- 🕒
- 更新
転職エージェントの費用は無料!プロが教える仕組みと理由について
※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
「転職エージェントは無料で利用できる!」と公式ページに書かれていても、「本当に無料なの?」「なんで費用がかからないの?」と心配になる人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと転職エージェントの利用は無料です。
この記事では、元キャリアアドバイザー「がんちゃん」があれば、転職エージェントの費用が無料の理由や利用するメリットを解説します。
この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー
教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
転職エージェントの費用は無料!その仕組みと理由
冒頭でもお伝えしましたが、転職エージェントは無料で利用できます。
なぜなら、転職エージェントは求職者を採用した企業から紹介手数料を受け取っているからです。
採用を希望する企業に対して、企業に合う求職者を紹介するサービスのため、転職エージェントは別名「人材紹介業」ともいわれています。
転職エージェントに登録するとキャリアアドバイザーと呼ばれる担当者がついて、キャリアの棚卸しから内定・転職先入社まで転職活動全体をサポートしてくれます。
転職エージェントを利用すると受けられるサポート
- キャリア相談
- 求人情報の紹介
- 企業との面接などの日程調整
- 企業との年収などの条件交渉
転職エージェントが企業からお金をもらう仕組み
転職エージェントの報酬の仕組みについてもう少し詳しく見てみましょう。
一般的には求職者の入社3~6ヶ月後に、年収の約3割が「紹介報酬」として企業から転職エージェントに支払われます。
そのため、書類作成のサポートや面接対策、内定後の条件交渉を専任の担当者が無料でサポートしてくれるのです。
無理やり転職させられない?
転職エージェントが企業から紹介報酬をもらっていると聞くと、「無理やり転職させられることはないの?」と心配になるかもしれません。
しかし、合わない企業に無理やり転職させられる可能性は低いでしょう。
なぜなら、求職者が転職先に馴染めずにすぐ退職してしまった場合、紹介報酬の一部を返還すると定めている転職エージェントもあるからです。
無理やり転職させてミスマッチが起きてしまうことは転職エージェントにとっても喜ばしいことではありません。
こうした事情もあるため、人材を採用したい企業と求職者の双方が満足するマッチングを行うことが転職エージェントの使命ともいえるでしょう。
また、大手の転職エージェントなどは、利用者満足度もキャリアアドバイザーの社内評価に反映させているようです。
利用者の不満がキャリアアドバイザーの社内評価に響くことを考えても、特に大手の転職エージェントで無理強いされる可能性は低いといえます。
つまり、人材を採用したい企業と求職者の双方が満足するマッチングを行うことが転職エージェントの仕事で、使命です。
転職エージェントの裏事情を知りたい方はこちら
おすすめの転職エージェント2選
特に社内の評価制度や教育体制が整備された大手の転職エージェントでは、キャリアアドバイザーによる親身なサポートを期待できるでしょう。
ここでは、無料で利用できる大手転職エージェント「リクルートエージェント」と「doda」を紹介します。
おすすめの転職エージェント
タイプ別のおすすめ転職エージェントも見てみたい方はこちら
リクルートエージェント
リクルートエージェントは求人数が30万件超と人材業界最大級を誇る転職エージェントで、取り扱う業種や職種も幅広いのが特徴です。
元関係者によると、キャリアアドバイザー同士で求職者への提案内容を相談し合う「複眼的アドバイス」を独自に取り入れているようです。
多角的な視点から考え抜かれた求人提案をもらうことで、自分のキャリアの新たな可能性やキャリアアップ、年収アップの道も見つけられそうですね。
登録後に行われるキャリアアドバイザーとの面談は、土日も実施可能です。現職に在職中の方も利用しやすいでしょう。
