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高卒フリーターから正社員就職できる?プロが語る就活とおすすめ求人
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この記事の監修者
・若手の就職サポートを得意とする就活のプロ
・書類選考突破率95%を誇る超実力派!
・高卒フリーターからトップ営業マンになった過去を持つ
はじめまして、キャリアアドバイザーの森川剛です。キャリアアドバイザーとは、就職を希望される方の相談活動から就職成功までをサポートをする仕事です。
実は私は、元々は高卒フリーターでした。
今回の記事では、そんな私だから語れる高卒フリーター就職の現状をお伝えしていきます。
「高卒フリーターって実際就職できるの...?」「どうやって就活を始めたらいいのかわからない...」というような疑問を解消しますので、ぜひ参考にしてください。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
高卒フリーターでも正社員就職できる!
「高卒フリーターでも正社員就職できるの?」と不安な方、多くいらっしゃると思います。
しかし実は、高卒フリーターが就職に特別不利ということはないんです。
信じがたいかもしれませんが、同じ「フリーター」でも「大卒フリーター」の方が企業の人事担当者にとって印象が悪いことが多いんです。
実は高卒フリーターよりも大卒フリーターの方が印象が悪い
高卒フリーターの場合は、18歳くらいでフリーターになります。
企業人事からみると、まだ10代の時点できちんと将来を見据えられていなかった(=フリーターになった)ことは、ある程度仕方がないことだと思われます。
しかし、大卒フリーターの場合は、フリーターになるのは20歳を超えてからです。20歳を超えて将来を見据えずにフリーターになってしまったことは、企業人事からすれば問題だと思われてしまうようです。
そのため、「高卒フリーター」に対する採用担当者の印象は、実はそんなに悪くはなく、大卒とも十分に張り合えるのです。
また、実際の選考突破率を見てみると、「高卒フリーターが就職に不利ということはない」ということをわかって頂けると思います。
高卒フリーターでも90%は選考突破できる
私はこれまで、就活のプロとして今までさまざまな方のサポートを行ってきましたが、正しい戦い方をすれば高卒フリーターでも正社員就職は全く難しいことではありません。
自己流で対策をして選考に臨んだ場合は、求人をみつける・選考を突破できる書類を作成する等の面で厳しいものがあります。
しかし私が就職サポートを行い、正しい戦い方を身につけて選考に臨まれた方々の書類選考突破率は90%を超えています。
また、そのうち60%以上の方々が確実に正社員として就職を成功させています。
ですから、正しい戦い方を身につけて選考に臨めばかなりの高確率で正社員として就職を成功させることができます。
ただ、フリーターは期間が長ければ長いほ就職に不利となりますので、できるだけ早く就職活動をスタートされることをおすすめします。
実際の高卒フリーターの方の【正社員就職エピソード】
「本当に高卒フリーターでも就職できるの?」と不安な方のために、2名の就職エピソードを紹介します。
お二方とも、私が総合的なサポートを行った方々です。
エピソード①:休学・退学の繰り返しで経歴ガタガタの19歳女性が、ネットワーク系エンジニアに
私のもとに、19歳の女性が「就職したいです」と相談にきました。
履歴書をみせてもらうと、まだ就職した経験がないにも関わらず、経歴欄はギッシリ。
なんでこんなに経歴があるんだ、と驚きましたが、読んでみると納得しました。
この女性は、過去にいくつもの専門学校の入学・休学・退学を繰り返していたのです。
しかし、特に変わった方というわけではありませんでした。 むしろ、賢く集中力の高い方だったのです。
しかし、話をきく中で私は彼女のある特徴に気づきました。
それは「一点集中型」であるということです。
「一点集中型」の方は、特定の事柄に対して周りが見えないほどの集中力で突き進んでいくことができますが、他に興味が移ってしまうともうそこに興味は一切なくなってしまいます。
