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エリートネットワークは評判悪い?ハイキャリア向け転職エージェントの特徴
※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
「エリートネットワークの評判ってどうなんだろう?」
「経験を活かせる仕事がしたい…質が良い求人を紹介してもらえる?」
転職をするからには、キャリアアップにつながる転職先を選びたいと考える方は多いでしょう。できれば、年収アップも狙いたいですよね。
この記事では、エリートネットワークを実際に利用した人の評判や口コミ、利用のメリットやデメリットまで詳しく解説します。
後半では、転職エージェントを最大限うまく使うためのポイントもお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
目次
エリートネットワークの特徴と評判・口コミ
(引用:エリートネットワーク公式サイト https://www.elite-network.co.jp/)
エリートネットワークは、キャリアアップの転職サポートに力を入れている転職エージェントです。実際に利用した人の口コミを見ると、「利用して本当によかった」といった声が目立ちます。
一方で、中には「少し不満に感じた」との声も。実際のところ、その評価はさまざまです。
では、まずはエリートネットワークの特徴やサービスの内容、そして利用者のおもな口コミについて見ていきましょう。
エリートネットワークとは?
エリートネットワークは、ハイキャリア向けの転職エージェントです。経歴に自信がない方でも利用できますが、基本的にはスキルが高く、実績のある方向けに転職サポートをおこなっています。
扱う求人もハイクラス向けが多く、国内約700社の上場企業をはじめ、約400社の外資系企業など、知名度が高いような大手企業の求人を幅広くカバー。
▼エリートネットワークの求人の割合(2020年10月29日時点)
- | 全体 | 年収1000万円以上 | 年収1500万円以上 | エグゼクティブ |
---|---|---|---|---|
公開求人数 | 18416 | 4038 | 41 | 165 |
正社員転職のみを扱い、年収1000万円以上の求人は全体の約22%を占めます(2020年10月29日時点)。
さらに、登録した方限定で紹介を受けられる「非公開求人」も充実しています。
そもそもハイクラス層向けの求人は、新規事業に関わる極秘案件、またWeb上に公開すると応募が殺到してしまう求人が少なくありません。
そのため、こうした求人を非公開求人としている転職エージェントが多く、エリートネットワークでも登録者だけに紹介しているのです。
さらにエリートネットワークに登録すると、以下をはじめ、多様な転職支援サービスをすべて無料で受けられます。
エリートネットワークの無料サービス
- 転職に関するカウンセリング
- 求人の紹介
- 応募書類や面接のアドバイス
- 企業への推薦
- 面接日時の調整
- 待遇面の交渉
- 退職に関わるアドバイス
エリートネットワークのおもな口コミ
エリートネットワークの口コミには、良いものと悪いものが混在しています。
例えば良い口コミの場合、担当者のサポートの質の高さ、あるいは求人を評価する声が目立ちます。
面接対策を徹底的に指導してくれたこともあり、希望する業界に転職することができました。(29歳 男性)
スタッフのヒアリング力が非常に良かった。(30歳 女性)
ハイキャリア求人が豊富なところが最大のメリットだと思いました。
そして、しっかりと年収アップすることができたので良かったです。(26歳 男性)
一方で悪い口コミの場合、求人の少なさ、またサポートのばらつきを指摘する声が多いですね。
dodaやリクルートエージェントのように求人数が多くはなかったので、少ない求人から自分が求める会社を探すのは大変だと感じました。(24歳 女性)
問い合わせをしたときにもらえる返信の速度がはやかったり遅かったりとムラがあるように感じました。(30歳 女性)
では次に、エリートネットワークを利用するメリットについてより詳しく見ていきましょう。
エリートネットワークのメリットと評判・口コミ
エリートネットワークを利用するメリットをお伝えします。
【エリートネットワークのメリット】
エリートネットワークは、転職でキャリアアップを考えている方には特におすすめできる転職エージェントです。
企業文化や社風を詳しく聞ける、両面型の仕組み
