- 🕒
- 更新
転職エージェントとは|仕組みや特徴、選び方まで専門家が徹底解説
※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
「転職エージェントってどんなサービスなのかいまいち分からない・・・」
転職エージェントは、登録すると専任のキャリアアドバイザーが求職者の転職活動を無料で手助けしてくれる転職支援サービスです。
この記事では、そんな転職エージェントの仕組みやメリットデメリット、効果的な使い方まですべてを元キャリアアドバイザーが解説します。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
転職エージェントとは|仕組みやサポート内容を解説
転職エージェントとは人材紹介サービスの一つで、企業と求職者の仲介役となり、企業と求職者の最適なマッチングをサポートしてくれます。
転職エージェントは求職者を求人企業に送客することで、紹介報酬をもらっているため、求職者側は無料でサービスを利用することができます。
▼転職エージェントの費用や仕組みについて詳しく知りたい方はこちら
転職エージェントの役割
転職エージェントには大きく分けて二つの重要な役割があります。
ここでは転職エージェントの役割が求職者の転職成功にどんな効果をもたらしているかを紹介します。
転職後のミスマッチを減らす
就職・転職などの人材業界は「選択肢がたくさんある・求職者と企業で情報格差が起こりやすい」という理由によって、転職後のミスマッチが起こりやすい傾向にあります。
日本には上場企業だけで3,000社以上、非上場も含めると400万社以上も企業が存在するため、求職者が全ての会社をチェックするのはほぼ不可能です。
また企業も求職者も「自分のいいところをアピールしたい」ため、いいところのみを伝えがちで、情報の格差が生まれてしまいます。
実際、厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」によると、大卒であっても約3割が入社3年以内に離職しているそうです。
転職エージェントはそうした業界の不を解決するべく、求職者と採用企業双方から情報を引き出してマッチングをすることで、転職後のミスマッチを防いでいます。
エージェントによっては企業訪問を繰り返し行い、その企業の理念や雰囲気、企業風土などを徹底的に調査しています。
仲介役として調整の役割を果たす
転職エージェントの大きな役割の一つとして、「企業と求職者との日程や条件面の調整」が挙げられます。
求職者にとって、自分の希望条件や待遇などを直接企業側に伝えることは難しく、場合によっては悪い印象を与えてしまいます。
また働きながら面接などの日程調整を行うのも、簡単なことではありません。
そんな求職者の不都合を解消してくれるのが転職エージェントです。
企業との面倒な条件面の交渉や企業との事務的なやり取りを求職者に変わって行ってくれるため、スムーズな転職をサポートしてくれます。
転職エージェントの主なサポート内容と利用の流れ
転職エージェントが求職者にしてくれる主なサポートは大きく以下の5点に分けられます。
【転職エージェントの主なサポート内容】
キャリア相談(面談)
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーとの面談が行われます。
面談の際は、年収や職種などの転職先に希望する条件を共有することはもちろん、今後のキャリアや目標などについての相談にものってくれます。
▼転職エージェントとの面談についての記事はこちら
求人紹介
キャリアアドバイザーとの面談後、求職者の希望条件に基づいた求人案件を紹介してくれます。
希望に合う求人があれば、転職エージェント経由で応募します。
履歴書、職務経歴書の添削
転職エージェントは履歴書や職務経歴書といった企業への応募書類の添削を行ってくれます。
企業の採用事情をよく知るキャリアアドバイザーに添削をしてもらうことで、選考の通過率が上がる可能性があります。
職務経歴書についてもっと知りたい方はこちら
採用面接対策
転職エージェントは主に以下2つの方法で面接対策をしてくれます。
1対1面談 | 30分から1時間程度 |
---|---|
1面接対策セミナー | 2時間程度 |
1対1面談では転職エージェントが求職者の職務経歴書を見ながら、実際の企業面接さながらの面接練習を行ってくれます。
一方の面接対策セミナーは企業面接についての知識がない人向けで、講義形式で行われます。
入社条件の交渉
転職エージェントは企業との入社条件の交渉を請け負ってくれます。
キャリアアドバイザーが求職者の待遇や年収など様々な希望を把握し、それに近づくように企業と交渉を行います。
お金の面など自分の口からは伝えにくいことを代わりに伝えてくれるので、下手に企業からの印象を悪くしてしまうことは避けられます。
面接日の調整、入社日の調整
最後に企業との面接日の調整と、入社日の調整を行ってくれます。
日程調整は企業と直接やり取りしづらい部分でもあるので、転職エージェントに任せると安心して面接に臨めます。
転職エージェント利用のメリット・デメリット
転職エージェントを利用する際はメリットだけでなくデメリットも発生します。
ここでは転職エージェントの良い点と悪い点を客観的な目線から紹介し、エージェントを利用する前に知っておいてほしい様々な特徴について紹介します。
メリット
転職エージェントを利用するメリットは主に7つ挙げられます。
非公開求人に出会える
転職エージェントを利用すると、非公開求人を紹介してもらえます。
そもそも非公開求人とはその名の通り、企業のWebサイトや転職サイトで一般には公開していない求人情報のことを指します。
「経営戦略上、他社に知られることなく新たな人員を採用したい」「ぴったりの条件の人が現れたときにしか採用しない」という理由で非公開にする場合が多いです。
非公開求人のメリットは大きく分けて2つあります。
- 大手や有名企業の案件がある
- 公開求人よりも条件面や待遇が良いものが多い