doda
dodaは、非公開求人を含め約13万件の求人を保有している転職エージェントです。業種や職種も幅広く取り扱っています。
親身なサポートに注力しているため、相談したいことが多い求職者におすすめです。キャリアアドバイザーとLINEで手軽にやり取りできる機能も取り入れています。
社内でもキャリアコンサルタント資格の取得が推奨されている他、スキルに応じた段位制度もあるなど、サポート満足度の向上に積極的なようです。
また、転職に成功した人向けのサービス「キャリアポケット」を提供しています。転職後の悩みも相談できるので、心強いですね。
転職エージェントの利用の流れとメリット
転職エージェントに登録すると、キャリア相談から求人紹介、面接、内定に至るまでトータルでサポートを受けられます。
転職エージェントの利用の流れ
- 登録後~面談
- 登録後にキャリアアドバイザーと対面、あるいは電話による面談が行われます。面談では転職理由や職務経歴、転職先の希望条件などを質問されます。
転職活動を効果的に進めるには、自己分析をして自身の強みを発見することが大切です。面談を通じ、キャリアアドバイザーがサポートしてくれるでしょう。 - 求人紹介~書類添削~面接
- キャリアアドバイザーが紹介してくれる求人情報から、応募する企業を選びます。履歴書や職務経歴書の添削、面接対策も受けられるので、不安な方は利用しましょう。
面接日時はキャリアアドバイザーが企業と調整して、連絡をくれます。 - 内定
- 希望の企業に内定したら、キャリアアドバイザーがあなたの希望に沿って、年収交渉や入社日の調整をします。
内定を辞退する場合も代わりに企業に伝えてくれるので、なるべく早めに決断して連絡しましょう。
続いては、特にメリットがある以下3つに絞って詳しく見てみましょう。
希望に合わせて求人を紹介してくれる
転職エージェントを利用する場合、基本的には担当者に伝えた希望条件やあなたの経験を伝えたうえで、求人紹介をしてもらうことが多いです。
そのため、自分の強みや経験を活かせる企業に出会いやすい傾向にあります。
一人で転職活動を進めるよりも、選択肢が広がるでしょう。
また、紹介された求人を比較する中で、定まり切っていなかった転職の方向性や希望条件の優先順位が見えてくることもあります。
経歴によっては、希望条件をすべて満たす求人を探すのが難しいケースもあります。
実現したい希望の優先順位が決まっていれば、応募先を選びやすいですよね。
企業の情報を踏まえて面接対策をしてくれる
応募する企業に応じた面接対策を受けられるのも、転職エージェントを利用するメリットです。
企業や内定をもらった利用者とのつながりを活かし、募集の背景や採用傾向、過去の質問内容などの裏情報を教えてくれることがあります。
どんな意図で何を聞かれるのかが事前にわかると、自信を持って面接に臨めますよね。
中には模擬面接を行っている転職エージェントもあるので、不安な方は依頼してみましょう。
万が一面接でうまくアピールできなかった場合は、キャリアアドバイザーが求職者に原因を聞き取り、企業にフォローを入れてくれるケースもありますよ。
条件交渉をしてくれる
内定がもらえそうな段階では条件交渉をしたくても、「給与の交渉で追加いたします印象が悪くなったらどうしよう…」と躊躇しがちです。
転職エージェントは、年収など待遇面の交渉、入社日の調整も引き受けてくれます。
キャリアアドバイザーはプロなので、企業の応募要件や平均給与と折り合いをつけながら上手にやり取りしてくれますよ。
また、勤務や残業時間の実態、職場環境など、入社前に把握しておきたいことを代わりに質問してもらうことも可能です。
転職エージェントの上手な使い方
実は、転職エージェントのキャリアアドバイザーの多くは1人で複数の求職者を担当しています。
多くて20~30人を担当するアドバイザーもいるため、全ての求職者が均一なサポートを受けるのは難しいのが実情です。
ここでは、転職エージェントを上手に利用する方法として、相性の合う担当アドバイザーに優先度高く支援してもらうコツを2つ紹介します。
登録時に担当者の希望を伝えておく