この方が専門学校の入退学を繰り返していたのも、この「一点集中型」の性格が原因だったのです。
この一点集中型の性格に関しては本人にも自覚があり、周りが見えなくなってしまうことに負い目を感じてしまっているようでした。
そこで私は、「一点集中型であることは欠点じゃない。武器です。」と話しました。
彼女自身は一点集中型であることに負い目を感じていましたが、彼女の集中力そのものは武器です。
ですから、最低限迷惑をかけない程度に周りが見えるようになれば、彼女は十分やっていけると思いました。
「一点集中型であることを自分の武器とすることと、少し周りを見るようにすること。これができたらあなたは無敵です。」と話し、ネットワーク系のエンジニア職を受けてみることを勧めました。
彼女は見事エンジニアとして正社員になることに成功しました。
入社後、もともと賢かった彼女は同期の誰よりもはやく資格を取得し、実績を残したそうです。
エピソード②:大学を中退した19歳男性が、機械系メカトロニクスのリーダー候補に
ある時私のもとに相談に訪れた方は、大学を中退してフリーターをしている19歳の男性でした。
運動神経が抜群に良かった彼は、大学をスポーツ推薦で合格し、ラグビー部に入部しました。
しかし、大学2年の時に部活を辞めてしまい、スポーツ推薦で入学した彼は大学を強制退学になってしまったのです。
これまで運動一本で生きてきた彼は勉強ができる方ではなかったのですが、元気とノリだけは人一倍ありました。
そのため、私は営業職に向いていると思い、営業職の求人を紹介しました。
しかし、彼は「営業とかではなく、もっと人と違う道を生きたいんです」と言ったのです。
私自身も自信をもった提案でしたので、戸惑いましたが、彼の「人と違う道を生きたい」という希望を叶えるため、考えました。
考えた末に、私は機械系メカトロニクスの求人を紹介しました。 彼の希望を叶えるべく、あえて最初に提案した営業職とは真逆の提案をしてみました。
彼は、機械系メカトロニクスの職に興味を示し、選考を受けることになりました。 しかし、応募先企業の採用担当者から、書類選考は不合格との連絡が入りました。
ですが、彼の良さは元気とノリです。書類でアピールできたはずがありません。
そこで私は、採用担当者に「彼の良さは、実際に会わないと分かりません。書類だけで判断するのは勿体ないと思います。」と直接連絡をし、なんとか面接の場をとりつけました。
採用担当者にこのようなお願いができるのは、企業とのコネクションをもった我々キャリアアドバイザーの強みです。
結局採用担当者に彼のその元気とノリを気に入ってもらえたのか、面接の場ですぐに内定をもらって帰ってきました。
現在は、機械系エンジニアのリーダー候補として勤務しているそうです。
高卒フリーターの中で正社員就職しやすい人はこんな人
ここでは、「どんな人が採用されやすいの?」という疑問にお答えしていきます。
採用されやすいのは"目的意識を持っている"人
私の経験上、高卒フリーターのなかでも採用をもらえる人は、"就職への目的意識を持っている"人です。
「目的意識」とひとくちに言っても、どういうものなのか具体的にイメージがわかないと思います。
「目的意識を持っている」人とは、目標に対して自分がやるべきことがわかっている人を指します。
言い換えれば、「将来〇〇をしたいから、今は◇◇をしなければならない」という思考ができている人です。
具体例を挙げれば、以下のような思考ができている人は就職への目的意識が高く内定をとりやすいことが多いです。
"目的意識を持っている"人の例
・安定した収入を得たいから、正社員にならなければならないと考えている人
・専門的な仕事に就きたいから、資格をとらなければならない考えている人
一見、「これって普通じゃないの?」と思ってしまいがちですが、意外とできていない人が多いんです。
"目的意識を持っている"人が採用されやすいということは、裏を返せば"目的意識を持っていない"人は採用されにくいということです。
"目的意識を持っていない"人は受かりにくい
"目的意識を持っていない"人は受かりにくいのが現状です。
"目的意識を持っていない"とは、言い換えれば"自分の目標がない"ことや"目標に対してやるべきことをわかっていない"ことです。
