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転職に悩む人が決断をするには?複数の内定で悩む人への解決策も紹介
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この記事の目次
1. 転職に悩む人の「仕事の悩み」ランキング
はじめに、編集部が行った調査から、転職に悩む人の「仕事の悩み」ランキングを紹介します。表をご覧ください。
▼転職に悩む人の「仕事の悩み」ランキング | |
---|---|
給与に不満がある | 28 |
上司や同僚との人間関係がよくない | 16 |
残業が多い・労働時間が長い | 11 |
会社の将来性が不安 | 11 |
仕事内容が合わない | 11 |
キャリアアップしたい | 9 |
新型コロナウイルス感染症の影響(業績の悪化など) | 7 |
その他 | 7 |
【調査概要】
対象者:過去3年間に転職した20~40代の男女(100人)
調査元:ミライトーチMedia編集部
調査時期:2020年12月
もっとも多かった「転職の悩み」は給与への不満や、人間関係、労働時間でした。
また、「その他」に分類された悩みには、次のように、転職を考えつつも行動に起こせない悩みが寄せられています。
- 転職を考えているが職場に引き留められている
- 良い求人が見つからない
- 家族から転職を反対されている
- 現職での人間関係が良いので、踏ん切りがつかない
2. 転職に悩む人におすすめしたい行動
転職に悩んでいるなら、まずは転職エージェントへ相談してみてください。担当のコンサルタントが付いて、悩みの解決をサポートしてくれます。
また、転職の悩みを今の職場で解決できないか行動してみるのも手。例えば仕事内容が合わないならば、上司や人事に相談して異動するなどの方法もあります。
現在の職場で悩みを解消できない場合は、転職を検討するといいでしょう。
2-1. 転職に悩むならエージェントへの相談がおすすめ
転職すべきか悩む人は、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
転職エージェントを利用すると、求職者一人ひとりに専任コンサルタントがつき、仕事の悩みを解決するサポートをしてくれるからです。
例えば、「今よりも給料の良い会社で働きたい」「自分のスキルや才能を活かせる仕事がしたい」など希望すると、できるだけ要望に近い求人を探して転職活動を手伝ってくれます。
その他にも、「自分に向いている仕事がわからない」「自己アピールができない」などの悩みがある人には、自分の強み・弱みが発掘できるよう、キャリアの棚卸しや自己分析の方法を教えてくれます。
転職エージェントの登録や相談には料金がかかりません。転職に至らなくても無料なことには変わらず、気軽に相談できるのも特徴です。
記事の後半では当編集部がおすすめする転職エージェントを紹介しますので、参考にしてください。
2-2. 転職の悩みを今の職場で解決できないか考える
転職の悩みを今の職場で解決できないか考えることも大切です。
例えば仕事を変えたかったり、地元に戻って働きたい場合は、次のようなことを上司や人事部に申し出るのもよいでしょう。
- 他部署への異動
- 支店や支社への異動
また、会社の将来性に不安を感じている場合には、一度、経営状態を調べることで不安を解消できるかもしれません。
業界全体が低迷傾向にあったとしても、勤めている会社には十分な資金があり、競合他社や他業界に比べて不安要素が少ないケースもあるためです。
このように上司や人事に相談するなどいろいろ試してみて、どうしても解決できないならば、転職を検討してみてください。
2-3. 自己分析から転職目的と希望条件を整理する
転職を検討する場合は、自己分析によって転職目的と希望条件を整理するようにしましょう。
自分が何に悩んでいるのか、転職に何を求めるのかがはっきりしなければ、進むべき方向性を見誤り、転職してから後悔する可能性もあります。
求人に応募する前に、一度立ち止まって自分の考えを整理してみてください。
自己分析の方法としては、転職の目的や希望する条件などをすべて紙に書き出して、それぞれを「MUST」か「WANT」かに振り分けるのがおすすめです。
▼希望条件の書き出し例
希望条件 | MUST(譲れない) | WANT(できれば) |
---|---|---|
年収 | いまの年収を維持 | 年収10万円アップ |
休日 | 年間休日110日以上 | 有休取得が容易 |
労働時間 | 月の残業時間が40時間以内 | 残業1日1時間以内 |
他にも、社風や職場の雰囲気など、できるだけ細かく書き出していきます。「譲れない」MUST条件と「できれば」のWANT条件とに振り分けると、目指す転職先が明確になっていきます。
求人検索の際には、まずMUST条件に適合するものを探したら、次にWANT条件をどれだけかなえられるかで絞り込めるので効率的です。
希望条件は自分で柔軟に変更できますし、すぐに転職しないとしてもいざ考えたときに役立ちます。ぜひ試してみてください。
3. 「転職失敗の原因」体験談から判明した原因5つとは?
