※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
「今より好条件で働ける職場はないかな?」「私でも年収アップできるのかな…」
職場に不満はないけれど、何となくもう少し良い条件で働きたいと考えている方も多いはず。とはいえ、どのように職場を探せば良いのかは今ひとつ見えてきませんよね。
この記事ではさまざまなデータをもとにしながら、好条件の職場を見つけるためのポイントを紹介していきます。
転職サイト名 | 求人数が 多い職場 |
無料登録 |
---|---|---|
マイナビ 薬剤師 |
ドラッグストア 企業 |
|
薬キャリAGENT | 調剤薬局 病院 |
|
ファルマ スタッフ |
調剤薬局 ドラッグストア |
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
1.いまの職場に残るべきか。転職するべきか。
-自分が求める「好条件」をハッキリさせる
「今よりもっと良い条件で働きたい!」
現状に不満がなくとも、誰もがそう願うものです。好条件で仕事ができればモチベーションもアップし、薬剤師としてのやりがいもより感じられるはずです。
ではここで質問です。あなたにとっての「好条件」とは何ですか?
年収アップ、福利厚生の充実度、良好な人間関係、柔軟な働き方など、思い浮かぶ「好条件」は人によってさまざまといえます。
今より好条件で働ける職場を見つけるためには、まず自分の「好条件」を明確にすることです。どのような条件を求めるかによって、探し方も選択肢も変わってきます。
漠然と「好条件の職場がいいなー」と願うのではなく、自分にとっての「好条件」をハッキリさせることから始めましょう。
薬剤師が条件アップを叶える方法4選!
薬剤師が働く際、条件アップの方法は大きく4つあります。
- 1)勤務地を変える
- 2)勤務先を変える
- 3)雇用形態を変える
- 4)スキルアップを図る
それぞれ詳しく説明していきます。
1)勤務地を変える
求める条件アップが「年収」や「人間関係」の場合、勤務地を変えるのが有効な手段です。なかでも年収アップが最優先事項なら、より有効です。
一般的に地方より都心の方が、給与は高い傾向にあります。ところが下記の厚生労働省の調査結果からもわかるように、薬剤師の場合は都市部より地方の方が給与は高くなります。なぜなら地方で薬剤師は不足しており、需要が高いからです。
薬剤師が飽和状態の都心部より、薬剤師不足の地方で働けば年収は確実にアップするでしょう。
そのうえ全国転勤がある職場なら、転勤によって家賃補助が出るため手取り額が増えるケースも。とはいえ転勤は生活に大きく関わってくるので、家族のことや生活基盤をよく考慮して勤務地を変えましょう。
2)勤務先を変える
異動によって勤務地を変えても、課題が解決できないケースもあります。
たとえば…
- 福利厚生の内容に不満がある
- 勤め先に将来性を感じられない
- 会社の方針と合わない
このような場合は、思い切って転職を考えた方が良さそうです。ただし転職によって課題がクリアできたとしても、現状より年収が下がる可能性があります。
以下の表をご覧ください。職場・職種別に年収相場をまとめたものです。
職場 | 職種/役職 | 望める年収 |
---|---|---|
企業 | 薬事・学術 | 400~800万 |
品質管理 | 480~750万 | |
CRC・CRA | 500~800万 | |
MR | 500~1000万 | |
研究開発 | 500~1000万以上 | |
ドラッグ ストア |
一般職 | 500〜600万 |
管理薬剤師(店長) | 550〜700万 | |
エリアマネージャー (本社管理職) |
650〜1000万 | |
調剤薬局 | 一般職 | 450〜550万 |
管理薬剤師 | 500〜650万 | |
エリアマネージャー (本社管理職) |
550〜800万 | |
病院 | 一般職 | 380万 |
調剤主任 | 500万 | |
薬剤部長 | 600~700万 |
職場・職種によって、年収に大きな差があるのがわかりますね。たとえばドラックストア勤務だった薬剤師が、福利厚生の充実度を求めて病院に転職すると、年収が100万円以上ダウンするケースも。