エリートネットワークを使うと、応募企業の文化や社風といった内情を詳しく教えてもらえます。
そのため自分に合った企業かどうか判断しやすく、入社後にミスマッチが起きる可能性を減らせるのです。
特に管理職は、その企業の社風や文化に合わせたマネジメントが欠かせません。その点、エリートネットワークは「両面型」を採用しているため、社風を含めたアナログな情報を豊富に保有できています。
求職者としては、応募する会社の実際の雰囲気、今後の事業展開など、求人票にはなかなか載ってこないリアルな情報を聞けるので、より自分に合った企業かどうかを確かめることができます。
両面型とは
企業と求職者をひとりの担当者がサポートする支援体制のこと。両面型の場合、担当者は企業内の情報を直接見聞きでき、さらにその情報を一気通貫で求職者に伝えられます。
求職者に紹介する価値がある求人のみ紹介
エリートネットワークでは、求職者に紹介する価値があると判断した求人しか扱っていません。
エリートネットワークが保有する求人は、人事責任者や経営者などに直接会って話を聞き、インタビューをおこなった企業の求人のみ。
「求職者に安心して紹介できる」と判断した場合にだけ、その企業の求人を預かっているのです。
求職者としては、企業が求める人物像など、自分だけの転職活動では得られない詳細な情報が手に入るというメリットも。
場合によっては「その企業とは相性が良くないかもしれません」と担当者から言われるケースもありますが、これも企業に足しげく通い、その企業が求める人物像を把握しているからこそです。
第三者から見ても安心な企業に応募したい、その企業の特徴を細かく知りたい、といった方にとっては、エリートネットワークは特に頼りになる転職エージェントといえるでしょう。
資格が活かせる仕事探しができる
エリートネットワークには、資格を活かせる求人も充実しています。難関資格を活かせる求人の取り扱いも多く、資格を活かし、年収アップを実現させたい方にもぴったりです。
具体的には、以下の領域に関わる資格の求人を扱っています。
▼エリートネットワークが扱っている資格(一部抜粋)
- ・財務会計・金融系 資格
- 公認会計士、税理士、アクチュアリー、日商簿記検定など
- ・法務・知財・事務系 資格
- 弁護士、司法書士、社会保険労務士、中小企業診断士など
- ・建築・土木・不動産系 資格
- 宅地建物取引士、一級建築士、不動産鑑定士など
- ・工業・製造・保守系 資格
- 第一種電気主任技術者、第一種電気工事士、電気通信主任技術者など
- ・医療・福祉・栄養調理系 資格
- 医師、薬剤師、管理栄養士など
【検証】リクルートエージェントとの求人数の比較
資格を活かせる求人数について、求人の多さに定評のあるリクルートエージェントと比較してみました。
▼大手転職サイトのリクルートエージェントとの公開求人数の比較(2020年11月04時点)
- | 公認会計士 | 日商簿記検定 | 中小企業診断士 | 宅地建物取引士 |
---|---|---|---|---|
エリートネットワーク | 537 | 549 | 53 | 146 |
リクルートエージェント | 313 | 129 | 12 | 372 |
(リクルートエージェント:求人検索で「キーワード検索」、エリートネットワーク:求人検索 資格一覧 から検証した数値を比較)
代表的な資格をピックアップしてみたところ、いくつかの資格ではエリートネットワークの方が求人が多いという結果に。
中には4倍以上の差をつける求人もあり、「資格を活かせる求人が多い」というエリートネットワークの特徴を裏付ける結果となりました。
エリートネットワークのデメリットと評判・口コミ
次に、エリートネットワークを利用するデメリットについてお伝えします。
【エリートネットワークのデメリット】
どんな転職エージェントにも、良い面もあれば、人によっては不満に感じてしまう面もあるものです。
悪い面にも目を向けると、自分に合う転職エージェントかどうか冷静に判断できますよ。
経験や実績を重視される
エリートネットワークでは、求職者の経験や、これまでの実績を重視しています。
経歴が安定していないことを指摘されました。
面談を担当するスタッフはかなり長期で同じ会社に勤めていて実績がないといけないような考えをもっているように見え、考え方自体が私と異なるように感じました。(34歳 男性 ITエンジニア)
そのため実績が少ない方や、新卒入社3年以内の人、いわゆる第二新卒は、希望に合う求人を紹介してもらえない可能性があります。
