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「看護師が転職サイトを使う場合のデメリットってある?」
「看護師向け転職サイトのデメリットは転職活動にどう影響するの?」
看護師が転職サイトを利用すると、人によっては内定率が下がる可能性があったり、自分のペースで転職活動を進められなかったりするデメリットがあります。
この記事では、現役キャリアアドバイザーの助言や看護師の口コミもまじえ、転職サイトの4つのデメリットと対処法、利用のメリットを紹介します。
基本的には、転職サイトは看護師の転職活動に非常に役立つサービスです。デメリットの対処法を知ったうえで上手に利用し、転職成功に一歩近づきましょう。
▼お話を聞いた人
現役キャリアアドバイザー男性(29)
転職サイトの運営会社で勤務し、サポート担当者として今の職場に悩む看護師の転職支援にあたっている。
おすすめの看護師転職サイト3選 | |||
---|---|---|---|
順位 | 転職サイト名 | 総合満足度 | |
1 | 看護roo! |
4.66
|
|
2 |
レバウェル看護 (旧 看護のお仕事) |
4.40
|
|
3 | ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク) |
4.2
|
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の内容
看護師転職サイトの4つのデメリット~理由や対処法も
看護師転職サイトを利用した方にインタビューをしたところ、主に次の4つのポイントをデメリットだと感じていることがわかりました。
看護師転職サイトのデメリット
デメリット1. 担当者からの電話やメールが多い、しつこい
担当者として付いたキャリアアドバイザーから連絡がひんぱんに来て求人情報をおすすめされ「しつこい」と感じてしまう場合があることも看護師によってはデメリットになり得ます。
「しつこい」と感じるようなメールや電話は、次のようなタイミングでかかってくることが考えられます。
- 新着求人が出たとき
- 登録した看護師の希望に合う求人情報が出たとき
転職をサポートするためにすぐ求人情報を知らせようと連絡する担当者がほとんどですが、ゆっくり転職活動をしたい人や仕事が忙しい人は負担に感じてしまいますよね。
「しつこい」と感じたときの対処法を現役のアドバイザーに伺いました。
また、転職サイトにこれから登録する場合は、登録フォームの備考欄などであらかじめ希望の連絡頻度や時間を伝えておくとスムーズです。
デメリット2. 希望条件と異なる求人情報を紹介される可能性がある
3つ目のデメリットとして、看護師が転職サイトのキャリアアドバイザーから求人紹介をしてもらう際に、担当者によっては希望の条件と異なる案件を紹介してくる可能性があります。
こうしたデメリットが生じる理由は、主に3つ考えられます。
- 希望条件の十分なすり合わせができていない
- 看護師自身の経歴や希望条件に合う求人がない
- 希望条件が狭すぎて無理難題になってしまっている
担当者に希望が伝わっていないと、求人紹介の内容もずれてしまいます。また、条件通りの求人情報がない場合は、担当者も他の案件を紹介するしかありません。
もし紹介された求人が提示した希望条件と異なる場合は、まずなぜこの求人を紹介したのか、理由を聞いてみましょう。
デメリット3. 自分のペースで転職活動を進められない
転職サイトではキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進めるため、自分のペースで進められないことがあります。マイペースに転職活動をしたい看護師にとってはデメリットに感じられるでしょう。
特に多かったのは「もう少しじっくり考えたいのに、コンサルタントがどんどん進めてしまう」という口コミでした。
キャリアアドバイザーは基本的に、看護師がすぐに転職したいと考えていることを前提にサポートします。また人気のある求人はすぐに募集が終了するため、早期の応募を促すこともあります。
そのスピード感が合わないと、強引な印象を受けてしまうのです。
デメリット4. 担当者によっては十分な対応をしてもらえない
4つ目のデメリットとしては、担当のキャリアアドバイザーによって対応能力や求人を出している病院・施設に関する知識量に差があり、満足できるサポートを受けられない場合があります。
転職サイトに登録すると能力や経験の差に関係なく担当者が配属されます。特に新人アドバイザーの場合はベテランよりも知識量やサポート力で劣ることが多く、デメリットも感じやすくなります。
【裏事情】「看護師転職サイトのデメリット」と誤解されがちなこと3つ
看護師向け転職サイトでデメリットだと言われる事柄について、良くない噂だけが先行しているケースもあります。
それでは3つの噂の真相を見ていきましょう。
誤解1. 紹介料のために無理やり転職させられる?