年収アップも条件の一つに挙げているなら、この図を参考にして新しい職場の検討材料にしてみてくださいね。
3)雇用形態を変える
「もっと柔軟に働きたい」「家庭も大事にしながらバランスよく働きたい」と考えているなら、雇用形態の変更がおすすめです。
子育て中のママ薬剤師なら短時間で働けるパート勤務、短期間で収入アップを狙うなら派遣といったように、さまざまな雇用形態を検討してみましょう。
それぞれにメリットやデメリットがあります。どちらの働き方が自分にとってより好条件となるか、じっくり検討してみてくださいね。
4)スキルアップを図る
当然ですが、薬剤師はみな薬学のプロです。スキルアップをしてまわりの薬剤師と差をつけなければ、条件アップは望めないでしょう。
働き方が多様化して薬剤師に求められる役割も増えている昨今、資格取得などで自己研鑽すれば、条件も良くなる可能性があります。
認定薬剤師を目指すなど、キャリアをアップさせたい方は薬物療法専門薬剤師などの資格がおすすめ。社内に教育システムや資格取得支援などが整備されているなら、大いに活用しましょう。
さらに管理薬剤師やドラッグストアの店長、エリアマネージャーといった役職を経験すると、収入アップはもちろん、より良い条件で働ける可能性が高くなります。
資格やキャリアは、将来の好条件につながります。万が一、薬剤師の供給過多時代がやってきたとしても、スキルや経験を上げておけば、市場価値の高い「選ばれる薬剤師」になれるはずです。
いまの職場に残るべきか、転職すべきか
条件をアップする4つの方法を紹介してきました。これらを踏まえて、今の職場に残るべきか、転職すべきかをもう一度考えてみましょう。
転職にはリスクがともないます。今の職場で勤務地を変えたり雇用形態を変えたりすれば課題を解決できるのか、それともやはり転職しなければクリアできないのか、しっかり検討が必要です。
今の自分の状況としっかり照らし合わせたうえで、「好条件」を叶える方法を見つけましょう。
2.薬剤師が好条件で転職するカギは「非公開求人」にあり!
「自分が思う好条件は、今の職場では実現できなさそう…」「思い切って転職してみようかな」
好条件で転職するためには、「非公開求人」をチェックすることがポイントです。詳しくみていきましょう。
求人情報は3種類ある
公開求人とは
公開求人とは、誰でも企業名や雇用条件を閲覧できる情報です。求人サイトにすべて公開されているので、気軽に見られるというメリットがあります。
しかし条件は平均的なものが多く、好条件を望む薬剤師には魅力的に映らないはずです。
もちろんエリアや業種を絞って検索はできますが、この中から好条件の求人を探すのは至難の業。時間と労力がかかるので、根気よくチェックする必要があります。
誰でも見られますから、好条件の公開求人には多くの応募が集まり、競争率も高くなります。
企業名非公開求人とは
企業名非公開求人とは、企業名や具体的な条件、勤務地などを伏せ概要だけを公開している情報です。これを閲覧するためには、転職サイトに登録する必要があります。
企業名を非公開にする理由は、公開にすると応募が殺到すると予想されるから。つまり人気の大手企業だったり、好条件の求人であったりする可能性が高いのです。
さらにその職場に勤務している薬剤師に、求人募集を知られたくないという理由も。 在籍している薬剤師と給料面で条件に差があったり、高い役職・ポジションの求人を社内秘で募集したりする際は、企業名非公開求人で募集するケースが多いでしょう。
企業名非公開には好条件の求人が多いので、登録して確実にチェックしておきたいところですね。
サイト非公開求人とは
サイト非公開求人は、インターネット上では見つけられない情報です。転職サイトに登録後、エージェントがマッチした求職者にだけ提供する求人情報なので、自力では探せません。
企業がサイト非公開にする理由は、大きく2つの理由があります。
1つ目は「とにかく急いで薬剤師を探している」場合です。 公開して応募を待つ時間さえ惜しいという急募の際には、サイト非公開求人にしてエージェント経由ですぐに募集を開始するのです。
エージェントが採用される見込みのある薬剤師にだけ求人を案内するため、求職者側も早く内定に至りやすいというメリットがあります。
