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男性薬剤師の皆さん、今の年収に満足していますか?「同年代の薬剤師と比べるとどうなんだろう?」という疑問は、当然浮かんでくるかと思います。 このページでは「男性薬剤師と仕事」というテーマにじっくりと向き合い、考えていきます。
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この記事の目次
1.男性薬剤師の平均年収を公開!死守したい年収のラインは?
まずは、気になる薬剤師の年代別の平均年収を見てみましょう。自分の年代と照らし合わせてみてください。
(※平成26年賃金構造基本統計調査を元に算出)
こちらをまとめると
- 男性薬剤師の平均年収:627万円
- 女性薬剤師の平均年収:532万円
という結果に。
上記から更に男性の年代別の平均年収をまとめると
- 25~29歳:460万円程度
- 30~34歳:570万円程度
- 35~39歳:620万円程度
- 40~44歳:660万円程度
- 45~49歳:710万円程度
- 50~54歳:750万円程度
- 55~59歳:640万円程度
- 60~64歳:610万円程度
更に特徴を簡潔にまとめると
- 男性の方が平均年収は100万円程度高い
- 年功序列傾向
- 50代までは年収は上昇傾向
- (男性は顕著に)50代を過ぎてから年収は下降傾向
といった側面が見えてきますが、50代を境に年収がダウンしているという傾向はちょっと焦りますよね…。ある程度の下降は避けられないのかもしれませんが、同じ職場で給与を大幅にアップさせるのは難しい部分もあるため、若いうちから高年収に向けてのキャリアをぼんやりとでも考えておくのがよいかもしれません。
2.【タイプ別】男性薬剤師キャリアプラン
ここからは、「キャリア」について考えていきましょう。キャリアプランがなく、漫然と仕事を続けていくのは精神衛生上あまり良くありませんし、人生の大半を占める「仕事」で目標や、なりたい自分がないのは少しだけ寂しい気もします。
男性薬剤師が思い描くキャリアプランの代表例タイプ別に挙げてみます。自分がどれに近いかイメージしながら読んでみてください。
エリートタイプ
エリートタイプは、専門薬剤師のスキルを身につけ、自分のキャリアプランを実現できる職場に転職し、昇進を重ねて定年まで勤めたいというタイプです。しかし、30代で自分が進むべき方向を見失い転職を希望する方もいます。
- 20代 現場でスキルを身につけ、進むべき方向を探す
- 30代 専門薬剤師の資格を取る
- 40代 専門薬剤師のスキルを活かせる職場に転職
- 50代 転職先で管理職に昇進
- 60代 定年して悠々自適な生活を送る
プロフェッショナルタイプ
たとえば特定疾患の治療に携わりたい、とった志の高い方がこのタイプに該当します。どちらかというと少数派なタイプではありますが、意識がとても高い方に多く、下記のようなキャリアプランを描いているようです。
- 20代 総合病院で薬剤師のスキルを身につける
- 30代 専門薬剤師の資格取得と同時に、特定疾患専門病院などへ転職
- 40代 治療方針会議などにも参加できるようになり、疾患に関する知識をつける
- 50代 薬剤師をしながら、画期的な治療法の研究を始める
- 60代 大学の客員教授などになり、設備を借りて研究を続ける
もともと特定難病の治療に携わりたいという志の高い方が、このようなキャリアプランを思い描いています。
安定志向タイプ
上記2タイプはキャリアプランが固まっているタイプです。一方で「安定志向タイプ」は、特別なことをするわけではなく、着実にキャリアを重ねていくタイプです。もっとも堅実なタイプですが、必要があれば転職することもあります。
- 20代 調剤薬局でスキルを身につける
- 30代 後進の育成も担当し、役職につく
- 40代 薬局内での新規事業を担当、広い見識を身につける
- 50代 新規事業分野で昇進する
- 60代 エグゼクティブヘッドハンティングを狙う
このタイプで知っておきたいのが、薬剤師は若いころの給与はほかの仕事にくらべて高いものの、伸びが鈍化して50代あたりからの昇給が難しくなる、という事実。
それを避け、薬剤師としてキャリアアップ、年収アップを果たすには「転職」が良い方法のひとつといえます。まだ若く、現実味がないという方も、「給与額の底上げ」のためには「転職という選択肢もアリ」と思っておくのが良いかと思います。今後何十年と働くことを考えると生涯の収入額は職場によって大きく変わってきます。
とはいえ、転職というのもはなかなか大変なものです。男性薬剤師にとっての転職について詳しくみていきましょう。
3.どのタイミングで転職するのがよいのか
前述のとおり、キャリアアップ、そして年収アップの近道のひとつが「転職」。しかし、そのタイミングを図りかねている方もいるでしょう。ここでは、「転職のタイミングや、転職理由」に関するとてもリアルな事例を紹介します。
「近いうちに昇進だよ」からもう2年
もう少し待てば昇進すると上司に説得され続けて2年も過ぎてしまった男性薬剤師。当時その状況をどう判断するべきかアドバイスが欲しかったことと、もし今後も続くなら転職も検討しようとしていたため、転職エージェントに相談。
