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「勉強不足で今の仕事に支障が出ている…」 「いま勉強をしないとキャリアプランを実現できない!」
勉強したいと思う理由はさまざまですが、仕事をしながら勉強時間を確保するのが難しいのは皆同じです。
この記事では、忙しい薬剤師が効率良く勉強し、スキルアップするための勉強方法を3つ紹介していきます。自分の目的に合った勉強法が見つかるはずです。
転職サイト名 | 求人数が 多い職場 |
無料登録 |
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マイナビ 薬剤師 |
ドラッグストア 企業 |
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薬キャリAGENT | 調剤薬局 病院 |
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ファルマ スタッフ |
調剤薬局 ドラッグストア |
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
1.【目的別】薬剤師におすすめの勉強方法
本サイトがおすすめする3つの勉強方法を紹介します。
「これなら自分にもできそう」「これが自分に合っていそうだな」と思える方法があれば、その項目をクリックしてください。より詳しい内容を紹介する項目にジャンプします。
1-1.本やアプリで学ぶ
働きながら自分で勉強するのは予想以上に大変です。 通勤時間や業務の昼休みなど、隙間時間を見つけて効率よく学ぶのがコツとなります。
具体的には「参考書を活用して勉強する」「スマートフォンの勉強アプリを活用する」といった方法が挙げられます。特にスマホ学習はどこでも気軽に学習ができますね。
1-2.講演会やセミナーで学ぶ
自分の知識・スキルの弱点がはっきりしていて、勉強したい内容が見えているなら、講演会やセミナーがおすすめです。
今働いている会社はもちろん、他企業が開催するセミナーなども幅広く情報を入手して、積極的に参加してみましょう。主にインターネットから最新情報を入手できるでしょう。
講演会やセミナーは学習意欲が高い薬剤師が集まるので、私も頑張らなきゃ!」とモチベーションの向上も期待できます。
1-3.現場で実践的なスキルを学ぶ
「実践的なスキルを獲得したいけど、今の職場では難しいな」という方は、思い切って転職という道を選んではいかがでしょうか。
求めるスキルによっては、正社員ではなく派遣薬剤師を選び、さまざまな職場を経験するのも有効です。
自分が学びたい知識を得られる職場を選ぶためには、転職サイトの活用がおすすめです。薬剤師転職のプロであるエージェントが、スキルアップのための転職を支援してくれるでしょう。まずは自分の目的や理想を明確にしておくことです。
2.先輩薬剤師が選んだ!活用したい参考書・スマホアプリ
薬剤師の先輩たちが実際に使った参考書やアプリを紹介します。独学にとても役立つものを厳選したので参考にしてください。
おすすめの参考書
自宅でしっかり勉強するには本がおすすめです。選び方としては評判だけでなく、自分で目次などに目を通すことです。参考書は専門書籍で高価なので、事前チェックはしっかり行ないたいところです。
また意外と重要なのが本の発行年月。日々進化していく医療の世界では、たった数年前の知識でも「今では通用しない過去の知識」になってしまいます。
一方で古い本だとしても、重版がかかる本はそれだけ評判が良く、時代が変わっても使えるベストセラーともいえます。何刷まで出ているかも可能な限りチェックしましょう。 ここでは、書籍購入者のレビューをもとに編集部が厳選した参考書を紹介します。
服薬指導に自信がない方におすすめ!
