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「転職に有利な時期とか有るのかな?」そんな疑問を持っている薬剤師さんも多いのではないでしょうか?
多くのサイトで「求人数が増える1~3月がおすすめ!」と紹介されていて、一見合理的に思えます。
しかしこの時期には同時に求職者も増え、どこの職場も大忙し…そんな時期の転職活動って、本当にベストですか?
噂の真偽を確かめるべく、転職エージェントさんに本当の狙い時を聞きました。
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この記事の目次
1. 薬剤師の転職時期は重要か?薬剤師転職の特徴とは
あなたはどっち?時期を重視すべき人orタイミングが大事な人
薬剤師は他の職種に比べてニーズが高いといわれており、基本的には時期を選ばずに転職できます。
しかし薬剤師の中にも、転職時期やタイミングを選ぶべき人もいます。次のような条件に当てはまる場合は、チェックが必要です。
- タイミング重視!:・希望条件にこだわりたい人・レア求人を狙っている人
- 時期が大事!:・多くの職場を見たい人・難易度の高い職場に転職したい人・転職後に早く職場に馴染みたい人
転職時期を重視すべき理由を、それぞれ詳しく見ていきましょう。
タイミングを重視すべき人:希望条件にこだわりたい人& レア求人を狙っている人
なかなか求人が出てこないようなポジションや条件を狙っている人は、転職時期よりもタイミングを重視すべきでしょう。
たとえば、「管理薬剤師になりたい」「企業内診療所で働きたい」「エリアマネージャーがしたい」といった、倍率の高いポストの求人は少なくなっています。前任者が辞めたり昇進したりしてそのポジションが空かない限り、新しい募集がかかることもありません。
そのためこうした求人は時期にかかわらず、不定期に、突然でてくることがほとんどです。
つまり、転職時期よりも「その瞬間にあなたが転職活動をしているか」というタイミングが重要になってくるのです。
こうした求人を狙っている人にとっては、いつピッタリの求人がでてきても良いように、転職サイトに登録をしてアンテナを張り巡らせておくことが希望の職場に転職する近道になってきます。
時期を重視すべき人
転職のスケジュールは、
「転職先を選ぶ」→「転職先から内定をもらう」→「転職後の職場で働く」
という3つのステップから成っています。
そのためベストな転職の時期を考えるときは、3つのステップそれぞれについて、時期の影響を考えるといいでしょう。
まとめると、この3軸になります。
「職場の選択肢」×「転職の成功可能性」×「転職後の馴染みやすさ」
そのため、次のような人にとっては転職時期が重要になってきます。
- 多くの職場から選びたい人
- 難易度の高い職場に挑戦したい人
- 転職後に早く職場に馴染みたい人
たとえば「難易度の高い職場に転職したい!」という人にとっては「転職の成功可能性」が高い時期に転職するのがベストですし、「転職後は早く職場になじみたいな」という人にとっては「職場の馴染みやすさ」が高い時期に転職するのが最適になってきます。
もちろん、「3つの軸を全部大切にしたい!」という人も多いでしょう。
では、どの月が最もバランスがとれているのでしょうか。
時期の特徴をまとめた図がこちらです。
最もバランスが良い時期は、「7月~9月」という結果になりました。各項目の中身を、さらに詳しく見ていきましょう。
2.転職先の選択肢を考えるポイント|選択肢は7~9月が最も多く質も良い
「転職先の選択肢」とは?
