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30代の転職では、資格は有利にならない?取るべきおすすめ資格6選
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「30代の転職は難しそうだから、資格をもっていると有利かな?」
「未経験の業界に転職するなら、資格はないときびしい?」
そんな風に考えている人もいるでしょう。
30代は即戦力として採用される傾向があるため、これまでの経験やスキルが重視されます。
そのためこれから資格を取得しても経験やスキルとの関連性が低いと、転職に有利に働かない可能性もあります。
この記事では、30代の転職を成功させるポイントと転職を後押ししてくれる厳選資格をお伝えします。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
30代の転職に資格は必要?
30代の転職に資格は有効なのか?と思う方は多いと思いますが、その答えは業界と資格によって異なります。
以下のいずれかに当てはまる場合は、資格を取得することで転職が有利になる可能性が高いです。
- あなたの経験やスキルを証明してくれたり、スキルがプラスされたりする資格
- 未経験の業界への転職の足がかりになる資格
逆に、独立開業の可能性はあるものの会計士、税理士などの国家資格にチャレンジする場合、試験勉強の時間を大幅に確保する必要があります。
そのため新たに資格を取得する際は、その職業でこの先やっていくという覚悟が必要になるでしょう。
30代の転職を後押ししてくれる資格6選
今回紹介するのは資格取得までにあまり時間がかからずに、30代の転職活動を後押ししてくれそうな資格です。
もちろん取得が楽なわけではありませんが、あなたのこれまでの経験職種や業界、仕事内容と関連のありそうな資格があるかチェックしてみてください。
もし、関連のある資格がなかった方は、資格を取らずに転職をさせる方法について考えてみるといいかもしれません。
簿記2級
簿記は年間で約60万人が受験する、社会的に評価のある資格です。
簿記の資格を取得することで、経理や財務の仕事に必要な会計知識はもちろん、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力を身につけることができます。
重要なコスト感覚も磨け、財務諸表などから取引先の経営状況を理解することができるようになります。
簿記資格は3級から1級があり、1級がもっとも難易度が高いです。
2級や1級の資格をもっていると、簿記知識を有していると見なされます。
●取得方法
年に3度実施される試験に合格することで取得できます。
●合格率
簿記2級の合格率は25.4%(日本商工会議所,第152回2019年6月9日簿記2級受験者データより)
2級FP技能士
ファイナンシャル・プランナー(FP)は、相談者のライフスタイルや価値観を知りながら、家族、収入と支出、資産、負債、保険などのデータを集めて、現状を分析。
相談者が夢や目標を達成するための資金計画を立てる手助けをします。
たとえば、銀行や保険会社などで、お客様の資産管理に関わる話をする機会がある人におすすめの資格です。
ファイナンシャル・プランナーの資格には、いくつか種類がありますが、はじめて勉強する方は、資格の有効期限がなく国家資格である、2級FP技能士を取得するのがおすすめです。
●取得方法
2級FP技能士は、年に一度実施される学科試験と実技試験に合格すると取得できます。
●合格率
合格率は、学科試験43.42%、実技試験62.63%(日本FP協会,2019年9月実施2級FP技能検定試験結果より)
●上位資格
2級FP技能士の上位資格として、AFP、CFPなどの資格もあります。
介護初任者研修
超高齢化社会の到来により、介護職員の人員不足は深刻化しているため、未経験でも転職しやすいです。
介護初任者研修は、介護に必要な技術と基本的な考え方を身につけられる入門資格なので、これから介護の仕事を始めたい方におすすめです。
●取得方法
スクールなどで130時間の研修を受けた後に、修了試験を受けます。
●合格率
介護初任者研修の合格率は公表されていませんが、修了試験は130時間のカリキュラムから出題されるため、ほぼ100%の合格率といわれています。
もし、不合格だった場合も再試験を受けることが可能です。
●上位資格
介護職員初任者研修の上位資格として、介護福祉士実務者研修、介護福祉士、ケアマネージャーなどの資格もあります。
これらの資格は、実務を始めた後に必要に応じて取得を考えていくといいでしょう。
宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建士)は不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際に、お客様に対してその土地や建物に関する詳しい説明をするために必要な資格です。
宅建士を設置する義務が法律で定められていたり、建築・金融・不動産管理会社で働く際に必要とされる場面が多かったりするため、毎年20万人ほどが受験する国家資格です。
不動産業界で働いている人は会社から取得を奨励されるケースが多いため、不動産業界への転職を考えている人にはおすすめの資格です。
●取得方法
宅地建物取引士は、年に一度実施される筆記試験に合格すると取得できます。
●合格率
合格率は、15.6%(平成30年度宅地建物取引士資格試験実施結果の概要より)
●関連資格
不動産に関連する資格としては、管理業務主任者、マンション管理士などがあります。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。
経済産業大臣が登録する国家資格です。
中小企業診断士を取得したら、すぐに独立開業できるという資格ではありませんが、経営の専門家としてのスキルが高まる資格だといえるでしょう。
●取得方法
中小企業診断士になるには、年に一度実施される第1次試験に合格したのち、以下のいずれかを経て、中小企業診断士として登録されます。
- 当協会が実施する第2次試験合格後、実務補習を修了するか、診断実務に従事する
- 中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了する
●合格率
第1次試験23.5%、第2次試験18.8%(中小企業診断協会、中小企業診断試験 申込者数・合格率などの推移より平成30年度のデータ)
社会保険労務士
社会保険労務士は、企業の成長に不可欠な「人材」に関する専門家で、厚生労働大臣が登録する国家資格です。
企業が従業員を雇用する上で発生する、労働・社会保険に関する諸問題に関する助言や相談を行います。
●取得方法
社会保険労務士になるには、年に一度実施される社会保険労務士試験に合格後、実務経験2年以上又は事務指定講習を修了した上で、社会保険労務士名簿に登録します。
●合格率
合格率6.6%(令和元年11月8日、第51回社会保険労務士試験の合格者発表より)
30代の転職で一番重要なのは経験やスキルの整理をすること
紹介した資格に興味がなかったり、これまでの経験やスキルとの関連性が低かったりする場合、あなたの転職活動で優先すべきことが資格取得ではない可能性が高いです。
30代で転職を考えると、「20代より不利かもしれない」「自分の経験で転職先が見つかるかな」など、不安を感じてしまうかもしれません。
しかし、仕事を続けてきた方なら、必ずアピールできるポイントがあるはず。
経験やスキルをきちんと整理し、企業へのアピールポイントを見つけられれば、想像していたよりも転職活動がスムーズに進む可能性は高いです。
ただ、自分のことを客観視するのはなかなか難しいもの。そんなときに、活用をおすすめしたいのが「転職エージェント」です。
転職エージェントは、あなた担当のキャリアアドバイザーが、自己分析のサポートから求人紹介や応募、応募企業とのスケジュール調整、内定後の年収交渉など転職活動をサポートしてくれるサービスです。
30代の転職で転職エージェントを利用するメリット
30代が転職エージェントを活用すると、以下のようなメリットがあります。
- あなたの経験やスキルを整理し、アピールポイントを見つけてくれる
- 応募先に合わせて職務経歴書を添削してくれる
- 応募書類では伝わらない「人柄や入社意欲」を推薦状でフォローしてくれる
- 面接で聞かれやすい質問についてアドバイスをくれる
転職エージェントの活用に興味がわいた方こちらの記事をご覧ください。
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