転職エージェントを利用すると、人気の大手企業や好条件の求人案件に出会える可能性が高まり、求職者にとっては大きなメリットとなります。
非公開求人についてもっと知りたい方はこちら
条件交渉を代わりに行ってくれる
年収や待遇面など自身では言い出しにくい条件面の交渉をキャリアアドバイザーが代行してくれます。
特に年収に関してはシビアな問題ですし、求職者自身が企業に直接交渉するのは少し困難です。
その点、転職エージェントを利用すればキャリアアドバイザーが事前に求職者の希望条件を把握し、企業側と待遇面を含めた交渉をしてくれるので求職者の負担はかなり小さくなります。
このようにキャリアアドバイザーが求職者の負担を減らしてくれることも転職エージェントを利用するメリットになります。
プロに相談できる
転職エージェントを利用すれば、転職のプロにキャリアの相談ができます。
キャリアアドバイザーは年間数百~数千者求職者と面談をし、企業の採用担当ともコミュニケーションをとっているため、いわば「転職のプロ」といえます。
キャリアアドバイザーは転職活動の進め方など基本的なことを教えてくれることはもちろん、面談をしたうえであなたに合った職種やアピールポイントについてもアドバイスをくれます。
また転職すること前提でなくてもかまいません。
「そもそも転職をすべきか」といった相談もできるため、気軽に利用してみることをおすすめします。
転職活動はわからないことが多いため、心のよりどころとして頼れるのもキャリアアドバイザーは大きなメリットであるといえます。
求人を探す手間が省ける
転職エージェントを利用すると、求人を探す手間を省くことができます。
求人サイトの場合、自分で大量の求人案件の中から気になる企業を探し出さなければなりません。
その点転職エージェントを利用すれば、求職者の希望や強み、キャリアプランを把握したうえで、条件に合った転職先を提案してくれます。
現職が忙しくなかなか求人案件を見る時間がないという人や、自分に合った企業が分からないという人には大きなメリットです。
面接の日程調整などをしてくれる
面接や入社日などの日程調整をしてくれることも転職エージェントを利用するメリットの一つです。
現職を続けながらでは難しい、企業との日中のやり取りを代行してくれたり面接日程のスケジュール管理や入社日の交渉など、求職者自身で対応するにはハードルが高いやり取りを代理して行ってくれます。
企業とのやり取りはほとんど担当のキャリアアドバイザーに任せることができるため、現職への影響は最小限に抑えることができ、面接前から余計な不安にあおられることも無くなります。
書類の通過率があがる
転職エージェントを利用すると職務経歴書作成についてアドバイスを受けることができ、書類選考を通過しやすい経歴書を作ることができます。
どんな内容のことを書けばいいのか、どんな形式で書くべきかなど細かい部分まで様々なアドバイスをもらえるため求職者にとっては便利なサービスです。
一人で作成するとなると、応募する度に企業の事業内容や業界研究をしなければならず、膨大な時間がかかってしまいます。
また、企業の採用担当者が会ってみたいと思う書類が書けているか確認することができないため、スキルがあっても書類で落ちてしまう場合があります。
キャリアアドバイザーはどんな表現でアピールすれば採用担当者に好印象かを理解しているため、選考に通過しやすい書類を作れるでしょう。
企業の内部事情が分かる
キャリアアドバイザーは企業の内部情報に精通しているため、求職者は気になった企業の実態をアドバイザー経由で簡単に把握することができます。
待遇や職場の雰囲気など求人案件を見るだけでは分からないことも知っているので応募するか否かの判断基準にすると良いでしょう。
中には、年3000回も企業訪問をして企業の情報を手に入れている転職エージェントもあり、求職者にとっては貴重な情報源といえます。
このような内部の情報は自分で取得するには限界があるため、気になった企業の詳しい情報は転職エージェントから聞くことができるでしょう。
デメリット
転職エージェントを利用することによるデメリットは主に3つです。
企業への応募を強引に迫られる場合がある
まずキャリアアドバイザーは求職者をサポートする存在ですから、強引に企業への応募を迫られることは滅多にありません。
ですが、中には転職支援の実績を作るために強引に企業に応募させようとするキャリアアドバイザーの存在も否定できません。
実際に転職エージェントを利用した人からは強引に企業へ応募するように迫られ、企業面接まで受けたという事例もあります。
もし、自分の希望条件に合わない転職先を紹介された場合は、自身が納得いくまで質問するようにしましょう。
そのとき聞くべきことは、「なぜ自分にこの企業を紹介したのか?」「自分のどんな特徴がこの企業に合っていると思うか」など自分が納得いかない点すべてです。
また、面接後に辞退することや企業からのオファーを受けて辞退することもできるので、強引に応募を迫られた場合でも困惑することなく冷静に対応しましょう。
担当者によってサービスの質が異なる
求職者をサポートするキャリアアドバイザーは、経験によって持っている知識に差があるため、求職者に合ったアドバイスがもらえない可能性があります。
たとえば、転職支援1年目のキャリアアドバイザーと2000人の転職支援の経験があるキャリアアドバイザーでは、知識量やサポート力の差は明白です。
対処法としては、担当のキャリアアドバイザーを変更する、複数の転職エージェントに登録し、適切なアドバイスをくれるアドバイザーを見極めるなどの方法があります。
また、転職エージェントによって得意とする業種が異なる場合があるので、自分がどんな職種に転職したいか決まっている場合はそれに強い転職エージェントを利用することでキャリアアドバイザーとのミスマッチを減らすことができるでしょう。
希望とは違う求人を紹介される場合がある
キャリアアドバイザーとの面談後、求職者は複数の求人案件を紹介されます。
