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薬剤師は一般的に高収入の仕事といわれていますが、思った通りの収入が得られず納得できない、と考えている薬剤師も多いようです。特に同年代より収入が低いと判明した時はショックなものです。 このページでは薬剤師の年収の実情を探るとともに、薬剤師が収入をぐんとアップさせるためのコツも紹介します。
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1.薬剤師の収入を検証してみる
薬剤師の収入は一般サラリーマンやOLに比べて高いという声も聞きますが、一方で「なんで薬剤師の年収はこんなに低いんだろう、、、」と考える薬剤師も多いようです、薬剤師がこのように考える1番の理由は頑張って働いても収入が大きく上がらないことにあリます。
薬剤師の年収と年間賞与の推移
以上の厚生労働省のデータに基づいたグラフをみてわかる通り、例え25歳から30年間働いたとしても年収は約1.27倍、ボーナスも約1.5倍にしかならないのです。
では、一般労働者の年齢別賃金と比較してみてみましょう。一般労働者の働き始めである20~24歳の平均年収が平均277万円に対して、薬剤師の働き始めの年収は400万円前後と確かに一般労働者より高く、薬剤師の収入は高いと言えるかもしれません。しかし、一方で一般労働者の平均年収は働き始めてから30年間で約2倍となっており、生涯で考えると薬剤師の収入が大きく上がらないため低く感じるという理由がよくわかるでしょう。
男女・年齢別|平均賃金表
【出典】国税庁|民間給与統計調査の概要
また、資格取得までに要した金額や業務の内容を考えれば、決して恵まれているとは言えませんよね。
一般の大学に比べて2年間も長く大学に通い、学費もかかり、猛勉強の末に国家資格を取得。仕事内容も人の健康や命にかかわりかつ、絶対にミスが許されないのが薬剤師です。
では薬剤師は「今ひとつ納得できない…」という年収額で我慢していかなければならないのでしょうか…?
2.職場によっては年収が「グン」とアップする!
ご安心ください。世の中には薬剤師の仕事・重要性をしっかり認め、多額の年収を支払う企業も多く存在します。
ここでは、薬剤師が活躍する職場別に年収額を紹介していきます。驚くほど高給な職場もありますので、じっくりお読みください。
1)病院の年収
年収額 | 高年収期待度 | 新卒初任給 |
---|---|---|
400~500万 | ★★☆☆☆ | 約20~22万円 |
病院は、国公立病院か民間病院か、総合病院か専門病院かといった勤務先別、夜勤専門などワークスタイルの違いによっても差が生じます。夜勤専任なら40万円以上の月収を稼ぐケースもあります。もちろん、薬局長など管理クラスになれば高給が望めるのは言うまでもないですね。
病院は際立った収入額ではありませんが、医師と直接やりとりするため、スキルアップのチャンスが多いことがメリットとして挙げられます。給料よりも、やりがいを求めて就職する。そんな価値観から病院で働くという方が多いようです。
2)調剤薬局の年収
年収額 | 高年収期待度 | 新卒初任給 |
---|---|---|
450~700万 | ★★★☆☆ | 約25~30万円 |
薬剤師の仕事といえばやはり調剤です。「薬剤師の収入は一般職よりも若干高め」という薬剤師の収入典型例そのものといえるでしょう。
職場によって異なりますが年1回の昇給査定がある場合が多く、査定の結果で昇給を見込むことが出来ます。
3)ドラッグストアの年収
年収額 | 高年収期待度 | 新卒初任給 |
---|---|---|
400~700万 | ★★★☆☆ | 約30万円 |
こちらの額は調剤併設ドラッグストアの場合です。
病院・調剤薬剤師にくらべると少々「伸び」が見込めます。しかし、ドラッグストアでは調剤業務以外の品出しや接客、レジなども担当します。年齢別にみても、35歳以上になってようやく年収500万円超に届くというケースが多いようで、決して高給とはいえません。600~700万円といった高年収も、店長クラスまで登りつめてようやく手が届きます。
一方で、ドラッグストアに勤める薬剤師には月額1~5万円ほどの「薬剤師手当」が支給されます。企業によっては10万円を支給するケースもあるので、会社規模によって左右されると考えるのが妥当です。
4)製薬会社の年収
年収額 | 高年収期待度 | 新卒初任給 |
---|---|---|
800〜1000万 | ★★★★★ | 約24万円 |
病院、調剤薬局、ドラッグストアにくらべると圧倒的といえるのが製薬会社です。薬剤師が「稼ぐ」ためにはこれ以上の職場はないといえるでしょう。
特に高年収を狙えるのが外資系の製薬会社です。能力主義で、業績や実績が給与明細にダイレクトに反映される風土がその理由です。もちろん国内の製薬会社も負けてはおらず、800万円程度の年収が入るケースも珍しくはありません。
ひとつ付け加えておきたいのが、製薬メーカーの仕事といってもMRばかりではないという点です。
確かに、高収入を狙えるのはMRなのですが、製薬企業にはそれ以外にも研究職、開発職など、薬剤師ならではの知見をフルに生かせる仕事がたくさんあるのです。これらの仕事もMRに負けず劣らず高年収を狙えます。
