- 🕒
- 更新
30代転職で年収ダウンは当たり前?それでも年収アップさせる方法
※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
30代で転職を考えている人の中には、
「転職をして年収を上げたい」
「転職で年収が下がったらどうしよう」
などの不安も多いのではないでしょうか?
20代とは異なり将来的なお金の不安が高まる30代にとって、転職によって年収が上がるか下がるかとても気になりますよね。
この記事では30代求職者が転職によって年収をあげる方法をご紹介するので、年収アップを目指した転職を叶えましょう。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
30代転職の年収アップや年収ダウンはどう決まる?
30代は企業からは即戦力であることが求められます。
そのため30代の転職では、転職先で役立つ経験やスキルの有無によって年収額が決まります。
例えば同業界同職種への転職なら年収アップの可能性が高いですが、異業界や異業種への転職では、ほぼ同等または下がる可能性があることは覚悟しましょう。
ただし、転職直後の給料だけで転職が成功か失敗かを判断してはいけません。
転職当初は年収が下がったとしても業務経験を積んで実績や評価を上げることで、徐々に年収を上げていくことは可能です。
転職後も長く働ける会社なのか?しっかりとキャリアアップが望める仕組みがあるのか?など、しっかりと見極めて転職先を決められると将来的に年収アップも望める転職ができるでしょう。
30代の転職で年収を上げる2つの方法
30代で転職して年収をアップさせるには、おもに2つの方法があります。
それぞれについて詳しくご説明しましょう。
方法1. 求人票のまま受け入れるな!年収交渉をする
実は求人票に書かれている年収を交渉することができることをご存じでしょうか?
多くの方は年収交渉をせず、求人票や求人サイトに書かれた年収額をそのまま受け入れて転職してしまいます。
しかし転職時に企業側へ年収交渉を行うことが可能なので、年収アップを目指すのであれば年収交渉は不可欠です。
年収交渉のおもなステップ
年収交渉には、おもに以下の3つのステップがあります。
□自己分析・企業分析をする
企業とのやりとりが始まる前に、自分の市場価値やそれに見合う給料の相場を客観的に把握・分析しておきましょう。
事前にしっかりと下調べをしておくことで、適切な希望年収額を、根拠をもって効果的に企業側にアピールできるようになるのでおすすめです。
□年収交渉の話題を出す
年収交渉は、内定前の面接や内定後の条件合わせの際など決まりはありません。
内定が出る前の段階では、希望年収額を伝える程度にしておき、詳細は内定が出た後に行いましょう。
年収に関わらずその会社で働きたいという場合は、内定後に年収交渉を行うのがおすすめです。
□希望年収額に見合うことをアピールする
希望年収に対して承認されるかどうかは、その根拠となる能力や仕事の実績、業務経験のアピールが必要です。
企業に「年収を上げる価値があるな」と思ってもらえるよう、転職先で役立ちそうなスキルや実績は数値で表すなど、なるべく定量的にしてすべて伝えることがポイントです。
3人に2人が年収アップ!「パソナキャリア」
パソナキャリアは、転職経験が少なく、手厚いサポートが欲しい方におすすめの転職エージェントです。
面談を1.5~2時間かけて行い、利用者のスキルや経歴を最大限に活かせる職場を紹介してくれます。そのため、年収アップ率は67.1%にものぼります。
2019年のオリコン顧客満足度調査では、転職エージェントランキングで1位を獲得しているので、安心して利用できるでしょう。
方法2. 年収が高い求人を探す
