※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
「医師で非常勤に興味があるけど不安もある・・・」「非常勤はどれくらい稼げる?」
常勤で働きながら、ふと非常勤という働き方が気になる医師もいるのではないでしょうか?
非常勤にはメリットもデメリットもありますが、それを冷静に見極め、理想の働き方を見つけるのは難しいもの。このページでは、医師の非常勤勤務の実態に迫ります。
転職サイト名 | 特徴、強み | 求人を探す |
---|---|---|
m3キャリア エージェント |
【常勤医師におすすめ】 医師の登録実績11年連続No.1* |
|
マイナビDOCTOR | 2万件以上の医療機関と取引 希少求人も豊富 |
|
リクルートドクターズキャリア | 【非常勤医師におすすめ】 スポット求人も豊富 |
* m3.comCAREERでの医師登録数(2023年4月時点)
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
いまさら聞けない「非常勤医師」の基礎知識
そもそも、非常勤医師とはどんな働き方なのでしょう?常勤医師の勤務時間や業務内容とはかなり異なりますが、その実態を見ていきましょう。
労働時間は?1週間の勤務時間はたった27時間!
病院によっても異なりますが、医療法では常勤医師の最低勤務時間を週32時間と設定しています。つまり、常勤・非常勤のボーダーラインは週32時間働いているかどうかとなります。
では実態はどうかというと、非常勤医師の勤務時間は平均で週27.0時間でした。
しかし、非常勤医師の平均勤務時間は、診療科によってまちまちです。以下は非常勤医師の診療科ごとの週の平均勤務時間です。
出典:厚生労働省「医師需給に係る医師の勤務状況調査 中間報告2」
働き方は?「定期非常勤」と「スポット」
非常勤医師の勤務形態には、定期非常勤とスポットの2種類があります。
定期非常勤
例えば「水曜午後の外来対応」「土日の当直のみ」といったように、勤務日程が決まっている働き方です。
非常勤ではあるものの、同じ勤務地に長く勤めることが多く、安定した収入が得られます。
スポット
「単発アルバイト」とも呼ばれ、日にちを特定してその日だけ働く方法です。病院は突発的に医師が確保できなくなり困っていることがほとんどですので、時給を高く設定しています。
スポット求人は突発的に募集がかかるので、それだけを狙って働くことは難しく、収入も安定しません。非常勤医師の多くが定期非常勤で働いているのはそのためです。
なぜ非常勤医師を目指すのか?
非常勤を希望する医師はどんな目的・理由があるのでしょうか?実は、常勤より非常勤のほうが労働条件が良い場合も多いのです。
給与アップが狙える
非常勤医師は、給与アップを希望する傾向が強いです。労働政策研究・研修機構によると、49.5%もの常勤医師が、常勤先とは別の医療機関で非常勤医師として働いています。
そして複数の勤務先を持つ理由の第1位は「収入を増やしたいから」(48.1%)、3位が「1つの勤務先だけでは生活自体が営めないから」(34.4%)でした。
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「勤務医の 4 割が週 60 時間以上の労働」
「収入を増やすなら非常勤」という考え方は、医師の中で定着しています。開業資金を貯めるために常勤勤務を辞めて非常勤にシフトし、短期的に集中して稼ぐ医師もいるほどです。
スキルアップが狙える
自分が現在持っている技術に納得できず、スキルアップ目的で常勤から非常勤になる医師もいます。
ベテランの域に達した常勤医師の場合、管理職をまかされてしまうと臨床経験が減ってしまいます。「自分はいち医者として手術だけに専念したい」という医師は、あえて非常勤に移ってさらなるスキルアップを追求します。
また、消化器内視鏡や心臓カテーテルでは、「その手技しかやらなくてよい」という条件を提示してくれる病院のほうが、手技のスキルを獲得しやすいでしょう。そのような働き方は、非常勤なら実現しやすいはずです。
家庭と仕事を両立しやすい
非常勤は時短勤務が可能なので、家庭と仕事を両立させたい医師に向いています。
家事や育児だけでなく、プライベートの時間をしっかり確保したいという医師にもぴったりの働き方といえるでしょう。
非常勤が高収入って本当?その時給は
非常勤は時給が非常に高く、短期的に稼ぎたいのならばピッタリの働き方です。具体的なデータをみていきましょう。
平均時給は10,000円前後
非常勤医師の時給の相場は10,000円前後。日給ですと80,000円が目安になります。
とはいえ、科目やエリアに応じて変化します。医師不足が深刻な地域では高給求人が望めますが、医師が多い地域では時給10,000円を切ることもあります。
時給が高い科目と低い科目
大手の医師転職サイトが保有する求人から、非常勤医師の診療科目別・エリア別時給の傾向を割り出しました。(2024年12月25日時点)
もっとも高い給料を提示しているのは、静岡県富士市の産婦人科クリニックで、日当直1回あたり36万円でした。そのほかの地域でも、産婦人科医の日当直は1回14~20万円の高額求人が提示されています。
また、麻酔科や整形外科でも非常勤の日当直で1回15万円以上を得ることは難しくありません。
内科系では、10万円から20万円までと幅が広いのが特徴です。これは業務内容がまったく異なるためで、労働と報酬のバランスをよく吟味する必要があるでしょう。
まとめ
- 産婦人科の日当直は特に高給。1回の日当直で36万円の提示も
- 麻酔科、整形外科も高給の傾向。1回の日当直で15万円以上も
- 内科系はばらつきがあり、10~20万円
非常勤医師に聞いてみた!3つのメリット・デメリット
これまで非常勤医師の働きやすさに注目してきましたが、もちろんデメリットもあります。メリットとデメリットを3つずつ紹介します。
デメリット
保険・税金関係は自分で対応