それらの案件は、求職者の希望条件に沿ったものがほとんどですが、中にはその条件からかけ離れた求人を紹介される場合もあります。
アドバイザーがそのような求人を紹介する理由としては、求職者の希望条件がきちんと理解されていなかったり、受かる確率の高い企業を優先的に紹介したりするためです。
キャリアアドバイザーは企業の採用代行者という面もあるため、企業の要望にあまりそぐわない(採用の確率が低すぎる)人は紹介しづらいという側面もあります。
対処法としては、自分の希望条件を明確にしておきそれを満たさない求人案件は妥協せず断ることです。
自分が希望する条件があまりにも特殊でない限り、紹介できる求人がないということはほとんど考えられませんのでキャリアアドバイザーと相談しながら応募すべき企業を見極めていく必要があります。
▼転職エージェント利用のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方はこちら
転職サイトとの違い
転職エージェントと転職サイトには様々な違いがあります。ここでは両者の違いを表を用いながら解説します。
転職エージェント | 転職サイト | |
---|---|---|
サポート体制 | ◎ | △ |
求人数 | ◎ | 〇 |
手間 | 〇 | △ |
転職相談 | ◎ | × |
気軽さ | △ | 〇 |
企業との交渉 | ◎ | × |
情報量 | 〇 | △ |
サポート体制の違い
転職エージェントと転職サイトではサポート体制が大きく異なります。
転職エージェントは登録後の面談から、入社日の調整まで転職活動のすべてのステップをサポートしてくれます。
一方で、転職サイトを利用する場合は求人への応募から入社まですべて自分自身で行う必要があるため、手間がかかり思うように転職活動が進まないこともあります。
転職のアドバイスを受けたり、プロに相談しながら転職を進めて行きたいという人には転職エージェントの利用がおすすめです。
求人数の違い
転職エージェントと転職サイトには求人数の面でも大きな違いがあります。
転職エージェントは非公開求人を持っているため、転職サイトよりも圧倒的に求人数が多いです。
例えば、同じリクルート社で比較すると、転職サイトの「リクナビNEXT」の求人数は1万件程ですが、転職エージェントの「リクルートエージェント」には非公開求人だけで60万件以上(2023年4月10日時点)の求人があります。
転職エージェントの場合、求職者は基本的にキャリアアドバイザーが提案した求人案件の中から応募したい求人を選びます。
一方の転職サイトでは自分で自由に求人を見ながら気になる企業を見つけられるので、選択肢は広くなるといえます。
このように転職エージェントと転職サイトには様々な違いがあり、お互いにメリットとデメリットが存在します。
それらをよく理解し、自分に合った方法を用いて転職をしましょう。
▼転職サイトと転職エージェントの違いについてもっと深く知りたい方はこちら
転職エージェントを利用したほうが良い人とは?
「じゃあ、実際にどんな人が転職エージェントを利用するべきなの?」
ここまで転職エージェントの特徴やサイトとの違いなどを説明してきました。
ここからは、実際に転職エージェントを利用したほうがいい人の特徴を紹介します。
転職をすべきか悩んでいる人
転職をすべきか悩んでいる人は、転職エージェントを利用しキャリアアドバイザーに転職をするべきか否かの相談や今後のキャリアプランへのアドバイスをもらいましょう。
キャリアアドバイザーは転職に精通しているので、求職者の現状やキャリアへの不安を把握することで、適切なアドバイスをしてくれます。
その助言をもとに、実際に転職をするべきなのか、働き続けるべきなのかを決定し現実的なキャリアプランを立てることができます。
「転職をしないかもしれないのに相談するのは気が引ける」と遠慮する必要はありません。
転職への興味や現在の職場への不満などをすべて伝え、より良い選択ができるようにしましょう。
在職中でなかなか時間が取れない人
転職はしたいけど忙しくてなかなか求人を見ている余裕がないという人には転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントに登録すればキャリアアドバイザーとの面談後に、求職者の希望に沿った求人案件を複数紹介してくれます。
転職サイトとは違い、自分から求人を探すという手間を大幅に省くことができるため、在職中で転職先探しまで手が回らないという人は、転職エージェントを利用することでスムーズな転職が実現できるかもしれません。
自分の強みがわからない人
企業に自分のどんなところをアピールすべきか分からないという人は転職エージェントを利用すると良いでしょう。
エージェント登録後のキャリアアドバイザーとの面談では、経歴や強みについてのヒアリングがあります。
「どんな仕事をしてきたのか」「どんな成果を何故あげられたか」などを質問され、求職者のキャリアの棚卸をアドバイザーとともに行っていきます。
その過程で、求職者の強みはどこか、企業にアピールすべきポイントはどんな点かを把握し伝えてくれるので、自分の強みを理解することができます。
また、今まで思ってもみなかった強みを見つけられることもあるので、転職エージェントに登録し面談をすることで、自己理解を深められるでしょう。
自分に合った企業が分からない人
自分にどんな職種のどんな企業が合っているか分からないという人は、転職エージェントを利用することでスムーズに転職先を決定することができます。
キャリアアドバイザーは求職者の経歴や強み、希望条件など様々な条件を加味した上で、求職者に合った求人案件を紹介してくれます。
なかには、自分が全く視野になかった業界の求人を紹介されることもあるでしょう。
それらはキャリアアドバイザーが求職者の強みを活かすことができると判断し、提案しているものです。
紹介された求人を自分の希望条件やアドバイザーのアドバイスをもとに総合的に判断し、よりよい転職先を見つけることが大切です。
総合型・特化型転職エージェントの違いとは?
