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「職場の人間関係がもう限界…早く退職したい」
「調剤ミスが怖いから辞めたい」
薬剤師を辞めたいと思った理由は、今の職場への不満でしょうか?それとも薬剤師という職業への不安でしょうか?どちらにせよ、辞める一歩が踏み出せずに一人で悩んでいる方もいるでしょう。
ここではよくある薬剤師の転職理由を紹介しながら、今後の働き方や薬剤師の資格を活かせる職業についても紹介します。現状を把握して不安を一つひとつ解消していけば、進むべき道が見つかるはずです。
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この記事の目次
1.「辛すぎる…」「もう無理」薬剤師が辞めたいと思う8つの退職理由
「とにかくつらい」「辞めたいけど、その後が不安」
薬剤師が仕事を辞めたい理由はさまざまです。
しかしその理由が一般の職場でも起こりうるものなのか、薬剤師ならではなのかによって、その後の転職にも影響してきます。
ここからは、よくある「今の職場を辞めたい理由」と「薬剤師を辞めたい理由」に分けて紹介します。
今の職場を辞めたい!人間関係、年収、残業、仕事の負担など理由はさまざま
まずは今の職場を辞めたい理由をみていきましょう。
人間関係などの職場環境、年収といった待遇面など、理由によって今後の対応は変わってきます。
人間関係
職場の人間関係に問題があっても、「自分が悪い」「自分さえ我慢すれば…」と思っていませんか?
複数の人間がいれば、少なからず人間関係の問題が生まれるもの。自分を責めても何も解決されません。
しかし頭で分かっていても、精神的に追い込まれて健康を害する薬剤師もいます。
そうなる前に、異動や配置換えなどの希望を出して対策をしましょう。異動できない場合は、別の職場への転職を考えた方が良さそうです。
年収に不満がある
待遇面に不満を持つと、仕事へのモチベーションは下がる一方です。
たとえば業務量と収入が見合っていない、まったく昇給しないなど自分の頑張りが反映されにくい職場だと不満は募る一方です。
しかも友人薬剤師よりも給料が低いなどの事実を知ると、自分の価値自体を疑うことにも。
資格取得やキャリアアップによって今の職場で年収アップを目指すのも可能ですが、時間がかかる割に望むほどの年収にならないかもしれません。
すぐに年収を上げたいのなら、転職も視野に入れてみましょう。
残業など拘束時間が長い
残業によって長時間拘束される労働環境では、疲労はどんどん蓄積します。
おまけに休日出勤が多く、希望通りに有給休暇も取れない場合は、家族や友人との約束もできずプライベートを犠牲にして働くことにもなるのです。
あまりに忙しすぎると働く目的を見失い、心身ともにストレスを受けて薬剤師としてのモチベーションを維持するのが難しくなるでしょう。
このまま働き続けて働く目的を見失うようなら、早めに転職を考えた方が得策です。
管理薬剤師のマネジメント業務をしたくない
大手チェーン調剤薬局やドラッグストアなどでは、管理薬剤師は中間管理職。上司と部下の間に挟まれて身を削り、精神的なストレスを抱える管理薬剤師もいます。
さらに通常業務もこなさなければならず、必然的に業務量は増える一方です。
管理薬剤師の業務をしたくないと思うほど追い込まれているなら、一度上司に相談してみましょう。解決できないまでも、改善の方向に動く可能性はあります。
それでも改善の見込みがなければ、ほかの職場を探すのもひとつの方法です。管理薬剤師は引き合いが多いので、好条件で転職できる可能性は高いでしょう。
薬剤師を辞めたい!理想と現実とのギャップ、調剤ミスへの恐怖が後押しに
夢を抱いて薬剤師になったのに、働き出した途端、現実とのギャップに愕然とする新人薬剤師もいます。
さらに調剤ミスといった薬剤師ならではのリスクによって、辞めたい気持ちに拍車がかかる方も。
ここでは薬剤師が辞めたくなる理由を紹介します。
理想と現実とのギャップ
理想と現実の間で悩むのは、特に新人薬剤師に多いケースです。
たとえば服薬指導で患者とうまくコミュニケーションが取れず、クレームをもらうなどして薬剤師の仕事を難しく感じるようです。
その場合、職種を変更して転職する選択肢も視野に入れてみましょう。やりがいを見つけられる可能性がありますよ。