非常勤の場合、確定申告を自分で行い、国民健康保険や年金の保険料も自身で支払う必要があります。これは正規雇用でない労働者が持つ宿命といえるでしょう。
手当・福利厚生がないケースも
病院にもよりますが、非常勤の場合は基本給以外の各種手当が支払われないことも多いようです。また福利厚生の対象者を「常勤医のみ」にしている病院もあります。
退職金が出ない
非常勤の多くは退職金が支払われることはないでしょう。一時的な収入はアップするかもしれませんが、生涯年収を考えた場合、大きな差が生まれるかもしれません。
メリット
勤務ペースを自分で決められる
非常勤で働くことで得られる最大のメリットは「自分のペースで働ける」ことでしょう。勤務曜日や時間を自由に決めることができるのは、非常勤医師の大きなメリットです。
常勤と掛け持ちすれば収入がぐんとアップ
非常勤だけでなく、常勤勤務医と掛け持ちをすれば収入を大きく増やすことができます。
職場の情報収集ができる
理想の職場を探すために、あえて非常勤という働き方を選ぶ方法もあります。
複数の職場で働くことで、ネットや伝聞ではなかなか得られない「生の情報」が得られます。非常勤で働きながら「ここだ」と感じた病院に常勤医師として採用してもらう戦略です。
非常勤の求人を探すには?求人探しのたった1つのポイント
ここまで、非常勤という働き方についてみてきました。しかし、いざ自分に合った非常勤の仕事を探すとなると難しいものです。また、多くの医師が「知人の紹介が無難」と考えているのではないでしょうか。
もちろん知人の紹介は労力もかからず、安心感があるのは事実です。しかし理想の職場を探すのならなるべく多くの選択肢を持つべきです。
特に非常勤医師は雇用に不安定さがあるのも事実だからです。本当に安心して働ける職場は、多くの選択肢からじっくり選ぶべきなのです。
そこでおすすめなのが、医師専門の転職支援サイトを活用することです。
意外と知られていない!転職サイトの賢い使い方
転職支援サイトによっては、非常勤医師の求人だけで10,000件近く保有しています。数多く情報源を持つことで、安定して非常勤勤務を続けることができます。
また、転職サイトを閲覧するだけでも「時給相場を見る目」が養われます。非常勤医師は雇用の不安定さと引き換えに高額収入を得ることになるので、相場を知ることは重要です。
さらに、転職サイトを活用すればプロのコンサルタントが専属で付いてくれます。自身の希望にあった職場を探すだけでなく、病院との条件交渉、面接の日程調整なども引き受けてくれます。
もちろん守秘義務は徹底されていますので、自分の情報がいま働いている病院やほかの病院にも漏れることはありません。
以下に、非常勤の仕事探しに最適な転職サイトを紹介します。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。
キャリアエージェント
- 常勤求人数に定評あり!転職した医師の満足度は96%(公式HPより)
- エムスリーグループならではの情報網を持ち、求人のバリエーションが豊富
- 転職希望医師の登録実績が11年連続でナンバーワン(公式HPより)
常勤の公開求人数 | 19,948件※2024年9月時点 |
---|---|
非常勤の公開求人数 | 25,942件※2024年9月時点 |
拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、銀座・新宿(東京)、横浜(神奈川)、大宮(埼玉)、名古屋(愛知)、京都、大阪、神戸(兵庫)、岡山、広島、福岡 |
対応エリア | 全国 |
- 常勤・非常勤ともに求人数が多く、独自求人も豊富なので理想の求人が見つかりやすい
- マイナビグループの総合力を活かして企業とのパイプが太く、医療機関はもちろん求人のバリエーションが豊富
- 求人検索では「土日祝休み」「当直なし」などこだわりを指定して効率的に探せる
常勤の公開求人数 | 29,008件※2024年9月時点 |
---|---|
非常勤の公開求人数 | 17,343件※2024年9月時点 |
拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、東京、名古屋(愛知)、大阪、広島、福岡 |
対応エリア | 全国 |
- 求人数が多く、特に希少求人の豊富さに定評がある
- コンサルタントの評価が高く、「対応の丁寧さ」は96.0%、「求人の質」は94.7%の満足度
- 営業力を活かし医療機関に直接足を運び、「雰囲気」「募集背景」など細かく収集した情報を提供してくれる
常勤の公開求人数 | 16,799件※2024年9月時点 |
---|---|
非常勤の公開求人数 | 8,719件※2024年9月時点 |
拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、東京、大宮(埼玉)、横浜(神奈川)、高崎(群馬)、名古屋(愛知)、金沢(石川)、京都、大阪、神戸(兵庫)、広島、高松(香川)、福岡、熊本、沖縄 |
対応エリア | 全国 |
- スポットの求人が豊富で細かい条件で仕事が検索できる
- スポット求人はカレンダーから希望日と時間帯を選択可能
- 全国に16の拠点があり、地方の転職も手厚くフォロー。転職後のフォロー体制も整っている
常勤の公開求人数 | 11,202件※2024年9月時点 |
---|---|
非常勤の公開求人数 | 5,141件※2024年9月時点 |
拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、東京、名古屋(愛知)、大阪、広島、福岡 |
対応エリア | 全国 |
- 高年収、高待遇の非公開求人が豊富で、思いがけない「お宝求人」が見つかる可能性が高い
- 人材業界大手のリクルートグループのパイプを活かし求人の種類が多く、理想の働き方を実現できた実績が多数
- 医師転職のエキスパートが転職をフルサポート、条件交渉も代理で行なってくれる