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転職は志望動機で決まる?例文を紹介!絶対失敗しない書き方のコツ

履歴書や職務経歴書を書く際に、「志望動機に何を書いたらいいかわからない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

志望動機は企業の採用担当者が特に重視する欄です。ですから、ありきたりなことを書くと書類選考に通らないかもしれないのです。ここでは、志望動機の書き方について詳しくご説明します。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

志望動機が書けない!浮かばない!時はどうすればいいの?

応募書類に書く志望動機がどうしても書けない!内容が思い浮かばない!という人のための対策を、詳しくお教えしましょう。

志望動機の構成と作り方のコツ

人事担当者は志望動機から、当社を選んだ説得力のある理由があるかということを知ろうとします

「他のどの会社でもない当社を選んだ理由」がある人材を選ぶことで、その人が持つスキルやキャリア、その人の仕事に対する考え方の方向性が企業のニーズや企業理念とマッチする可能性が高まるからです。

また、企業側としては熱意をもって応募してくる中途採用者を採りたいとも考えています。

上記の情報をしっかりと取り入れた志望動機を書くためには、次のようなことに注意してみてください。

  • その企業を選んだ理由を具体的に説明する
  • 企業のニーズに合った自分のスキルや経歴をアピールする
  • 3~4センテンスにとどめる

重要なのは、具体的なことを説明しつつ、短くとどめるということです。応募書類に書ける文字数は限られています。その中で、一番伝えたいことに絞って具体性を持ち、わかりやすく書くことが重要なポイントです。

不安なら添削を依頼する

志望動機を書いてはみたものの、「これで良いのか不安だ」という人も多いと思います。

志望動機を書くのが苦手なあまり、インターネットを調べると出てくる一般的なサンプルを参考にしすぎて、「御社の企業理念に深く共感し、魅力を感じました。」などと書いてしまう人もいます。

これではあなたの個性や魅力、その会社に対する熱意や意欲が全く伝わりません

しかし、普段から仕事でプレゼンなどを頻繁にするのでもない限り、転職活動で急に上手に自己PRができるわけはないと思います。

そんな時は、転職サイトや転職エージェントのキャリアアドバイザーによる、応募書類添削サービスを利用してみることをおすすめします。転職希望者それぞれの志望動機や持っているスキル、アピールポイントは、人によって全く異なります。

転職のプロによるサポートを利用すれば、それぞれの個性を上手に引き出してくれるはずです

志望動機に絶対に書いてはいけないことは?

志望動機を作成する際につい書いてしまいがちだけれど、実は絶対に書いてはいけないNGワードというものがあります。ここでは、志望動機のNGワードや使ってはいけない言い回しについてご説明します。

使ってはいけない言葉

「家から通いやすいから」

「他と比べて給料が良かったから」

「休みが取りやすそうだったから」

などという勤務地や給料などの条件が理由でその会社を選ぶということは、実際にはあると思います。

しかし、絶対にその理由をそのまま書いてはいけません。「本当にうちで働く気があるのか?」と思われてしまうからです。仕事内容やその企業の将来性などから志望動機を書くようにしましょう

「スカウトメールがきたから」

たまに、「スカウトメールがきたから応募しました」と書いてしまう人もいます。これも、印象が悪いので控えた方がよいでしょう。

スカウトメールがきたことでその会社を知ったきっかけになったかもしれません。しかし、その後に、企業について情報収集して興味をもったことを志望動機として書くようにしてください。

伝え方が重要

伝え方一つで印象ががらっと変わることもあります。

「抽象的な言葉の羅列」

例えば、「貴社の事業内容にとても興味をもち」「御社の企業としての強みに魅力を感じ」などという言葉は一見聞こえはいいですが、全く具体的なことが書かれていないとかえって逆効果です。

企業情報を調べて事業内容や商品知識について具体的な内容やエピソードを盛り込むことで、面接官たちに「この人は本当にうちの会社に興味があるんだな」という印象を与えることができます。

「この会社で自分自身を成長させたい」

これも、つい言ってしまいがちな言い回しですが、NGです。「仕事を教えて!」という受け身で他力本願な印象を与えてしまうためです。

資格や仕事の知識を得るために具体的に努力している姿勢を見せれば、成長したいという姿勢を伝えることができるでしょう。

経験・未経験で志望動機の書き方はどう違う?

志望動機を書く際に、異業種への転職と同業種への転職で書き方は若干異なります。それぞれの志望動機の書き方のポイントについて、詳しくご説明しましょう。

異業種への転職

企業の人事担当者は異業種からの転職者の採用を考える時、その人に未経験であるというリスクを含めてもメリットがある場合にはじめて採用しようと考えます

そのため、志望動機の中に、

「異業種でも前職での経験を生かせる」

「異業種に転職するための準備が整い、企業研究も十分している」

などという業種を変えたいと考える納得感のある転職理由があると、採用の可能性が高まります。

例えば、IT業界からコンサルタント業界に転職する場合は、

「貴社の主力業務である〇〇業務における知識や経験は豊富です。前職の経験を生かしてこの業務に関するより高度なコンサルティングをすることができると考え御社に応募しました。」などと経験をアピールしつつ志望動機にできます。