転職エージェントに公式ページから登録すると、メールや電話で連絡がきて、キャリアアドバイザーとの面談の日時を設定する流れになります。
通常は自動的に担当キャリアアドバイザーが決まりますが、実はどんな人に担当してもらいたいか希望を出すこともできます。
登録フォームに備考欄などがあるはずなので、例えば「志望業界に詳しい人がいい」「キャリア相談が得意なベテランの方を希望」と書いてみましょう。
絶対に要望が通るとは限りませんが、考慮したうえでキャリアアドバイザーを選んでもらえますよ。
Point
相性の合うキャリアアドバイザーが担当すると、希望の求人に出会える可能性がより高まるはずです。
キャリアアドバイザーを指定してくれる求職者は少ないので、転職意欲が高い印象も与えられます。
転職意欲の高さを担当者にアピールする
転職エージェントのキャリアアドバイザーの多くは、複数の求職者を同時に担当しています。サポートを一律に提供するのは難しいのが現実です。
優先的にサポートを受けたい方は、転職意欲の高さをキャリアアドバイザーにアピールしましょう。
例えば「今すぐにでも転職したい」「3ヶ月以内の転職を目指している」と具体的に伝えれば、キャリアアドバイザーも力を入れて求人を紹介してくれるでしょう。
ゆっくり転職活動を進めたい求職者よりも、早期に転職を考えている求職者のサポートが手厚くなるのは自然なことですよね。
キャリアアドバイザーも人間なので、意欲がより高い求職者を優先的に転職させてあげたいという気持ちがあります。
転職エージェントの使い方を詳しく知りたい方はこちら
転職エージェントを利用するときの注意点
転職エージェントを利用する際、担当キャリアアドバイザーと相性が合わずに使いこなせないケースもあるので注意が必要です。
キャリアアドバイザーとの相性によってはコミュニケーションがうまくいかず、以下のようなデメリットが発生するおそれがあります。
- 紹介された求人が自分のスキルや経験に見合っていない
- ゆっくり転職活動をしたいのに急かされる
- 志望業界や職種に関する情報をなかなかもらえない
対策としては、最初から複数の転職エージェントに登録し、相性を見極めていくのがおすすめです。
相性が悪いと感じてから別の転職エージェントに登録していると時間のロスになり、転職活動が長期化する要因にもなり得るからです。
まとめ
転職エージェントを利用しても、求職者側は一切費用がかかりません。転職エージェントは求職者が入社した後に、企業側から紹介報酬を得ているからです。
無料だからといって無理やり転職させられるおそれは限りなく低いですし、キャリア相談や求人紹介などのメリットがたくさんあります。
気になる転職エージェントに登録し、上手に転職活動を進めましょう。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。
★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。
常時1万件以上の豊富な求人数
リクナビNEXT- 新着・更新求人が毎週1000件以上
- レジュメ登録するとスカウトが届く
- 独自のグッドポイント診断で自己分析ができる
- まずは求人情報を見たい人におすすめ
- 転職者の8割が登録
(マクロミル調査2016年1月)
全年代を得意
リクルートエージェント- 転職支援実績No.1!
(2019年度実績 厚生労働省調査) - 業界大手なので企業とのパイプが太い
- 非公開求人数も含めて約60万件
(2023年4月時点) - 満足度97%の面接力向上セミナー(2018年リクルートエージェントセミナー満足度調査)
フリーターから正社員へ
ハタラクティブ- 20代・第二新卒など若年層に特化
- 離職中・職歴なしでもOK
- 就活アドバイザーがマンツーマンで対応
- 豊富なサービスはすべて無料!
- 学歴や職務経験など、キャリアに自信がもてないという方向け
ハイキャリア層(年収600万円以上)
JACリクルートメント- 外資系企業や海外進出企業に強い
- 業界・職種に精通した約800名のコンサルタントがサポート
- 国内大手、外資系、海外進出企業の厳選求人多数
- キャリアやスキルを把握し企業に採用提案!求人を創出