「転職先の選択肢」の決め手となるのは求人の質と量ですが、7~9月は選択肢が最も多く、質もいい時期だといわれています。
では、なぜ7~9月がベストなのでしょうか、詳しく見ていきましょう。
求人数が多いのは1~3月と7~9月
1月~3月と7月~9月は年間を通して最も転職市場が活発になり、求人数が増える時期だとされています。これはボーナスをもらったタイミングでやめてしまう薬剤師が多く、学期始まりの4月・9月入社を目指して後任の採用活動を進める職場が多いためです。
そのため普段は採用活動をしていない企業・病院の珍しいポストも募集されていることもあり、レア求人を探している薬剤師には絶好の転職時期といえるでしょう。
また、採用担当者は自社の求人を目立たせようと雇用条件を通常よりもUPすることがあります。高収入や福利厚生の条件が良い求人を狙う薬剤師にはおすすめの転職タイミングです。
このように好条件な求人を含むたくさんの求人の中から職場選びができるのは1月~3月で、次に多いのが7月~9月となっています。多くの求人を見られると、より自分の希望に沿った求人が見つかる可能性が高まりますね。
求人の質がいいのは、夏の間に採用できている職場
求人の質は、年間を通して大きく変動することはありません。
しかし、強いて挙げるなら、冬季よりも夏の間に転職活動を行うことをおすすめします。
そもそも冬季は、世間一般的に繁忙期です。とくに1月は、年末年始に病院が閉まっていて受診できなかった患者さんが医療機関に殺到します。
寒い時期ですので風邪やインフルエンザの方の受診も多いでしょう。3月ごろになると花粉症の方も増えてきます。
風邪やインフルエンザ、花粉症と患者さんが増えるイベントが立て続けにあるため、どこの医療機関も忙しいことが普通です。
そのため多くの薬局にとっては、夏の間に採用活動を行う方が安心して冬に備えることができるのです。
つまり、職場が忙しくなる冬季ではなくあえて夏の間に求人を出しているということは、計画的な採用活動ができている企業である証拠です。忙しい時期を避けて求人を出すことで、企業側も落ち着いて採用に取り組めますし、薬剤師もしっかりと求人を見極めて応募ができます。
忙しい時期に求人を出している企業の中には、「人手がたりないからとりあえず年収を高めにして募集を出してみよう」という企業も少なからず存在します。
そのような企業では後々昇給などで年収が微調整されてしまうことがあり、長期的にみると転職前と年収が変わらない、といった事態も起こりかねません。
しかし夏の間に求人を出している企業は将来を見据えた募集をしていることが多いため、このようなケースも起こりにくいのです。
「転職先の選択肢」を重視するなら7~9月がベスト!
求人数では1~3月と7~9月が、求人の質では夏季が最も良いという結論になりました。
求人の量と質、両方の条件がそろっているのは7~9月ですから、自分にあった転職先をたくさんの選択肢の中から選びたい人は、7~9月が最適な転職時期といえるでしょう。
3.転職の成功可能性を考える|求人数が少ない時期が狙い時
「成功可能性」とは?
「転職の成功可能性」は、ライバルの数と、転職をサポートしてくれるエージェントの忙しさで決まります。
「じっくり転職先を比べたい」「エージェントにサポートしてもらい、難易度の高い企業に挑戦したい」という人は、転職の成功可能性が高い時期に転職しましょう。
求人数が多い時期は、ライバルも多い
年度末である1月~3月には、「ボーナスももらったしそろそろ辞めよう」「子供の学年末に合わせて引っ越すから職場を探さなくちゃ」など、退職したい薬剤師が一斉に転職活動をしている時期です。
