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「残業が多い…」
「希望していた企業を諦めきれない…」
「とにかく今の職場、辞めたい」
など、現状に不満を抱える薬剤師は少なくありません。実は、第二新卒(若手薬剤師向け)の求人はとても多く、転職活動にとても有利なのです。
この記事では、薬剤師が第二新卒として転職を成功させるための方法を紹介します。
転職サイト名 | 求人数が 多い職場 |
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1.薬剤師は第二新卒で転職可能?
薬剤師の第二新卒は転職する事ができるのでしょうか。そもそも、「第二新卒」とはどのような人のことを指すのでしょうか。
第二新卒とは
第二新卒の定義
学校を卒業後、概ね3年以内の者
第二新卒とは上記の通り、学校を卒業した後、およそ3年以内の人を指しています。
そして、このような人は新卒入社後あまり時間が経過していないため、転職できるのか不安を抱きがちですが、転職することは可能です。
なぜ第二新卒で転職することは可能なの?
では、なぜ転職することは可能なのでしょうか。その理由は2点あります。
1.薬剤師の数が不足していること
現在、薬剤師の数は不足しています。これは、医療と薬業の分業や社会全体の高齢化が進んだことによって、薬局やドラッグストア市場が拡大していることが挙げられます。これらの拡大によって、非常に多くの店舗で薬剤師が求められているのです。
また、薬剤師の男女割合は男性:女性=4:6であり、産休や育休によって、薬剤師免許を持っていながらも働いていない女性が多く存在します。薬学部の教育が6年生となり、薬学系の大学、学科は増加しましたが、まだまだ薬剤師不足は深刻です。
2.新卒で薬剤師を獲得できなかった職場で急遽穴埋めが必要であること
薬剤師となるためには、就職活動で内定を頂いた後に国家試験に合格する必要があります。しかしながら、新卒の採用予定者が薬剤師の国家試験不合格となった場合、薬剤師業務を行うことができなり、その職場は急遽薬剤師を採用しなければなりません。調剤薬局などは、処方箋枚数に応じた薬剤師を置く必要があり、その穴埋めのために薬剤師獲得に必死になります。
すでに薬剤師資格を持っている第二新卒の薬剤師は、喉から手が出るほど欲しい人材になるのです。
2.第二新卒の強みは社会経験や柔軟性
では、なぜ特に第二新卒を求めているのでしょうか?その理由は、以下の3つが挙げられます。
- 他社の考え方に染まっていなく、柔軟性がある
- 向上心・将来性がある
- 少しでも社会人経験がある
柔軟性のある第二新卒薬剤師
学校卒業後3年未満の若手薬剤師。
長期間の社会人経験はないものの、前職のやり方に染まり切っておらず、自社になじみやすいという点で評価されています。
「自社の雰囲気に合う人材か」「一緒に働きたいと思える人材か」など、経験よりも人柄を重視した採用と考えて良いでしょう。
応募する前に、その職場の雰囲気や求めている人材などをしっかり把握しておく必要があります。
伸びしろが高い第二新卒薬剤師
一般的な中途採用の場合、「即戦力」を期待されますが、第二新卒の場合は、いかに「将来性があるか」が重視されます。
逆に「将来性が無い」と判断された際には、きっぱりとお断りされますので、意欲があることをしっかりとアピールしましょう。
第二新卒の皆さんには将来性が無限大にあります。自分の目指す将来像と、応募する職場の目指す将来像が一致していることが重要です。
少しでも社会人経験のある第二新卒薬剤師
第二新卒の薬剤師は、短期間だったとはいえ薬剤師業務の経験はあるのに対し、新卒薬剤師は経験ゼロ。
指導する側においても、第二新卒薬剤師に対しては、1を教えれば、5~10は理解してくれるという期待を持てますし、新卒に比べてコミュニケーションスキルも高いと思われます。
インタビューしたところ、ある調剤薬局経営者は、「薬剤師免許を持っている製薬会社のMR社員から採用することにしている」と言います。理由は、しっかりした社員教育を受けていることや医師や薬剤師とのコミュニケーションスキルがすでに高いからです。
また、前の職場で人間関係に悩んでいた経験も無駄になりません。
新しい転職先では前回の失敗を、良い人間関係の環境作りに活かすこともできます。様々な社会経験を積むことはコミュニケーション能力をアップさせるのに大変有効です。
3.第二新卒を成功させるためには...
