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ビズリーチはヘッドハンターばかりで企業スカウトが少ない?有効な対策を紹介

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「ビズリーチに登録したのに、スカウトを送ってくるのはヘッドハンターばかり…」
「企業からのスカウトをもっと増やすにはどうしたらいい?」
ビズリーチのサービスの特性上、企業よりもヘッドハンターからのスカウトばかり届いてしまうことがあります。
そんなときは「ヘッドハンターをブロックする」「企業からのスカウトを増やす方法を実践する」などの対策がおすすめ。
この記事では、ビズリーチのスカウトがヘッドハンターばかりの時の対策をはじめ、見落としがちなヘッドハンターのメリットなども詳しく解説します。
- ヘッドハンターのスカウトが多すぎる時はブロックが有効な方法
- 企業のスカウトを増やすには職務経歴書の内容を見直そう
- 一方で、「ヘッドハンターがいて助かった」という口コミも多数
- 有能なヘッドハンターを見極めてうまく付き合えば、頼もしい味方になってくれる
対策をしても不満が残る場合には、他のスカウトサービスを検討するのも賢い選択です。
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この記事の目次
ビズリーチがヘッドハンターばかりの理由は?!企業スカウトとの違いを解説
ビズリーチというサービスの特性上、どうしてもヘッドハンターと関わりをもつことになります。
とはいえ、企業からのスカウトが少なく、ヘッドハンターからのスカウトが多すぎると不安になりますよね。
ここでは、ビズリーチがヘッドハンターばかりの理由と企業スカウトとの違いを解説していきます。
ヘッドハンターの役割は?スカウトの仕組み
ビズリーチのヘッドハンターは、エージェントとして企業の代わりに職務経歴書を見て適性のある求職者にスカウトを送付しています。
そして、求職者からの返信があれば、企業と求職者の間に入り面接日時の調整や年収などの条件交渉を代行。
ヘッドハンターによっては、職務経歴書の書き方や面接対策などのサポートをしてくれることもあります。一人での転職活動に不安がある人にとって心強い味方となるでしょう。
とはいえ、次のように感じる人も多いはずです。
「企業からの直接的なスカウトを期待していたのに!」
「ヘッドハンターからの雑多なスカウトが多すぎる」
紹介した人材が採用されることで報酬を得るヘッドハンターからすると、どうしても多くの求職者にアプローチしがちな傾向があります。
その結果、企業よりもスカウトが多く届き、求職者の不満に繋がっているのかもしれません。
実際、ミライトーチの独自調査によると「ビズリーチに満足できなかった理由」の1位が「ヘッドハンターの対応が良くなかった」の57%でした。
【調査概要】
調査期間:2025年3月11日 ~ 2025年3月24日
調査対象:ビズリーチを利用し、「満足できなかった」と答えた方
調査方法:インターネット調査(Freeasy)
回答者数:7名 ※複数回答可
▼ビズリーチについて詳しく知りたい方はこちら

しかし、ヘッドハンターはやみくもにスカウトを送っているわけではありません。企業の人事/採用担当者と同じように、求職者の職務経歴書をしっかり見たうえで適性がある人にだけ送付しています。
企業からのスカウトとヘッドハンターのスカウトの違いは?