転職エージェントには総合型と特化型の2種類が存在します。
それぞれの特徴と違いを理解し、自分に合ったエージェントを見つけることが大切です。
以下では、そんな総合型転職エージェントと特化型の転職エージェントのそれぞれの特徴を解説します。
総合型転職エージェントの特徴
総合型転職エージェントは幅広い業界や職種をカバーした転職エージェントです。
総合型には以下の2点の特徴があります。
求人の数や種類が多い
総合型の転職エージェントは求人数が多く、紹介される職種もほとんどのジャンルをカバーしていることが特徴です。
例えば、大手総合型転職エージェントのリクルートエージェントは、非公開求人を合わせるとおよそ60万件以上(2023年4月10日時点)もの求人を保有しています。
転職エージェントに登録しても希望の求人が見つからないという事態は避けることができますし、同じような職種でもよりたくさんの選択肢から転職先を選べます。
また、紹介してもらえる職種の幅も広いため、違う職種に挑戦したいなどキャリアチェンジを考えている方やどの業界を目指すか決まっていないという方は各業界を比較しながら転職先を探すことができます。
転職ノウハウやサービスが充実している
総合型の転職エージェントは登録者が多く、その分転職実績も多いため、転職成功のためのノウハウやサービスが充実している傾向があります。
キャリアアドバイザーも特化型と比べると一人当たりの担当者数が多いので、経験を積んでいる場合が多く、質の良い安定したサポートを受けることができます。
とはいえ、あまりの担当者の多さに事務的な対応になってしまうアドバイザーやそもそも経験値が低いコンサルタントも一定数存在します。
質の悪いコンサルタントに当たってしまった場合は、理由を添えて連絡をすることで担当者を変えてもらうことができるのでうまく活用しましょう。
このように、総合型の転職エージェントには様々な特徴があるので、自分の状況と照らし合わせながら利用すべきか判断しましょう。
特化型転職エージェントの特徴
特化型転職エージェントは、専門分野の業種や職種に特化した転職エージェントです。
特化型には以下の2点の特徴があります。
業界に精通しており、専門的な情報を得られる
特化型の転職エージェントは扱っている求人が特定の業種・職種に絞られている分、その業界出身のコンサルタントなど専門的な知識やを持ったアドバイザーが担当しています。
ですので、希望する職種が決まっておりピンポイントで応募したいという場合や自分の専門性を活かした仕事がしたいという方には特化型エージェントの利用がおすすめです。
一方で、求人数が少なく紹介してもらえる求人の数も総合型と比べると少なくなってしまうというデメリットもあります。
未経験・女性向けなど目的に合ったサポートが受けられる
特化型転職エージェントには「未経験向け」「女性向け」「ハイクラス向け」といったように様々なタイプの人に向けたエージェントがあります。
求職者のタイプに応じたサポートが受けられるので、その人に合った企業へのアピール方法を知ることができます。
特化型の転職エージェントは利用者数が総合型の大手転職エージェントに比べて少ないため、求職者一人ひとりが受けられるサポートがより手厚くなる傾向があります。
また、「外資系向け」「IT業界向け」など職種に応じたエージェントも存在するため、利用する際は自分のタイプや目的別に合ったエージェントを選ぶことが大切です。
このように特化型の転職エージェントにも特有の特徴があるのでこれらを理解したうえで利用するか否かを判断しましょう。
転職エージェントの選び方
「転職エージェントのことは分かったけど、どう選べばいいの…」
そんな疑問を解決すべく、ここからは転職エージェントを選ぶ方法について総合型と特化型の2つに分けて紹介します。
総合型転職エージェントの選び方
まずは総合型転職エージェントを選ぶ際のポイントを2つ紹介します。
求人数で選ぶ
総合型転職エージェントを選ぶ際はまず求人数を参考にしましょう。
求人数が多いことはそのまま選択肢の多さに直結しますから重視すべきポイントです。
総合型転職エージェントの場合は求人数が多いほど総合型としての質が高いといえます。
大手になると何十万という求人を保有している場合もあるので、希望の求人を見つけやすくなります。
サポートの手厚さで選ぶ
総合型転職エージェントを選ぶ際に確認すべき2つ目のポイントは、サポートが手厚いかどうかです。
転職エージェントが提供するサポートは、「求人紹介」や「企業との条件交渉」など各社に大差はありませんが、サポートの質には違いがあります。
例えば、求職者との面談に力を入れているところもあれば、より多くの求人を紹介することをモットーとしているところもあります。
そうしたサポートの手厚さは利用者の満足度から判断できます。
実際に利用した人の満足度や口コミを確認し、どんなサービスが手厚く、どのサービスが不十分か見極め、自分に合った転職エージェントを選ぶことが大切です。
特化型転職エージェントの選び方
ここからは特化型転職エージェントを選ぶ際のポイントを2つ紹介します。
自分のタイプに当てはまるものを選ぶ
特化型の転職エージェントを選ぶ際は、自分のタイプに合っているものを選ぶようにしましょう。
特化型の転職エージェントの中には「女性向け」や「第二新卒向け」など様々なタイプがありますから、目指す業界や今の自分の状況に合わせて選びましょう。
利用者満足度で選ぶ