「転職サイトのキャリアアドバイザーには紹介料を得るノルマがあり、希望しない職場に強引に転職させられるのでは?」という噂がありますが、ほぼ起こり得ないためデメリットにはなりません。
なぜなら転職者が早期退職をすると、報酬・紹介料の一部を医療機関に返金しなければならない規定があるからです。
そのため、転職した看護師自身がミスマッチを感じて辞めてしまうような転職先は、おすすめすることができないのです。
コラム:知っておきたい!転職サイトの仕組みと紹介料
(参考サイト:厚生労働省「職業紹介事業制度の概要」)
看護師転職サイトなどの人材紹介会社は、求職者を紹介する際に、医療機関や企業から報酬として手数料(紹介料)を受け取る仕組みになっています。 紹介料の相場は採用された看護師の年収の約20~30%となっており、およそ100万円前後の金額が医療機関から転職サイトに支払われるのです。
誤解2. 転職サイトへの紹介料は看護師の年収から天引き?
「採用された病院などの医療機関が転職サイトに支払う紹介料の分だけ、自分の年収が天引きされて減る」という噂も間違いのため、デメリットにはなりません。
むしろ看護師の年収が高いほど報酬である紹介料の額も上がるため、キャリアアドバイザーは年収アップの交渉にも力を入れてくれるでしょう。
つまり、直接応募をして自分で年収交渉をする自信がある看護師を除けば、転職サイトを利用した方が労働条件をより良くできる可能性が上がるのです。
誤解3. 転職サイトから応募すると採用・内定率が下がる?
看護師向け転職サイトから病院など医療機関の求人に応募するデメリットの一つとして、「内定率が下がるのでは?」という噂もありますが、一概には言えません。
確かに直接応募した場合よりも内定率が下がる可能性はあります。理由は、求人を出す側の病院が、採用した人材の年収の2~3割を手数料として転職サイトに支払う仕組みになっているからです。
つまり転職サイトを利用する分、病院側の採用コストが膨らむため、看護師の経験やスキルが紹介料に見合わないことが理由で、書類選考で落とされる可能性があります。
採用・内定率が上がるケースもあるため転職サイトの利用がおすすめ
一方で、転職サイトから応募することで逆に内定率が上がるケースもあります。次のように、転職サイトには看護師の内定獲得を後押しするサポートがあるからです。
- 看護師の強みを医療機関にアピールする推薦状の提出
- ネガティブな経歴がある場合は担当者がフォロー
- 書類選考通過のための履歴書・職務経歴書の書き方アドバイス
- 各医療機関の傾向に基づいた面接対策
つまり、転職サイトを利用することが内定を目指す際のデメリットになるとは、一概には言えないのです。
「結局、転職サイトと直接応募どっちがいいの?」と悩むかもしれませんが、転職サイトは転職活動を有意義に進めるために役立つサービスです。基本的には登録して、便利に活用するのがおすすめです。
デメリットだけじゃない!看護師転職サイトの6つのメリット
看護師向け転職サイトにはデメリットがある一方で、メリットもあります。
看護師向け転職サイトのメリット
メリット1. 希望条件に合った求人紹介をしてくれる
数十万を超える求人情報の中から自分に合った応募先を探すのは骨の折れる作業ですが、転職サイトには希望に合った求人紹介をしてくれるというメリットがあります。
看護師向け転職サイトに登録後、キャリアアドバイザーとの面談などで自分の経歴や希望条件、もっているスキルなどを漏れなく伝えましょう。
キャリアアドバイザーがそれらの情報を踏まえてぴったりの求人を探し出してくれます。忙しくて自分で求人検索をしている暇がない看護師の方も安心ですね。
メリット2. 非公開求人を紹介してくれる
看護師向け転職サイトに登録すると、サイト上では公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえるのもメリットです。
非公開とされている求人情報には、次のようなケースがあります。
- 応募が殺到するような好条件の求人情報のケース
- 採用担当者があらかじめ候補者を絞りたいケース
- 人事を病院・施設内のスタッフに知られたくないケース
こうした背景から、転職サイトは登録した看護師にのみ非公開求人として紹介できる仕組みをとっています。ハローワークや求人サイトでは見つけられない求人に出会えるかもしれません。
メリット3. 面倒な手続きをすべてサポートしてくれる
3つ目のメリットは、転職サイトのキャリアアドバイザーが、看護師の転職活動における面倒な手続きをすべて代行してサポートしてくれる点です。
看護師が転職活動でキャリアアドバイザーに代行してもらえるのは、次のような手続きです。