第二新卒での転職を成功させるために「注意すべきこと」と「転職先のおすすめの探し方」を紹介します。
第二新卒で注意すべき3つのこと
内定をもらう前に辞退すること
内定をもらう前に前職をやめてしまうと、内定を取れなかった時や内定が予想していた時期よりも遅く出てしまう時に無職の期間が出来てしまいます。その期間も生活費として様々な費用がかかってくるので、不安を抱えながら就職活動を行うこととなります。安心して就職活動を行うことができるよう転職先が決まってから現職に退職することを伝えるようにしましょう。
辞めることが目的となり、転職先の情報収集を疎かにすること
現職を早く辞めたいという気持ちが先走ってしまい、転職先の情報をきちんと集めずに転職してしまうと、転職後に現職と同様にすぐに退職してしまう可能性があります。これでは、現職で犯した過ちを再度繰り返すことになり、再度転職することが難しくなるでしょう。きちんと転職先がどのような職場であるのか、自分がその職場で何をしていきたいのか、を明確にしてから転職をするようにしましょう。
面接では現職の経験をアピールすること
転職先の企業が抱える不安は、「またすぐに辞めてしまうのではないか...」や「職場に合わせることができず、わがままな性格なのではないか...」などです。そのような不安を払拭するためには、転職先に自分のやる気をきちんと伝えることが重要になります。今まで薬学部で学んできたことや現職で得た経験を活かし働きたいということをきちんと伝えるといいでしょう。決して、退職する理由を職場環境や他の人のせいにして、面接に臨むことはしないようにして下さい。
第二新卒を成功させるなら...転職エージェントの活用!
第二新卒での転職を成功させるためには、ただ一人で転職活動をするのではなく転職エージェントをうまく活用することが重要です。「理想の職場に転職する」ことはそれほど簡単ではないからです。
転職において重要なことは、面接対策はもちろんのことながら、職場の情報を得られないことには話になりません。
薬剤師専門の転職エージェントは、薬剤師の転職・就職活動に特化した「その道のプロ」ですので、情報に精通しています。それだけでなく、キャリアコンサルタントが応募書類の添削など、様々なサポートを一人一人にしてくれます。
第二新卒で転職する場合、多くの人が初めての経験であり、不安を抱えながら行うでしょう。そのような不安を一緒に共有しながら、理想の職場で働くことを実現させるために並走してくれる転職エージェントは非常に心強い存在になります。
4.おすすめの転職エージェントは?
転職先に合わせたおすすめの転職エージェントをそれぞれお伝えします。以下の転職エージェントは扱う案件数も多く、実績もたくさんあるので信頼して利用することができますよ!
病院/調剤薬局を目指すなら...薬キャリAGENT
薬キャリAGENTの運営元は、エムスリー株式会社です。
エムスリー株式会社は、薬剤師以外にも医師や看護師などで人材事業を展開しています。
医療業界の採用担当者と深いつながりをもっており、病院求人、調剤薬局求人に大きな強みをもちます。
またエージェントの評判もよく、「スピーディーで親切な対応をしてくれた」という口コミも多くみられます。
サイト自体の求人数は全部で26,812件と、薬剤師求人業界の最大手のひとつです。
大手企業/ドラッグストアを目指すなら...マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は大手人材会社のマイナビが運営しているため、大手企業や薬局とのつながりが強みです。
製薬会社(アステラス製薬・大正製薬)や企業内診療所のある大手企業(三菱グループ・ソニーグループ)など、薬学生が就職先候補として考える企業や薬局とのパイプが強いです。
マイナビ薬剤師は薬剤師求人業界の業界最大手のひとつです。
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