具体例を挙げると、以下のような人は目的意識を持っておらず内定をとれないことが多いです。
"目的意識を持っていない"人の例
・親や恋人に「就職しなさい」と言われて就活を始めた人
・「友達が就職したから」という理由で就活を始めた人
もし「自分には目的意識があまりないかも...」と感じた方は、ぜひ何かしらの目的を持つようにしてみるとよいでしょう。
高卒フリーターにも正社員求人は多数!就職先としてのおすすめの業界・職種
ここでは、就活をする方のタイプ別に、就職先としておすすめの業界・職種をご紹介します。
どれも、私が実際の就職希望者におすすめしているものですので、ぜひ参考にしてください。
とにかく稼ぎたい!そんな方には営業職がおすすめ
「とにかく働いてとにかく稼ぎたい!」という方にはtoC(一般消費者向け)の営業職がおすすめです。 学歴や経験が全く関係なく、売上を出せば評価され、給与も上がります。
私自身も以前は光ファイバー販売の営業をしていました。 かなりゴリゴリ系の営業だったのできついこともありましたが、良い職場だったので楽しく働けました。
ファイティングスピリッツのある方は、ぜひ営業職に挑戦してみてください。
to C(一般消費者向け)の営業職の例
・住宅販売のセールス
・自動車販売のPR営業
・不動産販売
・医薬品販売
安定志向の方にはIT業界のエンジニア職がおすすめ
安定志向の方にはエンジニア職をおすすめします。
IT系エンジニア職としてキャリアを積むと、市場価値が自然と高まります。 市場価値が上がるということは、すなわち社会に必要とされる人材になるということです。
そのため、その後の転職などもしやすくなります。
また、IT系エンジニア職で必要なプログラミング等の技術は、大学等でもあまり教わらないため、学歴関係なくゼロからのスタートであることが多いです。
そのため研修もしっかりと行われていることが多く、入社してから十分に勉強することができます。
IT系エンジニア職の例
・システムエンジニア
・プログラマ
・ネットワークエンジニア
他にもおすすめの正社員就職先・求人は多数
この他にも、おすすめの求人は多数あります。
しかし、人によって合う仕事・合わない仕事はさまざまですから、「どんな仕事がいいのか良くわからない」「自分がどんな仕事に向いているのか知りたい」という方や、「やってみたい職種があるが、求人があるのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
フリーターにおすすめのウズキャリ!
フリーター | 面接対策 | ||
---|---|---|---|
求人の質 | 内定率 |
第二新卒や既卒、フリーター専門の転職エージェント。社員が全員第二新卒か既卒で、転職者の状況に密着サポート。独自の教育プログラムで、行きたい業界を狙える実力が付くまでしっかりサポートしてくれます。
正社員就職を志す高卒フリーターの方は、キャリアアドバイザーに相談しよう
「正社員として就職したいけど、何から始めたらいいのかわからない...」
「自分がどんな仕事に向いているのか聞いてみたい...」
このような方は、就活のプロであるキャリアアドバイザーに相談することを強くおすすめします。
それは、1人で就活をする場合と、キャリアアドバイザーとともに就活をする場合では、選考の突破率が大きく異なるからです。
私もキャリアアドバイザーとして現在働いていますが、圧倒的に就職の成功率が変わるので、自信のない方には特におすすめです。
※キャリアアドバイザーによる就職サポートはすべて無料です。
基本的にキャリアアドバイザーを経由すると、選考突破率は格段に上がる
私が過去にサポートを行った求職者の方々は、書類選考突破率は90%超え、就職決定率も6割超えです。
しかしこれは、決して「最初から就職できそうな人しか相手にしていない」というわけではありません。
私がサポートしているのは、主にフリーターや既卒の方がメインですから、本来であれば就職が厳しい方の方が多いです。
「書類選考突破率は90%超え、就職決定率も6割超え」が示しているのは、しっかりした手順を踏んでプロのサポートを受ければ、どんな方でも就職できるチャンスがあるということです。
私のようなキャリアアドバイザーを経由して就職活動を行うと、単に選考突破のためのノウハウを知ることができるだけでなく、企業側との交渉なども全て代行してもらえるという利点もあります。
