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新卒1年目の転職は厳しい?早期離職のメリットと転職成功のポイント
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就職活動を経て、内定が決まり、ワクワクした気持ちで新社会人をスタートさせた方は多いでしょう。
しかし、「実際に働いたら思ってたのと違った」「配属された部署が希望と違う」など、入社後に違和感を感じて、退職や転職について考え始めているかもしれません。
この記事では、「入社して1年目だけど、転職したい」「無理してでも続けた方がいいの?」などと、1年目で退職や転職をするべきなのか?そもそも、うまくいくのか?などを詳しくご紹介します。
モヤモヤしている新卒1年目の方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
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この記事の目次
1年目の転職は厳しい?3年は続けないとダメ?
新卒1年目で退職や転職を考える人の中には、
「すぐに辞めてしまう新人は甘えているだけだ!」
「せめて3年は一つの職場で辛抱できないとどこへ行っても続かない!」
という厳しい意見を言われてしまった人がいるかもしれません。
こんな声を聞くと、1年目で退職や転職をすることは、悪いことのような気分になり、無理をしてでもこのまま働き続けないといけないと思ってしまいますよね。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
新卒1年目以内の退職者は多い
下のグラフをご覧ください。
これによると、新卒者の3年以内の離職率のうち、1年目以内に辞める割合が一番多いことがわかります。
出典:厚生労働省「平成29年版 新規学卒就職者の離職状況」 *3年以内の離職率を100%として再計算
このように、「少なくとも3年は続けろ!」という世間の意見とは反対に、3年経つ前に辞める社会人は意外にも多くいたのです。
転職・退職理由TOP3
では、そのような1年目で退職・転職を選ぶ人たちの退職理由や転職理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
この記事を読んでいる皆さんにも当てはまることがあるかもしれません。
- 人間関係が嫌になった
- 「いざ配属された部署の上司が厳しく、パワハラを受けた」「信頼できる人がいない」など、職場の人間関係が理由で転職する人は、社会人経験の長さにかかわらずよくあるものです。
- 仕事がキツイ
- 「残業は多くないと言われていたのに、実際に働いてみると話が違った」など、慣れない業務や長時間労働で、精神的にも肉体的にも疲れてしまう人もいます。
- やりたい仕事ではなかった
- 「入社前にイメージしていた仕事内容と、実際はまったく違っていた…」など、仕事内容がイメージと違っていて、他にやりたい仕事ができた、という悩みもよく聞かれます。
「実際に入社してみたら、イメージと違った」などと、環境や業務内容に不満や不安を感じて、1年目で転職を決めているようです。
1年目の転職者は企業の採用担当者からどう思われる?
新卒1年目で転職する人は多くいるとお伝えしましたが、実際に転職先では、"1年以内"で転職を選択する人材をどう思うのでしょうか?
それは、
「採用しても、またすぐ辞めるのでは?」
この1点に限ります。
企業側も採用し、仕事を任せられると思ったタイミングで、また退職されては困ってしまいますから、このように思われても無理はないでしょう。
とはいえ、1年目の転職が絶対に失敗するというわけではありません。
実は、新卒1年目の転職者は需要がある!
1年目の転職者は、転職市場において一般的に『第二新卒』と呼ばれ、企業からの需要が新卒の次に高いとされています。
では、社会人経験も少ない1年目の転職者に需要がある理由は何なのでしょうか?
【経験やスキルがなくても採用したい主な理由】
- ある程度のビジネスマナーが身に付いているので教育が楽
- 前職の社風、仕事のやり方に染まっていないので指導しやすい
1年目の転職者の場合、入社後の研修などでビジネスマナーなどの教育をすでに受けている人材が多いです。
そのため、基本的な教育は不要で、すぐに実践的な指導ができます。
また、社風に染まり切っていないので、育てやすいということが、企業が経験やスキルがない若手人材を採用するポイントなのです。
さらに、現在は人材不足なので、新卒者の採用に難航している企業は多く、第二新卒を中途採用枠ではなく、新卒者枠として採用する企業もあります。
このように、1年目の転職者は、「忍耐力がない」という印象をもたれても、それ以上に需要があるのです。
うまくアピールできれば、1年目の転職は十分に可能なのです。
企業は経験を求めていない!ポテンシャルがあれば十分!