年収アップを目指した転職を目指すのであれば、まずは今よりも年収が高いような求人を探しましょう。
当たり前のように思えますが、転職を考える際には「残業が少ない」「勤務地が近い」などさまざまな希望条件を考えます。
その際に転職によって本当に改善したい条件を見失ってしまうことがあるのです。
だからこそ、なによりも「転職で年収を上げたい」と考えるのであれば年収や給与、賞与などの条件をおもに比較して求人を探すことがおすすめです。
また具体的にどのような業界や職種が高年収なのかや賞与は業績によるという場合の年収額の想定などは、転職エージェントのコンサルタントに聞くと詳しく教えてくれるので、うまく活用してみるといいでしょう。
高収入者向け転職サイト「BIZREACH(ビズリーチ)」
ビズリーチはこれまでの経験を活かして年収アップを目指す30代におすすめの転職サイトです。
ビズリーチは年収600万円以上じょうのエグゼクティブ向けの会員制で、国内外のヘッドハンターからスカウトが届きます。
一部有料サービスになっているものの、その分求人の質が高く高収入の求人情報が多い転職サイトです。
30代未経験の転職は年収が下がってしまうもの
すでにご紹介した通り、30代は即戦力であることが求められるため、未経験での転職は年収が下がってしまうのは当然といってもいいでしょう。
しかし異業界同職種は業界知識さえ得られれば即戦力になれるので、未経験でも年収の下がり幅が少なかったり、転職後もとの年収額を得られるまで時間がかからないこともあります。
つまり必ずしもこれまでの仕事と同業界の職種に縛られることはないのです。
さらに、もし異業界異職種など業界知識や職種経験をアピールできない場合は、ポータブルスキルをアピールして新しい職場での活躍を採用側へイメージさせるのも効果的です。
*ポータブルスキル・・・業界や職種にとらわれないその人の性格や人柄に焦点をあてたもの。仕事が変わっても活かすことができる、持ち出し可能な能力のこと。
【ポータブルスキルの分類】
未経験で挑戦しようと考えている30代の求職者の方は、ぜひ自分がもっているポータブルスキルを見極めて、アピールにつなげてみてください。
30代女性の転職で年収アップを狙うコツ
転職市場において、30代は男女ともに一人前の戦力として見られいています。
しかし30代女性が結婚や出産・子育てなどのライフイベントによって、働きが左右されてしまうのは事実。
そのためなかなか年収アップが実現できないこともあるでしょう。
そのような30代女性求職者でも年収を上げ、仕事とプライベートのバランスを保ったまま働ける職場探しをするなら、女性向けの転職エージェントの活用をおすすめします。
女性向けの転職エージェントに集まる求人は、女性の採用に積極的な企業しかありません。
さらに産休育休、時短勤務やリモートワークなど、女性が働きやすい環境が整った企業を見つけやすいので、うまくキャリアアップがしやすい会社に出会えるでしょう。
転職エージェントは無料で利用できるので、まずは気軽に相談してみてください。
たくさんの女性求職者の悩みを解決してきた実績で、きっと助けになってくれるはずです。
仕事もプライベートも大切にしたいキャリア女性はリブズキャリア!
キャリア女性 | 転職サポート | ||
---|---|---|---|
条件検索 | スカウト機能 |
『リブズキャリア』は、仕事もプライベートも大切にしたいキャリア女性のための会員制転職サービス。コンサルタントに手軽に相談でき、求人情報を自分で検索して応募をすることもできる。
30代で転職する前に知っておこう!30代の平均年収・月給の相場
30代はキャリアアップをして給料が上がる年代ですが、一般的な30代はどれくらいの収入を得ているのでしょうか?
