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「マツモトキヨシって有名だけど実際どうなんだろう?」
「高年収だけど激務で離職率が高いって本当なのかな?」
ドラッグストアへ転職を考えている薬剤師さんは、大手のマツモトキヨシが候補に上がる方が多いのではないでしょうか。
この記事では、マツモトキヨシで働いていた経験があるライターのまりもさんに協力いただいて、マツモトキヨシの社風や年収、職場環境が実際どうなのかを紹介していきます。
マツモトキヨシに転職を考えている薬剤師さんは参考にしてみて下さい。
今回はマツモトキヨシで働いていた経験が有る薬剤師のまりもさんに協力していただいて記事を作りました!
転職サイト | 総合評価点(※1) | 求人数(※2) |
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マイナビ 薬剤師 |
3.56 |
48,842件 |
おすすめ:正社員で年収を上げたい薬剤師 | ||
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薬キャリ AGENT |
3.25 |
26,812件 |
おすすめ:調剤薬局・病院で働きたい薬剤師 | ||
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リクナビ 薬剤師 |
3.00 |
全体求人数は非公開 |
おすすめ:なるべく好条件で転職したい薬剤師 | ||
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ファルマ スタッフ |
3.71 |
51,900件 |
おすすめ:収入アップにこだわりたい薬剤師 | ||
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ファーマ キャリア |
2.50 |
40,654件 |
おすすめ:初めての転職で不安がある薬剤師 | ||
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※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
- 1.マツモトキヨシってどんな会社?
- 2.本当に高年収?実際どうだったマツモトキヨシの年収・昇給
- 3.実際に働いて感じたマツモトキヨシの社風を大公開!
- 4.本当に激務?実際どうだったマツモトキヨシの職場環境・福利厚生
- 5.実際どうなのスキル・キャリアアップ制度
- 6.マツモトキヨシに転職するなら利用すべき!おススメ転職サイトはマイナビ薬剤師
- この記事を書いた人 薬剤師兼ライター まりもさん 薬学部を卒業後、新卒でドラッグストアに就職。暗算が苦手なため調剤ではなくドラッグストアという道を選択。現在はライター業をメインに活動中。 ドラッグストアでの勤務経験を活かし、市販薬の説明記事や薬剤師の転職お悩みを解決する記事などを執筆を担当。 閉じる もっと見る
1.マツモトキヨシってどんな会社?
マツモトキヨシは言わずと知れた大手のドラッグストア。知らない人はいないと言っても過言ではないほど名のしれたドラッグストアです。
ここでは会社の事業内容や店舗数や経営理念、売上など、マツモトキヨシの概要についてご紹介していきます。
マツモトキヨシの基本データ
2024年3月31日時点でグループ全体の店舗数は3,530店舗を誇り、2026年3月期までには年間出店数150店舗以上と目標を掲げている※ことから、まだまだ伸びが期待される企業ですね。では次にマツモトキヨシの社風や年収事情などについても詳しく見ていきましょう。
インバウンドや海外進出に力を入れてるのも特徴ですね。
2.本当に高年収?実際どうだったマツモトキヨシの年収・昇給
「マツモトキヨシは大手のドラッグストアだから、年収が高そう」というイメージがありませんか?本当にマツモトキヨシの年収は高いのでしょうか。ここからは多くの方が気になるであろう、マツモトキヨシの年収や昇給事情についてお話していきます。
マツモトキヨシは実力が有れば700万まで目指せる!
マツモトキヨシの年収が高いかどうかをお話する前に、まずは一般的な薬剤師の平均年収を押さえておきましょう。薬剤師の平均年収は、2023年の時点で約578万円※。これは年代や働き方を問わない数字です。
一方でマツモトキヨシの年収は、初任給で約459〜506万円(※1)。経歴を重ねて管理薬剤師や店長になると年収890万円ほどまで目指せます(※2)。
初任給でも年収500万円を目指せるのは、おそらくマツモトキヨシのような大手のドラッグストアだけでしょう。
年収800万円レベルにまで到達するのは、そこそこやり手の薬剤師でないとなれないので、現実的には年収600万円前後が現実的な数字です。
入社して4~5年目くらいから管理薬剤師や店長になれることから、4~5年働けば年収を100万円上げることが可能だと言えます。
私も4年目のころには入社時よりもプラス100万円ほどになっていました。20代で年収600万円を目指せると考えると、マツモトキヨシの年収は高いと言っても問題ないのではないでしょうか。
マツモトキヨシの昇給のポイントはランクと役職
ではどうすればマツモトキヨシで年収を上げることができるのか、ここも気になるポイントですよね。マツモトキヨシで年収を上げる方法は2つあります。
1つは社員のランクを上げる方法です。マツモトキヨシには個々の社員のレベルに応じてランク付けがされています※。薬剤師であれば最初はPAというランクから始まります。
早ければ3年目にPLに上がり、5年目にPSへと上がっていきます。PAからPLへ上がることで年収はプラス約50万円、PLからPSへ上がると約100万円上がると言われていますが、PSになれる人はごく一部の人のみです。
ランクは日々の業務内容や担当している売り場の成績などから総合的に判断して決定されます。
2つ目の方法は役職を得るという方法です。管理薬剤師や店長、SVなどへとキャリアアップしていくことでそれぞれの役職に応じた手当をもらえます。残念ながら管理薬剤師手当というのは微々たるものですが、店長やSVへとなることで大幅な年収アップが可能です。
3.実際に働いて感じたマツモトキヨシの社風を大公開!