そのため「この求人もいいけど、あの求人もいいな」と迷っているうちに、周りの薬剤師たちが一足早く求人に応募して、内定を貰ってしまう可能性があるのです。
つまり1~3月は、ゆっくりと吟味して求人を選ぶことが難しい時期といえるでしょう。そのため焦って決めた企業が本当は自分に合った企業でなかった、なんてことも起こってしまうかもしれません。
経済的にも苦しかった私は一刻も早く働きたいという焦っていました。そのため内容などあまり調べずにすぐに働ける診療所に転職を決めてしまいました。
ですが、実際に働いてみてすぐに後悔しました。薬局長が驚くことに看護師長で、それに耐えられない薬剤師が退職することから急遽新しい薬剤師が必要だったことが分かりました。
どのくらいの処方箋枚数で、何人の薬剤師で今後やっていくのかや、薬局長が薬剤師であるかなど転職前に確認してから入社を決めるべきだと後悔しました。
一方でライバルの多い時期を避けると「誰かに取られないように」と焦って求人に応募する必要がありません。「他にもっといい求人があったのに…」と後悔することもなくなるでしょう。
雇用条件や職場環境をじっくり吟味してから転職先を決めるために、あえてライバルが多い1月~3月を避けるのも一つの手です。
エージェントが忙しい時期を避ければサポートも手厚くなる
求人数が増えていると同時に転職活動を始める薬剤師も増える1~3月の時期は、転職活動のサポートをしていくエージェントも非常に忙しくなります。
多忙になると、どうしても1人の薬剤師にかけられる時間が少なることは容易に考えられるでしょう。
1人のエージェントが何人もの薬剤師の対応をする必要が出てくるため、他の時期と比べるとサポートの質はどうしても落ちてしまう可能性があります。
エージェントが私たち薬剤師のサポートをしてくれる時間、求人先と条件面の交渉をしてくれる時間などが減ってしまうことを念頭に置いておかなければなりません。
エージェントさんと直接会って面接対策などをしたかったのですが、他の方の面接に同行したりでなかなか時間が取れないと断られてしまいました。また事前に履歴書や経歴書の書き方などを聞いても、転職会社で決まったフォームがある見本を何個か送ってきただけで、添削してもらうことができませんでした。
一方で繁忙期が過ぎた時期は、薬剤師の転職活動のピークが終わった後であるため、エージェントにも余裕があります。
余裕があるということは、1人の薬剤師にかけられる時間が大幅に増えると言い換えることができます。
本当に自分に合う求人を探して貰ったり求人先に条件の交渉をしてもらったりと、時間がかかるサポートも繁忙期に比べて手厚く受けられるようになります。
希望があれば履歴書の書き方や面接の指導も納得がいくまで受けることもできますよ。
まとめ|成功可能性が高い時期はいつ?
転職の成功可能性を上げるためには、ライバルの多い時期、エージェントが忙しくなる時期を避けるべきだとお伝えしました。
つまり、転職志望者が比較的少ない4~6月と10~12月がベストとなっており、次に7~9月と続きます。
職場選びで絶対に失敗したくない人は、じっくりと職場を吟味できるこの時期の転職がおすすめです。
また企業や管理薬剤師など難易度の高い職場への転職を考えている人は、エージェントのサポートが転職成功のカギとなるケースが多くなっています。あえて求人数が少ない時期を選ぶことで、転職の成功可能性を上げてみることも考えてみましょう。
4.転職後のなじみやすさを考える|7~9月が最もなじみやすい時期
「なじみやすさ」とは?