ご紹介したように、企業は社会人1年目などの第二新卒に対して、経験やスキルなどは重視せず、即戦力として働くことをそれほど求めていません。
つまり、将来的に「自社でどう活躍してくれるのか?」というようなポテンシャルの部分を重視しているのです。
だからこそ、実績がない第二新卒は、企業の採用担当者に将来的に自社で活躍する人材かどうかを十分にアピールすることが大切です。
1年目の転職のメリット・デメリット
1年目の転職は、十分可能であることがわかりました。
しかし、転職活動を始める前に、リスクがないかを確認しておくことも必要です。
社会人として働き始め、慣れない生活が続き、「転職するしかない!」と思い込んでしまっているかもしれません。
ここで、1年目で転職することのメリットとデメリットを確認しておきましょう。
メリット|1年目は未経験職種・業界のどこへでも挑戦できる
- 選択肢が多い
- 職種・業界を変えてどこへでも挑戦できる
- プレッシャーを感じることなく働き始められる
- 売り手市場
まず、企業は経験やスキルは求めていないので、どこへでも挑戦することができます。
そのため、未経験でも「実はやってみたかった」というような職種や業界を目指すことも可能なのです。
さらに、大手や有名企業は人気が高く難易度も高いですが、最近はどこの企業も人材不足で、特に若手人材の獲得に難航しています。
3年以上働いて、経験や実績を認められて転職するよりも、多くを求められないためプレッシャーを感じることなく働き始められることもメリットといえるでしょう。
デメリット|活躍できるまでに時間がかかる
- 活躍できるまでに時間がかかる
- 給料・年収は上がらない
- 福利厚生が十分に使えない
1年目で転職した場合、そのまま在職していた場合に比べて活躍できるまでの時間がかかってしまうのは当たり前のことです。
さらに、通常「転職をしたら給料が上がる」ことは多くありますが、1年目の転職の場合、下がることはあっても、給料が上がることはほぼないことを覚悟しておきましょう。
中には、職種や業界を変えて給料が上がることはあるかもしれませんが、『残業が多い』『ノルマがある』など、業務環境の変化に伴うデメリットが出てくる可能性があるので注意が必要です。
また、1年以内で退職・転職をしてしまう場合、時期によっては『ボーナスがもらえない』『有給休暇が支給されない』ことがあります。
転職した先でも、有給休暇の支給は半年後なので、会社の福利厚生を十分利用できないことは覚悟しておきましょう。
1年目の転職を成功させるポイント
ここでは、1年目の転職を成功させるために必要な2つのポイントをご紹介します。
第二新卒に必要なのは、正しい転職先選びと効果的なアピールです。
正しい転職先選びは、希望条件を考えることが大切
転職先選びに失敗してしまうと、入社後に「何か合わない…」とまた転職をしなくてはなりません。数年以内に転職を繰り返しては、さすがに次回からは転職が難しくなってしまいます。
「もう失敗できない」という覚悟のもと、転職先を正しく選ぶことが大切です。
そして、そのためには、転職先に求める希望条件を洗い出す必要があります。
具体的な職種や業界が決まっていなくても、希望条件は決められるはずです。
例えば、
「新卒のときは残業はしょうがないと思っていたけれど、やっぱり残業がない方がいい」
など、短い期間でも社会人として働いたときに感じたことをもとに、転職先への希望条件を決めるといいでしょう。
その他、勤務地が遠くないか?将来的に高い年収を稼げるかどうか?など、なるべく具体的に考えられると、転職後も働き続けやすい転職先を見つけることができます。
ネガティブな転職理由をポジティブに伝えることが必要
転職活動の際、必ず聞かれるのは、「なぜ、転職しようと思ったのか?」です。これは、勤務期間が1年以内でも、それ以上でも関係なく聞かれます。
もし、ネガティブな理由で転職を決めていたとしても、そのまま伝えてしまっては印象が良くありません。
ウソをつく必要はありませんが、伝え方一つで、相手が受け取る印象はガラッと変わるものです。
【上手な伝え方のポイント】
- 残業が多い
- 残業があることは、ある程度しょうがないとは思っている。しかし、効率的に仕事をこなすことは、自分次第だと考えているので意識して働いていきたい。
- 仕事内容がきつかった
- クライアントのために時間を割くことができずにいた。もっと、一つ一つの要望に寄り添い、解決していけるような信頼関係を大切にした対応をしたいと思った。
- 人間関係が嫌になった
- 個人だけで、仕事をするのには限界があるなと感じた。チームとしてコミュニケーションを取り、協力することで、成果を上げられるような仕事をしたいと思った。
前職の不満ばかり言うような人材と思われては、あなたを採用するにはリスクがあると判断されてしまいます。
このように、ネガティブな転職理由は、ポジティブな印象をもってもらえるように伝えましょう。
1年目の転職は、転職先を決めた後の退職がおすすめ!
