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「派遣薬剤師として働きたいけど、育休はちゃんととれるのかな？」
柔軟に派遣先を変えられたり、高時給で働けたり、派遣薬剤師はメリットが多いです。
一方で産休や育休といった福利厚生面で不安がある薬剤師は多いと思います。
しかし、派遣薬剤師でも正社員やパートのように育休や産休を取得することができるのです。
このページでは、派遣薬剤師が受けられる育児休業制度の概要やおすすめの派遣会社、育休・産休以外の派遣のメリット・デメリットまで詳しくお伝えします。
| 派遣会社名 | 特徴 | 無料登録 |
|---|---|---|
| 薬キャリAGENT | 高時給求人が豊富 | |
| ファルマスタッフ | 研修制度・フォロー体制が充実 | |
| ファル・メイト | 単発求人ならココ |
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
1.派遣薬剤師が受けられる育休・産休制度って？
冒頭でもお伝えしたように、派遣薬剤師は産休や育休を他の雇用形態と同じように取得できます。
しかし、派遣薬剤師が産休・育休を取得するためには条件があります。
この項目では、派遣薬剤師が取得できる産休・育休の内容・条件について分かりやすくお伝えします。
派遣薬剤師が受けられる産休制度
派遣薬剤師が受けられる産休には、大きく分けて「産前休業」「産後休業」の2つに分けられます。
それぞれについて表を用いて説明します。
| 産前休業 | 産後休業 | |
|---|---|---|
| 取得可能期間 | 6週間(出産日も含む)
※双子の場合は14週間 |
8週間(出産翌日から) |
| 取得申請義務 | あり | なし
※取得義務あり |
| 取得可能な雇用形態 | 正社員・パート・派遣 | 正社員・パート・派遣 |
産前休業は出産日も含め6週間、産後休業では出産日の翌日から8週間取得可能です。
また、表のとおり産前休業の取得には申請が必要ですが産後休業は取得が義務付けられています。
産後休業中は働くことが禁止されているので注意しましょう。
ただし、医師が認めた場合のみ産後6週間後から働くことができます。
産休の申請はどうすればいいの？
産休を取得するためには、所属する派遣会社への申請が必要です。
ただし、産休取得のための手続きは派遣会社により異なります。事前に確認しましょう。
また、出産前は派遣アドバイザーに確認をとり、職場で配慮をしてもらえるようにしましょう。
事前にしっかり相談することでトラブルを避けることができます。
派遣薬剤師が受けられる育休制度
育休とは
育休とは1年間の育児休業のことです。
通常は1年間ですが、保育園が見つからないなどの場合は1年6か月、2年などと延ばすこともでき、最大で2年間取得できます。
延長する場合には派遣会社への申請が必要なので注意しましょう。
申請を出すタイミングって？
- 子どもが1歳になる前に復帰しようとしていた場合
当初予定していた育休終了日の1か月前まで - 子どもが1歳(または1歳6か月)になるタイミングで復帰しようとしていた場合
当初予定していた育休終了日の2週間前まで
育休取得の条件とは
育休取得には以下の3つの条件をクリアする必要があります。
条件をクリアしていない場合は産休のみ取得できます。
育休取得の条件
- 同一の事業主に引き続き１年以上雇用されていること
- 子の１歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれること
- 子の２歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ、 契約が更新されないことが明らかでないこと
2.派遣薬剤師が育休中にもらえる給付金を紹介
以上で産休・育休に関する基本情報をお伝えしました。
派遣薬剤師も正社員などと同様に産休・育休中に給付金を受け取ることができます。
派遣薬剤師が受け取れる給付金は以下の通りです。
それぞれについて説明していきます。
- 出産育児一時金
- 出産手当金
- 育児休業給付金
- 社会保険料(厚生年金、健康保険料)の免除
出産育児一時金
出産育児給付金は、健康保険から支給される手当です。
通常一児につき42万円支給されます。
出産手当金
出産手当金は、健康保険から支給される手当です。