転職が終わったら成功!というわけではありません。転職後に実際に働いてみて、本当に納得のいく職場だと思えたときにはじめて、転職成功だと言うことができます。
つまり新しい職場で、業務に慣れられる環境が整っているか、人間関係を上手く築けるか、が転職後の環境を左右する重要な要因となってきます。
入社後のなじみやすさの決め手となるのが、「忙しさ」と「研修制度」です。なぜ7~9月が最も職場になじみやすい時期といえるのか、詳しく見ていきましょう。
なぜ7~9月がベストなのか
皆に余裕のある時期には、馴染みやすい条件が整う
職場が忙しい時期に入社してしまうと、周りの同僚にも余裕がなく、必要なサポートが受けられなくなってしまうことも少なくありません。
特に1月~3月はインフルエンザや花粉症などで受診する患者さんが多く、どこの医療機関も忙しいことがほとんどです。
また12月に薬剤師が辞めてしまったまま、まだ人員が補充されていないことも少なくありません。抜けた薬剤師の分がすぐに補充されていたとしても、まだ職場に慣れていない状況も十分にあります。
そのため丁寧に仕事を教えたりたくさんコミュニケーションをとったりなど、他の時期ならできるサポートもじっくりできなくなってしまうことがあります。
私が入社した時期は花粉症の患者さんでごった返していました。後から後から患者さんが来局する状態で、仕事の引継ぎがされないどころか入社初日に使ったこともない散剤分包機を使って早く調剤してと指示されたほどです。
調剤室にいた2人の薬剤師さんはとても忙しそうでしたので、分包機の使い方なんて聞くに聞けず、なんとか勘を頼りに散剤を分包するしかありませんでした。
一方で7~9月は人手が足りていない年始の時期が通り過ぎ、4月に新卒薬剤師を迎え再びバタバタとしていた4~5月もちょうど過ぎた頃です。
右も左もわからない新卒薬剤師も、もうだいぶ業務に慣れている頃でしょう。新卒薬剤師が仕事を覚えたことにより、周りの薬剤師にもいくらか余裕が見られ始める時期です。
職場全体に慌ただしさがないため、分からないことも聞きやすい、雑談もしやすいなど、新しく転職してきた薬剤師でもとても馴染みやすい環境が整っています。
4月入社なら新人研修を受けられることも!
製薬会社や大手ドラッグストアなど一部の企業では、4月に新人研修が行われます。
未経験で転職する場合、中途入社でも一緒に新人研修を受けさせてもらえることもあります。
研修があれば業務内容も理解でき、安心して業務を始められますね。研修のある企業に転職する際は、事前に「研修を受けたい」旨を伝え、企業と相談しつつ入社時期を決めるという道もあります。
まとめ
職場でのなじみやすさは7~9月がベストという結果になりました。入社後の人間関係を重視したい人や未経験の職場に転職する人は、職場の雰囲気が落ちつき働きやすい環境が整っている7~9月に転職するのが最適です。
「職場の選択肢」×「転職の成功可能性」×「転職後の馴染みやすさ」の3つの軸で考えると、7~9月が最もバランスの取れた、転職に最適な時期という結果になりました。自分が重視する条件を考えながら、自分にあった時期に転職できるように準備を進めましょう。
5. 月以外に考えるべきタイミング|こんな時期は転職に最適
転職のタイミングを考える際は、月ごとの特性だけでなく、将来のライフプランに合わせた転職時期も考えておくといいでしょう。
長い目でみると、どんなタイミングが転職に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
1.ボーナスがもらえる時期
「転職時期を間違えたせいでボーナスをもらい損ねた…」
なんてことになったら、ショックですよね。実際に時期を間違えたことで、ボーナスがもらえなくなってしまった薬剤師もいるようです。
4月1日に入社できるように転職していればボーナスがもらえたのに、1日遅れただけで1円も支給されなかったことがありました。事前にもっと確認して、ボーナスがもらえるタイミングで転職するべきでした。
このようなことにならないよう、前職でボーナスがもらえる時期と転職先でボーナスがもらえる条件を事前にしっかりと確認しましょう。賞与の交渉も行ってくれるエージェントもいるので、相談してみるのもいいですね。
2.転職しやすい年齢
「いつかは転職して、年収を上げたいな…」「スキルアップのために転職したい!」
そう考えている人も多いと思います。転職に適した年齢は、いつなのでしょうか。
一番転職しやすいのは20代~30代
