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経理職におすすめの転職サイト9選!未経験転職のコツも併せて紹介
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「経理の仕事を探しやすい転職サイトはどれ?」
専門知識をもって会社を支える経理職は、募集が比較的少ない職種です。
この記事では、経理職を目指す方におすすめの転職サイトや、面接通過のコツを元キャリアアドバイザー「がんちゃん」が解説します。
がんちゃん
元キャリアアドバイザー
教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず、20代を中心に1,000人以上の求職者を支援した。
自身も就職や転職活動で悩んだ経験から、人生において重要な「仕事選び」のサポートに携わりたいという思いがある。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
1.経理職を目指す方が知っておきたい転職サイトの選び方
経理職を目指す方は「経理職の求人数が多いエージェント型転職サイト」を利用しましょう。
まず転職サイトの型についてご説明します。
- エージェント型の転職サイト
登録すると担当のキャリアアドバイザーがつき、求人紹介やキャリア相談、企業との面接日程の調整、給与交渉などを行ってくれる。
経理職など少人数をピンポイントで採用したい企業の求人が集まりやすく、「非公開求人」としてエージェント型のみで人材を募集することもある。 - 求人検索型の転職サイト
登録後自分で求人を探して応募し、転職活動もすべて自分で行う。
企業が何人採用しても求人の掲載料は変わらないため、営業・販売職など大人数募集の際に利用されやすい。
上記より、経理職はエージェント型の転職サイトの利用がおすすめです。
また経理職は採用ニーズが充足されつつあり、欠員補充など必要に迫られない限り採用をしないため、求人数が少ないのです。
よってできるだけ多く経理職の求人を保有している転職サイトを利用することが必要です。
2.おすすめの経理専門転職サイト
転職サイトの中には経理職に特化した転職サイトも存在します。
特化型の転職サイトは経理業界に関する高い専門性を持っているため、業界の将来性なども踏まえて求人紹介をしてくれます。また特定の業界に特化していることで企業とのパイプが強く、条件交渉がしやすいです。
志望職種を経理職に絞っているという方は利用してみるとよいでしょう。
一方で特化型転職サイトはリクルートエージェントやdodaに比べて求人数が少ないというデメリットもあります。利用する際は大手転職サイトと併用しましょう。
ここからは経理転職に特化した転職サイトを4つ紹介します。
MS-Japan
MS-Japanは経理職などの管理部門に特化したエージェント型転職サイトです。経理の他に人事や法務、会計士、税理士などの求人情報を扱っています。
経理職の求人数は約1,500件。関東、東海、関西の主要都市を中心に、大手上場企業や外資系企業、優良ベンチャー企業など幅広い求人を保有しています。
管理部門の転職に詳しいキャリアアドバイザーが、あなたの経歴やスキルに合った転職先を提案してくれるでしょう。
ジャスネットキャリア
ジャスネットキャリアは、会計・経理職に特化したエージェント型転職サイトです。経理職求人1,036件を扱っています。
管理部門に特化して転職活動をサポートしているため、「思っていた仕事と違った」といった転職後のミスマッチが発生しにくいでしょう。
また、登録すると「全ての経理・財務パーソンに役立つ情報を」をコンセプトにした無料の動画講座も受講できます。
経理転職ナビ
経理転職ナビは、経理・財務の求人に特化したエージェント型の転職サイトです。
一般の社員から財務経理部長、財務経理マネージャーなど、さまざまなポジションの求人を扱っています。
経理職の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが市場リサーチを行い、最新の求人を届けているようです。
Rexアドバイザーズ
Rexアドバイザーズは公認会計士・税理士・経理・財務に特化した転職サイトです。
年間2千人以上の公認会計士、税理士、税理士試験科目合格者の転職相談を行ってきておりいるため、経理から財務や会計コンサルタントを目指している方向けの求人も多く保有しています。
またシニア、マネージャー、将来の幹部候補ポジションの転職サポートを得意としているため、キャリアアップのためのノウハウが豊富にたまっています。
ハイキャリア転職を目指す方はぜひ利用してみましょう。
3.経理職を目指す方におすすめの大手エージェント型転職サイト
大手のエージェント型転職サイトの場合、キャリアアドバイザーの部署は経理など特定の業種ごとに分かれていることが多いため、専門性においては特化型エージェントにひけをとりません。
ここでは経理職の保有求人数に加え、経理職に転職した人の利用満足度も含めてランキング化しました。
順位 | 転職サイト名 | 利用満足度 / 経理職求人数 |
20代満足度 | サイトの型 |
---|---|---|---|---|
1 | リクルートエージェント |
3.47
4,651件
|
3.47 | 4,651件 |
2 | doda |
3.35
3,059件
|
3.35 | 3,059件 |
3 | パソナキャリア |
4.00
1,765件
|
4.00 | 1,765件 |
アンケート概要
対象者:直近3年以内に転職した20~40代(1000名)
調査元:ミライトーチMedia編集部
調査時期:2019年12月
リクルートエージェント
経理職の求人数 | 4,651件 |
---|---|
経理職転職者の満足度 | 3.47 |
リクルートエージェントは大手エージェント型転職サイトです。保有求人数は業界最大級の約60万件(2023年4月10日時点)に上り、経理職求人も4,000件以上と豊富です。
また、サポートの質向上に積極的で、複数のキャリアアドバイザーが求職者1人への提案内容を話し合う「複眼的アドバイス」も行うことがあります。
質の高いアドバイスを受けながら転職活動を進められるため、転職活動がはじめての方から複数回転職を経験している方まで、幅広くおすすめです。
リクルートエージェントの口コミ評判(経理職に転職した人のみ)
リクルートエージェントは紹介可能な案件数が非常に豊富でした。そのため、求人の少ない経理採用でも各社を見比べることができ、自分がどのような経理として活躍したいか考えたうえで企業を選ぶことができました。(20代女性、経理→経理)
面接対策が充実しており、面接対策用のセミナーをや豊富なデータをもとに個別対策を受けることができました。
また専属のキャリアアドバイザーも知識豊富で、面接で問われやすい質問や業界が好む人物像などを細かく教えていただくことができました。(20代男性、営業→経理)
初回登録時に備考欄へ「経理に詳しいアドバイザーを希望」と書いておくとできる限り考慮してもらえますよ!