「マツモトキヨシってどんな会社なの?」と気になっている方のために、ここからはマツモトキヨシで実際に働いていた経験をご紹介していきましょう。
実際に働いていた私だからこそわかるマツモトキヨシの社風や雰囲気、年収事情などリアルな情報をご紹介していきます。
マツモトキヨシは「誰でも何でもチャレンジできる社風」
私がマツモトキヨシに惹かれた1番の理由は「誰でも何でもチャレンジできる環境が整っている」からです。これはマツモトキヨシの大きな特徴であり、社風そのものであると感じています。
社歴に関係なく誰でもやりたいことに挑戦できるので、たとえば入社1年目の新入社員でも会社の新しい制度を作ることが可能なのです。
年功序列のような制度もないので、先輩よりも先に出世していくことももちろんできます。逆に言えば長く在籍していても、ただ淡々と働いているだけでは出世できないとも言い換えられますね。
また女性の店長を増やそうと力を入れている※こともあり、早くて入社4年目には「チャレンジ店長」という制度を利用して店長として働きはじめることもできます。
私も実際にチャレンジ店長にならないかとのお声を4年目のころに受けました。チャレンジ店長になれば、店長手当もしっかり支給されます。ガツガツと積極的に行動すれば誰でも上を目指せる会社だと感じました。
女性支援の制度が評価されて2018年に女性活躍企業推進評価「えるぼし」で最高評価の認定を受けました。
4.本当に激務?実際どうだったマツモトキヨシの職場環境・福利厚生
マツモトキヨシは激務だというイメージはありませんか?マツモトキヨシに限らず多くのドラッグストアは「大変」「忙し」「激務」というイメージをお持ちの方が多いかと思います。マツモトキヨシは本当に激務なのかを、実際の体験を元に見ていきましょう。
激務かどうかは配属の店舗で大きく変わる
マツモトキヨシが激務かどうかは、配属される店舗によって大きく変わります。ヒマな店舗に配属されれば何てことはありませんが、都心部の繁忙店に配属されると正直言いましてめちゃくちゃ激務です。
私は後者の繁忙店で働いていたため、とても苦労した思い出があります。OTC専門として働いていたのですが、繁忙店はとにかく走り回ることが多いです。
重い物を持って階段を何回も上り下りすることだってあります。忙しいがために残業も多くありました。長い日は1日14時間働いた日もありましたね。
ただし変形労働制度があるため長く働いた日があれば、その分、別の日に早く帰ることもできます。時間外手当も支給されるため残業代が月に10万円近く貰えることもありました。
私はどちらかというと激務でしたが、他の店舗で働いている同期の薬剤師は「毎日定時で帰っているし、そこまで忙しくないよ」と言っていたので、仕事が激務かどうかは本当に配属される店舗によって大きく変わります。
ドラッグストアというと異動が多くあるイメージもありますが、地域限定制度を利用すれば転居を必要とする異動はありません。
マツモトキヨシは24時間営業の店舗が殆どないないから、他のドラッグストアよりも働きやすいです。
福利厚生は超充実!特に魅力的な福利厚生はなに?