事実、エリートネットワークが保有する第二新卒向けの求人はそこまで多くありません。
▼エリートネットワークの第二新卒向け求人数(2020年10月29日時点)
- | 全体 | ハイクラス向け | 第二新卒向け |
---|---|---|---|
公開求人数 | 18416 | 4244 | 620 |
※「ハイクラス向け」は、年収1000万円以上、1500万円以上、エグゼクティブ向け求人の合計
そもそもエリートネットワークは、管理職やハイクラス層のサポートを中心におこなう転職エージェントです。
これらのポジションには高いスキルや実績が必要とされるため、実績に乏しい人の場合には、求人の紹介をあまり受けられない可能性があるでしょう。
担当者によってサポートのばらつきがある
担当者によってサポートにばらつきがある点も、エリートネットワークのデメリットといえます。
利用者の口コミを見ると、担当者に対する評価がバラバラです。
「不満を感じた」とする声がある一方で、「心強かった」と評価する声もあるなど、担当者のサポートに差がある点がうかがえます。
転職カウンセラーの対応に若干のばらつきがあったので少し不満に感じました。
また、電話連絡が若干しつこかったです。(26歳 男性 製造業)
担当者がとにかく親切でていねいな対応してくれたので、それだけで心強かったです。
定期的に電話やメールなどをしてくれて励ましてくれたりと優しかったです。
面接対策を徹底的に指導してくれたこともあり、希望する業界に転職することができました。(29歳 男性 広告業界 営業企画)
もちろん、担当者と求職者には相性があります。
人によっては「連絡がしつこい」と感じることも、ある人から見れば「こまめに連絡してくれた」と映る場合もあるでしょう。
ただし対応に差があると、安心してサポートを任せられないのも事実。
特に転職がはじめてで、手厚いサポートを期待したい人にとっては、「しっかりサポートしてくれるのかな…」と不安を覚えてしまうかもしれません。
エリートネットワークがおすすめな人
次のような人は、エリートネットワークへの登録を前向きに考えてよいでしょう。
エリートネットワークがおすすめな人
- 経験や実績に自信がある人
- 管理職転職を希望する人
- 高度な資格を活かした転職を希望する人
エリートネットワークでは、上場企業や、外資系企業の管理職など、経歴や実績、また専門的な資格が重視される求人を多く扱っています。
そのため、これまでの経験を活かし、さらに上のステージで働いていきたい方にはぴったりです。また、応募企業の雰囲気や、社員の特徴といった情報を踏まえて応募企業を決めたい方にもおすすめ。
特に管理職の転職を目指す場合、その会社で求められるパフォーマンスは社内の雰囲気などによって大きく変化します。
その点、サポート体制として「両面型」を採用し、企業の内部情報をつぶさに教えてくれるエリートネットワークを使えば、自分の力が発揮しやすい環境をしっかりと選び取れるでしょう。
エリートネットワークと併用してほしい転職サイト
エリートネットワークと併用して使いたい転職サイトを6つ紹介します。
【エリートネットワーク以外のおすすめの転職サイト】
エリートネットワーク以外にも、全国対応の転職サイトや未経験、第二新卒の方が使いやすいものもあります。
また、複数の転職サイトを利用すると、担当者と自分との相性を比較できたり、求人の選択肢が増えたりするメリットもあります。
自分に合った転職サイトを選んで使ってみてくださいね。
リクルートエージェント |全国対応で誰でも利用しやすい
求人数(公開) | 33万3746件 | 対応地域 | 全国 |
---|---|---|---|
求人数(非公開) | 27万6137件 | 面談 | 平日20時もOK 土日祝日対応 |
求人数は2023年4月10日時点
リクルートエージェントは、全国の求人を幅広くカバーしていて、求人数が多い転職エージェントです。
また年齢や性別、これまでの経歴に関係なく、誰でも利用しやすいのがメリット。転職支援実績でNo.1に輝くなど、安心してサポートを任せられる転職エージェントとして高い信頼を集めています(※)。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)2020年6月時点
マイナビエージェント|第二新卒や未経験の転職におすすめ
求人数(公開) | 非公開 | 対応地域 | 全国 |
---|---|---|---|
求人数(非公開) | 非公開 | 面談 | 平日20時半まで 土曜日17時半まで(拠点による) |
