが多いため、資格・スキルについては職歴欄や自己PR欄に含めましょう。
たとえば職歴欄の業務内容に「メーカーへの提案営業」のみを職歴欄に書くのではなく、下記のようにアピールできる資格・スキルがあれば積極的に含めるのがポイントです。
<業務内容> ・メーカーへの提案営業 ・業務に役立てるために営業士検定に挑戦・合格 ・◯◯地区の営業チームのリーダー経験あり |
3.内容は枠におさまるよう短文でまとめる
市販の職務経歴書では、枠におさまるように短文でまとめましょう。
パソコンやスマホでの作成とは異なり、市販の職務経歴書は枠の調整ができないからです。
特に担当業務は長くなりがちなので、応募企業から求められている経験・スキルをピンポイントに伝えることが大切です。
そもそも何をアピールすべきかわからない方は、コクヨ社製の「自分を活かす履歴書セット(職務経歴書付き)」の利用がおすすめです。
自己分析に役立つ「業務遂行力整理シート」が付いているため、自分の強みを明らかにしたうえで職務経歴書を書けるようになっています。
スマホで職務経歴書をつくるなら【職務経歴書Web作成ツール】が便利
パソコンやスマホで職務経歴書をつくる場合は、簡単に職務経歴書が作成できる職務経歴書Web作成ツールがおすすめ。
株式会社キュービックが開発したミライトーチは、情報を入力していくだけで、履歴書だけではなく職務経歴書も作成することができます。煩わしい職歴の表作成なども自動で行ってくれるため、とても簡単に職務経歴書の作成ができますよ。
また完成した職務経歴書はPDFでダウンロードもできるため、メールでの添付はもちろん、コンビニ等で印刷するのも便利です。
まとめ
市販の職務経歴書の買い方や、作成する際のポイントなどについて紹介しました。
コンビニや100円ショップで簡単に手に入り、フォーマットも決められているため、すぐに記入できるのは市販の職務経歴書のメリットです。
一方で、複数社に応募するときは何枚も書く必要があったり、修正のたびに書き直す手間が発生したりとデメリットもあります。
作成方法に指定がない場合は、パソコンやスマホで職務経歴書を簡単に作成・修正できる無料ツールの利用も検討してみるとよいでしょう。