次に、転職に失敗した原因にフォーカスした体験談から、よくある5つの原因を紹介します。
▼転職に失敗した原因は? | |
---|---|
条件の確認や企業研究が不足していた | 9 |
幅広い業界・職種・会社を見ないまま転職を決めた | 6 |
慎重に考えないまま急いで転職した | 4 |
仕事選びの軸が定まらないまま転職した | 4 |
仕事内容や待遇に関する認識が甘かった | 3 |
その他 | 5 |
調査では過去3年間に転職した男女100人のうち、およそ3割の人が「転職に失敗した」と感じていることがわかりました。
失敗の要因として特に多くあげられたのが、次の2つでした。
- 条件の確認や企業研究が不足していた
- 幅広い業界・職種・会社を見ないまま転職を決めた
これらは転職前のリサーチがいかに大切かがわかる、貴重な意見といえるでしょう。そのほかにも、認識不足や準備不足などが要因としてあげられています。
ここからは、転職に失敗したと感じている人の体験談から、要因と対策について深掘りしてみましょう。
3-1. 条件の確認や企業研究が不足していた
失敗の要因としてもっとも多かったのが、「条件の確認や企業研究が不足していた 」という意見です。当編集部には、以下の体験談が寄せられました。
転職前の職場と同じように、スタッフ同士が協力して働ける職場を望んでいましたが、実際には違いました。事前に転職先の売り場を見に行くなどの下調べをしておけばよかったです。
(41歳 女性 販売)
失敗の原因は、内情についてきちんと確認しなかったことや、面接官の人柄を重視してしまったことです。もっと転職サイトなどで情報収集し、納得できるまで確認すべきだったと思います。 仕事内容は事前に聞いていたとおりでしたが、職場環境や経営陣のモラル・考え方についてもヒアリングすれば良かったです。
(42歳 男性 ホールディングス経理)
企業のWebサイトや求人情報だけではわからないことがたくさんあります。特に社内の雰囲気や人間関係などは、実際に働いてみるまでわかりません。
インターネット上には、その企業で働いている人・働いたことがある人の生の声が紹介されているサイトがありますので、チェックしてみるといいでしょう。
接客業であれば、自分が客として利用してみて、職場の雰囲気をチェックするのも一つの方法です。
また転職エージェントの専任コンサルタントに相談するのもおすすめです。企業の採用担当者や責任者などと実際に会って話をしているので、社内の雰囲気や内情なども把握しています。
3-2. 幅広い業界・職種・会社を見ないで転職を決めた
2番目に多かったのは、「幅広い業界・職種・会社を見ないで転職を決めた」という意見でした。
転職先を探すときは、つい給与や休日などの条件に目を奪われてしまいがちです。しかし、目先の条件だけで転職を決めてしまうと、後悔する可能性があります。
仕事内容が自分に合わないと感じた場合など、すぐに転職を考えるようになるかもしれません。
まずは、ほかの業界や職種にも選択肢を広げて、自分のスキルを活かせる仕事がないか、やりがいを感じられる仕事がないかなど、考えてみてください。
体験談を見てみましょう。
表面的な待遇に気をとられ、仕事内容や勤務場所を軽視した結果、心身ともに疲れ果ててしまいました。もっと自分の適性を考えて転職活動を行い、さまざまな業界をみたうえで転職先を決めれば良かったと感じています。
(29歳 女性 旅行業)
とにかく転職したくて、焦って現職を選んだのですが、業界についてほとんど調べなかったのが失敗の原因だと思っています。転職先企業についても、十分に調べることもせず急いで応募しました。転職失敗の原因が自身の準備不足にあることは否めません。
(26歳 男性 アパレル販売員)
転職活動を行う際は、複数の企業に応募し、並行して進めていくのがおすすめです。
1社に応募して返事を待ち、結果次第で次を考えるといったやり方は、時間と手間がかかってしまいます。
効率よく転職活動を進めるためには、専任コンサルタントにサポートしてもらうのも良い方法といえます。
3-3. 慎重に考えないまま急いで転職した
「慎重に考えないまま急いで転職した」という意見も多く見られました。
現職で大きなストレスを抱えている場合など、現状を打破したいと考えて急いで転職先を決める人が少なくありません。しかしながら、準備不足から転職に失敗したと感じている人も多く存在します。
次に紹介するのは、「焦って転職して失敗した」と感じている人の体験談です。