- 病院・施設への応募と履歴書の提出
- 面接や職場見学の日程調整
- 内定辞退・内定承諾の返事
- 内定後の必要書類のやり取り
これらのやり取りには意外と手間がかかります。特に病院やクリニック、介護施設などに勤めながら転職活動を進める看護師は面倒に感じるかもしれません。
看護師向け転職サイトに登録することで、これらの手続きを代わりに進めてもらえるため、転職活動をよりスムーズに進められるでしょう。
メリット4. 病院など応募先の職場の内部事情を教えてくれる
看護師向け転職サイトを利用すると、応募先の職場の内部事情を教えてもらえるというメリットがあります。
キャリアアドバイザーは求人情報を出している病院やクリニック、介護施設などを訪問し、定期的に連絡を取り合っています。そのため、次のような情報をもっています。
- 職場の人間関係
- 有給休暇や産休・育休の取得の実態
- 実際の残業時間
- どのような人材が活躍しているか
キャリアアドバイザーが知らない情報があれば、新たに情報収集してもらえることもあるので、積極的に質問してみましょう。
自分で求人情報を見たり、企業の公式ホームページを調べたりするだけではわからない情報を事前に知れるのは、大きなメリットといえます。
メリット5. 履歴書・職務経歴書の添削や面接対策をしてくれる
5つ目のメリットが、看護師向け転職サイトには履歴書や職務経歴書添削、面接対策のサポートがあることです。では、応募先の病院などの傾向を踏まえて行ってもらえます。
キャリアアドバイザーのサポートで、転職理由や志望動機、自己PRできる強みの整理もできるでしょう。医療機関ごとにどのポイントをアピールすればいいのかまで教えてくれるため、選考の通過率アップが期待できます。
メリット6. 転職先との条件交渉を代わりに行ってくれる
転職サイトのメリットの一つとして、キャリアアドバイザーが年収などの条件交渉を代行し、看護師が転職先でより良い条件で働けるようにサポートしてくれます。
転職先との条件交渉はうまく行わないと選考にも影響が出る可能性があり、自分で行うのはなかなかハードルが高いですよね。
転職サイトのキャリアアドバイザーは各職場の年収・待遇を熟知しており、条件交渉のノウハウもたまっているため、採用担当者と対等に交渉できます。
看護師転職サイトをおすすめしたい人の特徴5選
ここまで看護師向け転職サイトのデメリットやメリットを説明してきましたが、登録すべきかまだ迷っている方もいるでしょう。ここでは、転職サイトの利用に向いている看護師の特徴をまとめました。
転職サイトの利用をおすすめしたい看護師
- はじめての転職で相談しながら進めたい看護師
- 転職活動で苦戦し採用・内定率を上げたい看護師
- 転職後の職場で人間関係に困りたくない看護師
- 面倒な手続きをしたくない看護師
- より好条件の病院などに転職したい看護師
転職サイトに登録すれば、求人紹介から内定獲得まで一貫して担当キャリアアドバイザーがサポートしてくれます。「転職の流れがわからない・内定を得られないかもしれない」と、転職活動に不安を抱えている人はぜひ利用しましょう。
また転職サイトに登録すると、面接日程の調整や求人探しなど面倒な手続きをすべて代行してもらえるため、効率的に転職活動を進めたいという人は利用するのがおすすめです。
一方、「転職経験が豊富」「具体的に生きたい病院がある」看護師は、直接応募など他の手段を検討してもよいでしょう。
看護師転職サイトを利用しない転職方法まとめは記事の後半で紹介しています。
転職サイトの選び方とデメリットが気になる看護師へのおすすめ5選
ここでは失敗しない看護師向け転職サイトの選び方とおすすめサービス5選を紹介します。まず、看護師が転職サイトを選ぶ際は、次の3つのポイントを参考にしてください。
- 求人紹介の質
一番大切なのは「転職後の職場」に満足できるかどうか。求人数の多さではなく、本当にあなたに合った求人を紹介してくれる転職サイトを選ぶ。 - 条件交渉力
年収や残業時間など、転職先の待遇をどれだけ良くできるかは、担当キャリアアドバイザーの条件交渉力が高いかどうかで決まる。 - キャリアアドバイザーの質
プロ視点からの的確なアドバイスや、求職者に合った頻度・スピードで連絡をしてくれるエージェントを選べばスムーズな転職が可能に。
以上3つのポイントについて、当編集部は看護師363人にアンケートを行い、看護師向け転職サイト10社の利用満足度を調査しました。中でも評判の良かった転職サイト5社をおすすめとして紹介します。
転職サイト名 | 求人紹介の質 | 条件交渉力 | コンサルタントの質 |