エージェントの見解としては、「2年待って昇進しないのは正直昇進させる気がない、と思うのが賢明かもしれませんね…。あくまで一意見として聞いて頂ければとは思いますが、もう見込みがないと割り切って勤務先には内緒で転職活動を始めるという選択肢もありだとは思います。」というものでした。
最初は悩みながらの転職活動でしたが、複数の職場での面接を経た結果、勤務先よりも良いと思える職場と出会うことができたため、内定を得たのちに退職を告げたそうです。
結婚し、子供も生まれるのに年収が上がる見込みがない…
後継者のいない小さな調剤薬局に勤務していた男性薬剤師。年収が上がる見込みがないことに不満を感じていました。子供が生まれる直前だったことから、「今すぐ転職すべきか、子供が生まれてからの方がよいのか」で迷っていました。
転職エージェントは「お子さんが生まれてからではなく、今すぐの転職をおすすめします。一時的に年収は下がっても、将来性があって年収が伸びる大手を狙っていきましょう。経験を活かしながらキャリア形成もできるはずですよ」と勧めました。
その結果、大手製薬会社のMRへの転職が決まり、忙しくも充実した毎日が続いているとのことです。
今の職場に恩義があってそのまま勤務
専門薬剤師資格取得を後押ししてくれた職場に恩があったという男性薬剤師。その専門性を生かせる職場に転職したかったものの「恩」が足かせになり、転職を迷っていたそうです。今の職場も専門性を生かせないわけではなく、なぜ今の職場がダメなのか、転職したいのか、というモヤモヤが続いていました。
転職エージェントのアドバイスは「今の職場で理想のキャリアビジョンが描けるか、イメージできるかもう一度じっくり考えてみましょう。そのうえで“なぜ転職したいのか”を改めて考え直してみるといいですよ」というものでした。
その結果、男性は今の職場では思い描くキャリアビジョンが実現できないと判断しました。また、「恩」に縛られていては自分自身が幸せになれないという結論を出し、専門性をより発揮できる職場へ転職しました。
転職のタイミングを正しく決断する方法
全ての事例に共通していえることは、転職するなら早いに越したことはないということです。というのも転職においては年齢も大切なポイントになるからです。25歳での転職と、30歳での転職は全く別物になります。年齢が高くなってからのキャリアチェンジ(病院から薬局へ、等)はもちろん可能ではありますが、職場での周囲の年齢のギャップや年収ダウンの可能性もあります。年収アップ、キャリアアップ転職にしても年齢は大きなポイントになります。
とはいえ、誰でも転職には勇気がいるものです。転職のタイミングを一人で正しく決断できるか、不安に思う方も多いのではないでしょうか。そこで役に立つのが、薬剤師専門の転職エージェント。上記の事例のように、転職エージェントは転職に関する相談に無料でのってくれます。今すぐに転職する気が無い方や、そもそも転職するか迷っているという方も、一度転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
4.男性薬剤師ならではの「あの」問題
ここまで、男性薬剤師と年収について様々な検証をしてきました。年収をアップさせるには、やはり転職がベストな方法なのですが、それ以外にも転職をしたいと感じる瞬間があるのではないでしょうか?特に男性薬剤師が抱えやすい悩みとして『女性中心の職場であること』があるようです。
女性多数の職場では『自分の居場所がない』『発言力が乏しく感じる』という男性薬剤師も多いものです。薬剤師専門の転職エージェントは以下のようにアドバイスをします。
「男性と女性の“脳”は根本的に違います。まずは相手を認めることから始めてみましょう。女性は、男性が理解できなくても理解しようとする姿勢を感じ取るものです。このことを身につけておかなければ、転職した先でも同じことが起きてしまいます」
「確かに…」と思いつつも、女性薬剤師の関係に悩む男性薬剤師は、新たな転職先として「男性の多い職場」を望みたくなりますよね。日々、ストレスを抱えながら仕事を続けていては、仕事へのモチベーションも上がりませんし、自分自身のキャリアプランにも、そして年収額にも悪影響があるでしょう。
思い切って転職すれば年収アップと同時に悩みも解決できるかもしれません。
5.新天地で再スタートを切ってみては?
ここまで、男性薬剤師の年収額を中心に、キャリアプランや転職についてみてきました。
今後に不安がある、今の職場となじめない、このまま続けるべきか…という不安は、薬剤師ならずとも社会人にはよくある悩みです。一方で、多くの男性薬剤師が、転職によって「なりたい自分」に近づき、年収額もアップさせていることは事実です。
そのためには、薬剤師専門の転職サイトへ登録してみてください。専任のエージェントに、希望の年収額、得たいキャリア、こんな職場で働きたい…など、様々な希望を遠慮なく伝えて下さい。きっと、あなたにピッタリの職場を紹介してくれるはずです。
転職は、望む人生を実現する手段。「そのうち」「来年になったら」とズルズル引き延ばしていると、時間はあっという間に過ぎていきます。新天地で、薬剤師として再スタートを切ってみてはいかがですか?
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