急場を凌ぐために、職種を選ぶ時間を取れなかったのが原因の一つです。未経験業種は勤めてみないとわからないことが多いですが、長く勤めるためにも慎重に考えるべきでした。中年になってからの転職で、若いときに比べると頭の柔軟性も体力も衰え始めています。加えて、自分の性格面からみた適職についても、もっと考えればよかったと思っています。
(43歳 男性 警備員)
実際に転職してみて、転職は長期スパンで考えることが大切だと感じています。前職をすぐに辞めたいと考え、1ヶ月ほどで転職活動を終えてしまいました。自分の希望どおりの条件なのかなど、転職先を吟味できなかったことが失敗の理由だと思います。
(26歳 女性 会計事務所事務)
転職活動には、ある程度の時間をかけて取り組むことが大切です。焦らずに希望条件の整理などをしっかり行ってから、転職先を決めるようにしてください。
時間をかけて自己分析を行うことも転職成功への近道になります。
自分の強みや弱みなどを把握しておくと、応募書類の作成や面接時の自己アピールに役立つでしょう。
3-4. 仕事選びの軸が定まらないまま転職した
目的や条件など、仕事選びの軸が定まらないまま転職して後悔したという人もいました。
「とにかく稼ぎたい」「仕事にやりがいを感じたい」など、仕事選びのポイントは人によって異なります。転職に何を求めるのか、転職後にどのような自分でありたいのか、じっくりと慎重に考えることが大切です。
どのような職場が自分に合っているか、何を優先して職場を選ぶべきかが明確になっていなかったことが、転職失敗の原因だと思います。人間関係は実際に働いてみないとわからない部分もあり、避けようがないところもありますが、もう少し条件を絞り込んで丁寧に転職先を探せばよかったです。
(23歳 女性 医療事務)
自分が何をやりたいのかということをしっかり考えないまま、漠然と転職活動を始めました。営業職で培ったスキルを活かせる職種は何かを考え、それを武器にできる転職先を探さなかったことが失敗の原因だと思います。
(56歳 女性 一般事務)
体験談では、仕事選びの軸がぶれていたことが原因と考える人もいました。
軸の定め方がわからないという人は、前述のMUST条件・WANT条件を洗い出す自己分析方法を試してみてください。
できるだけ細かく書き出すのがコツです。自分でも思いつかなかった適職が見つかる可能性もあります。
3-5. 仕事内容や待遇に関する認識が甘かった
仕事内容や待遇に関する認識が甘かったために、転職後に生活水準が下がってしまったという意見もみられました。
実際に転職してから「こんなはずではなかった」という事態を避けるためにも、待遇面は細かく確認しておくべきです。また、仕事内容に不安を感じる場合も、慎重に検討したほうがよいでしょう。
転職失敗の原因として認識の甘さをあげた人からは、次のような体験談が寄せられました。
「多少給料は落ちるし、休みも減るけど大丈夫だろう」と楽観視していましたが、考えが足りませんでした。試用期間中の給料についてしっかり確認せず、転職前と転職後とで給料の使い方をなかなか修正できなかったため、しばらくは生活が苦しかったです。
(27歳 女性 接客業)
体験就業の機会があり、続けていけそうだと思って転職を決めました。ところが、長く勤めていくうちに疲労がたまり、体力が追い付かなくなりました。無理に立ち仕事を選ばなければよかったと後悔しています。
(29歳 女性 運輸・物流)
「なんとかなるだろう」という楽観的な考えは、転職の失敗につながる可能性があります。仕事内容や待遇について不明点があれば、きちんと納得するまで調べたり確認したりするべきです。
しかし、賃金や有給休暇などについては、なかなか言い出しにくいという声も多いのが事実です。
面と向かって確認しづらいことは、第三者である転職エージェントを通じて確認してもらうこともできますので、相談してみてはいかがでしょうか。
4. 転職するべきではない人と、転職を検討してもいい人
転職での失敗を避けるために、「転職するべきではない人」と「転職を検討してもいい人」の違いについても把握しておきましょう。転職の目的が明確でない人は、転職するべきではありません。
転職を後悔している人の体験談からもわかるように、目的や希望条件がはっきりしないまま転職して、失敗したと感じている人は少なからずいます。また、多少の不満があったとしても、今の会社は恵まれていると思える人は転職しないほうが無難といえます。
反対に、転職の目的がはっきりしている人や、今の会社で不満解消の努力をしても解決できない人は、転職を前向きに検討するべきです。
ただし、転職活動にはゆとりをもって取り組むようにしてください。
目指す業界・職種・企業について、ポジティブな面もネガティブな面もできるだけ調べてみる必要があります。