求人数は2023年4月10日時点
マイナビエージェントは、就活サイト「マイナビ」を利用している企業から、中途採用の求人も多く預かっています。中でも20代向けの求人が多く、未経験からでも挑戦しやすい求人を扱っているのも特徴です。
また、マイナビエージェントにはサポート期限がありません。そのため、今すぐには転職を考えていなくても登録しやすいでしょう。
マイナビエージェントは、「ハイキャリア向けの求人だと応募条件を満たせない…」と悩む20代に、特におすすめです。
ビズリーチ|マイペースに転職活動を進めたいハイキャリア向け
求人数(公開) | 2万9943件 | 対応地域 | 全国 |
---|---|---|---|
求人数(非公開) | - | 面談 | エージェントによる |
求人数は2023年4月10日時点
ビズリーチは、「ハイクラス向け」という点はエリートネットワークと同じですが、ビズリーチは基本的には担当者が付きません。
企業からスカウトを受ける形がメインとなるため、ひとりでマイペースに転職活動を進めたい方におすすめです。
また、「即戦力採用」に力を入れている企業がビズリーチを利用している傾向があるため、管理職や経営層のスカウトを受けやすいのもメリットのひとつ。実績を評価してくれる企業に出会いやすいため、経験豊富でスキルが高い方であれば特に多くのスカウトが期待できるでしょう。
ビズリーチでは別のエージェントからスカウトがくることがあるので、スカウトに応えるとその転職エージェントのサポートも受けられますよ。
JACリクルートメント|外資系企業の転職におすすめ
求人数(公開) | 1万1436件 | 対応地域 | 全国 |
---|---|---|---|
求人数(非公開) | 全体の60%(公開求人は全体の40%) | 面談 | 平日19時半まで |
求人数は2023年4月10日時点
JACリクルートメントは、外資系企業への転職を考えている方におすすめの転職エージェントです。
ハイキャリアや、エグゼクティブ層向けの求人も扱っていますが、中でも外資系企業の求人は豊富。
またエリートネットワーク同様に、JACリクルートメントでも両面型のサポートを採用しています。担当者は企業に通いつめ、雰囲気や社員の人柄、求める人物像などを把握しているので、正確な情報を早く得たい方にはぴったりです。
Spring転職エージェント|両面型のサポートを受けるなら
求人数(公開) | 3万0326件 | 対応地域 | 全国 |
---|---|---|---|
求人数(非公開) | 2万6774件 | 面談 | 平日のみ 時間不明 |
求人数は2023年4月10日時点
Spring転職エージェントは、両面型の転職エージェントです。
世界最大級の総合人材サービス企業「Adecco Group」の転職支援サービスとして、大手から中堅、外資まで、幅広い企業の求人を扱っています。
両面型を採用している点はエリートネットワークやJACリクルートメントと同じですが、Spring転職エージェントではハイクラス層以外にも、幅広い層の転職支援を得意としています。
転職者の年収UP率も「59.0%」(※)と高いため、年収アップを狙いたい方にもおすすめの転職エージェントといえるでしょう。
※2020年3月時点 Spring転職エージェント調べ
パソナキャリア|顧客満足度が第一位の実績あり
求人数(公開) | 3万7760件 | 対応地域 | 全国 |
---|---|---|---|
求人数(非公開) | 不明 | 面談 | 平日21時まで 土曜18時まで |
求人数は2023年4月10日時点
パソナキャリアは、2020年オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」ランキングで第一位にも輝いています。
さらに、パソナキャリア経由で転職した求職者の67.1%、約3人に2人が年収アップを実現しています。(パソナキャリア調査(2018年9月))
はじめての転職で手厚いサポートをお願いしたい方、または年収アップを実現したい方はパソナキャリアにぜひ相談してみましょう。
エリートネットワークの使い方|利用の流れ
エリートネットワークを利用する流れを紹介します。登録から入社まで、ステップに沿ってお伝えしますので参考にしてみてください。
▼登録
まずは、登録から始めましょう。
登録は「WEB登録」と「レジュメ登録」の2パターンあります。レジュメ登録では、履歴書と職務経歴書をメールで送付すれば登録が完了します。