やはり20代~30代は転職しやすく、最も転職に適した時期といえます。若ければ若いほど転職後に長く働けますし、転職先に順応しやすいと考えられているからです。
特に30代は薬剤師としての十分な実務経験があるため、転職による年収アップが期待できる年齢でもあります。転職を機に管理薬剤師になる人も多く、管理薬剤師の年収は一般的な薬剤師よりも30万~100万円も高くなるとされています。
また企業や総合病院など一部の職種では、場合によって年齢制限が設けられていいることもあります。これは採用・教育コストを考慮して、同じ人にできるだけ長く働いてもらいたいと考えられているためです。
そのため未経験の職種にチャレンジしたい薬剤師は特に、早い段階から転職活動を始めるのがベストだといえるでしょう。
3.結婚・出産・引越など、ライフステージが変わる時期
「結婚したら家事もしっかりやりたい」「出産後は子供と過ごす時間がほしい」
ライフステージが変わる時期には、理想のライフスタイルに合う職場を選びたいですよね。結婚や出産を機に、残業の少ない職場やシフトが柔軟な職場に転職をする薬剤師も多いようです。
この時に注意しなければならないのが、育休の取得条件です。法律上、同じ事業主の下で1年以上継続して働いている人が育休の対象者になっています。つまり、転職してすぐの職場では、申請しても育休がもらえないことがあるのです。
育休の取得を考えている人は、育休を取り始める1年以上前に入社できるよう転職のタイミングを見極めましょう。
しかし、転職を希望する時期ギリギリになってから焦って転職活動をするのは危険です。ライフステージに合わせた最適な時期に転職できるように、早くから準備を進めておきましょう。
6. いつから始めればいいの?|6~10月転職に向けて[今]準備すべきこと
「6~10月に転職をするなら、まだ転職活動は始めなくていいや」と思っていませんか?この考えは危険です。なぜならギリギリになって転職活動を始めると、自分に合う求人に出会える確率が減ってしまうからです。
6~10月に転職したいなら、今から転職活動を始めましょう。この理由を詳しく説明していきます。
求人を見る目を養うため
なぜ早めに転職活動を始めた方がいいのかというと、早めに行動を開始することで求人を見る目を養うことができるからです。
実は転職サイトに載っているすべての求人が信用できるわけではありません。中には何か月も掲載を続けている求人や、一見よい条件に見えても落とし穴が隠れている求人もあるからです。
例えば、長い期間募集を続けている企業はすぐに薬剤師が辞めてしまう職場であることが多くあります。また見かけの年収がよくても、休日数が少なかったり残業代込みの年収だったりすることもあるのです。
求人を探す期間が短いと、このような求人を見抜くことができません。
逆に早期に転職活動を始めると何度も求人をチェックすることで求人を見る目が鍛えられ、怪しい求人に引っかかることがなくなります。つまり求人を選別できる力が付くというわけですね。
思いもよらないタイミングで、自分にピッタリな職場の求人が出てくるかもしれない!
何度も求人をチェックしていると、「いつ自分にピッタリの求人が見つかるのだろう」と思うこともありますよね。このまま新しい求人が出るのを待つべきなのか、それとも今出ている求人で決めた方がよいのかはわかりません。
いつピッタリの求人が出るのかは誰にもわからないことなので、転職をしようと思い立ったそのときから求人へのアンテナを張り巡らしておきましょう。
どんなによい求人が世の中に公開されていたとしても、そのタイミングであなたが求人探しをしていなければ出会うことはできません。
まさに探し求めていた求人があったのに、気が付かないまま流してしまうのは非常にもったいないことです。いつピッタリの求人が出てきてもいいように、求人情報は定期的にチェックしておきましょう。
実際に、転職希望時期よりも早めに転職活動を始めたことで自分の希望通りの転職ができた例をご紹介します。
私はもともと調剤薬局で働いていました。仕事がマンネリ化していることに気づき、新しい環境を手に入れるために製薬メーカーへの転職を決意しました。
マイナビ薬剤師に登録し、エージェントに「大きめの企業で働きたい」「調剤薬局にいたときよりも年収を上げたい」と希望を伝えます。
「この条件では現実的に無理だろうな…」と思っていたのですが、マイナビ薬剤師に登録してから1年も経ったころにまさにピッタリの求人を紹介されました!