調剤ミスが怖い
「調剤ミスを恐れる」のは業務に不慣れな新人薬剤師に多い悩みです。
調剤ミスは患者の命に関わる、重大な事故につながりかねません。しかも毎日ミスをしないよう神経を使い、そのストレスによってミスが起こるという悪循環も起こりえます。
調剤業務のある職場ではこの恐怖から逃れることは難しいため、調剤業務のない職種への転職を考えると良いでしょう。
調剤薬局の業務内容が合わない
当初は楽しかったはずの調剤業務も、慣れてくると単調に感じてやりがいを見失う薬剤師もいます。
また計数調剤を調剤補助に任せられるようになったり、かかりつけ薬剤師としてのアドバイスを煙たがられたりと、調剤薬局の薬剤師として自信をなくす場面も。
そんな時は、もう一度理想の薬剤師像について考えてみましょう。どんなやりがいを感じて働きたいか再確認できれば、別の職種という選択肢も見えてくるはずです。
病院薬剤師としての勤務が辛い
病院薬剤師は、患者だけでなく医師や看護師など医療スタッフと一緒にチーム医療に加わります。チームの一員として患者の治療にあたるので、コミュニケーションが何よりも大切な職種です。
しかし薬剤師の仕事をほかの専門スタッフから理解されにくく、さらに忙しさも相まって薬剤部全体がピリピリして働きにくさを感じる方も多くいます。
また年収面でも他の職種より高いとはいえず、日々の残業や休日出勤、当直で疲れ果ててしまう場合もあるでしょう。
一方で、病院薬剤師は臨床の現場でスキルを高められるのが魅力です。
この点に魅力を見い出せず、業務内容に疲弊しているならプライベートを優先できる職種や、年収アップを目的とした転職を選択肢に入れてみましょう。
薬剤師資格が生かせる一般的な職業3つ!視野を広げて他の職場で働こう
薬剤師資格が活かせる職種や職場は、医療機関だけではありません。
ここでは、薬剤の知識を活かして働ける一般企業の職業を紹介します。
転職活動の幅が広がり、自分の得意分野を活かせる仕事を見つけましょう。
メディカルライター
メディカルライターとは医療・健康に関する専門的な情報を、わかりやすい言葉で相手に伝える専門職です。
ちなみに医療従事者や製薬業界向けを「メディカル・ライティング(テクニカル・ライティング)」、一般向けを「ヘルス・ライティング」と分けて呼んでいます。主な職場は、製薬会社やCROなど。
医薬品の臨床試験・治験をはじめ、医療機器の計画・開発・承認に関わる書類や報告書の作成などが中心となり、客観的で正確なライティングスキルが求められます。
また広告代理店に勤務する「メディカルコピーライター」という職業もあります。主に医薬品や医療機器などの販売促進用に、広告のキャッチコピーなどを作成するのが業務内容です。
いずれもフリーランスでも活動できますが、一般的には正社員での雇用が多いようです。
SMO・CRO業界
SMOとは、「Site Management Organization(治験施設支援機関)」のことで、病院など治験を実施する施設の治験業務を外部機関としてサポートします。
CROとは、「Contract Research Organization(医薬品開発業受託機関)」の略称。新薬開発を製薬会社から引き受け、治験の実施や新薬申請の手続き、販売後の調査などを担います。
どちらも新薬開発の治験に携わりますが、SMOが医療機関をサポートするのに対し、CROは医薬品メーカーをサポートします。
調剤薬局や病院勤務にくらべると患者と関わる機会は少なくなりますが、新薬開発という規模の大きな仕事に携われるのが魅力。
ただし両者とも、採用までのハードルは高めです。
外資系製薬会社
いわゆる「外資系」の力は依然強く、世界の製薬会社の売上ランキング上位は欧米に本社を置く外資系に占められています。その強みは新薬の開発にあるといえそうです。
また外資系製薬会社の魅力は、年収が1000万円前後と全体的に高い傾向にある点。もちろん製薬会社や職種によって違いはありますが、一般的な薬剤師の年収より高くなるでしょう。
採用の傾向としては新卒より中途が多く、英語スキルは必須です。さらに専門スキルがある薬剤師は、外資系への転職が有利といわれています。
外資系製薬会社の転職事情を知りたい薬剤師は、転職事情に転職エージェントに相談してみましょう。
2.【職種別】この理由で辞めるなら、次はどの職場・職種がおすすめ?