特化型転職エージェントも総合型と同様に、満足度を指標にして選ぶことができます。
特化型のエージェントは総合型に比べてサポートが手厚い傾向にあるので、利用者の印象が満足度により反映されやすいといえます。
▼転職エージェントの選び方についてもっと詳しく知りたい方はこちら
【評判の悪い転職エージェントはどこ?】口コミと一緒に徹底解説
おすすめの転職エージェントを紹介
ここでは業界や職種を絞らず転職支援をしており、幅広い選択肢から求人提案してくれる総合型転職エージェントを紹介します。
「まだ希望条件を整理できていない」「自分にどんな選択肢があるか知りたい」という方は、求人提案の幅が広い総合型転職エージェントから気になるサービスを利用してみましょう。
\転職エージェントのサポート満足度ランキング/
順位 | 転職エージェント名 | サポート満足度 / 求人数 |
サポート満足度 | 求人数 |
---|---|---|---|---|
1 | リクルート エージェント |
3.63
|
3.63 | 33万3746件 |
2 | doda |
3.47
|
3.47 | 21万6679件 |
3 | パソナキャリア |
3.45
|
3.45 | 3万7760件 |
4 | type転職エージェント |
3.44
|
3.44 | 9585件 |
5 | マイナビエージェント |
3.33
|
3.33 | 非公開 |
- | Spring転職 エージェント |
3.56
|
3.56 | 3万0326件 |
※求人数は2023年4月10日時点の数字です
※Spring転職エージェントは利用者数が30名未満のため、ランキング対象外としています
「どこに登録すればいいか迷う...」という方は満足度、求人数ともに1位のリクルートエージェントに登録してみることをおすすめします。
それではランキング上位の転職エージェントから紹介していきます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントのおすすめポイント
- 非公開求人も含めると約60万件の求人(2023年4月10日時点)を保有、幅広い求人提案をしてもらえる
- 担当者育成やフォロー体制も整っており、サポート満足度が高い
- マイページから求人検索や面談の日程調整ができ、サイトの使い勝手も抜群
幅広い業種対応の大手サービスの中で求人数、サポート満足度ともに1位を獲得しました。
転職支援実績No.1...※ でもあるため、多くの求職者におすすめしたい転職エージェントです。
※・・・リクルートエージェント公式サイトより
doda
dodaのおすすめポイント
- 非公開求人を含めて20万件以上の求人を保有
- 転職エージェントと転職サイトの機能をあわせ持っており、いいところを両取り可能
- 担当者とLINEでやり取りでき、本格的に転職を考えていなくて気軽に相談できる
NPSという利用者満足度改善の取り組みにも力を入れているようです。
満足度ランキングもリクルートエージェントに続いて2位ですので、求人紹介や選考対策など、求職者に寄り添ったサポートが期待できます。
1位2位に続き、上位にランクインした大手の総合型転職エージェントをランキングに沿って紹介します。
リクルートエージェントやdodaを使ってもしっくりこなかった方や、その他の大手もみたうえでサービスを選びたい方はぜひ利用してみてくださいね。
パソナキャリア
パソナキャリアのおすすめポイント
- 非公開求人を含めると5万件を超える求人を保有
- 「利より信」という理念を掲げ、求職者に寄り添う親身なサポートを提供
- 公式サイトでキャリアアドバイザーの強みや人となりに関する情報を開示しており、面談前に担当者を確認できる
type転職エージェント
type転職エージェントのおすすめポイント
- 非公開求人を含めると約1万6,000件の求人を保有
- 利用者の71%が年収アップに成功(公式ページより)
- 同じフロアで求人企業の担当と求職者担当が働いており、連携が活発(ミライトーチMedia編集部独自調査より)
マイナビエージェント
マイナビエージェントのおすすめポイント
- 非公開求人を含めると3万件を超える求人を保有
- 口コミでは20代を中心にサポートに満足したという声が多数
- 新卒採用から中途採用に事業を広げた経緯もあり、若手の採用意欲が高い企業の求人が豊富
Spring転職エージェント
Spring転職エージェントのおすすめポイント
- 約1万8,000件の公開求人を保有しており、非公開求人も多数
- 応募先企業をよく知る担当者がサポートしてくれる
- 他の大手総合型の転職エージェントと異なり、1人の担当者が求職者と企業の両方を担当
総合型でおすすめの転職エージェント
総合型の転職エージェントで特におすすめなのは以下の3つです。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
リクルートエージェント
リクルートエージェントのおすすめポイント
- 非公開求人も含めると約2 0万件の求人を保有、幅広い求人提案をしてもらえる
- 担当者育成やフォロー体制も整っており、サポート満足度が高い
- マイページから求人検索や面談の日程調整ができ、サイトの使い勝手も抜群
doda
dodaのおすすめポイント
- 非公開求人を含めて10万件以上の求人を保有
- 転職エージェントと転職サイトの機能をあわせ持っており、いいところを両取り可能
