運転免許の履歴書への書き方|AT限定はどう書く?正式名称一覧と基本ルール
履歴書に運転免許を書く場合、どのように記載すればいいのでしょうか。
履歴書への運転免許の書き方と5つのポイントを解説します。また、今すぐ履歴書に書けるように15種類の運転免許の正式名称を一覧でご紹介しています。
運転免許の基本的な書き方:5つのポイント
運転免許を資格欄に記載する場合の、5つのポイントを解説します。
ポイント1:運転免許は正式名称で記載する
運転免許に限らず、履歴書の資格欄に記載する資格や免許は必ず正式名称を用います。運転免許の正式名称がわからない場合は、以下の一覧を参考に履歴書に記載しましょう。
●第一種
大型 |
大型自動車第一種運転免許 |
中型 |
中型自動車第一種運転免許 |
準中型 |
準中型自動車第一種運転免許 |
普通 |
普通自動車第一種運転免許 |
大特 |
大型特殊自動車免許 |
大自二 |
大型自動二輪車免許 |
普自二 |
普通自動二輪車免許 |
小特 |
小型特殊自動車免許 |
原付 |
原動機付自転車免許 |
引 |
牽引自動車第一運転免許 |
●第二種
大二 |
大型自動車第二種運転免許 |
中二 |
中型自動車第二種運転免許 |
普二 |
普通自動車第二種運転免許 |
大特二 |
大型特殊自動車第二種免許 |
引二 |
牽引自動車第二種運転免許 |
ポイント2:年月の欄には運転免許証の取得日を記載する
資格欄の年月欄には、運転免許の取得日を記載します。取得日がわからない場合は、運転免許証の左下に日付欄が3種類記載されているので確認してみましょう。
1行目の「二・小・原」は二輪車・小型特殊・原動機付自転車、2行目の「他」は、二・小・原以外の第一種免許、3行目の「二種」は第二種免許の取得日となっています。多くの方が取得している普通自動車免許は、2行目の「他」の欄を確認しましょう。
ポイント3:資格欄には運転免許→資格の順番にまとめて記載する
免許と資格の順番に決まりはありませんが、履歴書の資格欄に運転免許を記載する場合、運転免許を先に書き、続いて資格の順番に書くケースが一般的です。
ポイント4:資格名の後には「合格」または「取得」と記載する
履歴書に資格を記載する場合、資格名の後に「合格」または「取得」と書きます。自動車免許の場合は、合格ではなく「取得」と記載しましょう。
ポイント5:年月は「西暦」「和暦」どちらかにそろえて記載する
資格欄や運転免許に限らず、履歴書に記載する年月は、「西暦」または「和暦」のどちらかに統一して記載します。
和暦は昭和、平成、令和と元号が変わり2種類の元号が使われる年もあるため、西暦の方が数えやすいでしょう。
●西暦・和暦対応一覧
西暦 |
和暦 |
西暦 |
和暦 |
1965 |
昭和40年 |
2000 |
平成12年 |
1966 |
昭和41年 |
2001 |
平成13年 |
1967 |
昭和42年 |
2002 |
平成14年 |
1968 |
昭和43年 |
2003 |
平成15年 |
1969 |
昭和44年 |
2004 |
平成16年 |
1970 |
昭和45年 |
2005 |
平成17年 |
1971 |
昭和46年 |
2006 |
平成18年 |
1972 |
昭和47年 |
2007 |
平成19年 |
1973 |
昭和48年 |
2008 |
平成20年 |
1974 |
昭和49年 |
2009 |
平成21年 |
1975 |
昭和50年 |
2010 |
平成22年 |
1976 |
昭和51年 |
2011 |
平成23年 |
1977 |
昭和52年 |
2012 |
平成24年 |
1978 |
昭和53年 |
2013 |
平成25年 |
1979 |
昭和54年 |
2014 |
平成26年 |
1980 |
昭和55年 |
2015 |
平成27年 |
1981 |
昭和56年 |
2016 |
平成28年 |
1982 |
昭和57年 |
2017 |
平成29年 |
1983 |
昭和58年 |
2018 |
平成30年 |
1984 |
昭和59年 |
2019 |
平成31年 |
1985 |
昭和60年 |
2019 |
令和元年 |
1986 |
昭和61年 |
2020 |
令和2年 |
1987 |
昭和62年 |
2021 |
令和3年 |
1988 |
昭和63年 |
2022 |
令和4年 |
1989 |
昭和64年 |
2023 |
令和5年 |
1989 |
平成元年 |
2024 |
令和6年 |
1990 |
平成2年 |
2025 |
令和7年 |
1991 |
平成3年 |
2026 |
令和8年 |
1992 |
平成4年 |
2027 |
令和9年 |
1993 |
平成5年 |
2028 |
令和10年 |
1994 |
平成6年 |
||
1995 |
平成7年 |
||
1996 |
平成8年 |
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1997 |
平成9年 |
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1998 |
平成10年 |
||
1999 |
平成11年 |
履歴書「資格欄」運転免許の書き方よくあるQ&A
履歴書の資格欄の、運転免許の書き方でよくある疑問にお答えします。
Q.運転免許の免許証番号はどこで確認できますか?
運転免許の免許証番号とは、免許証に記載されている12桁の数字を指し、免許証の左下の「番号」の行に「第XXXXXXXXXXXX号」と表示されています。
免許証の表示を確認する他に、運転免許証のICチップに記録されている情報を読み取ることで確認することもできます。
Q.免許証を再取得した場合の取得日は?
運転免許の有効期限までに手続きを行わなかった場合、免許が失効となります。失効した場合は再取得となりますが、再取得した日が取得日になります。
Q.オートマ限定(AT限定)/マニュアル(MT)などの限定表記はどうやって記載をするの?
基本的に、履歴書の運転免許はAT限定やMTなどの表記まで書く必要はありません。
ただし、ドライバーや営業車を利用する営業職など、会社支給の自動車を利用して業務を行う場合は、限定表記まで必要です。その場合は、「○年○月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得」など、カッコ書きで記載しましょう。
Q.運転免許の交付機関を記載する必要があるが、どこで確認できる?
応募企業から運転免許の交付機関の記載を求められた場合は、運転免許証の顔写真の下を確認しましょう。「○○県公安委員会」「○○都公安委員会」など、赤文字で交付機関が記載されています。
Q.ペーパードライバーでも記載をしてもいいの?
ペーパードライバーが履歴書の資格欄に運転免許を記載することに問題はありませんが、応募する企業が業務で自動車を運転する場合は注意が必要です。
運転技術に不安がある場合は、応募時に業務内容を確認し、運転講習などを受けておきましょう。
Q.運転免許を取得していても、資格欄に書かなくてもいい?
運転免許が必須や歓迎と求人に書かれていないのであれば、記載しなくても問題はありません。
ただし、運転免許を取得しており資格欄に記載できるスペースがあるのであれば、何かの役に立つ機会があるかもしれないので、念のため記載しておいた方が万全です。
まとめ
ドライバーや自動車を利用する業務に応募する場合は、運転免許の有無は重要なポイントとなります。また、公共の交通手段が乏しく自動車通勤が必須となる立地の企業に応募する際にも、運転免許が必要になるでしょう。
こうした求人に応募する場合は、運転免許の書き方のルールを理解して履歴書に明記しておきましょう。
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