転職後の給与水準と比較するために、まずは30代正社員の平均年収について詳しくみてみましょう。
30代前半の年収・月給・ボーナスの手取り額
30代前半(30~34歳)の平均年収は以下のとおりです。(参考データを元に年間月2回分を賞与として計算)
- | 平均年収 | 平均手取り月給 | 平均手取りボーナス (夏冬合算) |
---|---|---|---|
全体 | 約397.6万円 | 約28.4万円 | 約56.8万円 |
男性 | 約414.4万円 | 約29.6万円 | 約59.2万円 |
女性 | 約362.6万円 | 約25.9万円 | 約51.8万円 |
参考データ:厚生労働省『令和元年賃金構造基本統計調査の概況』
また企業規模別にみると、男女平均で大企業では約446.6万円、中小企業では約386.4万円。
さらに学歴別では、大卒と高卒で男性は約6万3千円、女性は約7万6千円の差がみられました。
そのほかに30代前半になると出産や子育てによって、フルタイムから時短勤務へ働き方を変える女性も多くなるからか、男性とは少し差が開いています。
30代後半の年収・月給・ボーナスの手取り額
30代後半(35~39歳)の平均年収は以下のようになっています。
- | 平均年収 | 平均手取り月給 | 平均手取りボーナス (夏冬合算) |
---|---|---|---|
全体 | 約443.8万円 | 約31.7万円 | 約63.4万円 |
男性 | 約469.0万円 | 約33.5万円 | 約67.0万円 |
女性 | 約379.4万円 | 約27.1万円 | 約54.2万円 |
参考データ:厚生労働省『令和元年賃金構造基本統計調査の概況』
30代後半になると30代前半に比べて年収が上がり、全体平均も400万円代になります。
男性のみで見ると、平均年収は約50万円アップしており、企業内で主戦力として活躍している様子がうかがえます。
また企業規模別にみると、男女平均で大企業では約501万円、中小企業では約407.4万円の年収となっています。
さらに学歴別でみると、大卒と高卒で男女ともに約8万円の差がみられました。
また30代後半になると男女の年収の差がより広がっているのもわかります。
男性に比べてライフイベントによって働き方が左右されやすい女性の場合、ブランクがあると復職しても男性のようにキャリアアップがうまくできないこともこのような結果につながっているのかもしれません。
【番外編】正社員の年収が高い職種・業種ランキング
ここでは、平均年収が高い業界の実態について、業界全体と男女別で見ていきます。
doda調べの平均年収の調査によると、30代の職種・業種別の平均年収トップ5は次のようになっています。
【職種別】
順位 | 業種 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 専門職(コンサル) | 624万円 |
2位 | 企画/管理系 | 510万円 |
3位 | 営業系 | 507万円 |
4位 | 技術系(IT/通信) | 500万円 |
5位 | 技術系(電気/電子/機械) | 498万円 |
【業種別】
順位 | 業種 | 平均年収(カッコ内は男女別平均) |
---|---|---|
1位 | 金融 | 543万円 |
2位 | 総合商社 | 518万円 |
3位 | IT/通信 | 505万円 |
4位 | メーカー | 478万円 |
5位 | メディカル | 468万円 |
参考データ:doda 平均年収ランキング 最新版(年齢別の平均年収)
ご紹介したようなトップ5の職種や業種の年収は、30代前半の394万円、30代後半438万円のそれぞれの平均年収よりもかなり高い数値となっています。
平均年収に近い職種や業種では、販売/サービス系職種の363万円、小売/外食系業種の388万円やサービス業の410万円です。
職種や業種の平均年収の差としては150~300万円の開きがみられました。
30代転職で年収はどうなる?
- 同業界同職種の転職なら年収UPの可能性が高い
- 未経験など経験を活かせない転職は年収が下がるのを覚悟
- 女性は女性特化の転職エージェントで求人を探すのが特におすすめ
少しでも年収が上がるような転職を望むのなら、転職のプロへの相談が効果的です。
将来の生活費など、若い時に比べてお金に関してシビアに考えざるを得なくなってしまう30代求職者は、無料で利用できる転職エージェントに一度相談して、自分の市場価値を正しく評価してくれる企業を見つけましょう。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。
★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。
リクルートエージェント |
転職成功実績No.1で、転職が初めての人でもていねいに業界情報や面接対策を無料で教えてくれます。 |
リクナビNEXT |
全ての転職者がターゲットの王道転職サイトで、転職成功者の8割が登録しています。 |
JACリクルートメント |
35~45歳の専門職・管理職・海外事業経験者に特化。いわゆる「ハイキャリア層(年収600万円以上)」に向けた特有のノウハウをもっています。 |
パソナキャリア |
『正しい転職』を目的とした転職エージェント |