---|---|---|---|
看護roo! | 4.8 | 4.5 | 4.7 |
レバウェル看護 (旧 看護のお仕事) |
4.6 | 4.4 | 4.2 |
マイナビ看護師 | 4.5 | 4 | 4.6 |
ナースではたらこ | 4.3 | 4.2 | 4.3 |
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク) | 4.2 | 4.1 | 4.1 |
※「コンサルタント(キャリアアドバイザー)の質」は、「アドバイスの質(キャリアや転職に関する適切なアドバイスを受けられたか)」と「電話・メールの頻度(電話・メールの頻度の丁度よさ、時間帯の配慮)」の項目を合算して集計しています。
※「求人紹介の質」は、「転職先満足度(現在の勤め先に満足しているか」の項目を集計しています。
▼アンケート概要
対象:21~63歳の看護師の有資格者
回答者数:363人
調査実施年:2020年
調査実施主体:株式会社キュービック(調査会社に委託)
看護roo!
- 初めて転職する人でも徹底的にサポート
- 高給与・好条件求人が多い
- 1人のキャリアアドバイザーが看護師と転職先の双方を担当する一気通貫制
- 事業所は大都市の3拠点
看護roo!の特徴
- 大手の看護師向け転職サイト
累計利用者数は50万人以上。実績や転職ノウハウも豊富です。 - 看護師と医療機関の双方の希望をかなえる精度の高いマッチング
コンサルタントの一気通貫システム(※1)によって、看護師と医療施設の双方を理解しミスマッチのない転職を実現しています。 - 運営会社は医療機関と信頼関係が厚い東証一部上場の株式会社クイック
採用担当者や看護師長をはじめ医療機関との信頼関係も厚く、高い条件交渉力につながっています。
※1「一気通貫システム」とは看護roo!を運営する株式会社クイック独自の名称で、業界専門のコンサルタントが企業・転職希望者の双方を担当することで、一般的なサービスよりも踏み込んだ精度の高いマッチングを実現しています。
看護roo!の評判・口コミ
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
- 仕事と家庭を両立したい人
- ブランクがある・臨床経験が少ないなどでスキルに不安がある人
- 入職から1年未満の早期離職をする新人看護師
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
- 履歴書・面接対策サポートの質が良い
これまでの利用者にどのような面接内容だったかをヒアリングしており、より具体的なアドバイスをしてくれます。 - 「ブランク可」「研修充実」などのこだわり案件あり
コンサルタントは病院内部の人材育成も把握しており、ブランク明けの職場復帰に対する不安も解消できる職場を探してくれます。 - LINEでの気軽なやり取り
LINEでの連絡も希望できるため、メールや電話よりも気軽に相談しやすく、働きながらの転職活動もスムーズに進められます。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の評判・口コミ
マイナビ看護師
- 対面での面談でじっくり相談ができる環境が整っている
- 病院などの職場の内部事情に詳しく、転職後のミスマッチを防げる
- マイナビブランドを活かし、企業や美容クリニックなどの人気求人も保有
マイナビ看護師の特徴
- 大手の人材紹介会社「マイナビ」ならではの企業求人を保有
他業界の人材紹介も広く行っているマイナビのパイプを生かし、治験や産業看護師などの企業求人も充実しています。 - 職場の定着率にこだわった求人紹介
スピード重視ではなく転職後の定着率にこだわり、一人ひとりの希望に合わせて求人を提案してくれます。 - 「休日相談会」「出張相談会」で対面でじっくり相談できる
「WEB相談会」や全国22の相談会場で対面でじっくり相談できる機会があります。
マイナビ看護師の良い評判・口コミ
ナースではたらこ
- 登録者との対面面接を大事にしている
- 看護師の給料アップを応援してくれる
- ブランク看護師の復職支援を強化している
- 2年連続顧客満足度第1位(楽天リサーチ調べ)
ナースではたらこの特徴
- 働きたい医療機関に「逆指名」で応募できる
募集がない病院でも担当キャリアアドバイザーが求人状況を確認してくれる独自のサービスがあります。 - 「あんしんサポート窓口」の設置で幅広い相談に対応
担当キャリアアドバイザーの変更など、直接要望しづらいことも気軽に相談できる窓口があるため安心です。
ナースではたらこの良い評判・口コミ
