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転職先がまたブラックだったら?5つの特徴と失敗しない見分け方
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「転職したのにブラックか・・・」確かに、入社する前にブラック企業かどうか見分けるのは至難の業です。そこで、「次こそホワイトに!」という方にブラック企業が多い業界や特徴とともに、脱ブラック企業をするための転職のコツをご紹介します。
転職サイト名 | 年代と特長 | 求人を探す |
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※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
ブラック企業から転職するときに気をつけたいこと
現在は、厚生労働省の呼びかけもあって、以前よりも残業や勤務形態に関する取り締まりが強化されています。
ブラック企業から転職する際には、どのような点に気をつけるべきかをご紹介します。
1.退職する意思をはっきりと伝える
退職したい意思を曖昧にしか伝えられないと、会社を辞める意思が弱いと判断され、会社は執拗にあなたを引き留めようとしてきます。
転職して現状の生活を改善するためにも、まずは「この会社でこれ以上働くつもりはない」という意思を、毅然とした態度で伝えるようにしましょう。
2.引き止めに合っても受け入れない
どれだけはっきりと意思を伝えても、何かと理由をつけて引き留めてくる上司や会社が存在します。
しかし、そのような場合でも、決して退職を取りやめてはいけません。
なぜなら、引き止めるのはあくまで会社や上司自身のためであり、あなたのためではないからです。
いくら口先では「君が必要だ」「今辞めるなんてもったいない」などと言っていても、「部下が退職することで、自分の評価を下げたくない」「会社の離職率を下げたくない」というのが本音です。
労働者が退職する権利は法で認められているので、会社や上司が何を言ってきても、聞き入れないようにしましょう。
【口コミ】ブラック企業が多いと言われる業界とその理由
ブラック企業が多いと言われる業界について、実際に各業界で勤務していた方の口コミをもとに探っていきましょう。
IT業界
給料という対価に対して、労働時間が割に合わないです。
特に開発期間中は平日は深夜まで帰れないことも多く、24時間365日稼働といったオンラインシステムだと、ちょっとしたトラブルでも休日出勤があったりと、自分の時間が中々取れません。
基本的にIT業界は人材を使い捨てするところが多い。私の会社もいらなくなったらすぐに切ることが多く、入れ替わりが激しい。
また、低賃金で雇われることが多く感じる。求人を見てもどこも似たり寄ったりで、常に募集をかけている会社や、給料が低すぎる会社ばかり。
ネット社会が進んだ今の時代、エンジニアスキルがあれば仕事に困ることはほとんどない、とまで言えるかもしれません。
2030年には、最大で70万人以上のエンジニアが不足するといわれているので、需要の拡大が見込まれています。
しかし、IT業界では、「きつい」「厳しい」「帰れない」の「3K」が当たり前なのも事実です。
ネットワークサービスは24時間365日無休であるため、休日に対応が必要となることも、ブラックな業界と呼ばれる一因でしょう。
メディア業界
労働者の待遇面や社の雰囲気は、メディアの種類や主な取引先によってさまざまだと思います。
ただし、(時期により)土日祝でも休めない・深夜までの労働が連日続く、といった状態は共通しているように思います。
時間にルーズなところがあって、スケジュールもよく変更されることがあります。
それに、真面目な人が少ないような気がします。そういう意味では、几帳面な人ではなく、何をやるにも臨機応変、寛容な人なら適している職種かもしれません。
情報を取り扱う業界なのでスピード感が重視されるため、急な対応などによる残業がかなり多いです。
年収は、ディレクターや編集長レベルになると比較的良いようですが、平社員のままだとかなり低めです。
そのため、平均年収は低く、休日日数も平均より少ない業界なので、ブラック企業が多いのは事実でしょう。
そのため、体力に自信があり、なおかつメディアが好きでないと、続けていくことは難しいかもしれません。
不動産業界
休みが少なく、残業が多いです。しかし、その割には残業代がつかず、ブラックだと思いました。
また、扱っている商品の額が高いため、契約まで至らないことも多いです。営業マンにもノルマがあるので、成果が出ないとキツイ業界だと思います。
目の前の数字を上げることを優先して、コンプライアンスや、人権、モラルが後回しになっています。
お客様に嘘の情報を伝えて売って数字を上げた人と、お客様に正しい情報を伝えて売れなかった人を比べた場合、明らかに前者が優遇されますし、推奨される業界です。
不動産業界がブラックと言われる最大の理由は、「営業ノルマ」の存在でしょう。