大手ドラッグストアであるマツモトキヨシは、福利厚生が充実しています。いくつかある福利厚生の中から、私がとくに魅力に感じたものについてご説明していきます。
マツモトキヨシの主な福利厚生
- 各種保険
- 労働組合
- 従業員買物割引制度
- 薬剤師借上社宅
- 転勤借上社宅
私がとくにいいなと思ったのは「従業員買物割引制度」と「薬剤師借上社宅」の2つです。マツモトキヨシに入社すると一人ひとりにクレジットカードが渡されます。
そのクレジットカードを使ってマツモトキヨシで買い物をすると、すべての商品が引き落とし時に10%割引になるのです。
推すべきは「すべての商品」というところ。通常では絶対に割引にならないカウンセリング化粧品も割引で買うことができます。女性の方が化粧品を買うときは必ず従業員買物割引制を使って購入していましたね。
薬剤師借上社宅もとても魅力的な制度です。会社が借りているアパートやマンションに自己負担額たったの月1万円で住むことができます。
社会人になって一人暮らしを始めたい方や、県外から出てくるような方にとってはとてもありがたい制度です。
ただし自分で物件を選ぶことができない点は注意が必要。ちなみに私はちょっとレアなケースで、マツモトキヨシの社宅に住んでいました。
借上社宅制度を使うとほとんどの場合、契約しているアパートやマンションに住むことになるのですがまれに私のように社宅になることもあります。
社宅の場合は家賃1万円と別に光熱費が月々1万円一律で請求されます。一律料金なのでどんなに電気や水を使っても料金は変わりません。
5.実際どうなのスキル・キャリアアップ制度
マツモトキヨシは大手だからスキルやキャリアアップの制度がしっかり整っているというイメージがありますよね。
大手=制度が整っているという図式は誰もが思い浮かべるものです。実際はどうなのでしょうか。こちらも詳しく見ていきましょう。
マツモトキヨシは研修が豊富!実際受けた研修内容を大公開
マツモトキヨシに入社すると、はじめの1ヶ月近くはひたすら座学です。新入社員研修はどこの企業でも同じように行われているでしょう。
これとは別に薬剤師のスキルを上げるための研修も年に数回行われます※。「調剤研修」「OTC医薬品研修」などが頻繁にある研修です。
調剤研修では実際の処方せんを元に調剤をしたり、疑義を見つけたりなど実践に近い研修を行います。OTC医薬品研修は、主に大型の新商品が発売されたときや新しく要指導医薬品、第一類医薬品が追加されたときに開かれます。
メーカーさんを読んで医薬品の説明時の注意事項や作用機序、商品の特徴を学べるためとてもためになります。研修では実際の商品が一人ひとりに配られるため、実際に自分で試しに使ってみることも可能です。
また生薬の味見をするような研修もありました。物忘れの改善によいとされるオンジを味見したときは、あまりにの不味さに驚いた思い出もあります。
誰にでもチャンスがあるキャリアアップ制度とは
店長やSVの候補として名が挙がった社員に関しては必ず研修の案内が届きますが、基本的にキャリアアップを促進するような研修はほぼありません。
ただし自分の意思で勉強できる制度はしっかり整っています。マツモトキヨシには通信教育制度というものがある※ので、学びたいことをいつでも学ぶことが可能です。
通信教育の冊子が毎年配られ、そこから好きなものを選んで学習できます。通信教育を最後まで終え資格試験などに合格すると、会社から通信教育にかかった費用が一部支給されます。
キャリアパスについてですが、マツモトキヨシでは職種に関係なく好きなことにチャレンジできるのが大きな特徴です。
薬剤師として働きながらリクルーターをしたり、商品開発部に行って商品のデザインをしたりしている薬剤師もいます。
ただし、リクルーターは希望者であれば誰でもできますが、商品開発のような本部勤務の業務は業績が認められた社員でないとなれません。
本部勤務を目指す薬剤師は多くいるものの、実際に本部で働いている薬剤師は100人に1人程度ではないでしょうか。
6.マツモトキヨシに転職するなら利用すべき!おススメ転職サイトはマイナビ薬剤師
マツモトキヨシに転職してくる薬剤師はとても多いです。私の店舗にいた薬剤師3人のうち2人は転職して入ってきた人でした。転職活動をするのなら転職サイトの利用が欠かせません。
転職サイトを利用することでスムーズかつよりよい条件で転職できるためです。マツモトキヨシへ転職を考えているのなら、とくにマツモトキヨシとつながりの強い転職サイトを選ぶのがベスト。どの転職サイトがオススメなのかをご紹介していきます。
マツモトキヨシに転職を考えている方は必ずマイナビ薬剤師を利用するべし
結論から言いますと、マツモトキヨシに転職を考えているのならマイナビ薬剤師がオススメです。転職サイトは数多くありますが、マイナビ薬剤師よりもマツモトキヨシの転職に強いサイトはないでしょう。
なぜなら大手の転職サイトの中でマツモトキヨシの求人を掲載しているのがマイナビ薬剤師しかないからです。
つまり他の転職サイトに登録してもマツモトキヨシへの転職は厳しいということですね。
マツモトキヨシ 求人例
ちなみにですが、マイナビ薬剤師はマツモトキヨシ以外のドラッグストアの求人も多く取り扱っています。
各社のドラッグストア求人数
- マイナビ薬剤師:11,652件※
- 薬キャリAGENT:3,857件※
- ファルマスタッフ:4,046件※
数ある転職サイトの中でもっともドラッグストアの求人数が多い転職サイトです。ドラッグストアの求人数が多いということは、それだけマイナビ薬剤師がドラッグストア業界への転職に強いということですね。
ドラッグストアへの転職のプロとも言えるマイナビ薬剤師は、ドラッグストア業界を目指す薬剤師は絶対に登録しておかなければならない転職サイトです。
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