自分自身についてもしっかりと分析し、転職の目的を明確にしてから行動に移すことが大切です。
5. 転職に悩む30代・40代へのアドバイス~年齢的に転職はもう遅い?~
30代・40代で転職を考える人のなかには、「年齢的に転職はもう遅い?」と考えている人もいるでしょう。結論としては、30代・40代からの転職でも、決して遅くはありません。
転職市場では35歳を境に転職成功率が下がっていく「35歳限界説」が通説とされていましたが、少なくとも今の転職事情には当てはまりません。
理由として、少子化による労働人口の減少や、即戦力となる人材の需要の高まりなどがあげられます。2007年の雇用対策法の改正でも、募集・採用時の年齢制限が禁止されています。
ここでは、30代・40代の転職を成功させるコツについて解説します。
5-1. 30代・40代が内定を得るためにはコツがある
30代・40代が内定を得るにはコツがあります。
ある程度の社会人経験を積んだ30代・40代は、即戦力となることを期待される年代です。20代に比べると、経験やスキルを重視される傾向にあるため、キャリアの棚卸しが必要といえます。
これまで仕事上でどのような経験をしたか、スキルや経験を活かして転職先企業にどう貢献できるかなど、自分の強みをわかりやすくアピールできるようにしてください。
例えば、営業職や販売職であれば売上実績・成績による表彰歴など、管理部門であればコスト削減の効果など、数値や具体例で表せると採用される可能性が高まります。
40代は、リーダーや管理職としての活躍が求められることも少なくありません。会社内でのポジションが少ないため、相対的に求人の選択肢も限られますが、それだけに大きなキャリアアップが期待できます。
経験やスキル、強みをしっかりアピールして、内定を勝ち取ってください。
6. 転職に悩む人におすすめの転職エージェント
転職に悩んでいる人におすすめの転職エージェントを4つ紹介します。
転職する・しないに関係なく、まずは転職エージェントに相談して、転職活動をはじめてみることです。
相談することで、コンサルタントから客観的な意見をもらえることがあり、自分は今、転職すべきかどうなのかがわかることがあるからです。
実際に転職活動することで、自分は今より良い条件の会社に行けるのか、現状を改善できるのかも見えてくるかもしれませんよ。
6-1.doda|LINEで気軽に相談できる
dodaは、LINEを使って気軽に相談できる転職エージェントです。
求人数が豊富で、非公開を含めると10万件以上もの求人を取り扱っています。
専任アドバイザーの教育体制が整っていることから、転職に関する知識が少ない担当者にあたる可能性が低く、安心して相談できます。
本格的に転職を考えていなくても相談が可能で、LINEでも相談できるのが魅力です。
自己分析の方法や自分に合った仕事の探し方などを、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
6-2. リクルートエージェント|大手転職エージェントに相談したい
大手転職エージェントに相談したいと考える人は、リクルートエージェントをチェックしてみてください。
リクルートエージェントは、厚生労働省による「人材サービス総合サイトにおける無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の合計人数」(2019年度実績)調査で、転職支援実績数がもっとも多いエージェントという結果を得ています。
全国のあらゆる業界・職種の求人を幅広く扱い、豊富なサポート事例をもとに的確なアドバイスをしてくれるのが特徴です。
「転職すべきか迷っている」といった人も、悩みを相談してみるとよいでしょう。
6-3. ワークポート|IT業界への転職を考えている
ワークポートは、IT業界への転職を考えている人におすすめしたい転職エージェントです。
幅広い業界・職種の求人を扱っていますが、もともとはIT業界に特化していたため、現在もIT業界の転職に強いのが特徴です。
専任の転職コンシェルジュがマンツーマンで転職をサポートしてくれるため、他業界へのキャリアチェンジを考える人も安心して相談できるでしょう。
IT業界未経験者でも会員登録でき、エンジニアを目指す人のための無料エンジニアスクールや、転職ノウハウを総合的に学べるオンラインプログラムが利用できます。
6-4. ウズキャリ|20代、第二新卒向け
20代・第二新卒の就職や転職に力を入れているのが、ウズキャリです。
初めての就職や転職は、不安に感じることも多いでしょう。