平日は終電近くまでお客様の対応をしなければならず、かなりの根気と体力が必要とされます。
また、不動産賃貸では、顧客のために土日祝日に対応をしなければいけないことも珍しくありません。
不動産業界は、歩合制である場合が多く、1件契約するごとに結構な金額の手当てが出ますが、時間をかければ売れるというものでもないため、未経験だと最初はかなり大変です。
しかし、経験を積んで人脈構築などができてくると、少ない労力で売れるようになるので、チャレンジしてみる価値はあります。
飲食業界
比較的忙しい店だったが、人手不足のせいで休憩なしで1日10時間半働くことがよくあった。もちろん時給は低い。
自分の周りで社員として飲食で働いている人達も、毎日閉店後に仕込みなどをして夜遅くに帰り、朝早くに来ていた。
自分以外にも飲食業で働いている知り合いが多くいましたが、どこも残業は当たり前、勝手にタイムカードを押されているなんていうところもありました。
未払い残業代が多く、急な呼び出しも普通です。立場が上の人だけが儲かる仕組みになっているようです。
平日だけでなく、繁忙期である休日も出勤があることが多いので、年間の休日日数がかなり少なくなっています。
また、飲食業界は基本的に人手不足な状況ということもあり、休暇を思うように取得することができません。
年収は経営側ならそれなりに高いですが、従業員側だとかなり低いため、業界全体の平均年収は低めなのが事実です。
基本的に立ち仕事で体力も必要とされるため、仕事にやりがいや魅力を感じられないようであれば、続けていくことは難しいかもしれません。
「すべてがブラック企業」というわけではない
これらは、あくまで業界の特徴や体験談から比較したものなので、上記の業界だからといって、全部の企業が「ブラック企業」とは一概には言えません。
上記以外の業界であっても、企業によっては社内の激務やパワハラなどは存在するでしょう。
また、「休日出勤があるとブラック」「休日出勤があっても、手当がちゃんと出れば問題ない」のように、人によってもブラック企業の基準は変わります。
そのため、しっかりと求人を読み込むことで、自分にとってのブラック企業を見極められるようにすることが大切です。
企業がブラックかを見極めるポイントは?求人作成の経験者に聞いてみた!
求人には応募資格や給与、勤務形態などさまざまな情報が書いてありますが、その企業がブラックかホワイトか見極めるには、どこをチェックするべきなのでしょうか。
ここでは、数多くの求人情報を見てきた、実際に転職サイトなどで求人作成をしていた方へのインタビューをもとに、ブラック求人とホワイト求人それぞれの特徴を紹介します。
ブラック求人の特徴
ブラック企業の求人には、できるだけ企業の印象を良くするために、表現を巧みに利用しているものが多くあります。
ここでは、特に気をつけるべき3つの点について解説します。
特徴1 残業時間がおおよそ40時間or無記載である
労働基準法第36条を根拠とする36協定では、1か月の残業時間は45時間までと定められています。
そのため、実際は平均残業時間が45時間を超えていても、協定を気にして、上限ギリギリの時間(40時間程度)を実際の残業時間として記載している企業や、そもそも記載しない企業が多いのです。
特徴2 有給取得率や年間休日の記載がないor曖昧
記載をしなかったり、曖昧にしている企業は、労働トラブルが起きた際の責任逃れを狙っている可能性が高いです。
もちろんすべての企業がそうとは限りませんが、雇用条件を明確にしていない企業には注意したほうが良いでしょう。
特徴3 「少数精鋭」という記載がある
求人にこのような記載がある場合、社員数が少なく、一人当たりの業務負荷が重い場合があります。
社員数が少ないのも、ブラック企業であるがゆえに辞める人が多く、採用が間に合っていないからではないでしょうか。
ホワイト求人の特徴
ホワイト企業の求人は、待遇や制度を詳細に記載している場合が多いです。
以下の特徴が当てはまれば、ホワイト企業である可能性は高いでしょう。
特徴1 残業時間が10時間程度である
36協定の上限ギリギリの残業時間を書くことが多いブラック企業に対して、ホワイト企業は残業が少なく、そのデータも正確に書いていることが多いです。
大企業や中小企業など、企業規模によって多少の差はありますが、大まかな判断基準にしておくと良いでしょう。
特徴2 「リフレッシュ休暇」のような、特別休暇制度の記載がある
リフレッシュ休暇や結婚休暇、バースデー休暇のような、さまざまな休暇制度を設けることで、社員のモチベーションアップを狙っている企業が多いようです。
それ以外にも、食費補助やお昼寝タイム、マッサージサービスなど、作業効率をアップさせるための制度を、福利厚生の一環として導入している企業もあります。
特徴3 持ち株会やストックオプションなどの制度が多い
求人に書いていない企業もありますが、ホワイト企業では、従業員が自社株を保有するための制度を整えていることが多いです。
従業員は業績を上げることで保有する株の価値が上がるので、仕事にやりがいを感じやすくなっているのでしょう。
求人を見るときはここに注意!