異業種に転職する場合、未経験というデメリットを消すだけのメリットがあることを、志望動機の中でしっかりと説明してください

「ただ熱意があるだけ」という志望動機では、採用される可能性は低いでしょう。

同業種への転職

同業種への転職を決めたということは、前職に何らかの不満があったか、もっと良い条件の職場に移りたかったかのどちらかだと思います。ここでのポイントは、前職の不満を前面に出さないことです。

例えば、「前職では与えられたルーチンワークをこなすだけの仕事に嫌気がさし、もっと重要性の高い仕事をしたいと考えました。」などと前職の不満を丸出しにするとイメージを悪くします。

不満ばかりを口にすると、「この人は転職した後もまた不満を言い出しかねない」というイメージを与えてしまうのです。

そうではなく、「前職で業務をこなすスキルと経験は十分身につけたと考えています。このスキルを生かして、よりクリエイティブな仕事ができる御社に移りたいと考えました。」

と言い換えれば、前職でしっかりとキャリアを築いてきたという前向きな姿勢が見えます。

前職での経験を生かせることをアピールしつつ、前向きな姿勢を見せることがポイントです

職種別の志望動機の例文やサンプルが知りたい。

志望動機は受ける職種によって内容が異なります。ここでは、職種ごとの志望動機の例文をご紹介します。自分のパターンに当てはめて表現を変えて活用してください。

事務職

事務職の場合の志望動機の例文をご紹介します。

事務職では、パソコンスキルや簿記などの資格の有無や、コミュニケーション能力、事務処理能力が重要なポイントになります。そこをしっかりアピールするようにしましょう。

「私は、前職では営業事務の仕事に携わっており、事務処理を迅速に行うことでチームメンバーが効率よく仕事ができるようにサポートすることに努めていました。チームで仕事する中で培ったコミュニケーション力と事務処理能力を生かしたいと考えております。」

「私は、前職はエクセルでデータ入力をする仕事をしており、マクロ作成もでき、エクセルとワードのエキスパートの資格も持っています。応募要項にエクセルが利用できることが条件にありましたので、前職での業務経験と資格を生かせると考えています。」

営業職

営業職を希望する場合は、企業の営業方針に対する興味や自分が持つ営業手腕や営業実績に関するアピールなどが志望動機に書く中心的な事柄になると思います。

「御社の子供やお年寄りに優しい商品は、とても良い商品だと常々考えていました。これらの商品を紹介することで子供やお年寄りに笑顔になってもらえたらうれしいと考え、御社を志望いたしました。販売業での経験を活かし、顧客の希望にこたえる営業活動をすることで即戦力になれると考えています。」

「私は、システムエンジニアとしてシステム開発業務を5年経験してきました。その経験から、顧客の要望に応えるシステムを開発したいという気持ちが起こり、営業部門の仕事に携わりたいと考え御社を志望いたしました。過去に培ってきたシステム開発の知識を生かして、より良いシステムを顧客に提案することができます。」

具体的なエピソードや過去の経験などを交えて、わかりやすく志望動機を伝えましょう

製造業

製造業を希望する場合、仕事内容を絡めて企業の魅力を伝えたり、自分の作業スキルをアピールしたりすることで志望動機になります。

「御社の〇〇製造に関する高い技術は業界でも素晴らしいものがあると思います。私は、その高い技術や管理手法などに携わりたいと考え、御社を志望いたしました。ゆくゆくは、技術管理者になりたいと考えており、資格の取得を目指しているところです。」

「過去に御社と同様のラインの製造部門の仕事に3年間従事しており、より迅速で正確な作業ができるように日夜作業を改善していました。御社に入社することができましたら、作業の改善や効率化の提案をすることができます。」

志望動機は面接時のアピールポイントになる!

応募書類に書いた志望動機は、面接で必ず深く突っ込まれると思ってください。

志望動機に関する面接対策として、次のようなことを準備しましょう。

「企業情報をどこまで知っているかを聞かれたら、矛盾のないように答える準備をする」

企業の業務内容や仕事内容の魅力を志望動機に書いたのなら、その内容を詳しく聞かれます。そこで、詳しいことが答えられない場合、「本当にうちの会社のことを知っているのか?」と疑問に思われてしまいます。

その企業に関するプロフェッショナルになるになるくらいの気持ちで、企業情報をしっかり収集しておきましょう。

「アピールしたスキルや経験についての詳細を説明する」

次に必ず聞かれるのが、志望動機に書いたアピール内容の詳細です。

例えば、「営業経験が長く売り上げを〇%伸ばした」などとアピールした場合、具体的にどのような手法で売り上げを伸ばしたのか、苦労した点や工夫した点は何かなど、具体的なことを聞かれます

そこで、あなたが持つスキルや経験を正しく知ろうとしているのです。

企業側は志望動機について深く突っ込むことで、企業への志望度や本気度をはかろうとしますから、しっかり情報収集しておきましょう。

元キャリアアドバイザーがんちゃんのイラスト

この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー

教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。

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★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧

最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。

転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。

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