ですから、就職を考えている方は、まずキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
そして、少しでも「キャリアアドバイザーに相談してみようかな...」と思われた方は、ぜひ私・森川剛にご相談ください。
私、森川剛が就職サポートをする際に必ずお約束する3つのこと
もし私、森川剛に就職の相談をしていただいた場合は、必ず以下の3つのことを約束します。
- ブラック企業は徹底排除、ホワイト企業の求人しか紹介しません
- 求職者の方に合っている求人しか紹介しません
- 業界トップレベルの手厚いサポートを行います
約束(1) ブラック企業は徹底排除、ホワイト企業の求人しか紹介しません
世の中には多くの求人がありますが、その中には「ブラック企業」と呼ばれる会社の求人も多く存在しています。
仮に就職に成功した場合でも、そのようなブラック企業に入ってしまうと、入社後に辛い思いをする可能性が高いです。
ですから、私は、そういった求人を徹底排除し、ホワイト企業のみの求人を紹介することをお約束しています。
約束(2) 求職者の方に合っている求人しか紹介しません
キャリアアドバイザーの中には、自分の利益しか考えずに「数撃ちゃ当たる」の発想で片っ端から求人を紹介して受けさせる人もいます。
ですが、私はそのような「数撃ちゃ当たる」の発想に基づいたサポートでは求職者の方と長期的な信頼関係を築けないと考えています。
そのため私は、求職者の方に本当に合っていると思った求人のみを厳選して紹介することをお約束しています。
約束(3) 業界トップレベルの手厚いサポートを行います
普通、一般のキャリアアドバイザーは、求人紹介と応募をメインに行い、選考対策はおまけ程度に行われることが多いです。
しかし私は、書類選考・面接選考突破のために、希望があれば20時間以上サポートを行います。
必ず、求職者の方の強みやアピールポイントを活かして選考突破できるよう尽力いたします。
就職を考えている方はぜひ私にご相談ください!
キャリアアドバイザー 森川剛
- フリーター・既卒など、若手に特化した就職サポートのプロ
- 自身が元高卒フリーターだからこそできる親身でていねいなサポートに定評がある
- 書類選考突破率は驚異の95%超え
※キャリアアドバイザーによる就職サポートはすべて無料です。
ブラック企業の見分け方は?高卒フリーターの方からのよくある質問Q&A
ここでは、高卒フリーターの方からの就活に関してのよくある質問にお答えします。
質問1. 未経験・資格なしの高卒フリーターでも正社員就職できる?
もちろんできます!
フリーターの方が正社員求人に応募してきた場合、企業側が応募者にスキルや資格を期待していることはありません。
もちろん、資格が必要になる専門職などの場合は別ですが、基本的には未経験・資格なしでも全く問題ありません。
質問2. ホワイト企業以外は嫌!ブラック企業ってどうやって見分けるの?
基本的にブラック企業は見分けるのが難しいです。しかし、なんとなくブラック企業であることがわかる場合があります。
「ブラック企業ってどうやって見分けるの...?」という質問には、実はものすごく答えづらいんです。
なぜなら、「ブラック企業」は定義がものすごく曖昧だからです。
「残業〇〇時間でブラック」とか「〇〇をしたらブラック」とか、そういった明確な基準があればわかりやすいですが、そういったものはないんです。
そのため、ブラック企業かどうかは個人の感覚です。
ただ、私個人の感覚で申し上げますと、「稼ぎたい人材集まれ!」みたいな求人を出している企業はブラック企業の可能性が高いです。
同様の例だと、「年収1000万円以上稼げる!」とかもあります。
こういった文言はブラック企業特有のものであったりしますので、注意してください。
あとは、完全に偏見ですけど、公式HPに役員が肩を組んで並んでるような写真をアップしている会社はブラック企業が多いですね。完全に偏見ですけど(笑)
でも実際に本当にブラック企業かどうかは、そこで働いている人か私のように企業とコネクションを持ったキャリアアドバイザーくらいしか知ることができません。
質問3. 「学歴不問」の求人って本当に「不問」なの?