「薬局ですぐに役立つ 薬の比較と使い分け100」
著者:児島悠史 出版社:羊土社 発行年:2017年
おすすめポイント:「お薬Q&A~Fizz Drug Information」という、薬剤師が作ったサイトの「似た薬の違い」を書籍化。現場で迷いやすい100のテーマを、見開き2ページ程度でコンパクトにわかりやすくまとめてあり、隙間時間でも読みやすくなっています。 薬剤師や医療従事者向けに書かれていますが、簡単な言葉とたくさんの画像で解説されているので、新人薬剤師でも理解できる内容です。
さらに、より深く考察するためにWebサイトにはないコラムやこぼれ話を300収録しています。
OTC医薬品を扱う方におすすめ
「OTC医薬品の比較と使い分け」
著者:児島悠史、坂口眞弓、神田佳典 出版社:羊土社 発行年:2019年
おすすめポイント:OTC医薬品は、処方箋なしで買えるだけに薬剤師や登録販売者の明確なアドバイスが重要になります。 薬剤師が重大な疾患を見逃したり、副作用リスクの高い薬をすすめたりすることのないよう、テーマごとにわかりやすく解説しています。
有効成分の長所と短所、医療用薬との違い、実際の例、現場でよくあるQ&Aなどが誰にでもわかるようカテゴライズされています。800件の参考文献も明記してあるため、深く勉強したい薬剤師でも満足の一冊です。
発行元のWebサイトと併せて参照してみてください。
現場力を上げたい若手薬剤師におすすめ
「デキる薬剤師をつくる現場の教科書」
著者:亀井美和子、川添哲嗣 出版社:じほう 発行年:2019年
おすすめポイント:薬剤師にとって一番の学びは、臨床現場で業務を行ない、先輩薬剤師から教わること。この本は、机上の勉強だけでは教えてくれない、日常業務の基礎や常識、学会発表や患者さんへの対応などの応用編まで網羅した、若手薬剤師のための一冊です。
また、後進の指導にあたる先輩薬剤師にも役立つ内容なので、若手育成に悩む方にもおすすめです。
薬歴を1日でも早く体得したい方におすすめ
「誰も教えてくれなかった実践薬歴」
著者:山本雄一郎 出版社:じほう
発行年:2018年
おすすめポイント:患者を正しくサポートするのに、薬剤服用歴管理記録(薬歴)は欠かせません。
そもそも薬歴とは何のためにあるのか?そして薬学という知識を十分に活かしながら、患者さんにより良い薬物療法を提供し、薬の持つリスクから患者を守ることを目的に書かれた一冊です。
どのように薬歴を書けばいいのか、患者のためにどう活用すれば良いのかを解決に導いてくれます。
薬の知識全般を増やしたい方におすすめ
「今日の治療薬2020:解説と便覧」
著者:浦部晶夫、島田和幸、川合眞一 出版社:南江堂 発行年:2020年
おすすめポイント:薬剤師なら知らない人はいない、毎年改訂のベストセラー。臨床で使われる医薬品を「辞書」のように検索できる一冊です。 図解やアイコンがわかりやすく、多くの薬剤師に愛用されています。
2020年の改訂では、新しく「免疫疾患治療薬」の章、解説に「図で見る薬理作用」が追加されました。 電子版もあるので、スマートフォンにアプリを入れておくのも便利です。
おすすめのスマホアプリ
通勤時間や空いた時間、本を開くことができない時など、アプリは手軽で大変便利です。無料ダウンロードできるので、自分の使いやすいものを選べるのもアプリのメリット。 今回は、ユーザーの口コミやレビュー3.0以上のものを厳選しました。
ヤクチエ添付文書
▼おすすめポイント
- 販売名,一般名,識別コードで検索できる
- 薬が画像で紹介され、先発・後発、薬価が一目で比較できる
- 月に1回更新され、いつも最新の情報が手に入る
ヤクチエ検査値
▼おすすめポイント
- 3つの検索機能で調べたい時にサッと使える
- 医歯薬出版からデータ提供をうけ、専門書籍と変わらぬ信頼性と情報量
- 自分で3段階のラベル分けができ、オリジナルの辞書的解説書になる
安心処方 infobox
▼おすすめポイント
- 薬剤の一般名、識別コードから検索でき、副作用、薬価や販売会社まで表示される
- 10種の薬剤が指定でき、相互作用や禁忌薬のチェックが可能
- 添付文書情報が日次更新、緊急安全性情報、使用上の注意など改訂情報も随時更新
薬トレ 保険調剤
▼おすすめポイント
- 日本調剤株式会社監修の薬剤師向け「保険調剤テキスト」を無料会員登録で閲覧可能
- 閲覧履歴やお気に入り登録ができ、すぐに表示可能
- 赤字の箇所を「消す・表示する」を切り替えられ、暗記に役立つ
独学でスキルアップを図るなら、参考書とアプリを上手に使い分けて効率良く勉強しましょう。
3.講演会・セミナーでしっかり学びたいなら
各地で薬剤師に関するさまざまな講演会や研修が開催されています。しかしどのような講演会があり、何に参加すればよいのかは見えてきませんよね。
コツとしては勉強の目的を、漠然としたものではなく「何について学びたいか」と明確にすることが大切です。