WEB登録では氏名や生年月日などの基本情報の他に、希望の勤務地、最終学歴、転職回数や現在の状況(現在就業中・離職中・未就労(在学中等))を記入し登録します。
▼面談・カウンセリング
登録が終わると面談の案内が届くので、希望の日時を返信します。面談では、希望する条件や仕事内容などを伝えましょう。
【カウンセリングのおもな内容】
- 転職の希望条件や優先順位
- 希望年収、転職市場の相場観
- 履歴書や職務経歴書の書き方
(参考:エリートネットワーク公式サイト https://www.elite-network.co.jp/support/process.html)
面談後、希望に沿った求人の紹介を受けられます。エリートネットワークは求人企業に直接訪問しているので、紹介の際にはその企業の社風なども教えてくれますよ。
▼応募・選考
応募の意思を伝えると、選考に進みます。このとき、書類の提出や、企業との面接日の調整といった煩雑な作業を、担当者がすべて代わりにおこなってくれます。
さらには企業との条件交渉や、退職に関わるアドバイスなど、内定を取った後もサポートは続きます。
このようにエリートネットワークでは、入社のその日まで、担当者からの手厚いサポートを受けられます。孤独になりがちな転職活動において、担当者の存在は特に心強く感じられるでしょう。
転職エージェントを最大限うまく使う5つのポイント
転職エージェントをうまく使う5つのポイント
転職を成功させるうえで、担当者の存在は欠かせません。担当者は転職活動のさまざまなシーンで助けになってくれます。
転職エージェントのサポートを最大限使うために、担当者にどのようなサポートをしてもらうといいのかをご紹介します。
1.積極的に相談して、信頼関係をつくる
担当者には積極的に相談し、信頼関係を築くことで人気の求人をいち早く紹介してもらえる可能性があります。
また転職エージェントでは、担当者から紹介してもらった求人にしか応募できません。
その点、日頃から信頼関係が築けていれば、担当者としても「この人に合う良い求人を探してあげたい」といった気持ちになるもの。
担当者は、転職活動の裏方ではなく「パートナー」です。まずは、困ったら頼ってみたり、キャリアの不安について相談したりしてみてください。
求人の紹介だけでなく、心強い味方として転職活動の支えにもなってくれるでしょう。
2.応募しない求人の理由を伝える
紹介された求人に応募しない場合、その「応募しない理由」を担当者に伝えるのもポイントです。
これ以降に紹介してもらえる求人が希望に近いものになるからですね。
担当者は、面談の中で聞いた経歴や希望条件をもとに求人を探してくれます。
ただし、紹介される求人が希望に合っていないと感じる場合、その希望が担当者に正確に伝わっていない可能性が高いのです。
そのため希望と少しでも異なる求人を紹介された場合には、認識をすり合わせるためにも、応募をしない理由を担当者に伝えましょう。
担当者としても正確に希望条件をつかめるため、紹介される求人の精度を高められますよ。
3.不採用の理由を聞く
選考に落ちてしまった場合には、不採用の理由を担当者に聞いてみてください。
落ちた理由を踏まえ、次の会社の選考に臨めば、選考の通過率を徐々に高めていけます。
転職エージェントは、企業側の採用担当者と太いパイプでつながっています。
そのため「なぜ採用を見送ったのか」「何を懸念として感じたのか」といった点を聞き出せるケースが多いのです。
ひとりで転職活動をおこなっている場合、不採用の理由を企業はまず教えてくれません。その点、落ちた理由を聞けるのは、転職エージェントを利用する大きなメリットです。
選考の通過率を上げるためにも、不採用の理由は担当者に確認してもらうようにしましょう。
4.給与交渉をしてもらう
担当者には、給与交渉もお願いしてみてください。
面接の限られた時間の中では、求職者の能力を面接官が正確に把握できないケースがあります。
そのため求職者としては、「実力に見合わないの年収が提示された」と感じてしまう場合も多いのです。かといって、企業と直接交渉するのはハードルが高く、「悪いイメージを与えてしまったら…」と不安も感じてしまいますよね。
こうしたときは、担当者をぜひ頼ってみましょう。
担当者は、多くの給与交渉を経験しています。客観的な視点で求職者の強みやスキルを伝えてくれるので、企業としても納得しやすいという面があります。
年収アップの確率を少しでも高めるためにも、給与交渉は担当者にぜひお願いしてみてくださいね。
5.聞きづらい内容を代わりに聞いてもらう
企業に聞きづらい内容があれば、担当者に聞いてもらうのも手です。