- 担当者とLINEでやり取りでき、本格的に転職を考えていなくて気軽に相談できる
マイナビエージェント
マイナビエージェントのおすすめポイント
- 非公開求人を含めると3万件を超える求人を保有
- 口コミでは20代を中心にサポートに満足したという声が多数
- 新卒採用から中途採用に事業を広げた経緯もあり、若手の採用意欲が高い企業の求人が豊富
特化型でおすすめの転職エージェント
求職者のタイプ別におすすめの特化型転職エージェントを紹介します。
タイプ別 | 転職エージェント名 |
---|---|
第二新卒 | マイナビエージェント、ウズキャリ |
女性 | Type女性の転職エージェント、リブズキャリア |
IT・Web系 | レバテックキャリア、マイナビ IT AGENT |
ハイクラス | JACリクルートメント、ビズリーチ |
正社員 | ハタラクティブ |
第二新卒・既卒におすすめの転職エージェント
ここでは第二新卒におすすめの転職エージェントとして、マイナビエージェントとウズキャリの2社を紹介します。
- マイナビエージェント
- 大手総合型の転職エージェントでもあるため、スキルや経験に合わせて幅広い求人提案をしてもらえるでしょう。
- ウズキャリ
- 面談や求職者支援に力を入れており、既卒やフリーターなど社会人経験に不安がある方の支援も得意としています。
それでは詳細を見てみましょう。
マイナビエージェント
マイナビエージェントのおすすめポイント
- 1人の専任担当者が日程調整や面談・面接対策などに対応してくれ、気軽に相談しやすい
- 口コミ調査では20代から高評価を獲得
ウズキャリ
ウズキャリのおすすめポイント
- 第二新卒に特化しており、ていねいな転職サポートが特徴
- 面談に力を入れており、経歴や人柄の理解した上で転職支援してもらえる
- 内定後に相談できる「入社後フォロー」の仕組みも整っている
▼第二新卒や既卒におすすめの転職エージェントをまとめた記事はこちら
女性におすすめの転職エージェント
ここでは女性におすすめの転職エージェントとして、リブズキャリアとtype女性の転エージェントの2社を紹介します。
- type女性の転職エージェント
- type転職エージェントの女性向けサービスとなります。
女の転職typeの利用者満足度
総合評価 3.28 求人紹介の満足度 3.25 サポートの満足度 3.31 サイトの使いやすさ 3.47 ※満足度については各項目5点満点で項目ごとの平均値を算出
さまざまな選択肢から選びたい方におすすめです。 - リブズキャリア
-
リブズキャリアの利用者満足度
総合評価 3.29 求人紹介の満足度 3.18 サポートの満足度 3.64 サイトの使いやすさ 3.21 ※満足度については各項目5点満点で項目ごとの平均値を算出
まずはこだわり条件で厳選された求人を見たい方は利用をおすすめします。
それでは詳細を見てみましょう。
type女性の転職エージェント
※満足度は運営元が同じtype転職エージェントの数値です
type女性の転職エージェントのおすすめポイント
- 非公開求人を含めると1万6000件の求人を保有
- 面接メイクアップサービスなど、はじめて転職する女性向けのサポートが充実
リブズキャリア
リブズキャリアのおすすめポイント
- 「育休の復職支援」「急なリモートOK」などこだわりの求人検索条件が充実している
- 女性特化のため、女性の転職支援ノウハウが豊富な担当者がサポートしてくれる
▼女性におすすめの転職エージェントをまとめた記事はこちら
IT・Web業界に転職したい人におすすめの転職エージェント
ここではIT・Web業界の転職におすすめの転職エージェントとして、ワークポートとギークリー、Midworksの3社を紹介します。
- ワークポート
- 創業10年にわたりIT・Web業界に特化して支援を続け、今は他の業界にも領域を広げた転職エージェントです。
IT・Web業界を中心に幅広い求人紹介をしてもらいたい方におすすめです。 - Geekly
- IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
公開求人数は1万1172件(2023年4月10日時点)と少ないですが、対象業界への転職意欲が固まっている方は登録をおすすめします。
それでは詳細を見てみましょう。
ワークポート
ワークポートのおすすめポイント
- 約2万5,000件の求人のうち、IT・Web業界の求人が1万件近くを占めておりIT業界の転職支援に強い
- 「みんスク」など未経験からIT・Web業界を目指すための関連サービスも充実している
Geekly
Geeklyのおすすめポイント
- IT・Web業界に特化しているため面接での上手な経験の伝え方など、踏み込んだ選考対策もしてもらえる
- 口コミでは担当者の業界専門性に満足の声が多数
ハイクラスにおすすめの転職エージェント
ここではハイクラスにおすすめの転職エージェントとして、JACリクルートメントとビズリーチの2社を紹介します。
- JACリクルートメント
- 1人の担当者が求職者と企業の両方を担当してくれます。
企業の事業課題に合わせて、求人を作りに行くような動きを取ってくれることもあり、ハイクラスならではの手厚いサポートが特徴です。 - ビズリーチ
- サイト上に職務経歴書を登録すると、さまざまな経歴のヘッドハンターから面談のお誘いが届きます。
多くの転職エージェントと会ってみたい方におすすめです。
