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転職エージェントは相談だけでも使える?エージェントの本音と面談のコツ
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「転職エージェントって相談だけでも使えるの?」
「転職を迷っているけど、転職エージェントに登録したら無理に転職させられないかな?」
転職には悩みがつきものです。具体的な求人内容や転職市場などを知るために、転職エージェントを使いたい人は多いでしょう。
この記事では相談のみの転職エージェント利用やポイントなどを解説していきます。相談を受けるキャリアアドバイザーの本音の口コミや、相談におすすめの転職エージェントも紹介するので、参考にしてみて下さい。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
転職エージェントに相談したい!でも相談だけの利用は大丈夫?
ここでは転職エージェントは相談のみの目的で利用できるのか? また、相談のみで使うメリットについてご紹介します。
転職エージェントは相談のみでの利用OK!
転職エージェントは、求人応募なしの相談のみでも利用可能です。相談のみであっても利用料金はかからず、無料で利用できます。
実際に、多くの転職エージェントの公式サイトでも「相談だけの利用も可」と明記されています。
相談だけの利用者を、エージェントはどう感じる?
いくら相談のみの利用が公式としてOKであっても「エージェントにうっとうしがられてしまうのでは?」「適当な対応をされる?」と不安に思う人は少なくないでしょう。
しかし、実際のところ、エージェントからは相談だけの利用者を歓迎する声が聞かれました。
エージェントとして相談を多く受けることは経験を多く積むことにもつながると思います。
相談だけの目的でくる人のニーズも人それぞれ違うと思うので、相談目的なのかその中に隠れているものはあるのかを見極める力がつくのは、エージェントにとってもメリットだと思います。(42歳女性 エージェント歴8年半)
相談だけの場合でもOKです。求職者の方の目的が「今転職しやすいか知りたい」であれば、今転職しやすいかだけを伝えます。
いったんサポートを終了したとしても、活動再開の際にあらためて連絡してもらえればと思います。できれば直接連絡してもらえるとうれしいですね。(32歳男性 エージェント歴5年半)
転職エージェントに相談するメリットは?
求職者が転職エージェントへ相談することのメリットはいくつかあります。
【求職者が転職エージェントに相談するメリット】
- 自分が求める求人があるかわかる
- 最新の転職市場について知ることができる
- 自分自身の市場価値の確認ができる
- エージェントからの提案で、自分では思ってもみなかった気づきにつながることもある
このように、転職市場の最前線をよく知るプロにさまざまな観点で意見を聞けることは、求職者にとって大きなメリットです。
すぐには転職しない場合でも、事前に知識を仕入れておけば本格的に転職を始めるときもよりスムーズになるでしょう。
転職エージェントに相談した人はどう感じた?口コミを紹介
転職エージェントへの相談について、「相談だけの利用で、本当にサービスの質は落ちないの?」と疑問を抱いている人も多いでしょう。
そこで転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーとの面談にて相談を行った求職者の口コミを紹介します。
転職しない選択肢も含めて真剣に検討してくれたという口コミや、事前に相談をしたことで、転職活動をあらためて始めたときにスムーズだったという口コミがありました。
面談では、転職を考えた理由について詳しく聞かれ、そのうえで年収が上がらないかぎりは転職しなくてもよいかもしれないと言われました。
転職しない選択肢を含め、私自身のキャリアに合いそうな道を親身になって探ってくれました。
また、私が懸念していた化粧品メーカーの給与水準について、メリットやデメリットを話してくれたので、手厚くサポートしてもらえたと思います。(26歳 女性)
面談で転職検討中と伝えると、いつでも転職活動ができるようにと、履歴書や職務経歴書の作成を行ってくれました。
それと同時に、希望する職種ではどんな企業があるかを教えていただきました。
実際に行動をとれるようになったときには、事前に書類の準備ができていたのでスムーズに転職活動を始めることができました。(30歳 女性)
このように相談だけの利用でも、転職エージェントは求職者のニーズに合わせてしっかりとサポートしてくれることがわかりました。
相談に行くなら!おすすめの転職エージェント5社
ここでは、相談に行くのにおすすめの転職エージェントを紹介します。それぞれのエージェントの強みや特徴も紹介するので、自分に合いそうなエージェントを探すのに役立ててください。
- リクルートエージェント|求人数が豊富で選択肢が多い
- マイナビエージェント|第二新卒などの20代に強い
- ハタラクティブ|未経験の正社員転職におすすめ
- パソナキャリア|利用者満足度が高い
- リブズキャリア|女性特化の転職サイト
リクルートエージェント|求人数が豊富で選択肢が多い
