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感謝を伝える習慣が職場の士気を高める|ありがとうを可視化する「OKWAVE GRATICA」とは?
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「旅行のお土産、ありがとう」
「相談に乗ってくれてありがとうございました」
上司や部下、同僚に「ありがとう」を伝えられているだろうか。時間に追われ忙しい日々を送っていると、感謝の気持ちを忘れてしまいがちだ。
「ありがとうを可視化することで、裏方の社員の頑張りや細かい気遣いを把握できるようになる」と話すのは、株式会社オウケイウェイヴの山本卓也さん。
同社では、創業間もない頃から紙にメッセージを書いて感謝を伝え合う「ありがとうカード」を導入。メンバーを称賛し合う文化が深く根付いている。
2018年にはWebアプリ「OKWAVE GRATICA」へ移行。対外的にサービス提供も開始し、現在、500を超える企業や団体が導入している。
山本 卓也(やまもと たくや)
ソリューション営業、広告営業の後、経営管理本部にて人事総務を担うコーポレートカルチャーグループ・マネージャーを務め、2019年より人事部部長代理。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
1.「OKWAVE GRATICA」を作ったキッカケ
ーーまず、「OKWAVE GRATICA」を作ったキッカケを教えてください。
感謝を伝えるハードルを、少しでも下げたいと思ったのがキッカケです。創業当時から紙の「ありがとうカード」を使っていました。
会社の規模が大きくなれば当然、送るカードの枚数も増えていきます。一枚一枚手書きだ手間が掛かかりますし、集計に非常に多くの時間を要します。
集計する枚数が数百枚になったタイミングでありがとうカードもシステム化した方が良いのではないか、となりました。
そこで、忙しい業務の合間でも簡単に送り合えるWebアプリ「OKWAVE GRATICA」を開発したんです。
「OKWAVE GRATICA」の開発と同時に、社外に向けてサービスとしても提供することにしました。
ありがとうカードは社内だけの取組みでしたが、感謝を送り合う弊社の文化をできるだけ多くの企業様にも伝えたいとずっと考えていたんです。
ーー「OKWAVE GRATICA」は、どんなときに活用しているんですか?
弊社では、上司との面談後や他部署のサポートに対して、お土産をもらったときなど、日常のさまざまなシーンで活用しています。
自分が人から受けた好意に対して、「ありがとう」と言いたくなった時に感謝の気持ちを伝える。
もしくは1週間を振り返ってみて、「感謝を伝えたい出来事」に送っても良い。使い方は自由です。
2.ありがとうを可視化し仕事の再現性や活躍ぶりも評価
ーー紙から「OKWAVE GRATICA」に変えて良かったと思う点はありますか。
やはり一番良かったのは、メッセージを送る側の心理的なハードルが下がったことだと思っています。
送る側も送られる側も楽しく感謝を伝えられるよう、常時500種類以上のバリエーションを用意しています。
バレンタインやクリスマス、方言、野菜、ダジャレなどシリーズが豊富なので、用途や目的に応じて使い分けて感謝を伝えられるんです。
ーー感謝を伝え合う文化が全社に浸透しているオウケイウェイヴさんですが、会社全体やメンバー間ではどんな変化がありましたか。
メンバー同士でありがとうを伝えあう文化がもともと根付いていたので正直なところ、変化を実感しにくいんですよね……。
強いて挙げるなら、オウケイウェイヴを退社したメンバーが「転職先では、ありがとうをいわれる機会がほとんどない」という話を聞くことはあります。
見返りを求めているわけではなくても、リアクションがないのはちょっと寂しいですよね。
また、ありがとうを可視化することで、わかったこともあります。
裏方業務をしてくれる社員の頑張り、仕事を進めるうえでの小さな気遣いなど、目には見えにくい社員の頑張りが定量的に見えるようになりました。
ーー目に見えにくい頑張りが可視化されることでモチベーションも上がりそうですね。
伝えられた感謝は人事評価にもつながるのでしょうか。
ありがとうを送った数、もらった数がダイレクトに給与へ反映されるわけではありません。
ただ、戦略会議や横断プロジェクトなど多くの人と仕事を進めていくうえで、「ありがとう」を伝えられている人は評価が高くなりやすいと思います。
仕事には、再現性があるものとないものがあるんですよね。例えば、営業の方が「今期は売上がすごく良かった」と言ったとします。
優れた上司の指導のおかげかもしれないし、本人の実力なのかもしれない。結果に至った具体的なアクションはわかりにくいですよね。
しかし、人からもらった感謝を通じて成果をあげたプロセスが見えると、上司は部下の仕事の再現性を正しく把握できるようになります。
3.感謝を伝え合う習慣は、社員の心理的安全性やモチベーションを高めてくれる
やはり、メンバー同士がありがとうを伝え合うのは会社にとって非常に良いことだと思うんですよ。
面と向かって伝えられない感謝の気持ちも、カードなら気軽に伝えられます。それに「OKWAVE GRATICA」で伝えれば、形として残るじゃないですか。
悩み事があるとき、ちょっと疲れたときに見返すと、過去にもらった「ありがとう」が仕事の励みになるんです。
実際に私も、同期からもらった「ありがとう」の言葉に救われたことがあります。
当時はオフィス移転の時期で、通常業務に加えて契約手続きや業者手配、内装決めなども進めなければならず気持ちに余裕がなくなっていました。
プレッシャーに押し潰されそうになっていたとき、同期の1人が「OKWAVE GRATICA」を通じて「忙しいのにいろいろとみんなのために調整してくれてありがとう」といってくれたんです。
涙が出るほどうれしかったですね。
ーー自分の頑張りを見てくれている人がいる、自分は一人じゃないんだと思えると、モチベーションも向上しますよね。
そうなんですよね。テレワークが増えている今の時期は特に、コミュニケーションの希薄化に課題を感じている企業も多いでしょう。
部下は上司が自分の業務をちゃんと見てくれているのか不安だったり、孤独を感じて気持ちが落ち込んだりすることもあると思うんです。
だからこそ、単純に感謝を伝えるだけではなくて仕事のプロセスを褒めてあげることが大事。
部下は、自分の頑張りを評価されることで承認欲求や心理的安全性が高まっていくんですね。
承認欲求が満たされることでモチベーションが向上し、仕事のパフォーマンスも飛躍的に上がります。
安心して業務に取組めるので、自分の仕事に誇りを持って取組めるようになりますよね。
ーー感謝を伝えあう習慣を作って、職場の士気も高まり組織活性化につながげたいですね。
そうですね。困ったときや辛いときもチーム一丸となって助け合い、感謝し合うことを会社の文化にしていきたいと思っています。
弊社の「互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する」というミッションに共感してくれる人と一緒に、頑張っていきたいですね。
メンバー同士のコミュニケーションを活性化させたい、社員エンゲージメントを高めたいという方は、「OKEWAVE GRATICA」に問い合わせてみてください。
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