企業からのスカウトとヘッドハンターの違いは下記の通りです。
企業からのスカウト | ヘッドハンターからのスカウト | |
---|---|---|
やりとりする相手 | 企業の人事/採用担当者 | ヘッドハンター(エージェント) |
メリット | 効率的に転職活動を進められる | 転職活動の相談にのってくれる |
デメリット | 自分で選考対策や条件交渉をする必要がある | 企業からのスカウトと比較してやりとりに時間がかかる |
当然ながら、企業からのスカウトの場合は人事/採用担当者と直接やりとりすることになります。そのため、話が早く進み、無駄が生じることもありません。
一方で、ヘッドハンターは企業と求職者の間を取り持つ存在です。企業と求職者双方と調整しながら選考を進めることになるので、企業からのスカウトよりもやりとりに時間がかかることも。
しかし、ヘッドハンターが間に入ることによって生まれる価値もあります。自分では気づけなかった市場価値を知るきっかけとなり、ヘッドハンターによっては面接対策などのサポートを受けられることも。
特に一人で転職活動を進めるのが不安な人にとっては、頼もしいパートナーになってくれるでしょう。
ビズリーチのスカウトがヘッドハンターばかりの時にできる対策
ヘッドハンターのスカウトが多すぎて困っている時にできる対策は以下の通りです。
ヘッドハンターをブロックする
ビズリーチでは、ヘッドハンターを指定して個別にブロックできます。特にしつこいと感じるヘッドハンターがいるなら積極的にブロックしてください。
ブロックすれば、当然そのヘッドハンターからのスカウトは届かなくなります。
各ヘッドハンターの詳細ページを見ると、下部に「このヘッドハンターをブロック」というボタンがあります。
これをタップすると、ヘッドハンターをブロックできます。
※出典:ビズリーチ公式サイト「ヘッドハンター詳細ページ」
なお、設定メニューの「ヘッドハンターブロック状況」から「ヘッドハンターブロック一覧」を選ぶと、現在ブロック中のヘッドハンターが確認できます。
職務経歴書をブラッシュアップして企業からのスカウトを増やす
ヘッドハンターのスカウトを減らすのではなく、視点を変えて企業からのスカウトを増やすというのも有効な方法です。
そのためには職務経歴書をブラッシュアップして充実させることが最善の近道です。
なぜ、そんな方法で企業のスカウトが増えるのかというと、企業の人事/採用担当者が求職者を探す際に、目に留まりやすくなるからです。
下の画像は、企業の人事担当者が欲しい人材を検索する画面です。経験職種・業種、各種キーワードなどで求職者を絞りこんで検索しています。
出典:ビズリーチ公式サイト「スカウト数を増やすための3つの工夫」
その際、職務経歴書にキーワードが含まれていなければ、検索結果に表示されることはありません。
わかりやすく言えば、企業が「テレアポに強い営業経験者」を検索した場合、職務経歴が「営業経験あり」だけの人は見つかりにくいのです。
「テレアポ営業の経験がある」ということをしっかり明記すれば、検索にヒットするでしょう。
このように、具体性を持った職務経歴を記載することが重要なのです。
また、職務経歴が人事担当者の目にどう映るか、という視点も大事です。
以下は、「求職者の一覧」で表示される求職者一人あたりの情報です。記載したすべての情報が表示されるわけではありません。
出典:ビズリーチ公式サイト「スカウト数を増やすための3つの工夫」
この時点で人事担当者が「お、この人は気になるな」と興味を持ってもらう必要があるのです。
ありきたりな内容では人事担当者の目には魅力的に映らず、スカウトにもつながりません。
企業名、役職・部署名については、記載方法を自分で工夫できます。次のように具体的かつ詳細に記載し、目を引くようにしておきましょう。
- 企業名:〇〇株式会社(InstagramなどのSNS運用代行を行うマーケティング会社)
- 役職・部署名:カスタマーサービス部 マネージャー(担当チームのオペレーション管理と品質維持、エスカレーションされた案件の対応、新人教育・研修など)
これらの対策によって、企業だけでなくヘッドハンターからのスカウトが増える可能性もあります。気になる場合はブロック機能を使って対応しましょう。
企業への「気になる」ボタンを活用する
ビズリーチのスカウトがヘッドハンターばかりのときには、求人の下部にある「気になる」ボタンを活用してみましょう。
「気になる」ボタンを押すと、企業にその旨を伝えるメール通知が届きます。つまり「この人が、あなたの企業を気にしているようです」ということが伝わるのです。
その結果、企業の人事/採用担当者の目に触れやすくなり、スカウトをもらえる可能性が高まるのです。
ちなみに、「気になる」を押した時に企業に伝わる情報は以下に限られます。名前は通知されません。
- 性別
- 希望勤務地
- 学歴
- 経験職種
また、「気になる」ボタンをタップすると、自分の「気になるリスト」に保存されて、後で見返すときにも便利です。
ただし、こちらもヘッドハンターのスカウトを減らすのではなく、企業のスカウトを増やす対策にとどまります。
ヘッドハンターが多すぎる!ビズリーチ利用者が実際にとった対策は?