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)
- 求人数が多く全国各地の求人を取り扱っている
- 都道府県の専任スタッフがいるので地域情報に詳しい
- 好条件、高給与求人が多い
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)の特徴
- 各都道府県ごとの地域専任コンサルタントがサポート
地域専任コンサルタントが各地域の医療機関と看護師募集状況を熟知しているからこそ、素早く最適な求人紹介を実現しています。 - Web上で病院の職場見学ができる
動画や写真で求人を出している医療機関を見学でき、足を運ばずに事前に病院の様子を自分の目で確かめられます。
デメリットを回避して看護師転職サイトを利用するポイント
ここでは、看護師向け転職サイトをさらに効果的に利用するために、5つのポイントを伝授していきます。
看護師転職サイト利用の5つのポイント
1. 転職サイトに複数登録してサービスを比較する
看護師が転職活動をするとき、転職サイトは1社だけでなく複数登録することをおすすめします。
担当コンサルタントとの相性や提案される求人の質を比較でき、より自分に合った転職サイトを選びやすくなるからです。紹介してもらえる求人数も多くなり、選択肢の幅も広げられます。
登録する数が多すぎても管理が大変になり「連絡が多い」「自分のペースで進められない」とデメリットを感じてしまう可能性があるため、ちょうどいいと思う数にしておきましょう。
スケジュール管理に注意しながら、メインで利用するサービスを見極めることで、相性の良いコンサルタントと効率的に転職活動を進めていけます。
2. 担当者に希望の連絡頻度を伝える
看護師向け転職サイトに登録する際は、登録フォームの備考欄や口頭で希望の連絡頻度を担当者に伝えておきましょう。
夜勤などの不規則なシフトで働いていたり、家事や育児に追われていたりするときに、希望する以上に連絡があると、デメリットに感じてしまう可能性が高いからです。
当編集部が行った調査にも、「電話がしつこい」「メールが多すぎる」など連絡の頻度をデメリットとする口コミが多く寄せられています。
あらかじめ担当コンサルタントに希望の連絡頻度や連絡しやすい時間帯を伝えておくことでストレスなく連絡がとれるようになります。
3. 担当者に希望条件や悩みを隠さず相談する
担当者として転職活動をサポートしてくれるキャリアアドバイザーには、希望条件や悩み、経歴を包み隠さず伝えて相談しましょう。
見栄を張ってしまったり、遠慮したりして嘘の希望条件や悩み、経歴を言ってしまうと、「希望条件と異なる求人情報を紹介された…」とデメリットを感じてしまう可能性があるからです。
ネガティブな転職理由や年収アップの希望は伝えづらいこともあるかもしれませんが、担当者から応募先にバレることはないので安心して共有しましょう。
4. 担当者への返信は早めにする
十分にサポートしてもらえないというデメリットを回避するためにも、担当者から面接日程の調整などの連絡があった場合は、できるだけ早めの返信を心がけましょう。
転職サイトの担当者は、看護師の採用が決まったときに報酬として紹介料を受け取れるため、転職意欲の高い人を優先してサポートする傾向があります。
返信を早くすることで、転職意欲が高いことを簡単にアピールできるのです。
5. 相性が合わない場合は担当者変更を申し出る
看護師向け転職サイトに登録した後、「担当者が十分な対応をしてくれない」「相性が合わない」とデメリットを感じた場合は、担当者変更を申し出るのも一つの選択肢です。
担当者の変更は珍しいことではないので、ストレスを溜めずに転職活動を進められるよう自分で環境を整えることをおすすめします。
変更する場合は、問い合わせ窓口などから要望しましょう。もし担当者変更するほどでもない場合は、他の転職サイトに登録してみるのもよいでしょう。
看護師転職サイトを利用しない転職方法
基本的には転職サイトへの登録をおすすめしますが、どうしても利用したくない方もいるかもしれません。ここでは転職サイトを利用しない転職方法を紹介します。
ハローワーク
ハローワークは国が運営する職業紹介サービスです。求人数が多いというメリットはあるものの、下記のようなデメリットも存在します。
ハローワークは求人を出す側の利用料も無料のため、採用活動にコストをかけない病院なども求人掲載をしています。そのため好条件の求人は比較的集まりにくい傾向にあるのが現実です。
また開庁時間は平日の日中のみのため、現役の看護師として定時まで働いてからだとなかなか利用できない可能性もあります。