【リクルートエージェントの特徴】
- 求人数が多い
- 取り扱っている職種・業界が多種多様
- 土曜日、平日夜以外にも、日曜日の面談が可能
- 人材業界で長く活躍し、企業とのつながりが強い
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する転職エージェント。運営会社の歴史からもわかるとおり、業界でも大手です。
2023年4月10日時点での求人数は、公開求人33万3746件、非公開求人60万9883件です。
マイナビエージェント|第二新卒などの20代に強い
【マイナビエージェントの特徴】
- 20代の中途向け求人が多い
- 登録から入社まで、一人の担当者の一貫したサポート
- 土曜日、平日夜の面談が可能
- サポート期限がなく、転職検討中でも登録しやすい
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
株式会社マイナビが新卒就活に強いこともあり、20代の若手人材を求める企業求人が集まりやすいのが特徴です。
2023年4月10日時点での求人数は、公開求人非公開、非公開求人非公開です。
ハタラクティブ|未経験の正社員転職におすすめ
【ハタラクティブの特徴】
- フリーター・既卒・第二新卒の就職・転職に特化
- 職歴や学歴など、経歴に不安があっても利用しやすい
- 土日、祝日の面談は不定期で実施
公式サイトによると内定率は80.4%と高い数値を誇っており、実際に転職活動をスタートして内定に至る可能性が高いサービスといえるでしょう。
また扱っている求人はハタラクティブのスタッフが企業に取材をして、おすすめできるものだけを紹介しています。
パソナキャリア|利用者満足度が高い
【パソナキャリアの特徴】
- 満足度が高い
- 土曜日、平日夜の面談が可能
- パソナキャリアで転職を実現した求職者のの67.1%が年収アップを実現(公式ページより)
パソナキャリアは2020年オリコン顧客満足度調査で転職エージェント第1位を獲得しており、幅広い求職者に評価されているサービスといえます。
2023年4月10日時点での求人数は、公開求人が3万7760件です。
リブズキャリア|女性特化の転職サイト
【リブズキャリアの特徴】
- 女性の採用に前向きな求人が多い
- 求人の検索条件が豊富
- 仕事とプライベートの両立を考える女性におすすめ
リブズキャリアは、キャリア女性をターゲットとした女性のための転職サイトです。
スカウト機能もあり、自分がどのような企業から求められる人材なのか見極めるのにも使えます。
転職エージェントへの相談の注意点とコツ
転職エージェントは相談のみでの利用は可能ですし、相談のみでもサポートの質を落とさないアドバイザーもいます。
では「相談だけの求職者だ」とわかると十分なサポートを受けられなくなるといわれる理由とは何なのでしょうか?。
エージェントのサポートの質が落ちる2つの理由
理由1:求職者1人にかけられる時間は限られる
理由2:担当する求職者が入社まで至らないと、転職エージェントの成果にはならない
まず、キャリアアドバイザーは通常一度に複数の求職者を担当するので、1日に新規の求職者2~3人と面談をすることもあります。
そのため転職意欲がない場合は、サポートの優先順位が低くなってしまう可能性があるのです。
また転職エージェントは、求職者が実際に転職した後に入社先の企業から報酬をもらっているので、「相談だけ」の利用では転職エージェントの成果にはならないのです。
このような転職エージェントの仕組みから、相談だけの利用の場合にサポートの質が落ちるといわれているようです。
転職エージェントへうまく相談するコツ
転職を検討している段階で転職エージェントへ上手に相談するコツは、転職検討中で相談だけが目的でも、「いい求人があれば転職したい」というようなニュアンスでアドバイザーへ伝えることです。
またアドバイザー本人の成果に結びつく可能性を考えてもらうため「本格的に活動する際にはぜひ求人紹介などをあなたに依頼したい」と事前に伝えておくのもよいでしょう。
転職に関する疑問・質問をキャリアアドバイザーが回答!
最後に転職の際の気になる疑問や質問を元キャリアアドバイザーのがんちゃんが回答します。
がんちゃんのプロフィールはこちら
- 転職するのに有利な時期はいつ?
- 本当に転職するべきかどうかわからない…
- 転職活動は退職してから?それとも在職中にやるべき?
- やりたいことがわからないので、転職するべきか教えてほしいです。
- 求人が多すぎて迷います。求人の選び方のコツは?
- 転職に有利な資格はありますか?
- 転職活動を始める前に必要なことは?
Q1:転職するのに有利な時期はいつ?
転職は一年中いつでもOKです
どちらかといえば、きちんと動ける時期に動くことが重要です。
求人数は3月、4月が多いので選択肢も増えますが、同時に求職者も多いです。そのため倍率は上がる傾向にあります。
逆に、7月、8月は求職者が少なくなるものの、求人数も3月、4月より少ない状況にあるのです。
このように、転職市場を見るとどの時期も一長一短のため、自分が動きやすい時期に動くのが得策といえるでしょう。
Q2:本当に転職するべきかどうかわからない…
迷ったらまず、転職活動をしてみる!