ビズリーチ利用経験者に、ヘッドハンターのスカウトが多すぎる際にとった対策を聞きました。その一部を紹介します。
- 自分が求めていないスカウトが多かったので、ヘッドハンターをブロックして対応した(25歳 男性)
- ブロック機能を知らなかったのでヘッドハンターからのスカウトはとりあえず無視していた(35歳 男性)
- 自分に見合う求人ではなかった場合はブロックしていた(33歳 男性)
- 希望条件と大きく異なる業界や職種のヘッドハンターは返信しなかった(30代 男性)
- 興味のないスカウトが来た場合はなるべく早く辞退の連絡をして、2回目の連絡が来るのを事前に防いだ(27歳 男性)
- 基本的にスカウトに対して反応をしないようにしていた(33歳 男性)
ほとんどが「ブロックした」「返信しなかった(無視した)」という回答でした。
やはりブロックは基本的な対策で、もっともポピュラーな方法なのでしょう。
「返信しない」という対応も、スカウトを受け取ること自体は気にならないという人には有効な方法といえそうです。
実は頼もしい味方?ビズリーチのヘッドハンターのメリット
ビズリーチのヘッドハンターは、スカウトの多さから苦手意識を持ってしまうケースもありますが、利用することで大きなメリットがあることも忘れてはいけません。
ヘッドハンターは、転職成功を引き寄せる頼もしい味方です。具体的なメリットをみていきましょう。
エージェントとして頼もしい相談役になってくれる
ビズリーチに限らず、スカウトサービスは担当エージェントがつきません。
孤独な転職活動になってしまうため、初めて転職活動をする人や転職活動に不安を抱えている人にとってはこれがネックになるケースがあります。
しかしヘッドハンターとの信頼関係ができれば、不安を解消して、的確なアドバイスをくれる転職エージェントとして活躍してくれるでしょう。
「どのヘッドハンターを信頼して良いかわからない」という時は、ヘッドハンターのランクに注目してみましょう。ヘッドハンターランクはヘッドハンターの一覧、もしくは詳細ページで確認できます。
※出典:ビズリーチ公式サイト「ヘッドハンター 一覧ページ」
ビズリーチのヘッドハンターは、面談した会員の満足度や採用決定数など複数の転職支援実績から算出されるヘッドハンタースコアで評価されています。
この評価をもとにS〜Dまでのランクがつけられているのです。
ランクの高いヘッドハンターからのスカウトを受け取ったら、積極的に返信してみましょう。
場合によっては、一生の付き合いになるエージェントになってくれるかもしれません。
履歴書や職歴書の書き方、面接対策なども相談できる
ヘッドハンターによっては、エージェントとして履歴書や職務経歴書の書き方のサポートや、面接対策などのアドバイスをしてくれることがあります。
つまり、「内定を獲得する」「内定の可能性をアップさせる」ための支援をしてくれるのです。
また、自分では言い出しにくい年収などの条件交渉を代行してくれることも。特に1人での転職活動に不安がある人ほど、ヘッドハンターは強い味方になってくれるといえるでしょう。
企業ごとの採用事情に詳しく有益なアドバイスをもらえる
ヘッドハンターは企業の人事/採用担当とも繋がりがあります。企業の内情を熟知し、裏事情なども把握したうえで「求職者が本当にこの企業で活躍できるか」を判断してくれるのです。
さらに、企業と直接やりとりしなくても、企業がどんな人材を求めているのかなどを具体的にアドバイスしてもらえるので安心です。
「人事の心を掴むためのヒント」も教えてもらえますし、内定がグッと近づくでしょう。
自分の経験やスキルを理解してくれる
特にハイクラスになると業務内容が高度かつ専門的になり、周りからは理解できないことが多い傾向にあります。
しかし、ヘッドハンターは特定の業界や職種に精通している人が多く、ハイクラスの経験やスキルを深く理解してくれるはずです。
ヘッドハンター自身が得意な領域だからこそ、スカウトを送ってくるケースも。そうなるとあなたにぴったりの企業を紹介してくれる可能性も高まるでしょう。
求職者がヘッドハンター(エージェント)を選べる
