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会社の成長とともに進化していく。ビザスクらしさが詰まったカルチャーブックは行動の道標

株式会社ビザスクの受付の写真
ビザスクの受付の写真

写真右:七倉 壮(しちくら たけし)さん
株式会社ビザスク執行役員 PF事業部 事業部長

写真左:小酒井 睦美(こざかい むつみ)さん
株式会社ビザスクHRグループ 採用担当

2020年版「働きがいのある会社」ランキングに選出された株式会社ビザスク。

「知見と、挑戦をつなぐ」をミッションとして掲げ、幅広い業界、職域を網羅する知見データベースを活用したナレッジプラットフォームを提供しています。

そんなビザスクでは月2回まで家事代行サービスを全額会社が負担する「家事代行無料制度」や、3万円までの「健康診断オプション費用補助」などユニークな福利厚生がさまざま。

働きがいを感じられる機会は福利厚生だけではありません。ビザスクでは、「カルチャーブック」による意識の共有や直属の上司以外の社員からフィードバックをもらえる「ピアコメント制度」といった取組みも行っています。

今回は、事業成長とともに変化を重ねてきたカルチャーブックの取組みを通じてビザスクで働く魅力に迫ります。

▼カルチャーブックの写真

株式会社ビザスクが作成したカルチャーブックの写真

上記のような1つの冊子にビジョンやミッション、ビザスクが大切にしているバリュー(行動指針)の詳細や作成背景がまとまっています。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

1.カルチャーブックにはビザスクらしさが詰まっている

ビザスクの取材風景

ーーでは、最初にカルチャーブックを作成した背景や作成のきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか。

小酒井:カルチャーブックを作り始めたのは2015年の12月くらいで、まだメンバーも10名前後の頃でした。

来年以降は積極的に採用していこう、という方針がある中で、「ビザスクが大事にしていることを改めて言語化する必要があるね」という話が出て、カルチャーブックの作成につながりました。

ーーカルチャーブックを作るうえで大変だった点や課題などはありましたか?

小酒井:共同創業者であるCEOの端羽とCTOの花村が2人が作ったのですが、大事にしていることの大枠は決まっていたため、改めてテキストに起こしたという要素が強かったと聞いています。

言葉として整理して書き起こす大変さはあったと聞いていますが方針は決まっていましたので特に大きな課題はなかったようです。これが社員数50人のタイミングだったら違っていたかもしれないですね。

ーーカルチャーブックは実際にどのように活用されているのでしょうか?

七倉:普段の業務の中でよく活用しています。

例えば、「その行動大丈夫?『プライドはクソだ…※1』じゃない?」みたいに。価値観をきちんと言語化しているものなので日々使われていますね。

「ビザスクとして大事にしている価値観」が文字になっていることで、コミュニケーションがよりスムーズになったり、みんなが同じ方向を向きやすかったり、といった形で日々の業務に生きています。

※1・・・ビザスクが大切にしている6つのバリューの1つ

ビザスクが大切にしている6つのバリュー

  • 初めから世界をみよう
  • 一流であることにこだわる
  • 圧倒的な1番になる
  • プライドはクソだ
  • 広める努力は全員で
  • 自由を自覚しているか

2.成長に合わせてカルチャーブックも進化し続けていく

ビザスクの取材風景

ーーカルチャーブックは目線合わせの指針として使われてきたのですね。

七倉:カルチャーブックは作って終わりではなく、組織の規模や会社の社会的存在意義など変化する環境に合わせて進化させていくべきものです。

実際に、2018年にはバリュー(行動指針)が5つから6つになったり、つい先日にはこれまでのビジョンとミッションをまとめて、新ミッションとして「知見と、挑戦をつなぐ」にリニューアルしたり、会社の現在位置と未来の目指す姿によって進化してきました。

代表の端羽がよく言うのは、「会社を作るのは私もはじめて。みんなで一緒に考えよう」。ビザスクは「こうしてほしい」「これをやってほしい」とか、トップダウンで上から指示が下りてくる会社じゃないんです。

みんなで考えながらさまざまな仕組みや制度を作ってきたので、カルチャーも一緒なのかなと思います。

6つ目のバリュー『自由を自覚しているか』はそこで生まれたものです。

▼6つ目のバリュー「自由を自覚しているか」

ビザスクの6つ目のバリューを説明画像

ーーワークを通じてバリューが生まれるのはすごいですね!6つ目のバリュー「自由を自覚しているか」ができた経緯も教えていただきたいです。

七倉:ビザスクでは毎年全社員参加の合宿を実施しており、毎年テーマを決めてグループディスカッションやディベートをしているのですが、6つ目のバリューができたのは、2018年に実施した全社合宿のとき。

この年のグループワークのテーマが「新しいバリューを作ろう」だったんです。

チームに分かれて提案を出し合い、投票の結果新しく決まったのが、「自由を自覚しているか」というバリューでした。

ーーいくつか候補がある中から「自由を自覚しているか」に落ち着いたのでしょうか。

七倉:候補は5~6個くらいあったと思います。個人的な感想なんですけど、ビザスクのカルチャーをしっかり表している言葉だなと思っています。

「自由を自覚しているか」を提案した班は「自由」の裏側には「責任」があるといった主張をしていたのを覚えています。

例えば「会社をこんな風に変えたい」という意思があったときに、伝える側と伝えられる側それぞれに責任ってあるじゃないですか。

自由に会社を作っていく中で、個々人が自立的であることを表現している点がビザスクらしいなと思いました。

ーーそうなのですね!満場一致でこちらのバリューに決まったのですか?

