※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
「アメリカで薬剤師として働いてみたい…!」と思っても、何をして良いかわかりませんよね。
日本の薬剤師資格はアメリカでは通用しないので、アメリカの薬剤師免許を新たに取得しなければなりません。 しかも難易度はかなりのもので、相当な覚悟と努力が必要になるはず。
一方で、日系の製薬メーカーに転職し、アメリカ支社で働くという方法もあります。 とはいえ、こちらの難易度もかなりのもの。求人数も少なく、狭き門であることは間違いありません。
そこでおすすめしたいのが薬剤師専門の求人サイトを利用する方法です。エージェントが、該当する製薬メーカーの求人を探してくれるだけでなく、夢を叶えるための様々なサポートをしてくれるでしょう。
ほか、アメリカ勤務でなくても「英語力を活かしたい」「年収を大幅にアップしたい」という日本の求人も紹介してくれるはずです。
転職サイト名 | 求人数が 多い職場 |
無料登録 |
---|---|---|
マイナビ 薬剤師 |
ドラッグストア 企業 |
|
薬キャリAGENT | 調剤薬局 病院 |
|
ファルマ スタッフ |
調剤薬局 ドラッグストア |
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
アメリカと日本の薬剤師って何が違うの?
日本では2006年から大学薬学部の6年制が実施されましたが、世界的にはすでにほとんどの国で医学部と薬学部において6年制が実施されていました。ようやく世界スタンダードに近づいた日本の薬学ですが、薬剤師の権限や地位などは、まだまだ諸外国に遅れを取っているようです。では一体どんな違いがあるのでしょうか?
1)医療制度の違い
日本では全国民が国民皆保険に加入することが義務付けられているため、医療費の負担が少なく、風邪や病気にかかったら病院に受診するのが一般的ですよね。
しかし、アメリカでは日本の国民皆保険のように、保険証があれば少額で医療が受けられるような制度がないのです。
そのため、保険に加入していない人たちは医療費を抑えるべく、風邪や病気にかかっても極力受診はせずに、薬局で薬剤師に相談したり、ドラッグストアで購入した薬で治そうとします。
そのような事実があってか、アメリカでは薬剤師が子どもたちの憧れの職業の上位になっていたり、大学の倍率も日本と比較ならない程度に高くなっていたりと、日本よりも薬学の重要さがより深く根付いている文化なのです。
2)業務内容の違い
日本とアメリカの薬剤師の1番の違いは、アメリカには薬剤師(pharmacist)の他にファーマテクニシャン(pharmacy technician)という存在がいることです。
ファーマテクニシャンは薬剤師の助手的な存在として、ピッキング・薬剤の調製・処方箋の受付などの薬事業務やレジ打ち・薬棚の整理などの雑務も担当します。
そのため、薬剤師はテクニシャンの後方支援を得て、医師からの処方箋が最適か判断する「処方監査」や「患者との対話」など、学んだ薬学の知識や技術を生かした高度で専門的な業務に専念できる仕組みになっています。
また、アメリカでは州によって薬剤師が予防接種を実施できたり、処方権を持っていたりするため、医師と同等な権限や責任のある仕事であると言えます。
日本の薬剤師よりも幅広い内容の医療業務に携わることができるため、薬剤師としての可能性を広げるという点で必ずプラスになる経験を得られるでしょう。
アメリカで働く薬剤師の年収実態
続いて、日本とアメリカでは薬剤師の年収にどれくらいの違いがあるか見ていきましょう。
アメリカの薬剤師の平均年収は約1,200万円と非常に高給で、日本の一般的な薬剤師の倍ほどの収入を見込めます。
アメリカの薬剤師の年収が高い理由は、薬剤師という職業の「社会的地位の高さ」といえるでしょう。
アメリカでは病気を予防するために、病院ではなく薬局へ行き、薬剤師に相談するという習慣があります。なぜなら、アメリカでは医療保険への加入が義務ではない為、病院での診察はとても高額になるからです。
そのため、アメリカでは病気の予防に力が入り、病気をどうすれば予防できるかをアドバイスすることができる薬剤師は需要・社会的地位ともに高い地位にいるのです。
アメリカで薬剤師免許を取得する2つの方法
大抵の医療系の資格(医師、看護師、薬剤師)などは、患者の命に関わるため、日本の免許を保有していてもそのまま他の国で使用することはできません。新規にその国の資格を取得する必要があるのです。
日本での大学の学位が認められ、外国の大学院から入学することは可能となります。
日本の大学で薬学部を卒業し、薬剤師免許を取得している場合は、米国の薬剤師資格を取得するために大きく分けて2通りの方法があります。
【方法1】FPGEEの認定証を得る
【方法2】Pharm.D.を卒業する
※上記は変更される可能性があるので、各公式サイトなどで最新の情報を確認してください。
薬剤師試験はアメリカでは州ごとに実施されていますので、受験資格も微妙に異なることがあります。勤務を希望する州の情報を事前に調べておきましょう。
また、どの方法で薬剤師試験を受験するとしても、日常生活だけでなく専門用語なども含めた英語の語学力が必要となります。最低でも大学入学に必要とされる英語力は身につけておきましょう。
アメリカでの薬剤師資格なしで現地で薬剤師として働く裏ワザ
ここまではアメリカで薬剤師資格を取得して働く方法をご紹介しました。しかし、「資格を取り直すのは大変だな…」と感じた方も多いだろうと思います。
そこで、アメリカで資格を取り直さなくても現地で薬剤師として働ける裏ワザをご紹介します。それは、日系製薬企業の海外支社で勤務するという方法です。
政府主導で製薬会社の海外進出が進み、日系の主要製薬会社12社の海外売上比率が2017年に50%に達するなど、海外市場の重要性が増しています。
そのため製薬会社の駐在員として、海外で研究開発や情報収集を行う人材の必要性も高まっているのです。
製薬会社の仕事内容を確認したい方はこちら
薬剤師がアメリカ駐在求人を見つけるには?
