履歴書は西暦と和暦どちらが多い?早見表・正しい書き方をまとめました
履歴書の日付欄や学歴・経歴欄、資格欄に年月を記載する項目があります。
年月は西暦でも和暦でもどちらで記載しても問題はありませんが、重要なのはどちらか片方に統一することです。今回は、西暦を使って履歴書を作成する場合の書き方のポイントについてご紹介します。
履歴書の日付の正しい書き方
履歴書には日付や学歴・経歴欄などに年月を記載する項目が設けられています。履歴書の日付の正しい書き方には、大きく分けて2つのポイントがあります。
ポイント1:西暦か和暦に統一して記載する
まず、履歴書全体で西暦か和暦に統一して記載しましょう。日付は「20○○年○月○日」と西暦で記載しているのに、学歴欄は「平成○年○月」にするなど、履歴書の中でそろっていないと採用担当者が読みにくくなります。
和暦は昭和、平成、令和と元号が変わるうえに2つの元号が重なる年もあるため、西暦の方が作成しやすいでしょう。
ポイント2:元号を略して記載しない
一般的に、生年月日を記入する欄などで、S(昭和)、H(平成)、R(令和)などと元号が略されていることがありますが、履歴書に和暦を使用する際は、元号を略してはいけません。また、記載するスペースが限られているからと元号自体を省略することも不適切です。
西暦・和暦の早見表
西暦と和暦が対応した早見表があると、履歴書を作成しやすくなります。誕生年から高校卒業年(四年制大学入学年)、四年制大学卒業年(新卒入社年)に対応しています。
※下記表は、それぞれ西暦(学年)記載の年の4月2日〜翌年4月1日までに生まれた方を対象として、対応和暦・西暦を記載しています。
西暦(学年) | 和暦 | 高校卒業/大学入学 | 和暦 | 大学卒業/新卒入社 | 和暦 |
1965 | 昭和40年 | 1984 | 昭和59年 | 1988 | 昭和63年 |
1966 | 昭和41年 | 1985 | 昭和60年 | 1989 | 平成元年 |
1967 | 昭和42年 | 1986 | 昭和61年 | 1990 | 平成2年 |
1968 | 昭和43年 | 1987 | 昭和62年 | 1991 | 平成3年 |
1969 | 昭和44年 | 1988 | 昭和63年 | 1992 | 平成4年 |
1970 | 昭和45年 | 1989 | 平成元年 | 1993 | 平成5年 |
1971 | 昭和46年 | 1990 | 平成2年 | 1994 | 平成6年 |
1972 | 昭和47年 | 1991 | 平成3年 | 1995 | 平成7年 |
1973 | 昭和48年 | 1992 | 平成4年 | 1996 | 平成8年 |
1974 | 昭和49年 | 1993 | 平成5年 | 1997 | 平成9年 |
1975 | 昭和50年 | 1994 | 平成6年 | 1998 | 平成10年 |
1976 | 昭和51年 | 1995 | 平成7年 | 1999 | 平成11年 |
1977 | 昭和52年 | 1996 | 平成8年 | 2000 | 平成12年 |
1978 | 昭和53年 | 1997 | 平成9年 | 2001 | 平成13年 |
1979 | 昭和54年 | 1998 | 平成10年 | 2002 | 平成14年 |
1980 | 昭和55年 | 1999 | 平成11年 | 2003 | 平成15年 |
1981 | 昭和56年 | 2000 | 平成12年 | 2004 | 平成16年 |
1982 | 昭和57年 | 2001 | 平成13年 | 2005 | 平成17年 |
1983 | 昭和58年 | 2002 | 平成14年 | 2006 | 平成18年 |
1984 | 昭和59年 | 2003 | 平成15年 | 2007 | 平成19年 |
1985 | 昭和60年 | 2004 | 平成16年 | 2008 | 平成20年 |
1986 | 昭和61年 | 2005 | 平成17年 | 2009 | 平成21年 |
1987 | 昭和62年 | 2006 | 平成18年 | 2010 | 平成22年 |
1988 | 昭和63年 | 2007 | 平成19年 | 2011 | 平成23年 |
1989 | 昭和64 /平成元年 | 2008 | 平成20年 | 2012 | 平成24年 |
1990 | 平成2年 | 2009 | 平成21年 | 2013 | 平成25年 |
1991 | 平成3年 | 2010 | 平成22年 | 2014 | 平成26年 |
1992 | 平成4年 | 2011 | 平成23年 | 2015 | 平成27年 |
1993 | 平成5年 | 2012 | 平成24年 | 2016 | 平成28年 |
1994 | 平成6年 | 2013 | 平成25年 | 2017 | 平成29年 |
1995 | 平成7年 | 2014 | 平成26年 | 2018 | 平成30年 |
1996 | 平成8年 | 2015 | 平成27年 | 2019 | 平成31年 |
1997 | 平成9年 | 2016 | 平成28年 | 2020 | 令和2年 |
1998 | 平成10年 | 2017 | 平成29年 | 2021 | 令和3年 |
1999 | 平成11年 | 2018 | 平成30年 | 2022 | 令和4年 |
2000 | 平成12年 | 2019 | 平成31 年 | 2023 | 令和5年 |
2001 | 平成13年 | 2020 | 令和2年 | 2024 | 令和6年 |
2002 | 平成14年 | 2021 | 令和3年 | 2025 | 令和7年 |
2003 | 平成15年 | 2022 | 令和4年 | 2026 | 令和8年 |
2004 | 平成16年 | 2023 | 令和5年 | 2027 | 令和9年 |
2005 | 平成17年 | 2024 | 令和6年 | 2028 | 令和10年 |
履歴書の西暦・和暦に関するよくある質問
履歴書を作成する際の西暦・和暦に関するよくある疑問にお答えします。
Q. 履歴書に「平成」「昭和」などの印字がされている場合はどう書けばいい?
A. 履歴書の様式によっては、日付欄などにあらかじめ元号が印字されているケースがあります。元号が印字されている履歴書を使用する場合は、印字に合わせて和暦で記載するといいでしょう。
印字に合わせて和暦で記載するのが面倒な場合は、オンラインで作成できる履歴書作成ツールや、ファイル形式でダウンロードできる履歴書テンプレートを使用するという方法もあります。
Q. 西暦と和暦のどちらかで書いた方が有利ということはある?
A. 西暦や和暦が書類選考に影響することはありません。どちらかに統一していることが重要です。
なお、官公庁や自治体は公的な書類を和暦で記載するケースが多く見られますが、西暦や和暦の使用は個別の判断に委ねられており義務付けられているわけではありません。履歴書の和暦・西暦表記は作成しやすい方を選びましょう。
まとめ
日本では官公庁や自治体などの公的な機関で和暦を使用する傾向があるため、西暦と和暦のどちらを使用していいのか迷ってしまう方もいるようです。
履歴書では、正しい表記で統一されていることが重要となるため、ご紹介した「表記を統一する」「和暦なら元号を略したりしない」という2つのポイントに従って履歴書を作成するようにしましょう。
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