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「こんな理由で転職していいのかな?」」「この転職理由で採用担当者にどう思われるか不安」
転職経験が少ない薬剤師の中にはこのような不安を抱く方も多いと思います。
このページでは、転職理由を解決する方法を徹底的に解説します。
最後まで読めば、転職への不安がなくなること間違いなしです。
転職サイト名 | 求人数が 多い職場 |
無料登録 |
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マイナビ 薬剤師 |
ドラッグストア 企業 |
|
薬キャリAGENT | 調剤薬局 病院 |
|
ファルマ スタッフ |
調剤薬局 ドラッグストア |
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この記事の目次
1.転職経験者200人に聞いた!薬剤師の転職理由ランキング
「周りに転職経験者が少なく、どんな転職理由が多いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回ミライトーチMedia薬剤師では200人の転職経験のある薬剤師に転職理由の調査を行いました。
上位5位について解説しています。ぜひ参考にしてください。
転職理由 | % |
---|---|
環境・生活の変化 | 50.0% |
現在の待遇への不満 | 47.0% |
会社の人間関係が合わない | 29.5% |
会社の将来性に不安 | 22.0% |
スキルアップできない | 19.0% |
調査:ネグジット総研
1.環境・生活の変化
既婚者の方の場合、配偶者が転勤になり職場を離れざるを得なくなったり、自身の年齢や子どもの年齢などにより新たな職場への転職を考えたりと、職場が自分の生活スタイルに合わないと感じ転職する薬剤師が多いです。
2.待遇への不満
給与や残業の多さ、業務など、様々な不満がありますが、多く挙げられるのは給与・残業です。
具体的には給与が忙しさに見合っていなかったり、残業の多さから自分の時間がとれなくなってしまったりという転職理由があるそうです。
3.人間関係
女性の多い薬剤師業界にとって、人間関係が転職のきっかけとなることはかなり多いようです。
実際、職場歴の長い薬剤師に面倒な患者を押し付けられたり、他の薬剤師同士のいざこざに巻き込まれることもあるそうです。
4.会社の将来性への不安
病院では病床数の減少、中小調剤薬局・ドラッグストアではM&Aによる買収などにより経営難になるケースが多くあります。
経営難になっている職場で継続して働くのはリスクがあるので、転職する方も多くなります。
5.スキルアップへの不満
職場で扱える薬の少なさに不満をもったり、さらに専門的な知識を学びたいと思ったりする薬剤師は多いです。
ですから、それがきっかけで職場に不満を抱き転職を決意するケースも多いようです。
2.【業種別体験談】私と同じ業種の薬剤師はどんな理由で転職?
以上で薬剤師全体の転職理由について紹介しました。
では、業種別ではどのような転職理由があるのでしょうか。
今回は、現役の転職エージェントに各業種で多い転職理由を、転職経験のある調剤薬局・ドラッグストア・病院・企業の薬剤師に転職理由を聞いてみました。
調剤薬局
調剤薬局に多い転職理由
- 人間関係
- 待遇への不満
調剤薬局は人間関係・待遇への不満が転職理由となることが多いようです。
中小調剤薬局では狭い人間関係の中で生活するため、そのこじれから転職を決意する人も多いのだとか。
その一方で、大手調剤薬局では異動で人間関係はどうにかなるものの、残業やヘルプ・年収が転職理由になることが多いそうです。
実際に転職を経験した方はどのような理由から転職したのかご紹介します。
ドラッグストア
ドラッグストアに多い転職理由
- 待遇への不満
ドラッグストアは待遇への不満から転職する人が多いようです。
大手ドラッグストアは、大手調剤薬局と同様転勤・異動が頻繁に行われたり、調剤業務以外にOTC薬販売・POP作業など負担が多くなったりします。
ですから、居住や人間関係の不安定さ・業務量によるストレスから転職を決意する薬剤師が多くいます。