エージェント型の転職支援サービスでは、基本的に求職者は担当エージェントを選べません。
割り当てられたエージェントと転職活動を進めることになるので、不満を感じるケースもあるようです。
しかし、ビズリーチでは、ヘッドハンター、つまりエージェントを求職者が選ぶことが可能です。
スカウトしてきたヘッドハンターの一覧を閲覧できるだけでなく、経歴や転職支援実績などもチェックできます。
自分のキャリアや希望業界/職種に合致しているヘッドハンターを選べば、スムーズな転職活動が可能になるでしょう。
ヘッドハンターがいて助かった!口コミから見えたメリットを紹介
ビズリーチの利用者にアンケートを取り、ヘッドハンターに対して感じたメリットを聞きました。
(30代男性 関東)
自分では探せなかった非公開求人を紹介してもらえたのが一番のメリットでした。特に業界に精通したヘッドハンターからは、企業のリアルな情報や選考のポイントも教えてもらえたので面接の準備にも役立ちました。
転職市場の相場感も聞けたので年収交渉の参考になったのも良かったです。結果的に希望に合う転職ができたので、トータルで考えると利用して良かったとは思います。
(27歳男性 神奈川県)
業界特化のヘッドハンターであれば、強いコネクションがあるので志望会社のことをたくさん教えてくれます。
またヘッドハンターが以前その企業に在籍していたケースもあり、その場合は面接対策もスムーズに進めることができました。
(31歳男性 神奈川県)
自分では見つけにくい非公開求人や、自分の経歴に合った業界・職種の提案をしてもらえる点は魅力的でした。また、職務経歴書の改善点をフィードバックしてくれるヘッドハンターもいて、転職活動の質が上がったと感じます。
(27歳男性 神奈川県)
自分では気づかないような企業やポジションを提案してもらえる点が良かったです。また、転職活動を進める中で、ヘッドハンターが求人の詳細や企業文化について深く知っており、面接対策や交渉のサポートもしてくれたことは大きな助けになりました。
ビズリーチ利用者からは「企業のことを詳しく教えてくれた」「サポートをしてくれた」という声が目立ちます。
これらは、1人で転職活動をしていれば得られないメリットですね。
【まとめ】ビズリーチのヘッドハンターはうまく使えば頼もしい味方になってくれる
企業からのスカウトとヘッドハンターのスカウトのどっちが良いかは一概には言えません。
しかし、ヘッドハンターはうまく使うことで頼もしい味方になってくれるのは事実です。
スカウトが多すぎると感じるなら、特定のヘッドハンターをブロックするなどして対策しましょう。
そのうえで、自分に合うスカウトをくれるヘッドハンターを見つける、ランクの高いヘッドハンターからのスカウトに返信するなどすれば、強力な味方になってくれるはずです。
ヘッドハンターを機械的にシャットアウトするのではなく、上手に付き合うことが転職活動成功の近道といえるのかもしれません。
ヘッドハンターに不満があるならビズリーチ以外のサービスも利用しよう
スカウトサービスは、ビズリーチだけではありません。
どうしてもビズリーチに不満があるなら、ここで紹介する転職サービスも利用してみるとよいでしょう。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトの特徴
- 企業やエージェントからのスカウトへの返信で面談が確約されるため選考前に詳しい募集背景を聞ける
- 特定のエージェントからのスカウトをブロックすることもできる
- 6種類のスカウトあり。プレミアムスカウトの一つ「一求入魂」は送付可能件数に上限があり企業の本気度が高い
doda X
doda Xの特徴
- 企業とヘッドハンターからスカウトが届くだけでなく、求人紹介担当に求人を紹介してもらえるから効率的
- ヘッドハンターからのスカウトの受け取り自体を停止することもできる
- ビズリーチと同様ヘッドハンターのランクあり。評価の高いヘッドハンターからのスカウトには返信必須
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