そのために、講演会やセミナー情報が集約されているサイトを紹介します。
日本薬剤師研修センター
「日本薬剤師研修センター」のホームページです。全国の公演情報が集約されているため、あちこち探さなくても情報が手に入ります。
認定薬剤師、生薬認定薬剤師、漢方薬といった資格や目的別に研修がまとまっており、探しやすい設計になっています。都道府県別に開催される集合研修会が紹介されているのもうれしいですね。
情報は月次で分けられているので、自分のスケジュールに合わせて講演会を選びやすくなっています。 講演内容を眺めるだけでも「こんな分野の講演もあるんだ!」という発見があり、知識欲が広がるかもしれません。
薬事日報
▼公式ホームページ
https://www.yakuji.co.jp/moyooshi
薬剤師にはおなじみ「薬事日報」のWebサイト版です。 研修会やセミナー情報が詳しく紹介されていますし、キーワード検索ができるので、興味ある分野をピンポイントで探せます。
講演会やセミナーの情報のみならず、企画された意図や今後の計画といった情報まで掲載されています。自分の勉強したいもの、興味あるものを明確にしやすいでしょう。
さらに講演会情報だけでなく、ニュースや業界情報、書籍の改訂情報といった最新の情報が随時更新されるので、日頃からこまめにチェックしておきたいサイトです。
4.実践でスキルアップするなら派遣・転職も視野に
「いつまでたっても同じ仕事の繰り返し」「もう先輩から得られるものがなさそう…」 このように今の職場でのスキルアップに限界を感じているなら、職場を変えてみるのも一つの選択肢です。
さまざま方法がありますが、ここでは派遣薬剤師としてキャリアアップする方法と、転職サイトから理想の職場を見つける方法を紹介します。
派遣でさまざまな経験を積んでスキルアップ
派遣薬剤師は時給が高く、時間の自由がききやすい働き方です。一つの職場に限定されることもなく、さまざまな現場を経験できるというメリットもあるため、幅広い薬の知識と患者対応力が身につくでしょう。
派遣先は基本的に人手が足りていないので、薬剤師として幅広いスキルと業務内容を経験できるでしょう。 現在の職場を辞めることに抵抗があるなら、ダブルワークで派遣薬剤師を経験することも可能です。自分のスキルアップにはどのような働き方が必要かをよく考えてみましょう。
おすすめの転職サイト
派遣薬剤師の道を選ぶなら、教育体制が完備された「ファルマスタッフ」がおすすめ。スキルアップを支援してくれる研修制度があるので安心です。
研修には、はじめての派遣先でどのように就業したらよいかを学ぶ「入職時導入研修」、週所定労働時間に応じた実務知識から法律、保険制度までを学習する「キャリア支援研修」があります。 はじめての派遣でも安心して業務を開始できる体制が整っているのです。
就業期間中は日本薬局学会主催のファーマシーセミナーが無料で受けられるのもメリット。毎月全国主要都市で開催され、新薬や最新治療法などの講習を受けられます。
転職でスキルアップがかなう職場へ
薬剤師に限りませんが、職場によってスキルアップできる職場と、見込みが薄い職場があるのは事実です。 現在の職場で勉強や経験を積むことが難しいのならば、思い切って転職するというのも良いでしょう。
転職を成功させるためには、自分で「理想の職場」を明確に描くことが大切。ここだけは譲れない、これは外せないというポイントを書き出してみると、転職サイトでの求人検索もスムーズになるでしょう。
おすすめの転職サイト
薬剤師の転職におすすめなのが「マイナビ薬剤師」です。薬剤師の転職に特化したサイトで、全国各拠点で「転職無料相談会」も実施しています。
転職への踏ん切りがつかず迷っている薬剤師も、まずはエージェントに相談だけでもOKなので、気軽に利用してみましょう。 休日、出張、年収アップ、UターンIターン、キャリアアップ、女性薬剤師など悩み別の相談会もあるので、日頃なかなかできない相談やアドバイスがもらえます。
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5.まとめ
薬剤師の効率的な勉強方法は、「独学」「講演会・セミナー」「転職」の3つがあります。
独学であれば、自分の勉強法に合った参考書やアプリを有効に活用しましょう。 学びたいことを効率的に習得できるはずです。
学びたいこと、興味の対象があるのであれば、サイトを使って講演会やセミナーを探しましょう。検索を通じて、ほかにも興味が広がるかもしれません。 現場でのスキルアップを目指すなら、転職というのもひとつの選択肢です。同じ職場に留まるより、早めに行動を起こして自分の目指すキャリアを築くべきです。
この記事で紹介した方法を使って、自分の思い描く理想の薬剤師像を実現してくださいね。
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