eナースセンター
eナースセンターとは、都道府県看護協会が運営している無料求人紹介サービスです。オンラインで希望条件を入力すると、条件に合った求人を紹介してくれます。
転職サイトと似たようなサービスですが、ナースセンターには転職相談や履歴書添削や面接対策などの選考対策サポートがないのがデメリットです。
地域によっては都道府県看護協会が設置するナースプラザにて就職相談会や出張相談を受けられますが、サポート内容は少なめです。
看護師向け転職サイトは登録すると必ずサポートしてもらえる体制が整っているので、転職活動に不安がある方は転職サイトの利用がおすすめです。
友人・知人の紹介
友人・知人の紹介では実際に働いている人からの情報が得られるため、病院の内情について詳しく把握することができます。
一方で、紹介してくれた方との関係値が崩れてしまうため不満が言いづらいなど、友人・知人の紹介だからこそのデメリットもあります。
知り合いの紹介で転職する場合は上記に注意したうえで、意思決定するようにしましょう。
直接応募
転職支援サービスを使わず、希望の転職先に直接応募することもできます。
採用する側は転職サイトに紹介料を支払う必要がないため、採用のハードルが低くなるというメリットがあります。
一方で直接応募の場合、履歴書・職務経歴書の作成や面接対策、条件交渉など、転職活動をすべて自分で行わなければならないというデメリットもあります。
「転職がはじめて」「現職が忙しい」という方にはあまりおすすめできません。
看護師転職サイトへの登録~入職までの流れ【6ステップ】
看護師向け転職サイトに登録してから、内定を得て入職するまでの利用の流れを6ステップに分けて紹介します。
1. 看護師転職サイトに登録
まずは看護師向け転職サイトの登録フォームに次のような項目を入力します。転職サイトにもよりますが、1~3分ほどで簡単に無料登録が完了します。
入力項目
- 保有資格
- 希望の働き方、勤務地、入職時期
- 名前、生年月日
- 住所、電話番号、メールアドレス
2. 経験・仕事の状況・希望条件を電話で伝える
登録が完了すると、数時間から数日後に転職サイトから連絡が来て、これまでの経験や現在の現在の仕事の状況、希望の転職先について簡単にヒアリングされます。
担当キャリアアドバイザーとの面接日程もこのときに調整します。
3. 担当キャリアアドバイザーと面談・求人紹介
担当キャリアアドバイザーとの面談では、転職理由や希望条件、今後のキャリアプランなどについて相談します。
その内容をもとに担当キャリアアドバイザーから求人紹介が行われ、希望に合う病院やクリニック、介護施設などがあれば応募に進みます。
面談は電話が主流ですが、看護roo!やマイナビ看護師など、対面でじっくり相談できる看護師向け転職サイトもあります。
4.求人への応募・面接
求人への応募や面接の際の手続き、日程調整はすべて担当キャリアアドバイザーが行ってくれるため、応募したい旨を伝えるだけで大丈夫です。
また、希望があれば履歴書・職務経歴書の書き方の指導や添削、面接対策、面接同行などのサポートもしてもらえるため、積極的に要望してみましょう。
5. 内定・入職
内定が出たら、事前に聞いていた条件と相違がないかをチェックし、担当キャリアアドバイザーに入職時期を調整してもらって転職活動は終了です。
内定後のタイミングで、担当者が条件交渉や退職サポートも行ってくれます。困ったことがあれば何でも相談しましょう。
内定をもらったら必ず入職しなければいけないわけではありません。内定承諾だけではなく、内定辞退する場合も担当者が対応してくれるので、あまり気負わず連絡しましょう。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。
看護roo! |
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レバウェル看護 (旧 看護のお仕事) |
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ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク) |
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ナースではたらこ |
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マイナビ看護師 |
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