中々出ないポジションの求人に出会うことができ、1年待ち続けた甲斐がありました。
現職と同時並行で、無理のない転職活動を行なうため
自分が転職によって叶えたい希望や夢がなんなのかを把握していますか?自分の望みをしっかりと知っていなければ、よい転職先を見つけることはできません。
知らないまま転職活動をしても、どのような条件の転職先を探したらよいのかがわからないためです。
転職をしたいと思ったら、転職先に求める条件をリストアップしたり、将来のキャリア設定を始めたりしましょう。
そうすることで現在の仕事を続けながら同時並行で新しい職場を探すことができ、余裕のある転職活動を行えます。
7. まとめ|薬剤師が転職を成功させるためには?
自分の希望通りの職場に出会うためとはいっても、「毎日求人を探すのが面倒」「忙しくて求人をチェックできない」と悩む方が多いです。このような方こそ、転職エージェントを使うべきでしょう。
担当エージェントに希望の条件を1回伝えてしまえば、あとはエージェントがピッタリの求人を探し出してくれるのを待つだけです。
仕事で忙しくても、求人の探し方がわからなくても安心です。エージェントがその都度、よい求人を紹介してくれるので自分で求人を探す手間が省けます。
もちろん転職を成功させるためのアドバイスやサポートも充実しているので、転職エージェントを使わない手はありません。
転職エージェントの選び方
転職エージェントが合わないと嘆いている薬剤師も、ゼロではありません。
エージェントが合わないと思うのは、転職に対するスピード感の違いが大きな原因。ゆっくり転職をしたいのに、毎日求人が送られてきたら嫌ですよね。
自分がいつまでに転職をしたいのかに合わせて転職エージェントを選びましょう。選び方の目安は以下の通りです。
これらのうち、とくにオススメのマイナビ薬剤師と薬キャリAGENTについて特徴をご紹介していきます。
マイナビ薬剤師:じっくり転職の好機を狙いたい人へ
じっくりと求人を狙える
マイナビ薬剤師はできるだけ急いで転職をしたい方よりも、じっくりしっかり好機を狙って転職したい方にオススメのエージェントです。
転職エージェントにありがちと思われやすいしつこい電話や、早く転職をさせようとする勧誘がありません。転職を急かされないので、自分のペースで転職活動を進めることができます。
担当エージェントに希望条件を伝えておけば、あなたにピッタリの求人が見つかったときに紹介してくれるため忙しい方でも転職活動を進めやすいです。
私も実際にマイナビ薬剤師でキャリア相談をしたのですが、「転職時期はまだ決めていない」と伝えたことで丁寧に対応してもらえました。
キャリアアップも目指しやすい!
キャリア相談会も頻繁に実施されているので、キャリアアップを目指す方にもオススメできます。
薬キャリAGENT:スピード感のある転職を目指す人へ
スピード感に定評がある薬キャリAGENT
薬キャリAGENTはできるだけ早く、スピーディーに転職活動を進めていきたい方にオススメの転職エージェントです。
エージェントと直接会うことなく電話やメールで条件を伝えられるため、忙しくても大丈夫。薬キャリAGENTも条件に合う求人が見つかるとすぐに紹介してくれます。
ここで1つポイントになるのが、薬キャリAGENTは万が一条件に合う求人が出ていなくても、現在求人を出していない医療機関にも連絡を取って「薬剤師を募集していませんか?」と営業をかけてくれます。
この営業力があるからこそ、スピーディーに求人を見つけられるのです。
医療機関との太いパイプも
また薬キャリAGENTは、医療従事者から大きな信頼を得ているエムスリーグループが運営しています。医療機関とのパイプが強いため、求人先との年収交渉がしやすいのも特徴です。
ママ薬剤師専用ページもあり、ママ薬剤師専任のエージェントも在籍しているため子供を育てながらでも働きやすい職場を探しているママ薬剤師にもオススメですよ。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。