doda
経理職の求人数 | 3,059件 |
---|---|
経理職転職者の満足度 | 3.35 |
dodaはパーソルキャリアが運営する大手転職サイトで、経理求人数もリクルートエージェントに次いで3,000件程度保有しています。
キャリアコンサルタント資格の取得を推奨するなどキャリアアドバイザーの教育に力を入れているため、提案力の高いサポートが期待できます。
キャリアアドバイザーにはLINEも利用して気軽に相談できるため、転職活動中のちょっとした疑問や不安を解決しやすいでしょう。
dodaの口コミ評判(経理職に転職した人のみ)
LINEでこまめに連絡を取れるのが助かりました。LINEを利用することで仕事の休憩時間等でもさっと返信でき、効率的に転職活動ができました。(30代女性、経理→経理)
dodaともう一つ転職サイトに登録していましたが、dodaの方がトータルでサポートが手厚かったです。
他の転職サイトは職務経歴書添削が8割で終えられ中途半端でしたが、dodaは書類添削はもちろん、面接対策まで行ってくれました。
求人紹介に関しても、dodaは質・量ともに良かったのですが、他サイトは誰でも入れそうな求人企業ばかり紹介されました。(20代男性、経理→経理)
パソナキャリア
経理職の求人数 | 1,765件 |
---|---|
経理職転職者の満足度 | 4.00 |
パソナキャリアは求人数はリクルートエージェントやdodaに及ばないものの、転職サポートが手厚く高い満足度を得ています。
転職エージェントは求職者を担当するキャリアアドバイザー(CA)と、求人先企業を担当するリクルーティングアドバイザー(RA)に分かれ、RAと求職者がかかわることはありません。
パソナキャリアは面接対策にRAも同席し、求められている人物像についてより詳細に教えてくれます。
未経験転職など、「採用されるか不安」という方はパソナキャリアの利用をおすすめします。
パソナキャリアの口コミ評判(経理職に転職した人のみ)
経理事務の求人状況と自分の年齢をふまえ、「この地域に絞って求人を探しましょう」と戦略を立ててくれ、頼もしかったです。
また転職サポートも手厚かったです。自分は経理職は未経験だったのですが、採用確率を上げるために経理関連のセミナーや自己学習用のコンテンツも紹介してくれました。(20代男性、塾講師→経理)
営業事務からの未経験転職だったのですが、履歴書の書き方、面接での受け答えなどわからないことを何から何まで教えても裏ことができました。(20代女性、営業事務→経理)
4.ハイクラスの経理職におすすめの転職サイト
経理の責任者や財務・IPOなど経営に近いポジションへの転職の場合、ハイクラス向けの転職サイトの利用をおすすめします。
ビズリーチ
ビズリーチはヘッドハンターや企業から直接スカウトが届く仕組みの転職サイトです。
求人の質が非常に高く、管理職や経営幹部など一般的な転職サイトには掲載されていないようなハイクラスポジションの求人が掲載されています。
登録時に書類審査があるため、全員が利用できるわけではありませんが、キャリアアップを目指している方はぜひ登録しておきたい転職サイトです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは外資・グローバル企業への転職に強みを持っている転職サイトです。
求職者と企業の橋渡しを一人のコンサルタントが担当する「両面型」という特徴を持っており、採用背景や社風などのより深い情報も教えてくれます。
またコンサルタントは各業界・職種に特化しているため、経理業界についての専門的な知識も持っています。
年収600万円以上でかつ外資系企業の経理に興味があるという方は利用してみるとよいでしょう。
5.経理転職のポイント
経理転職を成功させるためのポイントを紹介します。
- 求人が集中する1~2月を狙う
- 自分のこれまでの経験
求人が集中する1~2月を狙う
経理として転職を成功させるには、求人集中する1~2月を選びましょう。
決算の1~2か月前に求人を募集し、繁忙期に備える企業が多く存在します。厚生労働省の資料によると約20%の企業は3月決算のため、1~2月に求人が出やすい傾向にあるのです。
その期間以外は求人が全くないわけではありませんが、より希望に沿った求人を見つけられる可能性は上がります。
自分がやりたい業務に携われるかを確認する
経理職でキャリアアップを目指す場合、「売掛金・買掛金の管理だけでなく決算にも携わりたい」「財務会計だけでなく財務や管理会計のスキルもつけたい」というように、これまでやったことがない領域の仕事を志望するケースが多いです。