アメリカ駐在員のポストを探すには、まずは日系製薬企業で駐在員を募集している企業を見つける必要があります。しかし海外勤務という特殊な条件では、自力でリサ―チすることは難しいのではないでしょうか。
実際に、このような特殊なポジションは社外募集が少ないのが現状です。社外で募集することになったとしても、そのほとんどはヘッドハンティングや紹介で埋まってしまうことが多いのです。
そのため日系製薬企業の海外駐在ポストを狙う方には、転職エージェントへの相談をおすすめしています。
薬剤師転職エージェントに相談しよう
転職エージェントは、求職者と採用担当者の懸け橋として相談にのってくれる、転職のプロです。
一般に表には出さない非公開求人も多数保有していて、希望に近い求人が出た場合はエージェントが求人を紹介してくれます。
無料で相談でき、キャリア設計へのアドバイスや面接指導も頼めます。自力で探しにくいポジションを狙う方は転職エージェントを利用して、求人を探してもらうのが良いでしょう。
製薬会社への転職なら、マイナビ薬剤師がおすすめ
では、日系企業の海外駐在を狙うなら、どの転職エージェントに相談するのが良いのでしょうか。最もおすすめなのが、マイナビ薬剤師です。
- 業界トップクラスの求人数!職場のリアルな情報も豊富
- しつこさがなく適切な対応スピード
- 丁寧な面談が特徴!キャリア相談会・セミナーも豊富
- 豊富なキャリアサポートのノウハウが特徴
求人数が多い | 派遣求人 | 対面面談 | 面接同行 |
---|---|---|---|
調剤薬局
病院
ドラッグストア
企業
|
アピールポイント |
---|
転職未経験
大手希望
ママ薬剤師
ブランク
|
転職緊急度 |
---|
今すぐ
3ヶ月以内
ゆっくり
|
アピールポイント | 転職緊急度 |
---|---|
転職未経験
大手希望
ママ薬剤師
ブランク有り
|
今すぐ
3ヶ月以内
ゆっくり
|
マイナビ薬剤師は企業への転職支援に定評がある、薬剤師専門の転職エージェントです。おすすめする理由は2つあります。
企業への転職に強み
マイナビは新卒採用の支援も行っているため、大手企業の求人が豊富に集まってきます。
また大手人材会社のマイナビの運営なため大手企業とのコネクションがあり、実際にマイナビ薬剤師では常に5万件以上の求人を保有しています。
そのため、他エージェントでは見つけられない求人も、マイナビ薬剤師でなら見つかる、なんていうこともあるのです。
面接対策で安心
実際に求人が見つかっても、希望の転職先から内定をもらえなければアメリカで働くことはできません。転職難易度の高い製薬会社では特に、1つのポジションに複数の応募が集まることもあります。
しかし職務経歴書はどう書けばいいのか、面接で何を話せばアピールになるのか、分からないという人も多いのではないでしょうか。
その点、マイナビ薬剤師では内定後まで手厚いサポートを受けられるので安心です。
面接では事前に、「この点をアピールするといい」などといったアドバイスをもらうこともできます。
不安な点は事前にエージェントに相談することで、安心して面接に臨めます。
まとめ|アメリカで駐在薬剤師として働く
試験を受けずにアメリカで働く裏ワザをご紹介しました。しかし海外駐在はレア案件で、すぐに求人が見つかるとは限らない、ということは覚悟しておきましょう。
他の求人に比べてレア求人になるため、良い求人がでたらにすぐ紹介してもらえるよう、早めの相談をおすすめします。
みなさんの今後のキャリアを応援しています!
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。