ここでは、よくある辞めたい理由を職場ごとに紹介します。
次に転職するなら、どのような職場や職種がおすすめかも併せてみていきましょう。
調剤薬局
調剤薬局の場合、辞めたい理由の圧倒的多数は「調剤業務がイヤ」というもの。
調剤業務が単調で飽きてしまったという薬剤師は、OTC医薬品だけを扱うドラッグストアへの転職をおすすめします。
ほかにもSMOやCRO業界、外資系製薬会社は調剤業務がありません。
また調剤薬局の人間関係で転職したい場合は、メディカルライターなど一人でできる仕事もおすすめです。
ドラッグストア
調剤併設でないドラッグストアの場合、「調剤業務がしたい」という理由で辞める薬剤師もいます。
そういった場合は調剤薬局はもちろん、調剤併設型のドラッグストアや病院への転職で解消できるはず。
ただし調剤の自動化が進んでおり、職場によっては調剤業務がない可能性もあります。事前の職場見学や面接時の確認などでリサーチしておきましょう。
病院
病院薬剤師は当直や残業で時間的に拘束され、業務内容もハードです。だからこそと給与に不満を抱きやすいのです。
転職で年収アップしたいならドラッグストア、プライベート重視なら1人当たりの1日処方箋枚数が少ない調剤薬局を選んでみましょう。
SMO・CRO業界や外資系製薬会社の年収は高いのですが、その分難易度も高くなります。
企業(製薬会社)
MRの場合、顧客が医師であるため常に新薬や最新の臨床試験結果など専門知識を勉強する必要があります。
そのため情報のインプットに疲れ果ててしまい、辞めたいと感じる薬剤師も多いのです。
MRで活躍していたなら、今までの経験やスキルを活かして薬剤師以外の職種でも十分通用します。幅広い分野の職種も視野に入れて、転職を考えてみましょう。
その他
上記の職場以外、かつ辞めたい理由が明確にならない薬剤師は、転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントは「経験を活かしたい」「希望の働き方がしたい」といった条件を聞いてくれたうえで、今後のキャリアについても相談に乗ってくれます。
自分では想像もできなかった選択肢を提示してくれるので、今後の方向性について視野が広がるはずです。
3.転職エージェントとは?転職活動をサポートしてくれる存在を知ろう
転職エージェントは、どのようなサービスを提供してくれるのでしょうか?利用するメリットも併せて紹介します。
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、人材紹介サービスのひとつです。
転職において求職者が抱える悩みや、転職によって叶えたい内容をヒアリングし、プロの視点で最適な企業をマッチングしてくれます。
ほかにも履歴書の添削や面接の対策、企業との交渉を代行してくれる転職エージェントも。一人での転職活動が難しいと薬剤師なら、かなり頼もしい存在になってくれるでしょう。
転職エージェントを利用するメリットって?
転職エージェントを利用するメリットは、キャリアプランや条件に合った企業を紹介してくれる点です。
さらに自分では見つけられない求人や、非公開求人も紹介してもらえる可能性も。理想の職場に転職できる可能性が高くなります。
また自分では言い出しにくい給料など条件面の交渉や職場見学の交渉、面接のスケジューリングも代行してくれますよ。
転職サイトって無料で登録できるの?
転職エージェントは、募集を出している企業側から紹介報酬を受け取るビジネスモデルです。求職者である薬剤師は一切お金がかかりません。
ただし転職サイトにはそれぞれの特徴があるので、自分の希望や条件に合うサービスを選びましょう。そして複数の転職サイトへ登録することが重要です。
複数登録しておけば、良い転職エージェントに出会える確率が上がりますよ。
4.調剤業務がイヤ、人間関係に困っている…!まずは転職エージェントに相談を
転職相談やサポートの手厚いマイナビ薬剤師
大手人材会社のマイナビは一般の転職サポートにも力を入れており、大手企業との繋がりが非常に深く、そのノウハウもあります。
マイナビ薬剤師では、元薬剤師のアドバイザーが社内勉強会を開催しているので、アドバイザーの質が高く、面接対策などのサポートが充実しています。
さらに電話やWebツールはもちろん、対面でも相談に乗ってくれます。
薬剤師の悩みや希望をうまく汲み取ってくれるので、おすすめです。
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月間で約9万人もの医療関係者が利用し、長い間薬剤師へ転職情報を提供している薬キャリAGENT。
薬キャリAGENTの特徴としては、職場の雰囲気や人員体制などを全てヒアリングし、そのデータを蓄積しているところです。
人間関係や職場の雰囲気などを事前に把握できるので、現在悩みを抱えている薬剤師には特におすすめです。
5.まとめ
「もう辞めたい…」と思ったら、まずは現在の職場に対する不満なのか、薬剤師として不安があるのか考えてみましょう。それによって今後の方向性が変わってきます。
辞めたい理由を追求するのは難しいことですが、ベストの選択をするにはじっくり自分と向き合うことが必要。
そんなときに、あなたの強い味方になってくれるのが転職エージェントです。今後のキャリアを含めて相談ができたり、転職のプロとして客観的なアドバイスをしてくれるでしょう。
転職するには勇気が必要ですが、最初の一歩として転職サイトに登録してみましょう。理想的なキャリアプランを描きやすくなるはずです。
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