しかし企業は即戦力を求めているため、転職後すぐに未経験の業務につかせてくれることはあまりありません。
よって転職直後の業務だけでなく、長期的に任せてもらえる業務内容まで応募企業とすり合わせる必要があります。
面接などで「目指したい姿(将来やりたいこと)」と「今できること」をセットで伝えたうえで、将来自分がやりたい業務ができるのかを確認するとよいでしょう。
転職サイトを上手に活用する
上記のポイントを自分ですべてカバーするのは至難の業です。そのため転職サイトを有効に活用し、経理転職を成功させる必要があります。
そこでここからは転職サイトの活用方法をいくつか紹介します。
キャリアコンサルタントとは本音で話す
転職理由がネガティブであったり希望条件が高かったりすると、キャリアコンサルタントに本音と異なる転職理由・条件を伝える方がいます。
しかし本音を隠してしまうと希望通りの求人を紹介してもらえなかったり、転職後のミスマッチにつながってしまいます。
キャリアアドバイザーは面接官ではないため、包み隠さず要望を伝えることが重要です。
キャリアコンサルタントとの相性が悪ければ担当を変更してもらう
どれだけ評判のいい転職サイトにも自分と相性が良くないキャリアコンサルタントは存在します。もし初回面談で印象が悪ければ担当者を変更してもらいましょう。
担当者の変更依頼は公式ページの問い合わせフォームから行います。合わないと思った点や、どのようなことを期待するかを添えて送るとよいでしょう。
6.未経験でも経理職に転職できる?
経理職は専門性が高いため、未経験で転職できないのではないかと思う方が多いかもしれませんが、企業によっては未経験でも経理職に転職をすることができます。
未経験の募集が多いのはデータ入力や入出金管理など業務が細分化されている傾向があります。大手企業のほうが業務が細分化されているため、求人を探す際は企業規模を意識してみるとよいでしょう。
またいきなり経理職正社員として転職するのではなく、一度派遣として経理業務を経験してから転職をする2段階転職もおすすめです。
未経験で経理職に転職する際に必要な資格はある?
未経験者を募集している企業では、最初から特別なスキルや経験は求められません。しかし簿記の資格を取得していると、「ベースの知識を持っている・経理職に転職したい熱意がある」と評価されるため、できれば取得しておきたい資格です。
簿記は3級・2級・1級の3つにレベルが分けられますが、転職で活用できるのは2級からです。実際に「未経験歓迎」の求人でも簿記2級の資格を必須とするケースもあります。
また簿記のほかにも、会計・経理・財務の知識が試される「経理・財務スキル検定(FASS)」や「経理事務パスポート検定(PASS)」「電子会計実務検定」など経理関連の資格はたくさんあります。余裕がある方はこのような資格にもチャレンジしてみるとよいでしょう。
未経験で経理に転職する際に求められる能力とは?
未経験で経理職に転職するには以下の能力をアピールするとよいでしょう。
コミュニケーション能力
経理職は人とコミュニケーションを取らないと思う方が多いかもしれませんが、そんなことはありません。
経営者はもちろん、各部署と予算の話をしたり社外のパートナーである税理士とやり取りをしたりと多くの人と連携をとる必要があります。
よって相手の意図をくみ取り、しっかり自分の意見も発信できるコミュニケーション能力が必要とされるのです。
資料作成能力
経理は帳簿や財務関連の表作成以外にも、集めた数値をまとめる資料作成能力が求められます。
資金の動きや金額の変動を専門知識がない人が見てもわかる資料を作成できるスキルがあると、経理としての市場価値は高いといえます。
他部署や社外向けに資料作成をしたことがある方はその経験を面接で話すとよいでしょう。
ミライトーチMediaとは
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最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。
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(2019年度実績 厚生労働省調査) - 業界大手なので企業とのパイプが太い
- 非公開求人数も含めて約60万件
(2023年4月時点) - 満足度97%の面接力向上セミナー(2018年リクルートエージェントセミナー満足度調査)
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