ここでは、求人の中でも特に重点的に見るべき箇所や、事前に知っておくべきことについて解説します。
給与やボーナスの構成要素・条件
同じ月給でも、基本給や各種手当の割合によって、貰えるボーナス額やトータルの年収は変わります。
また、月給の表記が「20万円~50万円」のように幅広い場合には、どのようなスキル・経験があれば待遇が良くなるのかを確認しておきましょう。
「年収最大〇〇〇万円!」のような記載についても、実際はそれより低くなる可能性が高いです。
「週休二日制」と「完全週休二日制」
週休二日制が「週二日の休みがある週が、月に一回以上ある」ことを指すのに対し、完全週休二日制は「毎週必ず二日間の休みがある」ことを指します。
週休二日制だと、月5回程度の休みしか保証されていないことになるので、注意するようにしましょう。
紹介文の具体性
紹介文が「和気あいあいとした社風です」「やりがいのある仕事内容で成長」のような、具体性にかける内容の場合、それとなく企業の印象を良くしようとしている場合が多いです。
「職場の雰囲気を掴めないまま転職し、いざ働き始めてみたら合わなかった」ということを無くすためにも、紹介文の記載にはよく目を通しておくことをおすすめします。
ホワイト企業と効率的に出会うにはどうすればいい?
いくら求人を見るときのコツを把握したとしても、企業の内情について、あなたが一人で調べられることには限界があります。
そのような時におすすめなのが、転職のプロが転職活動を無料でサポートしてくれる「転職エージェント」です。
ここでは、転職エージェントの中でも、ホワイト求人とマッチングする上で特に役立つサービスについてご紹介します。
求人誌やハローワークでは出会えない「非公開求人」
非公開求人とは、大手企業や優良企業から集まっており、転職エージェントの登録者のみに紹介される求人のことです。
なぜ非公開になっているかというと、そのような人気企業の求人を誰でも閲覧できるようにすると、応募者が殺到してしまうからです。
そのため、企業側は求人を転職エージェントだけに掲載することで、採用にかかる手間を減らし、求める人材を効率よく探そうとしています。
ホワイト求人や、満足のいく求人と出会えていない方は、積極的に利用することをおすすめします。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職エージェントを利用するうえで知っておきたいのが、転職サイトとの違いです。
転職エージェントと違い、転職サイトでは担当者によるサポートを受けることはできません。
しかし、自分のペースで求人を調べたり、スカウト機能で自分に興味がある企業を知ったりすることができるので、情報収集をするにはぴったりの方法です。
転職エージェントと併用している方もかなり多いので、少しでも転職を意識したら登録しておくことをおすすめします。
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【転職者必読】知っておきたいノウハウや転職事情
転職をする際には、企業の求人が増える転職におすすめの時期や、転職活動の細かい流れなど、求人の探し方以外にも知っておくべきことが多くあります。
それらを適切に把握しておくことで、転職の成功率が格段に上がるからです。
以下の記事では、おすすめの転職時期や転職活動の進め方について紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
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