できれば、入社1年目で転職する際は、次の転職先が決まってから退職するようにしましょう。
1年目の転職は、成功しやすいですが、希望条件などによっては、うまくいかない可能性があります。そのため、「会社を辞めたけど、次が決まらないからお金がない」ということもあります。
さらに、新卒1年目以内だと、就業期間が1年未満であるため、失業手当をもらうことができません。
転職活動中にお金が無くなり「もうどこでもいい!」と、やみくもに転職先を決めてしまっては同じ失敗を繰り返す可能性があります。
1年目の転職の強い味方!転職エージェントのサポート内容
実際に社会人1年目で転職をするとしたら、具体的にどのように進めていけばいいのでしょうか?
社会人経験も少ない1年目以内の転職者の場合、転職活動の進め方がわからず転職先を決めるための企業情報もなく不安なはずです。
そこで、頼りになるのが転職エージェントのキャリアアドバイザーです。
転職エージェントでは、登録者が面談で転職に関するさまざまな悩みを相談でき、企業とのつながりから効果的なアピール方法も熟知しているのです。
転職エージェントの具体的なサポート内容は、次のとおりです。
転職エージェントの主なサポート内容
- キャリアアドバイザーとのキャリア面談
- 転職エージェントでは、キャリアアドバイザーやコンサルタントと呼ばれる転職のプロに相談ができます。「自分には何が向いているのか」がわからなくても、あなたの適性を判断し、本当に活躍できる転職先を提案してくれるのです。
- 非公開求人の紹介
- 転職エージェントでは、登録しないと見られない非公開求人をたくさん保有しています。非公開求人は、比較的好条件のものが多く、エージェントを介すことで条件交渉も可能です。
- 企業情報など、内情を教えてくれる
- 転職エージェントは、企業の採用担当者とのつながりも強いので、企業が必要としている人材や企業の社風や雰囲気についても熟知しています。
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 企業の内情を元に、効果的な志望動機の書き方などを教えてもらうことができます。
- 想定質問などの面接対策
- 転職エージェントでは、常に転職者を企業へ紹介しているため、実際に面接で聞かれた質問の情報が蓄積されています。面接の前に回答を準備できるので、面接に失敗しないようになります。
- 退職サポートや入社日の調整
- 「退職をどう伝えればいいのかわからない」「円満退職がしたい」という方のために退職のアドバイスをもらうことができます。また、転職先との入社日の交渉もしてもらえるので、スムーズに退職・転職ができます。
マイナビエージェント:若手人材の転職に強い!業界大手!
マイナビエージェントは大手の転職エージェントです。特に20代の転職に強く、第二新卒の支援に力を入れています。
転職サポートの期限がないため、転職しようか迷っていても登録可能です。
また、転職は入社後も働き続けられるかどうかで成功か失敗かが判断できますが、マイナビエージェントは、入社後のサポートも手厚いので、転職活動を最後までしっかりサポートしてもらえます。
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doda:非公開求人多数!希望の転職先が見つかりやすい
dodaはマイナビエージェントと同様、20代の転職に特化しています。
もちろん大手ということもあり、職種や業界も幅広く求人を取り扱っています。希望の転職先のイメージがつかめていなくても、選択肢がたくさんあるので安心です。
また、転職フェアや説明会などを多く開催しているので、「まずは、多く情報を集めたい」という転職者の方におすすめです。
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ハタラクティブ:第二新卒・フリーターのサポートも充実!
ハタラクティブ は、第二新卒やフリーターなど一般的な転職エージェントよりも若い人材を対象としている転職エージェントです。
そのため、サポートが手厚く、未経験から正社員への転職に定評があります。
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ハタラクティブ は、企業選びから求人情報の提供はもちろんのこと、徹底した面接対策によって正社員成功率が80.4%と高いのが特徴です。
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20代前半の場合、女性でも問題なく転職できます。
しかし、「仕事とプライベートをしっかり分けたい人」や「バリバリ働きたい人」など、希望条件はさまざまです。
type女性の転職エージェントでは、女性の転職に関する悩みを聞き入れ、しっかりサポートしてくれます。
年間5000名以上のカウンセリングを行っているため、女性の転職の悩みに関するアドバイスも人気です。
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