薬を患者に「渡す」立場から、薬を「作る」立場になってみるのも、薬のエキスパートとしての醍醐味といえるでしょう。
3.薬剤師が年収をアップさせる3つの方法
実は、薬剤師にも年収をアップさせる方法は存在するのです。以下では意外なほどシンプルな年収アップの方法が3つをみていきましょう。
1)意外?派遣薬剤師に転身する
これは「裏ワザ」とも言える方法です。実は、派遣薬剤師の給与は非常に高額です。時給換算で3000~4000円が相場で、勤務日数や時間によっては年収700万円以上も見込めます。
シフト制で勤務日数や時間に融通がきき、給与も高いのです。出産、子育てを経験して復職を考えているママ薬剤師にとってはうれしい条件です。
派遣というとデメリットとして挙げられるのが「派遣先の都合で契約を切られる」という点です。しかし、そういったケースは非常に珍しいです。万が一そうなったとしても、派遣会社自体との契約が続けば次の職場が紹介されます。
派遣について詳しく知りたい方はこちらのサイト「派遣薬剤師の現実的な収入を公開!経験者が語る派遣のリアルな一面も」を参考にしてみてください。あなたの派遣に対するイメージが変わるかもしれません
2)スキルアップする
当然のことですが、職場の上司は普通の薬剤師よりも専門知識をもつ薬剤師をよく評価します。そのため認定薬剤師など新たに資格を取得することで、上司からの評価を高め、収入アップにつなげることができるのです。認定薬剤師の資格種類や取得方法について知りたい方はこちらのサイト「取得すべき認定薬剤師資格20種類!薬局、病院など勤務先別に完全網羅」を参考にすることをオススメします。
3)思い切って転職する!
資格取得のために勉強するのは費用面でも時間面でも負担ですよね。また資格取得を目指していない方も、現在の職場で一年一度の昇給を気長に待っていたら生涯の収入はちっとも上がりませんよね。そんな時は、思い切って資格取得支援のある職場や今より高時給の職場に転職してみることをオススメします。
【パターン1】資格取得支援のある職場へ転職
「資格をとりたいけど、費用的にも時間的にも今の職場だと難しい」
そんなあなたは資格を取ることを推奨・支援してくれる職場に転職してみましょう。実際に薬キャリAGENTのフリーワード検索で資格取得支援と調べると以下のような求人を見つけることが出来ました。職場が資格取得に理解があるところだとスキルアップのために努力がしやすいですね!
薬キャリAGENT|資格取得支援あり 求人
※本求人は2019年3月時点のものです
【パターン2】地方へ転職
独身で身軽なのであれば、地方への転職もおすすめできます。地方は深刻な薬剤師不足に苦しんでおり、好条件の求人が多く存在するのです。
特に北海道や中国地方、四国、九州などの地方都市でその傾向がみられます。600~700万円といった高年収も可能です。パートで勤務するケースでも時給3000円や、それ以上の求人が沢山あります。勤務地をどこにするかで、収入に大きな差が出てくるわけですね。
もし、地方への転職に興味がある方はマイナビ薬剤師のエージェントに話を聞いてみることをオススメします。マイナビ薬剤師は全国14か所に拠点があり地方の求人情報に精通しているのです。
【パターン3】高収入の職場へ転職
病院薬剤師からドラッグストアへ、または製薬企業へと言った具合に、より高年収を見込める職場に転職する方法です。
しかし、製薬企業では新卒採用が一般的で中途採用には厳しいのが普通。外資系なら英語スキルも同時に求められるので、ハードルが高いのが現実です。それでも、あくまで高収入を目指す人にとって製薬会社が魅力的なのは確かです。
「やっぱり自分は製薬会社で働きたい!」ともしあなたが願うなら中途採用枠を設けている企業もありますので、こまめに転職サイトをチェックする習慣をつけるといいでしょう。決して不可能ではありませんし、転職エージェントの力を借りればその可能性はグンと高まります。
地方薬剤師・企業求人に詳しい
マイナビ薬剤師で求人をチェックする
4.「低い年収」から脱出するには味方が必要
以上で紹介した年収をアップする方法のうち2つは転職がともないます。しかし、転職というのは人生の一大イベントで、なかなかハードルが高いものですよね。特に製薬企業に興味があるという方にとっては、未知の世界へ飛び込むといえる挑戦でしょう。
そこでおすすめしたいのが薬剤師専門の転職エージェントへ相談する方法です。通常の求人サイトに出ていない非公開求人や急募案件など、あなたの希望に応じた優良な職場の紹介が受けられます。
「給料が高くても地方はイヤ。東京圏限定で」「レジ打ちしなくていいドラッグストアに」「企業の開発職に興味があるんだけど、募集は出ていますか?」などなど「こんな求人あるわけない」と決めつけずに、エージェントに望みを伝えてください。
また、ハードルが高い製薬メーカーへの転職も、エージェントのサポートは必須といえます。求人情報の紹介はもちろん、面接対策や書類の書き方などもすべてサポートしてくれます。
薬剤師専門の転職サイトに登録し、エージェントを味方につけることであなたの年収アップはきっとアップするでしょう!
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