それでは詳細を見てみましょう。
JACリクルートメント
JACリクルートメントのおすすめポイント
- 管理職・専門職のハイクラス向け求人が豊富で年収600万以上の方におすすめ
- 企業と求職者の両方を熟知している担当者が企業の採用課題や事業課題をもとにポストを提案してくれることもある
- 他の大手とは異なる支援体制をとっており、1人の担当者が採用企業と求職者を担当
ビズリーチ
ビズリーチのおすすめポイント
- 職務経歴書をサイト上に登録するとヘッドハンター(転職エージェント)や採用担当者からスカウトをもらえる
- スカウトを通じて、さまざまな経歴を持ったヘッドハンターとコネクションを作れる
- 職務内容を最後まで登録すれば有料会員の機能をお試し利用できる
正社員に挑戦したい人におすすめの転職エージェント
ここでは正社員の転職に挑戦したい人におすすめの転職エージェントとして、ハタラクティブを紹介します。
フリーターや既卒など、職歴に不安がある方向けに手厚い支援をしている転職エージェントです。
それでは詳細を見てみましょう。
ハタラクティブ
ハタラクティブのおすすめポイント
- 未経験歓迎や人柄重視の求人案など、正社員経験がない方もチャレンジしやすい求人が多数
- フリーターや既卒に特化しており、経験やスキルに不安がある方向けの面接対策や書類作成ノウハウが豊富
▼正社員の転職におすすめの転職エージェントをまとめた記事はこちら
転職エージェントを効果的に利用するコツ
ここからは上記で紹介した転職エージェントを効果的に利用するためのポイント2つを紹介します。
複数のエージェントを利用する
1つ目のポイントは複数の転職エージェントを利用することです。
複数の転職エージェントを利用すると下記のようなメリットがあります。
多くの求人情報にふれられる
複数の転職エージェントを利用することで、より多くの求人情報を見ることができます。
求人の中にはそのエージェントしか取り扱っていない「独占求人」や登録者にしか紹介しない「非公開求人」といったものが含まれています。
ですから、複数のエージェントを利用すると、他のエージェントでは見つからなかった自分に合った求人が見つけやすくなります。
相性のいいアドバイザーに出会える可能性が上がる
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが面談や求人紹介などの各種サポートを行ってくれます。
ですが、面談での話やその後のやり取りの中でアドバイザーとの相性が合わないと感じることもあるでしょう。
たとえ、そのコンサルタントの実力が十分であっても、考え方や価値観が違えば転職はスムーズに進みません。
そんな時、複数の転職エージェントに登録していれば何人かのキャリアアドバイザーの中から相性のいい人を比較し、利用することができます。
転職エージェントを使い分けられる
複数の転職エージェントに登録し、それらを使い分けることでより効率的な転職活動をすることができます。
例えば、総合型と特化型の転職エージェント両方に同時に登録し、自分の得意な業界をメインに転職先を探しながら、機会があれば他の業界に挑戦するというやり方です。
また、専門的な知識は特化型の方で取り入れ、面接対策はノウハウのある総合型でサポートしてもらうなど、各エージェントのいい要素を取り入れながら転職活動を進めることもできます。
このように複数の転職エージェントを利用するメリットは様々あるので、自分に合った組み合わせで利用することが大切です。
積極的に相談する
転職エージェントを利用する際は、疑問点や悩みなどがあればすぐにキャリアアドバイザーに相談しましょう。
企業の情報をたくさん得て判断材料を増やすという意味でも、転職エージェントへの積極的な相談は重要です。
また、転職が初めてという方は転職活動についての疑問点がたくさん出てくると思います。
相手は転職のプロですから疑問はその都度解消し、スムーズな転職ができるようにしましょう。
▼転職エージェントの使い方をもっと詳しく知りたい方はこちら
転職エージェント利用時の流れとは?
ここからは転職エージェント利用時の具体的な流れについて紹介します。
登録
まずは転職エージェントの登録サイトからプロフィールや最終学歴、職務経歴、希望条件といった項目を入力します。
面談、案件紹介
面談ではキャリアアドバイザーがこれまでの経験や希望条件を確認し、求人案件の紹介や今後のキャリアプランについて提案を行います。
面談の際は、主に「キャリアの棚卸」「転職の目的や希望条件」「転職活動の進め方・方向性の確認」などが行われます。
対面での面談はおよそ1時間から1時間半を見込んでおきしょう。
▼キャリアアドバイザーとの面談について詳しく知りたい方はこちら
応募、面接
応募したい企業が決まったら、キャリアアドバイザーが企業に推薦します。
応募したい求人がない場合はその旨と理由をアドバイザーに伝え、新たな求人を紹介してもらいましょう。
企業面接の日程調整もキャリアアドバイザーが行ってくれるので、面接の準備に専念できます。
内定、入社
内定が決まった後の入社日の調整や退社のために必要な手続きのサポートなどもキャリアアドバイザーが行ってくれます。
入社や退職にあたり困ったことがあれば、遠慮なくキャリアアドバイザーに相談しましょう。
転職エージェントに関するQ&A
ここからは転職エージェントについてのよくある疑問にお答えします。
転職の見込みが低い人は雑に扱われますか?