「学歴不問」の求人は、文字通り「不問」ですので、応募する権利は誰にでもあります。
しかし、現実としては、高卒の就職希望者が応募しても中々通らず、学歴不問とはいえないような求人もあります。
では、どうやって見分けたらよいのでしょうか?
残念ながら、この質問への答えはありません。
なぜなら、本当に「学歴不問」かどうかは、同じ企業でもタイミングやその他の状況によって変わるからです。
そのため、学歴不問が本当かどうかを確かめる方法は、存在しないのです。
もし「この企業の『学歴不問』って本当なの?」と気になった場合は、その会社やその業界とのコネクションが強いキャリアアドバイザーに聞くのがよいでしょう。
就活のプロが語る高卒フリーターのための書類選考・面接の必勝法
書類選考や面接の場では、気をつけるべきポイントというものが存在します。
私が実際に就職希望者の方にアドバイスしている事柄をお教えしますので、ぜひ参考にしてください。
高卒フリーターの方の志望動機・自己PR文を就活のプロが添削
ここでは、高卒フリーターの方のよくある志望動機・自己PR文を、実際に私が添削していきたいと思います。
大事なポイントをたくさん解説していますので、ぜひ参考にして書類選考突破のために役立ててください。
志望動機をプロが添削!添削ビフォーアフター
志望動機を実際に添削していきます。
ここでの例文は、人材紹介会社への就職を志す場合を想定しています。
【添削前】高卒フリーターの方の志望動機:人材紹介会社を志望する方の例
私が貴社を志望したのは、貴社の「未来の幸せを創造する」という企業理念に感銘を受けたからです。
私自身も日ごろから幸せについて考えることが多いため、大変感動致しました。
貴社での業務を通して世の中に対して幸せをもたらせるような社会貢献をしたいと考えております。
これだと抽象的で、「なぜ入社したいのか」がわかりづらいですね。
また、入社することによる自分のメリットは書かれていますが、「私が入社したら企業側にこんなメリットがありますよ」というような企業側のメリットが書かれていません。
採用担当者に「この人欲しい!」と感じてもらえるような文章に書きなおす必要がありそうです。
【添削後】高卒フリーターの方の志望動機:人材紹介会社を志望する方の例
私が御社を志望した理由は、”より仕事の幅を広げることができる”と思ったからです。
一般的な人材紹介会社ですと、CAとRAを分業でやっているところが多いと思うのですが、貴社ですと両面で担当できるので、単純に自分としても仕事の幅を広げることができると思いました。
また、両面だからこそより求職者へ価値提供ができると思っております。
その会社"ならでは"の良さを書くことで、「なぜ入社したいのか」が具体的になりましたね。
また、自分側視点だけに限らない採用企業側のメリットも追加されましたね。
志望動機を書く際は、「①入社する自分側のメリット」「②相手への共感」「③採用する企業側のメリット」の3つを具体的に書くようにしましょう。
自己PRをプロが添削!添削ビフォーアフター
続いて、自己PR文も添削していきます。
【添削前】高卒フリーターの方の自己PR
私の強みは、人と協力して物事を進める力です。
高校在学中に、地域清掃のボランティア活動にサブリーダーとして2日間参加し、まわりのメンバーと協力しながら清掃を行いました。
その際に、清掃場所の分担やごみ捨て担当などをリーダーと連携しながらとりまとめ、結果として清掃ボランティアを問題なく終了させることができました。
この力を活かして、貴社で積極的に連携を図って業務に取り組みたいと考えております。
実は、ボランティア経験はあまりアピールにならないことがあります。
それは、「継続性が不明」だからです。
短期間のボランティア経験で役だった力をアピールしても、採用担当者は「この人は継続してこの力を発揮できるのかな?」と疑問に思ってしまいます。