以下で実際に転職を決意した方の転職理由を見てみましょう。
病院
病院に多い転職理由
- 人間関係の悪さ
- 待遇への不満(特に年収・残業)
病院薬剤師はドクターや看護師との関係性がうまくいかなかったり、残業や勉強会が多いにも関わらず給料が少なかったりすることが転職理由になる場合が多いそうです。
では、実際に転職した薬剤師の転職理由を見てみましょう。
企業
企業に多い転職理由
- 人間関係の悪さ
- 待遇への不満(特に残業)
- 職場環境への不満
企業では、上司との人間関係や残業の多さ、職場環境への不満から転職を決意する人が多いそうです。
業種によっても異なりますが、年収は高いものの転勤や出張、残業が多かったり、患者とのふれあい機会の少なさから転職を決意する人もいるのだとか。
以下で実際に転職した企業薬剤師の体験談を見てみましょう。
3.「転職に踏み切れない…」薬剤師の悩み解決方法は?3STEPを紹介
自分の悩みで本当に転職していいのか悩む薬剤師も多いと思います。
この項目では、元転職エージェントの方に聞いたノウハウを3段階のステップに基づいてお伝えしますね。
- 「もし転職理由が解消したら今の職場で働き続けたいか」考えてみる
- 辞める前に本当に悩みが解消できないかを考える
- 転職エージェントに相談する
STEP1 「もし転職理由が解消したら…」で考えてみる
様々な理由で転職を考えると思います。
では「もしもこの転職理由が解決したら」今の職場で今後何年も働きたいですか? 一度この点を問うてみると、転職すべきか否かがはっきりするかもしれません。
例えば、人間関係が転職理由だとしましょう。上司と意見が合わず、ギスギスした関係になっているため、今の職場を辞めたいとします。
そこで考えたいのが「もしも上司が辞めたら今の職場で働き続けたいか?」ということです。
解決しても今の職場でずっと働きたいと思わないのであれば、転職はせずに自分が職場を辞めたい理由を再度見つめなおす必要があると言えます。
その一方で、その転職理由が解決すれば今の職場で働けるなら、転職理由はすでに明確です。 転職を決意してもいい状態といえるでしょう。
STEP2 辞める前に本当に悩みが解消できないかを考える
どんな転職理由でも「他の上司に相談したか?」というように、職場の悩みを解決する方法を考えることはとても重要です。
なぜなら、完全に悩みなしで働ける職場はそう多くないからです。
今の職場で悩みを解決する方法を考えずに次の職場に転職してしまっては、また同じ悩みを抱えてしまいます。
結果的に、何回転職しても満足する職場につけず転職回数だけが増えてしまう可能性もあります。
それを防ぐためにも、辞める前に本当に悩みが解消できないのかを考える必要があるといえます。
STEP3 転職エージェントに相談する
STEP1,2を踏んだが転職が不安という人は、転職エージェントに相談した方がいいです。
転職エージェントというと「すぐに転職したい人しか登録してはいけないんじゃないの?」と思っている人も多いと思います。
しかし実は、転職サイトに登録する人の中にはまだ転職するか迷っている方も多いのです。
ですから、「そもそも転職すべきなのか?」という初めの段階の悩みでも、転職エージェントは親身に相談に乗ってくれます。
一例ですが、まだ転職時期を決めていない人でも次の転職で有利に動けるよう、今の職場での取り組みの工夫の仕方のノウハウや、とったほうがいい資格も相談に乗ってくれる場合もあります。
5.薬剤師の転職理由別おすすめ転職サイト2選
転職サイトは直接エージェントに会えるものを選ぶ
「でも、転職サイトってどれがいいの?」「転職サイトなんて使ったことないし…」という薬剤師も多いのではないでしょうか。
転職サイトは転職エージェントに直接会って相談できる転職サイトをおすすめします。直接転職エージェントに会える転職サイトを選ぶべき理由は以下の2つです。
- 理由汲み取りやすくなり、意思疎通がしやすくなる
- 転職を決心した時に、希望求人に想いを伝えてもらいやすくなる
直接会うことによって意思疎通がしやすくなるので、今の職場で抱えている悩みを的確に拾ってくれたり、より薬剤師の気持ちを分かってもらいやすくなります。