2つ目は「ピンポイントでハイスペックな薬剤師を見つけたい」場合です。 特に高いポジションや新規プロジェクトメンバーなどの重要な募集は、同業他社への情報漏洩を防ぐうえでもサイト非公開求人にする必要があるのです。
採用条件が細かく設定されているので応募数は絞られ、マッチング率は高め。しかし求められる経験・スキルは高い傾向にあり、そもそも応募したくてもできないケースも多いでしょう。
ちなみに企業名非公開求人との違いは「急募かそうでないか」だけ。どちらにせよ非公開求人には好待遇がそろっているので、転職サイトにまず登録しましょう。
3.転職で条件アップが叶うおすすめ転職サイト
ここでは好条件の求人を豊富に取り扱うおすすめ転職サイトを紹介します。 自分に合った転職サイトを選び、より良い条件で転職しましょう。
マイナビ薬剤師:条件アップの交渉力が抜群
マイナビ薬剤師の特徴
- 求人数5万件以上と業界最大級
- 全国15ヶ所に支店を持つ
- 求職者と転職エージェントの個別面談あり
マイナビ薬剤師がおすすめな人
- 豊富な求人から好条件求人を選びたい人
- 地方在住で転職の情報が少なく不安を感じている人
- 希望条件を的確にエージェントに伝えて確実に条件UPしたい人
薬キャリAGENT:スピーディーな対応に定評あり
薬キャリAGENTの特徴
- 最短即日最大10件求人紹介
- 電話のみでスピーディーな対応
- 希望にあった求人がないか企業に問い合わせしてくれる
薬キャリAGENTがおすすめな人
- いますぐ転職したい人
- 面談せずに気軽に転職活動を進めたい人
- 妥協せず条件を叶えない人
4.求人情報を見る際チェックしておくべき項目2つ
最後に、エージェントから紹介された求人情報、あるいは公開求人を自分で調べる際に見ておきたい求人のポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
求人情報のチェックポイント
求人情報を見るとき、あなたは何を重視しますか?
「やっぱり給料かな?」「時間の融通がきくこと?」など、人によってさまざまでしょう。給料の額も大事ですが、ぜひチェックしてほしいポイントが2つあります。重要なポイントなので必ず確認しましょう。
1)勤務地
全国に店舗展開している調剤薬局やドラッグストアに転職すると、転勤の可能性があります。
勤務地の候補だけでなく、転勤の頻度についても確認しておきましょう。大手の場合は雇用形態によって転勤がない場合もありますが、転勤がある場合は断れるかどうかも確かめてください。
家族がいれば転勤によって生活が変化してしまうので、みんなで転勤について話し合っておくことも大切です。転勤といわれて結局辞めざるを得なかったということがないよう、事前にしっかり調べておきましょう。
2)福利厚生
企業によって、福利厚生の充実度には幅があります。とはいえ求人情報にたくさん福利厚生が紹介されていても、ほぼ利用されていないのであれば意味をなしません。実態がどうであるかも含めて調べておきましょう。
特にチェックすべき福利厚生は「住宅手当」です。これの有無で年収に大きく影響します。年収が低くても住宅手当が厚ければ、大手企業と変わらない水準の年収になるケースも。
また自宅から職場が遠い場合は、交通費の支給額をしっかりチェックしましょう。
通勤に交通費の自己負担がある場合、年間で考えるとかなりの出費になります。損をしないためにも、交通費は「実費支給」「上限あり」なのか、一定額がもらえる「一律支給」なのかをチェックしてくださいね。
5.まとめ
あなたが手に入れたい「好条件」の答えは出たでしょうか?
まだ見つからないという人も、薬剤師としてやってみたい仕事や実現したいキャリア、働き方など「未来の自分」を想像すれば、おのずと答えは見つかるはずです。
またその答えによって、今の職場に留まるにしても転職するにしても、自分が求める好条件を明確にしておくと、何かを決意したときにすぐに行動に移せるでしょう。
この記事がきっかけとなり、薬剤師として次のステップにつながれば幸いです。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。