内定承諾後の辞退や、転職を繰り返さないためには、どんなに小さな疑問であっても事前に解消しておくことは欠かせません。
実際の残業時間や離職率など、入社を決めるうえでしておきたい質問もありますよね。
ただし、こうした質問は印象を悪くしてしまう懸念もあるため、直接は企業に聞きづらいものです。
その点、担当者であればこうした疑問を直接確認してくれます。
求職者としては疑問が解消できるだけでなく、企業との間で不要なストレスを抱えない、といったメリットも手に入るでしょう。
【番外編】複数利用をしていることを伝える
転職エージェントを複数社利用していることを担当者に伝えると、サポートの優先度を高めてもらえる可能性もあります。
転職エージェントの仕組み上、サポートしている求職者には自社から転職してもらわないと売り上げが上がりません。
つまり、他社も利用している、いわゆる「転職意欲の高い求職者」は、転職エージェントにとってはぜひともサポートしたい存在。そのため、他の求職者よりも手厚く、場合によっては他社に負けないくらいの熱量でサポートしてくれる場合があるのです。
新規求人をすぐに紹介してもらえる、面接対策に時間を割いてくれる、といったメリットが期待できます。
エリートネットワークのよくある質問
疑問を解消し、納得したうえで登録に進みましょう。
Q1:利用料はかかる?無料で利用できる?
エリートネットワークは、無料で利用できます。登録から面談、入社に関わるサポートまで、サービスにはいっさいお金がかかりません。
転職エージェントのサービスは、企業から報酬をもらうことで成り立っています。エリートネットワークの場合、企業から受け取る報酬は「想定年収の約35%(税別)」。
例えばAさんが年収800万円でオファーを受け、転職すると、約280万円がエリートネットワークに報酬として支払われるのです。
また、エリートネットワークでは、サポートした人が入社3ヶ月未満で早期退職した場合、受け取った報酬の50%を返金すると定めています。
つまり、先ほどの例でいうと、仮にAさんが入社2ヶ月で辞めてしまった場合、約140万円をその企業に返金しないといけないのです。
こうした規定もあり、担当者としても早期退職を防ごうと求職者にマッチした会社の紹介に努めている、といった事情もあるのですね。
Q2:派遣や短期の仕事は紹介してもらえる?
エリートネットワークでは、派遣や短期の仕事の紹介は受けられません。
正社員の職業紹介に特化した転職エージェントのため、そもそも非正規社員の求人を扱っていないからです。
Q3:都内以外の求人も紹介してもらえる?
地方勤務の求人の紹介も受けられます。
ただし、基本的には都内の求人の紹介が多くを占めます。
エリートネットワークは、拠点を東京の銀座に置いています。さらに、すべての求人企業に対してインタビューをおこなっているため、必然的に都内の求人が中心となってしまうのです。
Q4:しつこい連絡がきて、困る…
人によっては、担当者からの連絡をしつこく感じてしまうかもしれません。特に、仕事中に電話がかかってくると迷惑に感じてしまう人も多いでしょう。
この場合、希望する連絡手段や、連絡してほしい時間帯を伝えるのがおすすめです。
例えば「メールでの連絡だけにしてほしい」「平日の10時~19時は電話に出られません」といったように伝えてみましょう。
連絡がくる手段や時間帯があらかじめわかると、イライラも収まっていきますよ。
Q5:担当者の変更は可能?
担当者の変更は可能です。「お問い合わせ」ページから、担当者の変更を申し出てください。エリートネットワークの場合、電話かメールで受け付けています。
一般的に転職エージェントの担当者は、登録内容をもとにエージェント側で振り分けられるので、担当者と合わないということもあるでしょう。
担当者と相性が良くないと感じながら転職活動を進めても、モチベーションが上がらず、ストレスがたまってしまうだけかもしれません。
こうした場合は、次の担当者に期待し、変更を申し出てみてください。または、他の転職エージェントも使いつつ、相性の良い担当者を探すのもひとつの方法といえるでしょう。
Q6:退会方法が知りたい
エリートネットワークでは、退会の意思を担当者に伝えると退会できます。
この場合、担当者に会いに行って伝える必要はありません。以下のメールアドレスから連絡をすれば大丈夫です。
メールアドレス:info@elite-network.co.jp
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。