ウズキャリは1人ひとりに合わせたオーダーメイド型のサポートが特徴で、就活中や転職活動中の悩みにも十分な時間をかけて、親身に寄り添ってくれます。
入社後のフォローも充実していて、入社1年後の定着率は94.7%にのぼります。
じっくり相談したい人や転職後が不安な人に、おすすめの転職エージェントといえます。
7. 複数内定や辞退で悩む人へのアドバイス
内定をもらい、転職すべきか・辞退すべきか悩んでいる人へアドバイスをします。
悩みを解消するなら、以下の2点が有効な手段といえます。
- 複数の内定で悩む人は希望条件の整理を
- 内定辞退すべきか悩む人は周囲に相談を
参考にしてみてください。
7-1. 複数の内定で悩む人は希望条件の整理を
複数の内定が出て悩んでいる人は、希望条件をビジュアル化してみましょう。頭の中で考えているだけではなかなか整理できないため、目で見える形にすることが大切です。
例えば、次のように表を作成するとチェックしやすくなります。
- 内定が出た企業名を横方向に並べて記入
- 会社の規模・仕事内容・給与・休日などを縦方向に並べて記入
- 応募前に考えたMUST条件・WANT条件を満たしている箇所に印をつける
印が多くついた会社ほど、自分の希望条件を満たしている会社ということがわかります。転職後のミスマッチを防ぐのに役立ちますので、ぜひ試してみてください。
当編集部には、以下の体験談が届きました。
3社から同時期に内定通知が届きました。友人や職場仲間にも相談しながら、「自分の強みは何か?」「最終的にどういうビジネスパーソンになりたいか?」など自己分析していったところ、行き着いたのが「営業力を活かして日本の企業を元気にする」というものでした。BtoBの営業経験と社会的価値の向上を目指せると思い、現在の職場への転職を決めました。
(32歳 女性 コンサルタント・営業)
A社は基本給が高い・ボーナスは不明・通勤は車で15分。B社は基本給が低い・ボーナス額は明確で多い・通勤は電車で50分。条件が対照的な2社で悩みました。本来ならば基本給が良い方を選ぶべきですが、 会社に対する信頼感に惹かれました。こちらの事情を考慮し、待遇面で柔軟な対応をとってくれたB社への転職を決めました。
(45歳 女性 調剤薬局・医療事務)
体験談にもあるように、表面的な条件だけでは判断できないこともあります。決めかねたときには事情を説明し、交渉してみることも大切かもしれません。
7-2. 内定辞退すべきか悩む人は周囲に相談を
内定を辞退すべきか悩む場合は、周囲に相談してみるのも良いでしょう。
できれば転職に至る事情を詳しく知らず、フラットな意見を述べてくれる知人や友人に相談することをおすすめします。
現職での悩みや不満を知っている人に相談すると、客観的なアドバイスではなく、転職をすすめられる可能性があるからです。
応募した企業から内定を得たものの、当時の勤務先から強い引き留めを受けました。困り果てて第三者であるカウンセラーに相談したところ、やりたいことや希望する働き方・給料など自分の考えが整理できました。それらを踏まえて勤務先に交渉してみたところ、要求をのんでいただけたので残留を選択しました。結果的にはキャリアアップにつながったので、選択は間違っていなかったと満足しています。
(31歳 女性 医療)
業務内容や経営方針などに好感をもっていた憧れの会社から内定をもらいました。しかし、興味本位で参加した他社の説明会で同じ職種を経験した人たちに出会い、「プライベートは充実できない」「帰宅は遅い時間になる」などのネガティブな情報を知ってしまいました。将来、家庭を持ちたいと思っていたので、どうしたらよいのかわからなくなり、周囲の人に相談しました。自分自身の考えよりも第三者の意見のほうが参考になると思ったからです。その結果、将来のライフプランやキャリアプランが整理でき、「夢を実現するのは今ではない」と判断して内定を辞退しました。
(24歳 女性 歯科助手兼受付)
どれほど好条件でも、内定の辞退を考えるということは、気になるポイントがあったはずです。そのポイントを言語化して、転職の希望条件と照らし合わせてみてください。
また、第三者に相談することで、これまでは思いもよらなかった視点に気づけるかもしれません。内定が出ても即承諾するのではなく、慎重に考えることが大切です。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。
★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
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