見込みの低さ等で雑に扱われることはほとんどありませんが、優先度を下げられてしまうことはあります。
転職エージェントの方からサポートが打ち切られることはなく、転職への意欲次第でサポートの優先度は変わってきます。
特に大手の場合、キャリアアドバイザー一人当たりの担当求職者は多く、転職意欲の低い人へのサポートは後回しにされてしまいがちです。
送られてきた求人に対して「応募しない」という反応を示すだけでも転職の意欲が高いというアドバイザーへのアピールになります。
より手厚いサポートを受けて転職活動をしたいという方は、そのような方法で転職の意欲があることをアピールすることが大切です。
電話面談は可能ですか?
可能です。
このご時世なので、多くの転職エージェントは電話面談やWeb面談ツールでの面談を実施しています。
いずれの方法でも面談内容に差はありません。
忙しく時間が取れないという方も安心して面談の日程を決めることができます。
土日でも対応してくれますか?
土日でも対応してくれるエージェントはあります。
求職者の多くが仕事についている会社員であり、平日は時間が取れないといった方も多くいます。
転職エージェントもそういった状況を鑑み、土曜日に対応してくれるところが増えてきています。
土日に対応してくれる転職エージェントは以下の通りです。
転職エージェント | 面談可能日時 |
---|---|
リクルートエージェント | 土曜18時まで、日曜17時まで |
doda | 土曜10時~18時30分開始まで |
パソナキャリア | 土曜18時まで |
Type転職エージェント | 土曜可 |
マイナビエージェント | 土曜可 |
Spring転職エージェント | 土曜調整可 |
レバテックキャリア | 土曜可 |
JACリクルートメント | 土曜可(調整有) |
ハタラクティブ | 土日可(不定期) |
サポート期間に期限があるって本当ですか?
一般的に転職エージェントの利用・サポート期間は3か月と言われていますが、場合によっては延長することも可能です。
その理由は、転職活動期間の平均が3か月と言われているからです。
下記では大手転職エージェントのサポート期間とその特徴を紹介します。
リクルートエージェント |
実際に多くの方が約3カ月程度で転職先を決定しているため、約3ヶ月という目安がある。 |
マイナビエージェント |
「いますぐに転職しないならばサポートをしない」のではなく、「多少時間がかかっても最後まで応募者が納得する形でサポートしよう」という姿勢から無期限にしている。 |
doda |
dodaから紹介された求人案件に一定期間ご応募しない場合、または連絡がつかない状況の場合など、サービス提供が難しいと判断された場合、強制的にサービスの提供は終了 |
JACリクルートメント |
転職支援サービス開始の通知を行った日から1ヶ月を経過しても、登録者から連絡がない場合は1ヶ月でサービス終了 |
リブズキャリア |
LiBzCAREER会員専用ページに最終ログイン日からの1年間に、1度もログインしなかった場合サービス終了 |
ハタラクティブ |
6ヶ月以上にわたり、ハタラクティブのサービスを利用していない場合はサービス終了 |
▼転職エージェントのサポートについてもっと詳しく知りたい方はこちら
両面型と片面型の違いって?
転職エージェントには両面型と片面型の2種類の転職エージェントが存在します。
両面型の転職エージェントは、求職者を担当するキャリアアドバイザーが直接企業の人事担当とやり取りをすることが特徴です。
場合によってはアドバイザー自身が転職先に営業・交渉をしてくれることもあり、高い交渉力が期待できます。
求職者にとっては精度の高い企業の情報を知ることができることが大きなメリットになりますが、コンサルタント次第で転職活動が大きく左右されてしまうなどの欠点もあります。
企業の情報を余すことなくつかみたい方には両面型の転職エージェントがおすすめです。
一方の片面型の転職エージェントは、企業担当と求職者担当が分かれているため、より多くの求人を紹介してもらいやすくなります。
ただ、求人情報作成者と面談担当が別なので、企業の詳しい情報や求める人材などが正確に伝わらない可能性もあります。
多くの求人を紹介してもらいたいという方は片面型の転職エージェントがおすすめです。
具体的に、両面型の転職エージェントは「JACリクルートメント」、片面型のエージェントは「リクルートエージェント」などです。
転職エージェントにはこのような違いもあるので、自分のニーズに合った転職エージェントを利用することが大切です。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。
★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。
常時1万件以上の豊富な求人数
リクナビNEXT- 新着・更新求人が毎週1000件以上
- レジュメ登録するとスカウトが届く
- 独自のグッドポイント診断で自己分析ができる
- まずは求人情報を見たい人におすすめ
- 転職者の8割が登録
(マクロミル調査2016年1月)
全年代を得意
リクルートエージェント- 転職支援実績No.1!
(2019年度実績 厚生労働省調査) - 業界大手なので企業とのパイプが太い
- 非公開求人数も含めて約60万件
(2023年4月時点) - 満足度97%の面接力向上セミナー(2018年リクルートエージェントセミナー満足度調査)
フリーターから正社員へ
ハタラクティブ- 20代・第二新卒など若年層に特化
- 離職中・職歴なしでもOK
- 就活アドバイザーがマンツーマンで対応
- 豊富なサービスはすべて無料!
- 学歴や職務経験など、キャリアに自信がもてないという方向け
ハイキャリア層(年収600万円以上)
JACリクルートメント- 外資系企業や海外進出企業に強い
- 業界・職種に精通した約800名のコンサルタントがサポート
- 国内大手、外資系、海外進出企業の厳選求人多数
- キャリアやスキルを把握し企業に採用提案!求人を創出