出産日以前42日～出産日後56日までの産休期間中、欠勤1日について健康保険から標準報酬日額の2/3相当額が支給されます。
育児休業給付金
雇用保険に加入している方が、育児休業を取得した場合に支給される給付金のことです。
育休開始から180日目までは休業開始前の賃金の67%、育休開始181日目から子どもの1歳の誕生日までは賃金の50%の給付が支給されます。
育休延長が認められた場合、育児休業給付金も同様に子どもが最長2歳になるまで延長できます。
社会保険料(厚生年金、健康保険料)の免除
産休・育休において、会社が年金事務所又は保険組合に申し出により休業期間中の社会保険料が被保険者である薬剤師本人の負担分及び事業主負担分ともに免除されます。
3.育休復帰後に受けられる権利・制度
ママ薬剤師は、育休から職場に復帰した後も子育てと仕事の両立ができるよう、法律により様々な権利が定められています。
薬剤師の週の勤務日数や子どもの年齢によっては適用外になるものもあります。
受けられる権利だけでなく条件まで確認しましょう。
育児時間
生後1年に達しない子どもを育てる女性は1日に2回各々30分間の育児時間を請求することができます。
母性健康管理措置
産後1年を経過しない女性は、医師などから指示があった場合健康診査に必要な時間確保を申し出ることができます。
また、医師から指導を受けた場合、必要な措置を受けることができます。
短時間勤務制度
派遣会社は、一定の条件を満たす3歳未満の子どもを育てるために短時間勤務制度設ける必要があります。
短時間勤務制度は1日6時間を原則としています。
短時間勤務制度の申請条件は以下の通りです。
申請条件
- 短時間勤務をする期間に育児休業をしていないこと。
- 日々雇用される労働者でないこと。
- 1日の所定労働時間が6時間以下でないこと。
- 労使協定により適用除外とされた従業員でないこと。
ただし、以下の条件の派遣薬剤師は対象外となるので確認しましょう。
- 当該事業主に引き続き雇用された期間が1年に満たない従業員
- 1週間の所定労働日数が2日以下の従業員
- 業務の性質又は業務の実施体制に照らして、短時間勤務制度を講ずることが困難と認められる業務に従事する従業員
子どもの看護休暇
小学校入学前の子どもを育てる派遣薬剤師は、会社に申し出ることで年次有給休暇とは別に、1年につき5日間、子どもが二人以上の場合は10日間、病気やけがをした子どもの看護、予防接種及び健康診断のために休暇を取得できます。
申請条件
勤続６ヶ月以上かつ週の所定労働日数が2日以上
時間外労働、深夜業の制限
派遣会社は、小学校入学前の子どもを養育する労働者から請求があった場合、1ヶ月24時間、1年間150時間を超える時間外労働をさせてはいけません。
また、午後10時~午前5時における労働をさせてはいけません。
適用条件
引き続き雇用された期間が1年1週間の所定以上かつ労働日数が2日以上
所定外労働の制限
派遣会社は、一定の条件を満たす3歳未満の子を育てる派遣薬剤師から請求があったときは、所定外労働をさせてはいけません。
適用条件
引き続き雇用された期間が1年1週間の所定以上かつ労働日数が2日以上
出典：厚生労働省｜育児休業や介護休業をすることができる有期契約労働者について
4.育休・産休を受けたい薬剤師におすすめの派遣会社とは
以上で派遣薬剤師が受けられる産休・育休の基本情報や制度について説明しました。
「受けられる産休・育休の制度が一緒なら、どこの派遣会社を選んでも一緒なんじゃないの？」
と思う薬剤師も多いと思います。
しかし、ママ薬剤師にとって子育てと仕事の両立も問題は育休取得前も取得後もある問題でしょう。
今回はそんなママ薬剤師の問題を解決できる派遣会社を紹介します。
全てのママ薬剤師におすすめの派遣会社｜「薬キャリAGENT」
ママ薬剤師におすすめの派遣会社は「薬キャリAGENT」です。
理由は以下の通りです。
薬キャリAGENTがおすすめの理由
- 育休を3か月以上の就労で取得可能
- 出産育児給付金として9万円もらえる
- 専用アドバイザーが派遣先の育休・産休取得実績を事前に確認
他社が就労1年で育休取得可能なのに対し、薬キャリAGENTでは3か月で育休を取得できます。
また、前の項目で紹介した育児手当金などに加え、薬キャリAGENTでは出産育児給付金として一児につき9万円の給付が受けられます。
さらに、育休や産休の取得実績を派遣アドバイザーが事前に確認してくれるので「育休とる気で派遣先を選んだのに、忙しすぎて言い出せない…」というリスクを防げます。
