※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
病院勤務で休みが全くとれない、ドラッグストア勤務で土日出勤が当たり前…
こんな毎日に嫌気が差してはいませんか? 実は薬剤師の中には希望通りに休みをとったり、連休で旅行に行くなどしている人も数多くいます。そんな職場でワークライフバランスが充実した生活を送りたいですよね。 ここでは薬剤師が休みをしっかりとれる職場へと確実に転職する方法を丁寧に解説します。
転職サイト名 | 求人数が 多い職場 |
無料登録 |
---|---|---|
マイナビ 薬剤師 |
ドラッグストア 企業 |
|
薬キャリAGENT | 調剤薬局 病院 |
|
ファルマ スタッフ |
調剤薬局 ドラッグストア |
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
1.職場別平均休日日数。休みが多いのは企業と調剤薬局
薬剤師が働く職場はドラッグストア、調剤薬局、企業、病院、保健所など様々ですが、それぞれ休日数にも傾向があります。まずはそこを把握しましょう。比較すると以下のようになります。
病院 | 104~110日程度 |
ドラッグストア | 106~120日程度 |
調剤薬局 | 106~120日程度 |
企業 | 120日以上 |
病院薬剤師の場合
病院の場合、土日祝日関係なく患者さんが訪れるので基本的に土日は関係ありません。
当直体制をとっている病院も多く、休日はシフト制で日直8時~17時、当直(夜間)17時~翌朝10時のようにロング勤務をする場合があります。当直を行っても代休がとれないというようなこともよく聞かれます。
こういった背景がありますから、病院勤務の薬剤師の転職理由として「休みがとれない」「仕事がハードだから」という理由を挙げる方は多いです。
病院薬剤師は「医療現場に最も近い場所に身を置く薬剤師」と言えます。その分やりがいはあるのですが「しっかりと休みを取りたい」「まとまった休みがほしい」と考えている薬剤師には、転職先としておすすめできません。
ドラッグストア薬剤師の場合
「ドラッグストア勤務の薬剤師は休みがとりにくい」という話をよく聞きますが、実際にはそのようなことはありません。しかし一店舗あたりの薬剤師が少ないのは確かですし、一人あたりの負担がそれなりに大きいのは確かです。
しかし、チェーン展開しているドラッグストアの場合、他店舗からのヘルプという形で薬剤師の不足を補っているので「自分以外に薬剤師がいないから休めない」というようなことは滅多にありません。
特に大手ドラッグストアの場合は育休、産休制度など福利厚生も充実しており、女性薬剤師にも働きやすい勤務先と言えます。
土日を確実に休めるとは言い切れませんが、土日のどちらか+平日1日で週休二日、月で8~10日という場合が多いです。週末の休みにこだわらないのであれば理想的な職場といえるかもしれません。
調剤薬局薬剤師の場合
併設している診療所の開業時間に合わせて営業している「マンツーマン薬局」の場合、診療所の休診日に合わせて平日一日休み、土曜日は午後休み、日曜日は休み、というパターンがほとんどです。基本的には、それに合わせて薬剤師も休み、ということになります。
対して、総合病院に併設している「門前薬局」の場合は土日休みという場合が多く、薬剤師の人数も多いです。「平日だけ働いて土日は休みたい」という方は総合病院の門前薬局が最良の選択でしょう。
企業薬剤師の場合
企業薬剤師は通常の会社員と同様に、月曜から金曜まで働き、土日祝日休みという勤務形態です。
職場によって違いはありますが、休日出勤の必要性はほとんどないでしょう。一方で、一般企業である以上、残業時間が長くなる可能性はあります。家事がある女性薬剤師の場合はその点をクリアしておく必要があります。
大手の薬剤師専門の転職サイト「薬キャリAGENT」や「マイナビ薬剤師」では土日休み・年間休日120日以上・土日のみ勤務OKといった希望条件で求人を検索することができます。
2.ママさん薬剤師の産休・育休事情
普段の休日に加え子供が生まれた場合の産休・育休が取れるかどうかも女性にとって大切です。 子どもが生まれたのに休みが取れないというようなことにならないように転職するときには次のことにも気を付けましょう。
1産休制度と実績の両方のある職場を選ぶ
制度があっても実際に働いてみたらいい顔をされなかったり実際に行使できなかったりする場合もあります。事前に実績もある職場を希望しておきましょう。
2比較的働いている人数の多い職場を選ぶ
薬剤師が不足している職場では産休・育休のとりづらさやそれ以外の子どもが高熱を出したときなどに臨時で休みがとりづらいです。大手のドラッグストアや大きな病院などは産休や育休がとりやすい傾向にあります。
3.休みを充実させる職場を選ぶためには?
大学病院やクリニックの門前薬局は、営業時間が併設している大学病院に準じているため土日休みの場合がほとんどです。
ただ、これはあくまで傾向を紹介したにすぎません。「自分が行きたい職場では休みが少なそうだな…」と思っても、しっかり探せばあなたが望む休日数を実現できる職場は見つかるはずです。では、具体的にどのように探せばよいのでしょうか?
最も簡単で確実な方法は、薬剤師専門の転職サイトで求人を紹介してもらうことです。
無料で登録できますし、要望さえ伝えれば後はエージェントがあなたにぴったりの求人を探してくれます。休日数だけではなく、収入についても遠慮なく相談してください。もちろん「年収が今より下がるのは嫌!」といった要望もOKです。
基本的にエージェントにすべて任せることができるので、仕事が忙しい場合でも希望通りの転職ができます。
薬キャリAGENTの求人検索画面
マイナビ薬剤師の求人検索画面
薬キャリAGENTで【年間休日120日以上】の条件で検索してみたところ173件の求人が掲載されており、【土日休み】の条件で検索すると4,466件の求人がみつかりました。(2023年10月時点)
4.転職エージェントはいつでもあなたの味方!
転職サイトを利用すると求人を検索、紹介してもらえるだけでなく、職場見学などを通して事前に転職先の職場環境を詳しく知ることができます。実は、いくら求人票で【年間休日120日以上】と出ていてもいざ転職してみたら実態は全く異なっていたというケースも多々あるんです。
休日出勤は本当にないのか、人間関係は良好なのか、忙しさはどれくらいなのかなどは求人票からだけでは知ることは不可能ですよね。実際に自分の目と耳で職場を確認することで転職前と転職後のギャップをなくすことができます。
後悔しないためにも、慎重に準備を重ねたうえで転職するようにしましょう。
5.現在の職場環境を改善することは難しい
現在の職場で休みが少ないと感じている場合、その待遇を変えることはとても難しいことです。
入社時の契約でも、休日に関する項目に同意しているはずですし、そうでないとしても「休みを増やしてほしい」と声を上げることは現実的に難しいでしょう。いくら人手不足であろうとも薬剤師1人を雇うには莫大な金額がかかります。「倒れない程度に頑張って」というスタンスの職場がほとんどなのではないでしょうか。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。