そのため、長く取り組んでいる部活動やアルバイトの経験などをアピールすることをおすすめします。
【添削後】高卒フリーターの方の自己PR
私は持続して物事に取り組み、人をまとめる力があります。
といいますのも高校時代ハンドボール部の部長を勤めていたのですが、当時は次のことに苦労をしました。
部長としてはじめて人の上に立ち、部員をまとめ部活を続けていくことも始めはうまくいきませんでした。
また、部員が顧問の先生に反発し、顧問の先生が練習をみなくなってしまい、どうしていいかわからなくなってしまったこともありました。
それらに対して次のようなことを行いました。
先輩に練習の仕方やミーティングをうまく取り仕切るコツを積極的に確認してわからないことを解決し、人一倍練習もし、部員に認められるよう行動してきました。
また、一人ずつ個別に話し合い意見を聞き、自分の意見と部員の意見を交換し、全体で話をし、顧問の先生と部員の問題になった際ももう一度練習をみてもらえることになり、部のまとまりを取り戻すことができました。
なので私は持続して物事に取り組み人をまとめる力があります。
このように、部活動等の長く続けていた経験を通じて自分の強みをアピールすることで、「この人は継続して力を発揮できるなんだ」と納得してもらうことができます。
就活のプロが語る書類選考・面接突破のための3ポイント
ここでは、私のこれまでの就活サポートの経験から、多くの選考を通して得たリアルな選考突破法をお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
ポイント①:飾らず、正直に話すこと
書類作成や面接で大切なのは、「正直であること」です。これが何よりも重要です。
「少し経歴を盛らないと採用されないかも...」と思われるかもしれませんが、嘘をつくことはかえって不採用の可能性を高めてしまいます。
採用担当者はバカではありません。何人、何十人もの応募者を今まで見てきています。
ですから、どんなに学歴が悪くても、どんなに経歴がひどくても、正直に記載・話すようにしましょう。
また、面接で「なぜフリーターをしていたのですか?」と聞かれることが多いと思います。
「実家暮らしだったため、アルバイトの給料だけで十分暮らせると思っていた」、「自分の将来を真面目に考えていなかった」など、言わない方がいいのでは?と思われるような理由であっても正直に話した方が好印象です。
嘘をつくのは絶対にやめましょう。
よくある嘘の例としては以下のものです。これらのことを言ってしまうと、マイナス印象になる可能性が高いです。
「なぜフリーターをしていたのですか?」に対してのよくある嘘の回答
・「自分が本当にやりたいことを見つけるためにフリーターをしていました」
・「バイトでやっていたことで正社員になろうと思っていました」
・「資格の勉強をするためにフリーターをしていました」
もちろん本当にこれらの理由でフリーターをしていたならば言っても問題ないですが、嘘として言うのはやめましょう。
ポイント②:「人生を取り戻したい」という意志をみせること
同じような応募者が2人いて一方が高卒、もう一方が大卒であった場合、ほとんどの場合大卒の方が採用されてしまいます。
学歴社会ではなくなってきているとはいえ、まだまだ学歴で判断されてしまうことが多いです。
そのため、採用担当者に「人生を取り戻したい」という強い意志をアピールすることが欠かせません。
多少生意気なくらいにアピールしても問題ないです。
とにかく、自分に意志がある、ということを見せつけましょう。
ポイント③:自分を客観視すること
書類選考や面接では、応募者自身が自分を客観視できているのかをみられます。
そのため、「自分の過去の経験をどう活かし、現在の自分が未来の自分のために何ができるのか」をしっかりと伝えるようにしましょう。
ミライトーチMediaとは
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