薬キャリAGENTで育休を取得した薬剤師の体験談
また、薬キャリAGENTは産休・育休の取得を掲げているだけでなく取得することができます。
ここで薬キャリAGENTで育休を取得した薬剤師の体験談を紹介します。
薬キャリAGENTは様々な種類の案件があり、それぞれのスタッフの対応も親身でこちらの希望もしっかり聞いてくれました。
小さな子供が二人いることもありたくさんわがままな条件を出したのですが、嫌な顔１つせず一緒に親身になり希望に近い職場を探してくれました。
また、こちらから特に要望を言ったわけではないのに「子供がいる」という条件をしっかり頭にいれ、自宅から近い職場を紹介してくれました。
結婚を機に家庭を優先にしたかったので、時間に融通のきく職場に転職を考えていました。
薬キャリAGENTは求人数も多く、時間帯や時給の相談にも乗ってくれると職場仲間から聞いたので登録しました。
担当のアドバイザーに条件などを伝えるとすぐにいくつかの求人を紹介してもらえました。
アドバイザーの方の対応はとても丁寧で、細かいところまで相談に乗ってくれましたし、聞いていた通りに求人数も多く、条件にぴったり合う職場に転職することができました。
ブランクが心配な薬剤師におすすめの派遣会社｜「ファルマスタッフ」
「仕事に復帰した後、薬の知識などを覚えているか心配…」
育休後のブランクが心配になる薬剤師も多いと思います。
そんな薬剤師におすすめなのが「ファルマスタッフ」です。
おすすめな理由は以下のとおりです。
ファルマスタッフがおすすめの理由
- 日本薬局学会主催の「ファーマシーセミナー」が実質無料で受けられるなどスキルアップ制度が整っている
- 入職時導入研修やキャリアアップ研修で職場での振る舞いや薬の基本知識を学べる
- JPラーニングで医薬品、疾患をベースにした実務知識から保険薬剤師に必要な法律や保険制度まで、幅広いジャンルをe-learningで学べる
ファルマスタッフは就労1年で育休の取得可能です。
薬キャリAGENTのように就労3か月で育休をとれるわけではありませんので、入社してすぐに育休を取得したい薬剤師にはおすすめしません。
しかし、育休終了後のブランクが心配な薬剤師はファルマスタッフで知識をつけて働くのをおすすめします。
5.派遣は子育てと仕事両立できる？メリット・デメリットを紹介
「派遣薬剤師になりたいけど、育休以外の情報を知らないと登録は不安…」
そんなママ薬剤師に子育てと仕事の両立にかかわる派遣のメリット・デメリットを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
メリット
派遣薬剤師のメリットは以下の2点です。
詳しく説明していきます。
- 時間の融通がきく
- 柔軟に働き方を変えられる
時間の融通がきく
子どもを保育園や幼稚園に通わせた場合、送り迎えが必要ですよね。
派遣であればあらかじめ派遣会社が薬剤師の私生活を考慮して勤務条件を交渉してくれるので、家庭と両立することができます。
柔軟に働き方を変えられる
子どもの成長に合わせて派遣先との契約内容を変えられます。
例えば「子どもが小学生になるので勤務時間を変更したい」という場合でも派遣アドバイザーが派遣先と交渉してくれるのでライフスタイルに合わせて勤務条件も変更できます。
デメリット
即戦力のスキルが求められる
即戦力のスキルが求められるのはデメリットといえます。
育休後のブランクがある場合、復職に不安が残る薬剤師もいるでしょう。
そのような場合は、研修制度がついている派遣会社に登録することで不安を解消するのをおすすめします。
研修制度が整っていて、かつ産休・育休の取得実績があるのはファルマスタッフです。
ファルマスタッフでは、キャリア支援研修やJPラーニングで実務知識から保険制度まで様々なことを学ぶことができます。
「育休のブランクで知識を忘れてしまったけど、他の薬剤師に今更聞けない…」という方でも安心して働けます。
6．まとめ
この記事では、産休・育休について詳しく紹介しました。
派遣だからこそ注意すべき点もありますが、勤務時間や契約を柔軟に変えられるなど、まさにママ薬剤師にとってぴったりといえるのが派遣です。
今回紹介した産休・育休を取得するための条件をしっかりと確認し、子育てと仕事を両立して充実した生活を送りましょう。
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