転職エージェントとの面談では現職のいい点や悪い点、どのような働き方をしたいかなど「現職を辞めるべきかどうか」も含めて相談することができます。
さらに相談した時点での転職市場について知ることで、転職するかどうかも決心できるかもしれませんね。
またリクナビNEXTなどの、担当者が付かない転職サイトなら「どんな求人があるか調べてみる」という気軽な使い方もできますよ。
Q3:転職活動は退職してから?それとも在職中にやるべき?
それぞれメリットやデメリットがあります
<退職してからの転職活動のメリット・デメリット>
- メリット:内定後すぐ入社できるため、急募の求人に応募しやすい
- メリット:転職活動に専念できるので、複数の企業を比較しながら選考を進められる
- デメリット:転職先が決まらないと、経済的に苦しくなる可能性がある
- デメリット:焦って転職先を決めてしまう
<在職中の転職活動のメリット・デメリット>
- メリット:経済的に安定しながら転職活動を進められる
- デメリット:忙しく求人の比較検討に手が回りきらない可能性がある
- デメリット:現職で強い引き留めにあってしまうと内定をもらっても入社できない可能性がある
Q4:やりたいことがわからないので、転職するべきか教えてほしいです。
考え方を切り替えてみるといいです!
「やりたいことがわからないから転職に踏み出せない…」という人は特に20代に非常に多いですが、逆に若いうちに本当にやりたいことに出会えている方が珍しいといえます。
このような悩みを抱えている人は、自分の強みが活かせる仕事や、働きたい職場、キャリア形成ができそうな環境を探すという意識に切り替えて考えてみましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、これまでの経験の棚卸し(整理して分析すること)をサポートしますよ。
Q5:求人が多すぎて迷います。求人の選び方のコツは?
希望条件の優先順位を決めましょう!
年収や残業の有無だけではなく、福利厚生ややりがい、勤務地など、転職先へ求める条件はたくさんあると思います。
しかし「年収は高いけど残業が多い」「仕事内容はよいけど、福利厚生が充実していない」など、すべてを満たす完ぺきな求人はなかなか見つかりません。
このような調子でさまざまな求人を見ていると転職を決めるときの軸がブレて、転職してから後悔してしまうこともあります。
条件の優先順位を決めてそれを満たしている求人かどうかで、求人選びをしてみるといいですよ。
Q6:転職に有利な資格はありますか?
資格そのものよりも、経験が重要!
基本的に、転職活動において企業が重視するのは資格よりも実務経験です。
ですから転職のために資格を取得しても、中途採用において見られるのは資格そのものより仕事の合間に計画性をもって勉強を進め、試験に突破したという「学習意欲」や「向上心」といえるでしょう。
しかし多くの業界、職種において活かしやすい資格はあります。以下に簡単にまとめるので、「どうせなら転職に役立つ資格をとっておきたい」という場合などは参考にしてみてください。
<業界、職種を問わず活かしやすい資格>
- MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
- ITパスポート試験(旧:初級システムアドミニストレータ試験)
- 日商簿記検定
- TOEICなど英語系の資格
この他にも業界や職種、経験の有無、キャリアアップを目指すかどうかなど、必要な資格は場合によって変わります。
条件を伝えてキャリアアドバイザーに相談してみるのがよいでしょう。
Q7:転職活動を始める前に必要なことは?
自分自身を見つめ直すことです
- ▼自己PRを考える
- 自ら仕事を生み出す力・人を動かす力・成果を上げる力など、自信をもってアピールできる汎用的な能力を軸に考えるのがよい。
もしアピール点がなければ、現職で実績をつくり、こうしたスキルが身につくよう意識する。 - ▼筆記試験の準備をする
- 「SPI」か「玉手箱」の対策をするのがおすすめ。
ただし中途採用では面接の方が重視されやすいので、対策本を一冊分解いておく程度でOK。 - ▼事前に家族と相談する
- 転職について家族の了承を得ないまま活動を進めてしまうと、内定後に家族に反対されて内定を辞退せざるをえないケースも。
きちんと話し合うのが大切です。
がんちゃん
元キャリアアドバイザー
教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず、20代を中心に1,000人以上の求職者を支援した。
自身も就職や転職活動で悩んだ経験から、人生において重要な「仕事選び」のサポートに携わりたいという思いがある。
この記事のまとめ
転職エージェントは相談のみでの利用も可能です。 相談での利用でも満足できたという口コミも多くあります。
ただし転職エージェントのアドバイザーの中には、相談のみの求職者を歓迎、サポートの質を変えない人もいれば、相談のみの求職者のサポートの質を下げる人もいることには注意が必要です。
サポートの質を変えず対応してもらうためには、「良い求人があれば応募したい」など、伝え方を少し工夫するとよいでしょう。
転職エージェントは無料で利用できるので、自分に合いそうなエージェントがあれば登録し、まずは相談してみる。
そして合わないと感じた場合は、退会して別のエージェントを利用するなど、さまざまな転職エージェントを利用して自分なりの転職活動をしてみてくださいね。
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★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
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