七倉:大多数の票がこの提案にあつまって、別の案を出していたチームは「これは出てこなかった。」とすごく悔しがっていました。

小酒井:改めてみても、裁量や責任の自由と、会社をつくる自由という2つの意味が込められているバリューになるんですが、この解釈文を読むと「たしかに」って納得するし、とてもビザスクらしいなと思いますね。

3.カルチャーブックは初心に返らせてくれる存在

ビザスクの取材風景

ーー改めて、カルチャーブックはどのようなものでしょうか?

小酒井:私にとってカルチャーブックは、初心に返らせてくれるものです。

仕事で行き詰ったときや何か問題に直面したとき、カルチャーブックを見返すことでいつでも原点に立ち返ることができます。

見返す中で「果たして本当に自由を自覚できているのだろうか」「自分の今の行動は、一流であることにこだわれているの?」というように、働くうえで大切にしたい価値観を考え直すキッカケになってくれるんです。

それからもうひとつ。カルチャーブックは、採用面接でも非常に役立っています。

会社の雰囲気や大切にしている考え方などは、どうしても面接の時だけでは伝えきれないことも。

それを補足してくれるのがカルチャーブックで、会社への理解を深めてもらうのに一役買っています。

ーー会社が大切にしている共通認識を言語化することで、入社後のイメージギャップも少なくなりますね。

小酒井:そうなんですよね。面接に来られた方から「会社の考え方がよくわかって良かったです」と言っていただけることもあり、カルチャーブックは採用においても欠かすことのできないものだと思います。

こうあるべきという固定概念や常識に捉われない、バイタリティに溢れたメンバーと一緒に会社をより良くしていきたいですね。

4.急成長中のベンチャー|ビザスクで働く魅力

ーー小酒井さんは、一度転職をして戻ってこられた、というビザスクエア...※2の記事を拝見したのですが、戻ってきてみていかがでしょうか?

小酒井:「よく聞かれる質問No.1」です。(笑)

戻ってきてみて「いい意味で本当に変わっていなかった」というのが本音ですね。

会社としてちゃんと整える必要があるものは整っていたんですけど、いわゆるカルチャーの部分は変わっていなかったなと。

私個人としては、ビザスクらしさはフラットさだなと思っています。

戻ってきても、入社年数、年齢、チーム関係なく、会社を良くするための発言とか議論が相変わらず活発です。

人数規模が20人くらいのときに辞めて80人くらいで戻ってきたんですけど、当時と比較して議論の活発さは変わっておらず、やっぱり「フラットな会社だな」と思いました。

※2・・・ビザスクのオウンドメディアのこと

ーー事業に魅力やワクワク感を感じて入社された方も多い印象を受けたのですが、事業面でみて貴社で働く魅力はどのようなものがありますか?

七倉:ビザスクは「世界で広く使われるサービス」を目指しているので、サービスが世に広まる瞬間を共有できることは魅力的だと思っています。

そういう瞬間に携われる機会はそんなに多くないし、こういうチャンスを手にできることって、もしかしたら人生に1回あるかないかなんじゃないかと、僕は思っています。

なので「世界で戦うスタートアップを一緒に目指したい」という気持ちがある人とそういったワクワクを共有したいです。

ーー上場したり、人数規模も伸びているビザスクですが、今後どのような人に入社してもらいたいですか?

小酒井:変化を楽しめる人かなと思いますね。

上場もして、サービスも成長して、従業員も増えて、一見、会社として落ち着いてきたという風に見られるところもあると思いますが、むしろやっと一歩目を踏み出せた、という感覚です。

ビザスクには「初めから世界をみよう」というバリューもあって、日本だけじゃなく、グローバルで使われるサービスを目指しています。

なので、まだまだやりたいことにすごく溢れているし、私たちの財産である知見データベースもこれからもっと国内外に20倍、30倍、100倍と大きくしていく必要があります。そうすると、今ベストだと思ってやっていることを、適切な形で壊していく必要もでてきます。

今ある安定にとらわれずに、「自由を自覚しているか」のバリューの通り、新たな変化を作っていけるような人にぜひ仲間になってもらいたいですね。

話を聞いた企業
会社名:株式会社ビザスク
創業:2012年3月
事業内容:ビジネス領域に特化した日本最大級のナレッジプラットフォーム 『ビザスク』 『ビザスクlite』の運営、新規事業創出/組織開発に関するコンサルティング

ビザスクの採用サイトはこちら

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