また、今はまだ悩んでいる状態でも転職を決意する時が来るかもしれません。
転職エージェントは、求職者の希望求人決定後、求職者の想いや人柄を職場に伝える「推薦状」を送ります。
ですから、直接エージェントと会っていた方が電話よりも人柄や想いが伝わるので、希望求人へ薬剤師の想いが伝わりやすくなるのです。
直接エージェントに会える転職サイトおすすめ2選
転職サイトはマイナビ薬剤師とファルマスタッフがおすすめですが、薬剤師が解決したい転職理由によっておすすめの転職サイトが異なります。
以下で転職サイトの特徴について紹介しますね。
マイナビ薬剤師・ファルマスタッフ共通でおすすめな薬剤師
- 人間関係で悩む薬剤師
- 待遇の中でも残業に悩む薬剤師
マイナビ薬剤師は15か所、ファルマスタッフは12か所の拠点が全国にあります。
それらの拠点から地域の求人の情報を徹底的にリサーチしており、実際に求人募集先に足を運んでいるので、求人には載っていない人間関係や実際の残業の多さ、雰囲気を知ることができます。
人間関係や残業の多さといった、転職する前に分からない部分に部分に不安を抱えている薬剤師は両方のサイトに登録して比較することをおすすめします。
それでは、各転職サイト別におすすめな薬剤師を紹介します。
マイナビ薬剤師
高収入求人を見つけたい薬剤師におすすめ
マイナビ薬剤師は年収600万以上の求人が多数あり、なんと調剤薬局・ドラッグストア・企業・病院合わせて22,386件も保有しています。
中小転職サイトのファーマキャリアが10.328件であるので、まさに大手マイナビだからこその強みであるといえます。
ですから、高収入を得たい薬剤師はマイナビ薬剤師に登録すべきでしょう。
ファルマスタッフ
スキルアップしたい薬剤師におすすめ
日本調剤グループ運営の転職サイトなので、そのノウハウを用いた教育制度が充実しています。
また、認定薬剤師の資格取得のためのe-learningサービスを行っており、転職サイト利用中からスキルアップのために資格の勉強をすることができるので、スキルアップしたい薬剤師におすすめです。
6.薬剤師の面接での転職理由の上手い伝え方って?ノウハウ4選
では、最後に元転職エージェントに聞いた面接での転職理由の上手な伝え方についてお伝えします。
- 転職理由はきっかけ2割、今後の展望8割で伝える
- 今の職場ではできなくて、次の職場でやれそうなことは何か考える
- ”ネガポジ変換”を意識する(「~がいやだ」を「~したい」に言い換え)
- 今の職場でよかったことを掘り出し、「おかげさまで」とポジティブに話す
以上の4つが面接で転職理由を伝える際のポイントですが、実際どのように考えたら良いのか例を用いて説明します。
面接での転職理由例|転職理由:給料の低さ
基本的に面接で話す内容は転職のきっかけ2割、これからの展望を8割というように、ポジティブに話すことを意識しましょう。
きっかけを話す際に絶対にやってはいけないのが人間関係を転職理由として挙げることです。
前の項目と矛盾するようですが、転職エージェントの情報は職場の雰囲気であり、実際の職場は入社しないと分かりません。
ですから、人間関係をきっかけとして挙げると職場の採用担当者に「自分の会社でも合わない人がいたら辞めちゃうのかな?」「扱いずらそう…」という印象を与えてしまいます。
また、「きっかけ」で転職理由を伝える際には今の職場の不満をそのまま話すのではなく、「全然仕事を任せてもらえない」を「たくさん仕事を取りに行くやる気があります」というようにネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換して伝えることが大事です。
さらに、今の職場で得られたことを「おかげさまで~」とポジティブに伝えることで、どんな職場でも吸収できる人という印象を与えることができます。
このページが「こんな理由で転職してもいいのかな…」と迷っている方の力になることができれば幸いです。
まだ決心できていない人も、一度転職エージェントに相談してみると解決策が見つかるかもしれませんよ。
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